櫻坂46・田村保乃、ドラマ『にこたま』で新たな存在感 | ACTRESS PRESS - Moe Zine

2025.12.19
1.坂道グループ特集
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櫻坂46の田村保乃(たむら ほの)が、フジテレビが運営する動画配信サービスFODオリジナルドラマ『にこたま』に出演することが発表され、注目を集めている。本作は12月26日(金)20時よりFODおよびPrime Videoで配信開始。橋本愛と瀬戸康史がW主演を務め、“恋人”“結婚”“家族”という当たり前を問い直す、令和ならではのラブストーリーだ。

田村が演じるのは、飲み会の席で瀬戸康史演じる晃平と出会う女性・神村葉月。物語の中心にいる長年同棲中のカップルとは異なる立ち位置から登場し、晃平の心に一瞬の揺らぎを与える存在として描かれる。決して派手な事件を起こす役どころではないが、その“何気ない出会い”こそが、本作のテーマである「正解のない愛」を浮き彫りにする重要なピースとなる。

櫻坂46・田村保乃、ドラマ『にこたま』で新たな存在感

田村保乃(櫻坂46)(C)渡辺ペコ/講談社/フジテレビ

原作は、2009年より連載され多くの共感を呼んだ渡辺ペコの同名コミック。ドラマ版では、出会って12年、穏やかな日常を送る温子(橋本愛)と晃平(瀬戸康史)、そこに同僚の高野ゆう子(比嘉愛未)が絡むことで、関係性は静かに、しかし確実に変化していく。そんな繊細な人間模様の中に、田村演じる神村葉月が新たな空気を持ち込む。

アイドルとしての透明感ある佇まいに加え、モデル・女優としても着実にキャリアを重ねてきた田村保乃。近年は“感情を抑えた芝居”や“日常に溶け込む存在感”に評価が集まっており、『にこたま』の世界観との親和性は高い。派手な台詞や大きな感情表現ではなく、ふとした仕草や視線で物語に波紋を広げる役柄は、彼女の新たな魅力を引き出すだろう。

どらま「にこたま」
加治将樹、戸塚純貴、真飛聖、前原滉、田村保乃(櫻坂46)

(上段左から)加治将樹、戸塚純貴、真飛聖(下段左から)前原滉、田村保乃(櫻坂46)

また、加治将樹、戸塚純貴、真飛聖、前原滉といった実力派俳優陣の追加キャストも発表され、作品の厚みはさらに増している。そんな中で田村は、グループ外の現場においても自然体で存在感を放ち、物語にリアリティを添える役割を担う。

さらに、配信開始と同日の12月26日(金)20時からは、FODにてメイキング映像(ショートver.)の配信も決定。撮影現場の空気感や、キャスト陣が語る役柄への思いが収められる予定で、田村のドラマへの向き合い方を垣間見ることができそうだ。

恋愛に明確な答えがない時代だからこそ描かれる『にこたま』。その中で、田村保乃が演じる“一夜の出会い”は、視聴者自身の価値観にも静かに問いを投げかける。アイドルの枠を超えた彼女の表現に、ぜひ注目したい。

◎文:ACTRESS PRESS編集部

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