トランプ政権“西半球”重視の思惑▽米国の「力の空白」懸念▽米中露印日の新枠組み「コア5」とは【深層NEWS】

アメリカのトランプ政権は今月外交安全 保障政策の指針となる国家安全保障戦略を 公表しました。え、しかし同盟国を警視し 、中国やロシアを理するのではないかと 懸念が高まっています。変わりくアメリカ の戦略を分析します。 トランプ政権は今月4日。最高安保政策の 指針となる国家安全保障戦略を公表しまし た。これは新たな大統領が就任してから 150日以内に議会への提出が義務づけ られているものです。 今回公表された国家安保戦略は世界に民主 主義を広げてきたこれまでの歴代政権とは 一戦を隠す内容となりました。この特徴の 1 つがアメリカが世界秩序を支えてきた時代は終わった。文書ではアメリカファーストの理念が色濃く反映され、アメリカがこれまで行ってきた他国への介入を批判し、そうした姿勢と決別する意思を強調しています。 その上で地域別の戦略として南北アメリカ 大陸を含む西半球を重視する方針を示し ました。さらにこの方針を門主義に重ね、 西半球において外国の干渉を要認しない 考えを示しました。 ヨーロッパは文明の消滅に直面している。 これまでの米王は民主主義や法の支配と いう原則で結ばれているとしていた方針 から一転してヨーロッパの移民政策などを 批判信頼できる同盟国としての存続に疑問 を停しています。 一方これまでは差し迫った脅威と位置づけ ていたロシアや唯一の競争相手としていた 中国に対しては直接的に批判するような 表現は避けた形です。 アメリカの新戦略に対しドイツのメルツ 首相は 理解できるものもあれば納得できるものも ある。 ただヨーロッパの観点から見て受け入れがいいものもある。 またロイター通信は一部のヨーロッパの元交換の話として今回の内容は同盟国に対する敵体的な姿勢の中でも際立っていて衝撃的だとを指摘していると報じます。 一方、ロシアのペスコフ大統領報道官は歓迎の姿勢を示しました。 目にしている修点は我々の味方とほぼ一致している。 アメリカが打ち出した新たな国家安全保障戦略。トランプ大統領が考える新たな国際秩序に迫ります。 シソニュース本日のゲストをご紹介します。早稲田大学教授の中林美子さんです。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。 明大学教授の小谷哲夫さんです。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。 よろしくお願いいたします。 え、トランプ政権は今月4 日外交安全保障政策の指針進なるこちら NSS国家安全保障戦略を公表しました。 え、この12ページには、え、こう書かれ ているんですね。これ英文なんですが、え 、アメリカがアトラスのように世界秩場を 支えてきた時代は終わったと。で、この アトラスというのはですね、ギリシャ神に 登場する天を支えたとされる巨心で、え、 世界を背負う象徴として引き合いに出さ れる存在です。まず中林さん、この アメリカをですね、このアトラスにらえて その時代は終わったと名言をしました。 ま、ここから今どのようなアメリカが見えますか? はい。この NSS っていうのは今回は特に宣言所のようなそういう重向きがあるような感じがしました。で、かつてのものっていうのは比較的戦略的であり、 内容もある程度完了な側面もあってしっかりとこう積み上げてる感じがするんですけれども、今回は本当にあの物事を壊すんだとか はい。 で、今までのアメリカではないんだとかそういったことを強く強く押し出そう言おう言ようおうとしているそんな感じに見えるんですね。 で、一応、あの、日本が 1 番関係していると考えるような台湾っていうのは現状、ま、維持と言いますか、変更は許さないという風に言ってるので、少しあのほっとするところはあるんですけれども、それこそあのヨーロッパの国々がこれを読んだらどんなに寒けがするだろうかと。まず最初にそれを感じましたね。 小谷さんのゾに野良になりましたか? そうですね。あの、ま、1 期目のトランプ政権の時の国家安保戦略というのは、あの、中国との、え、戦略的な競争というものを、ま、最優先課題として位置づけて、 あの、ま、日本はもちろんですけれども、多くの国にとっては安心できる内容だったと思います。 はい。 え、しかし、あの、その後のトランプ大統領の行動を見ていると、え、ま、決して、え、その 1 期目にせ、え、策定した安保戦略の通りには動いていなかったと思うんですが、 あの、今回出てきた国家安保戦略が、あの、トランプ大統領の本音を反映したおそらく国家安保戦略なんだとは思います。ただもう 1つは これトランプ大統領は読んでないんですよ。 あ、そうですか。 え、トランプ大統領はこんな長文読みませんので、 トランプ大統領の考えが色こく出たものというわけだですよね。トランプ大統領が指示を出しわけじゃないんですか? あ、ではなくて、これは即たちがトランプ大統領はこう考えているであろうということを推測して書いたものがこの北部戦略で、ま、当然あのそのポイントは大統領にブリーフをしているので、あのそこは承認を得ているわけですけれども、あの決してトランプ大統領がこう考えてるというものではないということもあの大事だと思います。 これ 国家安全保障戦略ですよね。 非常に大事な公式文章ですよね。 で、結局のところを積み上げてその量がきちっと土台を作らないとこういったものっていうのは最後は世に出ることはできないわけですけれどもうん。 