モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。
2026年、50歳になるモデルはまじ。50代という新しいフェーズを迎えるにあたり、節目の年をどのように過ごしたいと考えているのでしょうか。先週に引き続き、率直な今の気持ちを聞きました。
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50代も基軸はモデル。書くことも話すことも続けていきたい
ニット￥16280／トリコット ジーン マルク、ストール￥15950／ツイードミル、ベルト￥8580（セムインターナショナル） パンツ￥27500／ザ シンゾーン（シンゾーン ルミネ横浜店） メガネ￥41800／アイヴァン（アイヴァン 東京ギャラリー） イヤカフ￥28600、ネックレス￥28600、リング￥297000／マリハ バッグ￥68200／メゾン カナウ（ヤマニ） 靴￥39600／ジャランスリウァヤ（ジャランスリウァヤ 日本橋）
――モデル歴30年を超えましたね。プライベートは現状維持でしたが、仕事面での50代の目標はありますか？
「プライベートは健康に気を付つつ、現状維持ですが、仕事では私にできることなら、いろいろやってみたいと思っています。デビューした18歳の頃は30年以上もモデルを続けているとは想像もしていませんでした。だからといって、モデルを辞めたらこうしようとか考えていたわけではないんですが(笑)。続けるほどに、モデルの仕事が私の基軸だと、より強く感じているので、仕事をいただける限りは謙虚な気持ちで続けていきます。そのうえで、随筆を書いたり、ラジオで話したり、テレビに出たり、そういったことも自分のペースでしていきたいですね。
2026年の春には、『銀河オーケストラ』という管弦楽団の皆さんの公演で朗読をすることになりました。朗読をするのは少し久しぶり！ 連載でギターを一緒に買いに行ってもらったギタリストの伊藤ゴローさんとやらせていただいたこともある「かたりとしらべ」、夫との絵本ユニット『あべはまじ』の出版記念での朗読会など、これまでにも何度かしてきましたが、今回はオーケストラの方々など大勢の方と一緒に舞台に立つので、ワクワクしつつもドキドキです。せっかくだし舞台で着る新しい服買っちゃおうかな……(笑)」
――思えばミモレの連載でも、モデルとしてのファッションの企画が基本にありつつも、ギターを買いに行ったり、人間ドックを受けたり、読者の方たちと読書会をしたり、さまざまなことに挑戦してきました。2026年、はまじは50代に、ミモレも11年目に入り、新しいフェースへと進んでいきます。
「本当にいろいろなことに挑戦させていただきましたね。注射とか痛いことが苦手なのと、面倒だなぁと思って長年やっていたなかった人間ドックも、ミモレで記事になるという機会をいただいて、背中を押してもらえた感覚でした。ギターも細々ですが、練習を続けています。いつか披露できるときがあるかなあ。趣味は晩酌くらい、とよく言っていましたが、最近〝編み物〟という趣味が復活しました。黙々と編むのが、私には合っているみたい。
ミモレも11年目に入り、お互いに進化していく中で、私はどんなことができるかなあ。お洋服のコラボもいいかも。今の自分がいいなと思うもの、たとえばアイロンのいらないモードな服とか。長年愛用していて、これはみんなにも着てもらいというものもあります。インナーにもこだわりがあるので、私の理想を詰め込んだものを作ってみたい。ほら、私って年齢の典型だから(笑)、きっと同世代の読者の皆さんの〝痒い〟ところに手が届くものになる気がします。
『ミドルエイジ白書』のイベントに登壇したときや小川洋子さんの作品で読書会したときなど、読者の皆さんと交流する機会もありました。リアルな声を聞くことができて、とても楽しかったので、どんな形かはわからないけれど、イベントもしてみたいなあ。もし、読んでくださっている方で、こんなことをして欲しいとか、あんなものを作ってほしいとか、アイデアや要望あったら、ぜひ教えてほしいな」
300回を超えたミモレでのはまじの連載は、今回で一旦区切りになります。2026年は新たな形でのモデルはまじとミモレのコラボレーションをお楽しみに！
お問合せ先
アイヴァン 東京ギャラリー tel. 03-3409-1972
ジャランスリウァヤ 日本橋 tel. 03-6281-8400
シンゾーン ルミネ横浜店 tel. 045-534-5338
セムインターナショナル https://www.sehminternational.jp/
マリハ https://mariha.jp/
撮影／森脇裕介
スタイリング／水野利香
ヘア＆メイク／吉岡美幸
構成・文／幸山梨奈
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