掲載日
2026年1月6日
2026年初頭、寒さが厳しさを増す今こそ、フェスや野外コンサートが目白押しの夏に向けて考え始めておく価値は十分にありそうです。
Image: Culture Kings
今回の最新レポートはニュージーランドを拠点とするCulture Kingsによるもので、販売情報はニュージーランドと米国のデータに基づいています。英国や欧州のフェス好きにも、少なからず共通点があるはずです。
では、今年の「ドレスコード」は? 「使い古されたクリシェの静かな解体」が進みそうだといいます。花冠、グリッターブラ、ネオンのクロシェ編みに代わり、データはフェス参加者が「混沌とした一度きりの装い」を捨て、翌日もまた着られる着心地重視のストリートウェアという、より実用的な選択へと移行していることを示しています。
Culture Kingsの「Festival Edit」データ12カ月分を分析した同社の調査によれば、フェス参加者はボーホーシックから、週末を過ぎても着られる装いへと本格的にシフトしています。
ここでは、ほぼ全面的なリセットが起きる可能性もありそうです。主役は、アンカーピースとしてフェス関連の購入全体の3分の1を占める半袖TシャツやグラフィックTシャツ。日中は午後2時の暑さ対策として腰に巻き、午前2時の冷え込みには広げて羽織れる実用的なサマーフーディー。黒やカモ柄のワイドなデニムショーツ(ジョーツ)やマイクロショーツ。販売されるフェスウェアの51%が黒で、白、グレー、チャコール、カモがそれに続く“ブラックアウト・ドレッシング”。そして、ヒールや頼りないスニーカーを抑えて優勢となるミュールやスリッポンといったコンフォートシューズです。
Culture Kings ANZのジャスティン・ヒルバーグ社長は、フェス参加者は「コスチュームではなく、着心地、汎用性、そしてパーソナルスタイルを軸にした、シンプルで繰り返し着られる“ユニフォーム”を組み立てている」と述べています。
「フェスの装いは、もはやコスチュームではありません。人々は、日常のスタイルの延長に感じられるアイテムを求めています。最も支持を集めているアイテムは、汎用性が高く、快適で、何度でも着回しやすいのです」。