そう考えると今回の戦略文書というのはトランプ大統領の側近たちの質とかそういったものも問われているんだと思うんです。 の期目も2期目も同じトランプ氏ですよね 。で、1期目の時はやはりあのマティさん とかそれからあのティラソンさんも いらっしゃいましたし、マックマスター さんもいらっしゃいました。そういった人 たちがもちろんそのトランプ氏の考えを繁 しようという風なジェスチャーは見せるん だけれどもそれでも譲れないものがあって そこをしっかりと積み上げていたように 見えるんです。でも今回の文書はそれが 見えないように思います ただひたすらトランプ大統領が何を持ってるのかっていうことを一生懸命、ま、忖度したりすり合わせたりしながらあ、なんとか作ったっていうところではないでしょうか。 飯塚さんいかがでしょう? いや、まさに忖度の決勝ではないかと思いますね。 あの、これ中国でも今ね、似たようなことが行われていて、集近平国家主席の、ま、移行を忖度していろんなことが、ま、日中関係も含めてですね、あの、行われてますけども、非常に危険などちらもあの、首脳がこうドンといて、みんながこうそこを止められずに、ま、忖度しているというあの危険な関係が今世界で起きてるなという風に思いますね。 そうですね。独人的な政治って感じかしますよね。 はい。 さて、そういった中でですね、ま、トランプ大統領の考えが色濃く出たといったところがですね、今回の国家安保戦略そん中ですね、ポイントになるのが西半球シフトです。 はい。第1 次トランプ政権では中国やロシアの脅威が防衛の年頭に置かれていましたが、今回はアメリカの防衛戦略の中心を南北のアメリカ大陸などを指す西半球としています。 え、さらに文書では改めて文章主義というのを主張しています。え、これはかつて文章大統領が表明した外交の基本方針で西半球において外国の鑑賞を要認しないというものです。 うん。 あの、トランプ大統領が描く門主義というのは小谷さん、どういったものなんでしょうか? あの、ま、元々の門主義というのは、あの、ヨーロッパ諸国がこう南北アメリカ大陸に影響力を及ぼすことを、え、ま、排除してアメリカがこの南北アメリカ大陸において、ま、支配的な あの地位を占めるというものだったんですけれども、 あの、今回のあの安保戦略に含ま、あの、入ってきたこの門主義、あの、ま、ドナルドトランプ死のものなの で、あの、ドロー主義と今の呼ばれているんですけども、 これはあのヨーロッパの影響力ではなくて、この南北アメリカ大陸に、え、その敵体的な勢力が影響力を及ぼしているのでそれを排除するということなんですね。で、その敵対的勢力というのが中国であり、ロシアであり、イランなんです。 はい。はい。はい。 で、これらの、え、支援を受けたあの差の勢力というのが中南米諸国にあって、え、これらもこう抑えつけるということを目指しているのが、あの、ま、まさにこのドロー主義の、あの、ま、中心的なテーマになっています。 じゃ、かつて1800 年代のこのヨーロッパと退治するということでは退治というかお互いに不干書でありましょうとことではなくってこのまなんぼかアメリカ大陸に対する中国、ロシアイランこういったところの力を排除していくっていうそのいわゆる敵体外国勢力はそこはちゃんと明示してるってことなんですね。ある程度は そうですね。 あの、ま、つまり西半球さえ安全であれば、 あの、ヨーロッパやアジアや中東のことは、え、あまり気にしないということも、あの、ここから導引き出される結論になってくると思います。 そうするとその一定こうヨーロッパとの決別っていったこともこの 2 次半球主義にはま、門主義的なですね、西半球シフトには込められてるってことなんでしょうか? いや、あのそれは込められてると思いますし、あのアジアや中東であってもあのこれまでのようにその重視するということではなくて、あくまで選択的な関与をするということになってきます。ま、その状況において関与するかしないかっていうのを正式的に決めていくということ。そうですね。 あの、中林さん、トランプ政権は、ま、判例的なベネゼラに対してですね、この、ま、麻薬の取り締まりということを理由に、ま、その軍事行動をですね、起こしているということもありますよね。 ま、あの、これもある意味トランプ版の門主義の 1 つという風に見た方がいいんでしょうか? あの、門主義って言葉は本当に誰にでも理解ができるので、ものすごくインパクトが強いですよね。そしてアメリカ第一とある意味こう繋がるようなところがあります。 そしてベネズエラですけれども、ここは確かにその西半球、自分の国の周りはアメリカファーストにあの繋がっていくので大事だっていうことを強調する部分ではあるんですけれども、 もう1 つ国内向けにやはりベネセラから色々な犯罪がやってくる、麻薬がやってくる、そして不法民も最大の人数がやってくるという を走している部分ではないかと思われます。 あ、そうするとこ、ま、西半球重視、ま、特にはこのベネズエアラのですね、この窓政権に対する厳しい、ま、あの姿勢というものが、ま、みると麻薬だったりとか副法移民ってことに繋がっていくと この政策自体はですね、ある意味来年の中間選挙の国内向けみたいなところも重なってるってことなんでしょうか? そうですね。はい。そこは必ずやろうかと思います。で、そのことによってトランプ政権の指示というものをなんとかつぎ止めようと。 うん。 