12月31日放送の「第76回NHK紅白歌合戦」(NHK・よる7時20分)に「FRUITS ZIPPER」と「CANDY TUNE」が初出場。過去によく読まれた、両グループの総合プロデューサーである木村ミサさんのインタビュー記事を再掲します(2025年8月4日の記事を再編集したものです。本文中の年齢などは配信当時)。

【写真】「KAWAII LAB.」で活動中の4グループはこちら(全4枚)

 アイドルプロジェクト「 KAWAII LAB. 」からデビューしたCUTIE STREET。彼女たちが歌って踊る「かわいいだけじゃだめですか?」 は、 TikTok総再生回数が60億回を突破中。中学3年生と2年生、小学2年生のパパで、「娘たちがアイドルに夢中になる理由がいまいちわからない」というAERA with Kids編集長が、「KAWAII LAB.」の総合プロデューサーである木村ミサさんに聞きました。「AERA with Kids 2025年夏号」(朝日新聞出版)からお届けします。

◯パパのぎもん


 娘たちが女子アイドルにどハマり中。エンドレスに踊って歌って大はしゃぎで、曲を聞いているだけの私も歌えるレベル。でも会話に入ろうとすると塩対応……。女の子がアイドルに夢中になる理由とは?

◯相談した人「KAWAII LAB.」総合プロデューサー 木村ミサさん


 女の子にとって女子アイドルは、等身大で、勇気をくれるエンパワーメントの源。一緒に成長しながら、ポジティブに背中を押してくれる存在なんです。

SNSがアイドルとファンをつなぐカギ

鈴木編集長(以下鈴木) 木村さんがプロデュースされているCUTIE STREETやFRUITS ZIPPER。うちの娘たちが大ファンなんです。「かわいいだけじゃだめですか?」と、リビングで無限に歌って踊って、動画見て……。

木村ミサ(以下木村) ありがとうございます!

鈴木 私なんかも、娘たちが流しっぱなしだから曲名やグループの名前を知る前に曲を暗記しちゃうくらいです。大ヒットしたのはやはり理由があるんですよね? 

木村 メンバーたちが持つ魅力はもちろんですが、ヒットするような仕掛けは考えますね。具体的な仕掛けは楽曲によって違うんですが、基本SNSでのバズを狙うはことですかね。動画はスマホに合わせた縦画面。どんどんスクロールされるSNSで注目を集めるために、動画開始1、2秒でインパクトのあるフレーズが出てくるように構成してスクロールする指を止めさせる、とか。

鈴木 SNSの力は大きいんですね。しかも緻密に練られている。

木村 あくまでもSNSでのバズは、楽曲やアイドルの存在を知ってもらう入り口で、私たちの主戦場はライブだと考えているんです。

 あとSNSにはメンバーの素顔がわかるような動画やファンとの交流というか、ファンがあげた動画に呼応するようなリアクションをしています。例えば替え歌をあげている動画を、自分たちでもまねしたりなど、ファンが作った楽曲を使った“遊び”をメンバーも楽しむ動画とか。

次のページへ湯切り動画がバズった⁈

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若尾淳子

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