「乃木坂46 6期生稼働中」第12回はLeminoで配信中「乃木坂46 6期生稼働中」第12回はLeminoで配信中 / (C)NTT DOCOMO, INC.
乃木坂46の6期生が出演する旅バラエティー番組「乃木坂46 6期生稼働中」の第12回が、12月26日にLeminoで配信された。日本各地での稼働から始まった企画もこれが最終回。ここまでPR活動を頑張って来た6期生たちが、番組の集大成として台北一の繁華街・西門でのライブに挑んだ。(以下、ネタバレを含みます)

■初の路上ライブへ向けてホテルで入念にリハーサル

「乃木坂46 6期生稼働中」は、全国各地で飛び込みの企画にチャレンジしたり、土地のオススメスポットを巡って同期の絆を深めていくメンバーの様子をドキュメント風に捉えていくバラエティー。チームごとに行先をくじで決め、乃木坂46が過去にライブを行った土地で6期生のことをPRしていった。そして国内ロケを頑張ったご褒美として、舞台を台北に移して現地の文化に触れ、最終日の路上ライブに向けて集客を頑張ってきた。

6期生にとって初めての海外ロケにもなった台北滞在の3日目、朝はホテルでのリハーサルから始まった。ライブで披露するのは「タイムリミット片想い」と「なぜ 僕たちは走るのか?」の2曲だが、現地でリハーサルができない分、一同しっかりと立ち位置を確認していく。

ライブは毎回同じように見えて、会場によって立ち位置や移動距離を少しずつ変えている。本番でどう動くか、長嶋凛桜らは真剣な表情で動きを確認。川端晃菜は振り付けの統一感をもっと見せるため、一瞬のタイミングでも振りをそろえるべくこだわって練習している。

「タイムリミット片想い」のセンター・矢田萌華と「なぜ 僕たちは走るのか?」のセンター・瀬戸口心月は、中国語のあいさつも練習し、ミート&グリート(個別トーク会)でも応援してくれた海外のファンに恩返しもしたい思いでいるようだ。

ライブ直前、意気込みを聞かれた6期生最年長の大越ひなのは「年下組がニコニコご飯を食べてて、うれしくなりました」とニッコリ。前日まで自由に台北を楽しんできた年下組の増田三莉音は「現地の人と触れ合って『よしっ!頑張るぞ』ってなりました」とリラックスしている。鈴木佑捺は初めて経験した足ツボマッサージが快感だったようで、「軽やかに踊れそうです」と準備万端。

■360度ファンがいる会場でのライブに「楽しかった」

台北に来てからビラ配りも頑張ってきたおかげで、西門にはライブが始まる前から多くのファンが詰め掛けた。そして10人で登場し、矢田が中国語であいさつをしていくが、途中、発音が分からず迷っていると「両首(2曲)!」とファンからのフォローの声も飛び出して無事にライブがスタート。「タイムリミット片想い」から「なぜ 僕たちは走るのか?」へ、2曲フルのパフォーマンスで会場はヒートアップしていき、ファンからの日本語でのコールも息が合っていた。曲が終わっても360度いっぱいのファンに「謝々!」と笑顔で応じていた10人だった。

海外でのライブも、路上で踊るのも初めての経験だったが、その分本番でもメンバー同士で助け合えた。ライブが終わってからの移動の車内で、矢田が「(海邉)朱莉と目を合わせるところで、めっちゃニコニコでうれしかった」と言えば、その海邉朱莉は「360度ずっとファンの方がいるから楽しかった」と楽しめた様子だ。

本番前からずっと笑顔でいた愛宕心響には、森平麗心や瀬戸口から「すれ違うときにめっちゃ笑顔で、私ももっと笑顔になれた」と、彼女の明るさに助けられたというエピソードも飛び出す。増田はステージではない、路上でのパフォーマンスを「地面に足をくっつけて…」とここでも“みりね節”で表現。「私たち単体でもいっぱいの人を笑顔に」と、6期生の団結力に自信を見せた。

10月から配信が始まった「6期生稼働中」は、日本から舞台を海外に移して6期生をPRし、現地の人々との交流でいろいろな経験を積んだ。台北でも街の人たちに助けられ、現地の名物に個性豊かな表情を見せてきた。

最新シングル「ビリヤニ」では瀬戸口と矢田がダブルセンターを担い、今や乃木坂46に欠かせない力となった6期生。2026年もどんな活躍を見せてくれるか楽しみだ。

◆文=大宮高史

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