題がったり物価があったりしますので、え、やはりここはトランプの原点に帰って板に訴えるものとなると、やはりこのベネズエラからの不法移民や犯罪やというものはやはりあのかなりのトランプ大統領の国際戦略の中の 1 つとして入ってくるんだろうと思います。 うん。 ま、加えて確かに中南米ですとアメリカの裏庭みたいな認識でここは影響力をしっかりと行使したいと思いはあると思うんですね。ま、あの今回のこの西半球と言った時には当然その先にはグリーンランドとかですね。あとはあのカナダみたいなところもですね。飯塚さんそういったとこも位置付けられるような感じもしますよね。 うん。 これあのね、文章を読むとね、あのもうとにかくトランプさんの頭の中は、ま、西半球って言ってますけど、その南米から来る移民とかそれから麻薬この流入を阻止したいんだとそのための門主義だっていうあの理屈建も読めるんです。読み取れるんですね。 で、あの、一方で、あの、これ見てみると、その、今みさん言われたカナダね、 51 番目の週にするとか、グリーランド買収するとかがパノマ運が中国追い出すとかもう全然触れてないんですよ。 あ、そう。 つまり彼が言ってる西半球重視って最初の頃にいろんなこと言ってましたけどその本当の本音のその薬と移民を防ぐっていう本当の本音の根源の部分はね、あんまり私は繋がってないんじゃないかします。 そうですか。 うん。あの、全く触れてないですよ。パナとか。 小谷さんいかがでしょう、その辺りは。 あの、ま、こ、今回のその文章に直接的には書いていないんですけれども、結局全てはやはり中国やロシア、イランの影響力を排除するというとこにつがってくるんですね。 つまりその麻薬に関してもそのフェンタニルのあの原現在料は中国からの密で来てるわけですし、 あのその他、え、そのベネジャにしてもですね、あのコロンビアにしても結局中国やロシア、イランが裏で意図を引いて、え、不法マ薬はアメリカに、え、ししけ、え、押し込んでくると、あるいは不法移民をあのアメリカを困らせるに送ってきてるんだという認識なんですよね。 うん。 そこがにこの対策であったり移民対策につってきてそれがアメリカ本土を守ることにつがるということなんです。 で、グリーンランドやカナダにしても、あの、ま、カナダの 51 番面にするっていうのはちょっとトランプ氏の独的なところがあるので、なかなか戦略的に説明しにくいところがあるんですが、あの、少なくともグリーンランドについては、あの、交が溶けて資源開発できる中で中国の企業がそこで資源漁さってるということなので、ま、それを排除したいというのは、あの、えっと、繋がってくると思います。 じゃ、この2 半球シフトに重なる、ま、価値観の 1 つとしては、ま、中国に対し厳しいを取りたいといったところは一応内放されてると見た方がいいんでしょうか? あの、少なくとも自分たちの裏庭に手を出すなというメッセージは込められてると思います。 あ、なるほど。え、さらにですね、この国家安保戦略では、あ、中国に対する記述がそう言ってもですね、大幅に減っているんです。え、トランプ政権の体中姿勢がどう変化したのか考えていきます。 ここからはアメリカの国家安保戦略をより具体的に見ていきます。まず中国についてろさん。 はい。今回公表された国家安保戦略では中国に対する言及は大幅に減っています。 バイデン政権では全編に渡り繰り返し中国 に対して言及がありましたが、今回は台湾 問題を含め6ページにとまっています。 また中国の位置付けについては第1次 トランプ政権ではアメリカの価値観や利益 に反する世界を形づろうとする修正主義 勢力とし、またバイデン政権では唯一の 競争相手としていました。 え、しかし今回は直接的な批判は避ける形となっています。 うん。ま、そもそもですね、今回の安保文書なんですけども、これあの全部で 33ページでバイデン政権の時には全部 48ページあったんですね。これ15 ページそもそも減っているという現実がまずあるんです。ま、そういったこのページが減少し、加えてこの文書全体を通じ中国が軍的協威と見なしていないというようなところ。これ中林さんなぜ言及しなかったのかどうご覧になりますか? はい。 もうこれは明らかに安全保障よりも経済を優先しようという心の中のこう同機がそのままこうページに出てしまったページも少ないですよね。 で、1期目は確か68 ページぐらいあったかと思うんです。かなり分厚かったんですね。 で、それが今これだけ少なくなって、 しかも中国に対しての言及がこれだけ減 るっていうことはやはりどこかに中国と 経済で取引をしたいとそのためにあまり 安全保障を全面に出したり民主主義を全面 に出したりそれから同盟とのまま連携で ま対国のようなあの位置につけてしまっ たりしてしまって決してプラスではないと 考えたんでしょうね。 これ、あの、先ほど、ま、この文章はその 周りの側が忖度した文章だって話をされ ましたようね、あの、一部報道で今回その 、ま、中国に対する言及をですね、ま、 経済メインにしてるところをメッセンと 財務長官がですね、ま、関与してるんじゃ ないかみたいな話も、ま、やや伝わって くるとかもあるんですが、その点どういう 風にご覧になりますか?いや、どこまで その経済系の僚がこの安全保障の文書に物 を言えるかどうか分からないんですけれど も、もしかしたら聞かれたかもしれません よね。うん 4 月になて、来年何度も会うということ言ってますから、 4 回でしたかね。