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2025.12.26
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2025年ももうすぐ終わり。となると、気になり始めるのが2026年の新色。ひと足早く、来春のアイシャドウの傾向をチェック&ミモレ世代におすすめのものをご紹介します。

(左上から時計回りに)
スキンシャドウ デザイニング パレット 09 ¥7700(2026年1月16日発売)/コスメデコルテ
ルナソル アイカラーレーションN 17 ¥7700(2026年1月16日発売)/カネボウ化粧品
スターゲージングアイシャドウクアッド 09 ¥7480(2026年1月1日発売)/THREE
ベージュパレットは“更新”が肝心!
藤本 今年は冬が来るのが遅かったから、え、もう春の新色!? って気分になりますよね。
入江 本当に……。とはいえ、新色の情報がどんどん入ってきているので、まずはアイシャドウからチェックしていきましょう。来季、やっぱり目につくのはベージュトーンかなあ。少し前はパレットというと赤系、オレンジ系が多かったじゃない? でも、収束したような。
藤本 そうですよね。赤やオレンジが新鮮という時期もあったけど、落ち着いて洗練ベージュに戻ったというか。
入江 今年の下半期くらいから、そんな傾向になってきたよね。たとえば7月に出たコスメデコルテのアイパレ。ベージュ&ブラウンだけで7タイプもあって、おとなしいのかなと思ったら、使ってみると案外面白かった。あれが王道ベーシックだとすると、春のベージュはそれを踏まえつつも、ちょっと違う感じ。
藤本 ベージュの進化型ですよね。そして昔はアイパレというと、この色をまぶたのここに塗って……とルールがあったけれど、今は何色使っても、どの色同士を混ぜてもいいというように、自由になった気がします。混ぜても色が濁らないし、見た目と肌にのせたときの色が少し違ったとしても、それがインスピレーションになる。
入江 いいこと言う! でね、ベージュのパレットってみんな絶対ひとつは持っていると思うんですが、同じように見えても年によって微妙に色や質感が変わっているんだよね。毎年でなくても、1年おきくらいには更新していったほうが今っぽくなると思う。1年前のだったらそれほど変わらないけど、2年経つとかなり違いを感じるから。
藤本 刷新していくのは大事。
入江 デニムと同じだよね。同じようでも、違うのよ~。
藤本 今回、使ってみて改めてデパコスの発色のよさを実感しました(プチプラも大好きなんですけどね)。入江さんが選んだベージュパレット3つの違いや使い方を教えていただきたい! テクニックと選ぶポイントを聞きたいです。
入江 では1品ずつ紐解いていきましょう。
肌がキレイ見えするコスメデコルテ
