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【NSK Future Forum 10】[セッション1]技と情報:ドミニク・チェン × 鞍田崇

SENSE OF MOTION—Future Forum 10
未来をふりかえる―そして、いまを選ぶ

[セッション1]
技と情報:ドミニク・チェン × 鞍田崇

ふたりの対話はチェン氏が探求している“発酵”の概念をめぐって広がっていく。チェン氏は、“発酵”とはさまざまなものが時間をかけて相互に影響しあって別のものに変容すること。鞍田氏は例として、天然の藍の中には色の成分になるのは5%ほどであり、その他の成分は“雑”であると述べる。多様に相互関連することによって生み出されるのが文化であり、技術や経済も、非人間である生物・微生物も含めた存在との多様なコミュニケーションにより“発酵”していく世界について語り合う。

▼チャプター
00:00 技と情報
02:18 哲学から民芸へ
12:26 発酵とテクノロジー
23:06 藍染の“雑味”と発酵の“多様性”
31:01 テクノロジーとコミュニケーション
42:27 「いとおしい」と「痛み」から生まれるもの
51:46 まとめと質疑応答 最近“いとおしい”と感じたもの

▼登壇者
・ドミニク・チェン [早稲田大学 文学学術院 教授]
1981年生まれ。博士(学際情報学、東京大学)。NTT InterCommunication Center研究員、株式会社ディヴィデュアル共同創業者を経て、現在は早稲田大学文学学術院教授。大学では発酵メディア研究ゼミを主宰し、「発酵」概念に基づいたテクノロジーデザインの研究を進めている。近年では人と微生物が会話できる糠床発酵ロボット『Nukabot』(Ferment Media Research)の研究開発や、不特定多数の遺言の執筆プロセスを集めたインスタレーション『Last Words / TypeTrace』(遠藤拓己とのdividual inc. 名義)の制作など、国内外で展示も行っている。

・鞍田崇 [哲学者・明治大学理工学部専任准教授]
1970年兵庫県生まれ。1994年京都大学文学部哲学科卒業、2001年同大学大学院人間・環境学研究科修了。博士(人間・環境学)。総合地球環境学研究所などを経て、2014年より現職。主な著作に『民藝のインティマシー 「いとおしさ」をデザインする』(明治大学出版会 2015年)、『工芸批評』(共著、新潮社 2019年)、『民藝のみかた』(監修・解説、作品社 2024年)など。民藝「案内人」としてNHK-Eテレ「趣味どきっ!私の好きな民藝」に出演(2018年放送)。

▼その他プログラム
SENSE OF MOTION—Future Forum 10
未来をふりかえる―そして、いまを選ぶ

2016年から始まった「NSK Future Forum」が10回目を迎えました。この10年を振り返ると、デジタル技術の進展や、パンデミックや戦争も起こり、人口や世界の構造も大きく変化しています。そこで、10回目の今年は、ここ10年のあたらしい発想や動きを踏まえつつ、これからの10年、そしてその先の未来を迎えるための我々の選択について考えてみたいと思います。世界的に不確実性がますます高まり、未来を見通すことは一見難しいように思えるかもしれません。でも、未来は現在の続きであることが自明であるならば、確実にいま私たちが選択することの先に未来があると言えます。私たちの未来のためにいまなにを選ぶのかについて考えてみようと思います。

https://senseofmotion.net

[オープニング]
市井明俊、小川紗良

[セッション1]
技と情報:ドミニク・チェン × 鞍田崇

[セッション2]
テクノロジーと物語:小野美由紀 × 山中俊治

[セッション3]
みえるものとみえないもの:木村建次郎 × 小川紗良

[クロージング]
市井明俊、小川紗良

ナビゲーター:小川紗良

主催:日本精工株式会社
https://www.nsk.com/jp/
プロデューサー:紫牟田伸子
企画制作:スパイラル/株式会社ワコールアートセンター
https://www.spiral.co.jp/
アートディレクション:菊地敦己

#nsk #senseofmotion #スパイラル

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