え、複数会合うっていう話をしてますから、それにやはりマイナーになることはあんまり書かない方がいいかもしれないって言ったかもしれませんね。 これだ、小谷さんどう風にご覧になりますか? あの、この国家安保戦力の日付が 11 月になってますが、実際に出た、あ、公表されたのは 12月で、 あの、ま、何日ずれたか正直分からないとこはあるんですけれども、その最大の理由は中国に関する記述で揉めたからです。あ あ、そうですか。はあは。 はい。 で、あの報道にもあった通り、別センと長官がこの記術は強すぎると いうことで最終段階で中国に関する部分をかなり、え、減らしたし弱めたので、あの結局 11月に出せなかったということです。 で、それでもって、あの、ま、経済を重視するのはま、 1 つの姿勢かもしれませんが、軍的教威っていうところも相当減らしてるわけですよね。 間違ったメッセージになりませんか? あの、もちろんそれは中国に対してはあの謝ったメッセージになると我々は思いますけれども、今のトランプ政権の中で特にあの中国との関税協議をあの担っている別長官からすればその中国の軍事的共威を煽るような文章を出して、え、今一生懸命こうガードレールから外れないようにしているものが外れてもらっては困るということで、ま、強くあの抵抗したということ が聞いています。 え、さらにですね、台湾についての言及も変化をしています。 はい。文書で台湾については中国を年頭に台湾を巡る紛争を、え、抑することは優先課題だと位置づけ、台湾海峡での一方的な現状変更を指示しないと明記しています。え、なおバイデン政権の時には一方的な現状変更にも反対するとですね。 バイデン政権。 あ、失礼します。こちらがバイデン政権の方。バイデン政権の時は現状変更にも反対するとしています。 うん。ま、あのニュアンスバイデン政権反対するから指示しないと、ま、概め引き継いではいるんですが、中林さん、このニュアンスの違いはどういう風にご覧になりますか? いや、かなりソフトになってしまったなという風に思います。これもやはり中国に対して気を使った部分があるかもしれません。 そてではやはり台湾が反な絶対的っていてアメリカもそれに頼っていますけれどもそれがなくなった時にはっていう思いもどこかにあのあるのではないでしょうかという風に見えてしまいますよね。 そのかなりあのというのがあの弱っていく可能性はあってそこに強くやはり踏み込めていないってことはでは今後どうなるだろうかっていうことを中国が試とすることになりますよね。 え、もちろんそのロシアの問題も色々ありますけれどもこれを試とましてや日本の近の部分を試とした時に アメリカはどこまで出てくるんだろうかとはい。 はい。 何かミステイクが起こってそこからやはりあの何らかの形で危険な状況になるって可能性もありますから 欲を弱めるということにもつがるのではないかと大きく器具をする表現です。 うん。これあのレーダー者は本当にこれが出た翌日ですからね。 あの、自衛隊に対するですね、中国の戦闘機のやっぱいんなことでこれからそうやって挑戦してくる、試してくるアメリカがどこまであの本気で力をこうね、あの試してあのちゃんと出してくれんのかっていうことを試してくると思いますね。これは結構危険だと思います。 新しい、ま、新状態というかですね。え、 そうですね。新しい、ま、ノーマルですよね。 うん。ニューノーマルみたいなことが起きるかもしれないとこですよね。うん。 で、加えてですね、ヨーロッパについて見ていきたいと思います。 え、国家安全保障戦略ではロシアへの批判ではなくヨーロッパの同盟国に対する批判を展開しています。 はい。え、バイデン政権はまずロシアについて国際システムの差し迫った危機と位置づけていました。差し迫った脅威と位置づけていました。え、しかしトランプ政権ではロシアへの批判はなくヨーロッパの同盟国の批判を展開。 経済の衰退や労働力不足を理由に ヨーロッパは文明の消滅に直面していて アメリカの同盟国としてのを失う可能性が あるとの見解を示してます。中林さん、 これ文書では相当ヨーロッパへの風当たり が強いと思いますけれども、これはどうし てなんでしょうか。 やはりウクライナの問題が非常に大きくありますので、やっぱり対立相手っていう位置付けでこの文章で書いてしまうと後々の取引ができなくなってしまいますよね。それを考えてやはり、え、ロシアを取引き相手という風に見ているのではないか というような技術に見えますね。 うん。 ま、ウクライナにヨーロッパに非常に厳しいま立ち位置ですし、え、ロシアの方があのよく書いてくれたとこういう風にという風に思ってしまうのではないかとさ見えますね。 これ、あの、今おっしゃったようにですね 、ロシアのペスコフ大統領報道官は7日に 公表された、このロシ、え、7日にですね 、公表されたロシア国営達数の インタビューでアメリカの国家安保戦略に ついて我々の見方とほぼ一致しているとこ さん、これをロシアに言わせるという現実 というかですね。 ま、あの、ロシアがこの文章の内容を前向きに捉えているってこと。これどういう風に捉えますか? え、ま、アメリカがその西半球にあの引いていくとで、それによってヨーロッパあるいはアジアにおいてはそれぞれ、え、ロシアや中国があの動きやすい状況が生まれるわけですね。 で、それを、ま、あの、まさにペスコフ佐官は、あの、あの、ひ、あの、それを、まず、え、正直に話したんだという風に思いますけれども、問題はこのトランプせ、今のトランプ政権がそれを問題だと思ってないということだと思います。 あの、やはりこの世界を、え、ま、強国で、え、分割するという発想がやはりこの うん、 え、国官保戦略の根底にあるんだと思います。 あの、今回はさすがにあの、勢力権という言葉 は出てきませんでした。 あ、けれども、あの、やはりこの部分ではその勢力権を認め合うことで うん。 え、世界をこう教告の強調によって動かしていきたいという思いがおそらくあるんだと思います。 うん。 飯塚さん、ま、そういったとこも2 球という言葉を出すことの、ま、意味合いに深まれそうですけどね。 そうですね。 こもう本当でも短期のこれ実理というか、ま、目先の話ですよね。本当に移民についても役についてもやっぱりその中国とかロシアとかま、ままやっぱり力による現状変更これをね認めてしまうといずれは結局アメリカの勢力権にも来ますよ。これ中国者そこのところをやっぱりトランプさんは分かってほしいというか周辺も含めてですねやっぱそのちゃんと肝に命じる必要があると思いますけどね。 周辺は理解しててもなかなか忖度してですね、なかなかそれが発揮できないという今のガ字絡めの政権と感じもちょっとしますけれども はい。 え、さて、え、トランプ政権がですね、中国ロシアを含む新たな枠組の創設を検討しているとも報じられました。 その狙いとは トランプ政権が公表した国家安全保障戦略 ですが、未部分がある可能性が報じられて います。そこに書かれていたとされるのが こちら。アメリカ、中国、ロシア、インド 、そして日本のごカ国で構成される新たな 枠組コア5です。アメリカの一部軍事は トランプ政権が創設を検討していると報じ ています。このコア5の目的は 派遣を巡り対立する国を枠組に入れること で関係構築を図る狙いがあると言います。 ホワイトハウスの報道官が文書は公表した もの以外はないと主張し、未部分について の報道は否定しました。しかし大統領から がリークしたものとも述べているんです。 コア5はアメリカ、トランプ大統領が描く 新たな国際秩序の姿なのでしょうか。 深掘りします。 アメリカの軍事サイトディフェンス1は 今月9日、国家安全保障戦略には未好評の 部分が存在すると報じました。 ディフェンス1によりますと、その未表 部分ではG7主要7カ国に変わり、 アメリカ、中国、ロシア、インド、日本の ご家国で構成される新たな枠組コア5の 創設を提案しているとしています。 コア5は人口1億人を超えるごカ国で構成 され、G7が掲げてきた世界経済を牽引 する先進国であることや民主的な統治など の要件には縛られないとされています。 また中国やロシアがアメリカにとって 変わることを許すものではなく、 平和の安定維持のため地域の覇者と連携 することを示唆しているとしています。 大し報道に対し、ホワイトハウスのケリー 報道官は未部分の存在を否定する一方で 大統領から遠い人々によってリークされて いるとも答えたということです。 一方、アメリカの政治専門によりますと、 第1次トランプ政権時のホワイトハウス 関係者がコア5の構想は全く衝撃的では ないと述べたと言います。さらに国家安全 保障の専門からもトランプ大統領の世界観 と一致していると指摘しているということ です。 トランプ市が描く世界観とはどのようなものなのでしょうか? 戻ってきてほしい。追い出したのは間違いだった。プーチン大統領も復帰を望んでいるだろう。 G7はかつてG8 だった。オバマとトルドはロシアを参加させたくなかった。間違いだった。 トランプ氏は2014年のクリミアの一方 的な併合を受け、ロシアをG8から排除し たことは誤りだったと主張しています。 また中国に関しては今年10月の米中首脳 会談後自身のSNSにG2会談は非常に 優位になったと投稿。中国をG7に加える ことについて悪くないアイデアだとの考え を示しました。 これまで他国環境庁を軽視するような言動 を繰り返してきたトランプ氏ですが、中路 を加えた新たな枠組の構想を抱いているの でしょうか。 そんな中、ロシアの国営達通信は今月11 日ディフェンス1などの報道を引用し、 アメリカがG7に変わる大案を検討と報じ ました。 また達通信によりますと、ロシアの ペスコフ大統領報道官は今月11日。コア 5について記者から質問されるとまだ参加 の正体を受けていないとした上で適切な 会議心を持って対処すべきだと述べました 。トランプ大統領が目指す新たな国際秩序 の形とはい 。赤林さん、このコア 5本当にこうした想があるんでしょうか? はい。あの、トランプ政権の報道官は明確に否定をしましたけれども、おそらくこれはトランプ大統領の価値観の中にずっとあったものなのではないかと多くの人が考えています。で、これはやはりあの民主主義っていうのが今まで価値を決めてきたものですし、 G7 も民主義を中心になんとか反映していこうというグループになっていました。 はい。 力によるグルーとかそういったものにシフトしたいというのは兼ねてからトランプ大統領が持っていたものであるという風に見えます。ですからコア 5 というのがどこかに言葉がこう踊っても、ま、そんなに不思議ではないかもしれませんね。ただ実現するかどうか別だと思います。 そうですね。 ま、あの、厚成を見ると中国、ロシアを含まれてヨーロッパが排除されているというものですよね。 で、しかこれ、ま、この部分はまさに今回の先ほどご紹介した国家安保戦略の方向性ともや一致するような感じもしますが、小谷さん、これは誰のアイデアなんでしょうか? あの、今回の国家安保戦略のドラフトを書いたのは、え、国務省の政策企画局長のマイケルアントン、え、全局長。 ほほほ。 と、あのNSC で、え、戦略企画の上級部長をやっている、え、ケビン、え、ハリントン。 この2人です。で、この2 人があのドラフトを書いてる中でこの C5という構想が出てきていてあ、 で、え、それを、ま、見たジャーナリストが、あの、その公開されたものにないので はい。 え、非公開の部分があるんじゃないかということで、え、ま、報道されて、え、これが出てきたわけですね。 でも、あの、ホワイトハスが明確に指定してる通り、あの、非公開のバージョンはないんです。 うん。ですからドラフトの段階であった C5 というアイデアは最終段階では消されたということですね。で、それを消したのはルビオ国務長官です。 あ、そうなんです。 あの、ルは国務長官になるとに国家安保佐ですので、この最終的に国家安保戦略をまとめる立場にありますから、 あの、え、マイケルアントン氏はあのドラフト書いた後にやめていますので、あの、その公認となったあの、え、まさにルビーよの、え、右腕のマイケルニダム氏 が最終的にこれをまとめる時にこの C5は消したということになります。 そう、そうすると、ま、あの、このアントン氏はその、ま、今回このコア 5 を書いて、ま、ま、激に触れたっていう大げさですけども、これはなんだとていう風な感じでルビーを長官とぶつかったとかそういうことなんですか? はい。あの、そうではないです。あの、えっと、アントンシーがやめた理由は、あの、別でして、そうですか。 あの、ホワイトハウスの人事局長だった、えっと、 5 足という人とぶつかったのでやめていたので、あの、このコア 5 を定期したからやめたということではないです。ただこのコア 5 に関しては、あの、ま、日本はいいとしてインドが入ってますよね。 はい。はい。 で、この夏以降のあのアメリカとインドの関係を見るとてもここに入れられないっていうのもあって、あの、最終的なバージョンからは消えていったということですね。 うん。 日本も入りたがるかどうか分かりませんよね。このグルーピングにされた場合にいかに日本が立ち振る舞うべきかっていうのは非常に難しくなってくる。 これそもそも日本が入ったというのはこれは何を期待されてま、そのアントンシアハリントンシアを書いたんでしょうかね。 え、ま、これはも想像しかできないんですけれども、あのおそらく 1つは人口の規模ですね。 はあは。 それからもう1 つ経済規模を考えたのと、あとはやっぱりバランスですね。 ま、ヨーロッパは、あの、もう入れないとして、え、その中国、ロシアが入ってるわけですから、それとこうバランスを取るためには日本とインドがいいというような発想だったのではないかと思います。 で、しかもこれ、あの、ま、対立する国を枠組に入れることで関係構築を、ま、図る狙いなんだと。ま、つまり喧嘩する無同士 1 回中に入れてですね、お互い話し合えば大丈夫なんじゃないかみたいな。 こってある意味トランプ大統領のディール外交のようなものにつながるような感じがあるんですが、この辺りってのはやっぱそういう認識が、ま、あの、ま、入ってるってことなんでしょうか? ま、ディールもあるでしょうし、やはりその大国感の強調ですね。 え、これによって世界をこう動かしていくという発想がやっぱり根底にあるんだと思います。 で、あの、まさに未公開部分、アメリカが 単独で全てを担うべきではないとする一方 で、中国とロシアがアメリカの地的、え、 指導的地位を取って変わることを許すべき ではないと。ま、つまりアメリカも全ては できないけれども中国、ロシアがその上を 行くわけじゃないんだと。 つまりこれがあの先ほどからおっしゃっているようなその中国、ロシア、ヨーロッパま、それぞれのなんか地域の覇者たちが支配するような、ま、多局的なですね。この、ま、勢力権の分割的な分割家化みたいなこういったところがもうここにもうコア 5 にも入ってるってことなんでしょう。そうする。 え、そこはおそらく、ま、あの、考えとしては 2 つあって、やはり、あの、そのロシアや中国と強調するとはいえ、やはりアメリカの方が、え、有越うするべきだという意見と、そうではなくても、あの、対等な立場で、 え、強調するべきだという意見とおそらく 2つに割れていて、 あの、も割れたままこのコア 5 自体が消えちゃったということではないかと思います。あ、なるほど。 ま、そういった中でトランプ大統領はです ね、今年6月に行われたG7サミットで ロシアと中国をG7に加明させてG9にす べきだという考えを示していました。 まあ、中林さんこういったそのトランプ大統領、ま、コア 5 というのは結局最終的にはその、ま、消されてしまったという話ではありますが、ま、対立する国同士を枠組に入れて解決させようとする、ま、そういった根にある考え方ってのはどっから来るともちろんあの取引的な考え方もあるでしょうし、それからアメリカとやはり、え、ま、それなりに大きい国同士でいろんなことを納めていくんだけれども、同時にアメリカがそれを管理したいという思惑もあるのではないかと見られます。 はい。はい。 日本を入れるというのはあの国々は本当にあのディール難しいですけれども日本がある意味の保管力になってくれるかもしれないという そういう思惑もあるのではないでしょうか。そう考えればある程度アメリカの優さが出てくるしそしてあの管理しやすくなるということもあり得ます。 ただ、ま、これはあの、一応消えましたので、必もどうやって実現するかまでやはりもちろんのこと詰められなかったっていうことだと思います。 うん。 ただ、ま、トランプ大統領の根底に思ってるもの、 そしてそれはあの、民主主義という価値観で固まるのではないっていうところ。 つまり今までの価値を中心にしたあのグルーピングを 思いっきり否定しているそういう、ま、サインにもなるのではないかなという風に思いますね。 うん。ただこれはあのどうなんでしょうか?トランプ大統領個人の、ま、その、ま、思想と考え方というよりはアメリカの必然性ここまでの相み、例えばオバマ大統領がですね、世界の警察官も終わったんだとかですね。今回の文書にもアメリカがアトラスのように世界を支えてきた時代終わったと。 ま、同じ文脈の中にあるわけですよね。 そうですね。 これはトランプ大統領が得意性があってこうなのか、それともアメリカが自然的に進んできた道なのか、どうでしょうか。 あの、これトランプ大統領が、あの、今の地位から消えたら元に戻るかって考えればその答えが出てくると思うんですね。戻らないと思うんです。ということはトランプ大統領がこういうことをしていてみんながびっくりしてるっていうのを感じてなかったとしても うん。 いずれアメリカは変わっていくそのきっかけに今回十分なり得うると思いますし、え、だんだんアメリカの価値自体が変わっていって、力が大事だとか、ま、経済のサイズ、それから安全保障の力、そういったものも含めて、え、かなり違ったこう考え方枠組にシフトしていく。もしかしたらきっかけになるかもしれませんね。 うん。飯塚さん、ま、あの、私たち日本に いるとですね、この、ま、価値観を しっかりと、ま、も価値観外交みたいな ところが、ま、鬼軸にあるわけじゃない ですか。じゃあ、それが今果たして ヨーロッパで全てがそこを、ま、今維持 できるのかとかですね。それぞれの様々 課題もありますよね。今回のこの文章自体 がどこまで私たちがですね、もうこの文章 をどういう風に見ればいいのかのところに も今問われてると思うんですね。はい。 これ、あの、普通はですね、こういう大きな戦略文書、それからの核の、ま、 NPR というのも政策ありますけども、ま、日本もあのアメリカを取ろうとしたりですね、もっと言うと影響力与えようっていう、そういう動きをあの日本の政府もやってきてるんですね。そのた、あの、新しい政権ができるたびに。 だからそういう意味では、ま、本当は日本ももっと情報が欲しかったですし、それからもっと働きかけてそのトランプ政権にですね、あの、もう少し、あの、これまでのやっぱり民主主義を重視するっていうことは言わないまでもやっぱこうアジアとかヨーロッパとかあのかつての秩序、国際秩序を重視するっていうことをやってほしいということを本当は言えてればよかった。 で、そのトランプ氏にその耳を傾けてもらえる、ま、高一さんであってほしいわけですけども、これはそうですね。だけど、ま、安倍さんだったら聞いてたかもしれませんけど、今高一さんそれを求めるのは、あるいは高一政権にそれ求めるのはすごく難しいかなと。あるいは、ま、茂木さんとね、それから、ま、ルビオ長官が、ま、どうできるのかとか、あの、これからね、やっぱり日本があの、もっともっと言っていかないといけないと思うんです。 っていうか、もう他に政権内に止める人いないんですから、誰かが言わないと、あの、この状態はこの今回の安保戦略文書は本当に不安です。これだと、あの、世界は壊れてしまうんじゃないかなと私は思います。 うん。 た、ちょっと悲観的なことをね、言うとあれなんですが小谷さん今こういったですね、日本からすればその価値観外交を打ち込みたいと落ち込むべきだといさんがありましたが、だアメリカにそれが響くのか、トランプ大統領にそれ響くのか、この辺りどう風に捉られますか? え、ま、正直なところそれはかなり厳しいんだと思いますね。もう向こう側には向こうの考えというのが固まってしまっているのでうん。 え、なかなか日本の立場を打ち込むということも難しいですし、この戦略の立案の時のすり合わせというのも今回はおそらくなかったと思います。 はい。はい。 で、あの、もう1 つ大事なのは今回、ま、トランプ政権の国家も戦略ですけど、 これ実際はあの JDワンス氏の思想なんですよ。 うん。そうです。 はい。 あ、あのバンス市の国家安保戦略と言っても過言ではないし、彼の国家安保担当補佐官であるアンディベイカー氏がうん。 あのルビオ氏のデティとして これに関わってますので はい。はい。 もうあのルビオ氏も数集を埋めてこれを書いてるんですよね。 はあ。 だから我々に今できるのはあのこのワとのネットワークというのを気づくということだと思います。 で、日本側でバスしとネットワーク持ってる人ってまずいないと思いますし、 あの、閣僚、えっと、官僚レベルでもこのままさにアンディベイカ氏と日本側で誰か繋がってるって聞いたことがないです。あの、私もまだ繋がってないんですよね。 はい。 だからあの、今からあの、バスが大統領になるってことをもう想定してう ん。はい。 あの、地道ですけれども、ネットワークを気づいて日本の立場をあの、打ち込んでいかないと こ、あの、この4年後ですね。うん。4 年後は新しいができたに またがなったとして、 あのよりおそらくアメリカを引くという方向に行くと思いますから、 そうならないように今から打ち込んでおく必要があると思います。 そのバ数副大統領にあるとその、ま、日本含めてですね、国際社会が様々な認識とかですね、期間打ち込んでいってやそこ起動修正できる措はバスにあるんですか? え、それも分かりません。はい、 わかりませんが、ワンス者元々ハトランプだったんです。 うん。 はい。そうでしたね。はい。はい。 だから変わる可能性はあるんですよね。 はあ。はあ。はあ。 だから、あの、諦めずにバンスに打ち込むということは、 あの、やるべきだと思いますし、あの、この政権であっても、あの、副大統取るとしてく相当大きな影響力ありますから、 あの、今動けばこの政権にも影響与えることはできるかもしれないです。 ああ。ま、ただ少なくともですね、これ、 ま、西半球シフトとかですね、その ヨーロッパに対する厳しい姿勢、ま、こう いったところがですね、ま、顕在化して くるとこのアメリカの力というものがです ね、様々なこの世界中の中で空白地帯が 生まれるのではないかと。これがかつて 戦争につがったとされています。 50年1月アメリカのアチソン国務長官は 演説で極東におけるアメリカの防衛は アリューシャン、日本沖縄フィリピンを 結ぶ線であると述べました。これに対し 北朝鮮はアメリカは韓国を防衛しないと 受け取り、同じ年の6月、北朝鮮が韓国に 進行。 この演説が朝鮮戦争につがったとされています。 あ、飯塚さんいかがでしょうか? そうですね、これあのやはり朝鮮半島というものがアメリカの防衛ラインから外れるという、ま、メッセージ、ま、謝ったメッセージと言われてますけども、そういう風に受け止められてしまい、そしてその北朝鮮の背後には中国もいたと。ま、これはあの 1949 年にあの中華人民教できていますんで、ま、その後ですね、え、 1950 年の、ま、半ばに、ま、進行してる。 ということで、ま、やはりそのアメリカがここを守らないといった途端にですね、これは冷期でしたけれども、ま、もうあっという間にこう、え、攻めてくると、これ冷戦だから、ま、あの、東対ね、西っていうあの対立ありましたけど、その後も例えばあの南太平洋の初島とかですね、え、ま、いろんなとこですね。あとフィリピンも最初米軍基地出てってほしいと言った。 そしたら中国がバーっと来たのでまた米軍戻ってきてほしいという動きをなっている。やはりそのアメリカが引いたところに必ずロシアとか、ま、あるソ連ンとか、ま、中国が来ている。ま、このことはおそらく冷戦が終わってもそして今の現代でも変わらないと思うんですね。だからアフリカ、それから先ほど来さんが言ってるその南米ですね。え、ここにもあのアメリカが関用するてことをしないという風になった途端に、ま、来るんだと。 そこはあの構図として変わらないと思いますね。これ非常にあの心配されることだと思います。 うん。中林さん、どうから? はい。それをトランプ大統領は困ったものだと危機感を持っているかどうかだと思うんですね。そうなってもいいし方ないのではないか。それはその地域にある国々が自分たちで努力していくべきなのではないかと思っている節がありますよね。 そこでアメカ面倒られというはそれを認識した上でのある意味あのトランプ大統領の安全保障戦略のシフトなのかもしれないとも取ることができると思います。 もう1 つはく気がついていなくて何か起こったら出ていくうはめになるんだという見方もあるかもしれませんけれども今現在のこう感覚ですとおそらくま大国が色々納めていくべきところにアメリカが全てをあの牛じることはできないという立場の方がどちらかというと強いのではないでしょうかということはリスクがあるということですよね。 うん。 アメリカの限界を示してるってことも言えるんです。 そうですね。はい。 実際に何か起こった時にアメリカが全てをあの防衛することはできないという現実も実際にはあるんだろうと思います。 うん。 ま、力の空白ということで言うとですね、ま、その中国による台湾の軍事進行があるかどうかとことも含めてですね、これアメリカが介入するかどうかというところがこの中国の判断をですね、ま、左右するかもしれないといったところがずっと言われてるわけですよね。 そうすると今回国家安全保障戦略の中で中国との経済重視といったことが小谷さんこれ自体は抑力になるんでしょうか? ま、中国との経済環境を重視することは抑力には繋がらないという風に思いますけれども、 あの今回の今回安保戦略の中で、ま、唯一ほぼ唯一安心できるというのはその C レの重要性に触れているということですね。 あの、つまり台湾をあの拠点として東海、南中と別れていて、ここのレのあの重要性というものに言及している。 で、それは劣戦の防衛につがってくる発想なんですね。 え、で、あの、1 期目のトランプ政権でインド対戦略っていうのを定してるんですけれども、その時にあの当時の国補佐官であったマクマスター氏は 西太平洋の地図をトランプ大統領に見せて、 この列戦を守るっていうのがこの戦略の意味ですよと 説明してトランプ大統領はオッケーだと、それでやろうということを言ったらしいんですよね。 ですからこの劣戦の防衛、それに、ま、連防衛を絡めると、あの、まだまだ日米でこの防衛協力を拡大できる、その他の、え、パートナーの国とも協力できる余地があるので、 そこを読み取って我々としては、 あの、動く必要があるんだと思います。 うん。ま、その読み取り方におうとですね 、私たち日本がどうえるかということに なると、今回の、ま、文書の中でも日本に 対する、ま、その日本が韓国も含めてです ね、この軍事費の、ま、増強ということは 、ま、書かれているということも踏まえる と、ま、日本が行うべき役割、こういった ものも実はこの安保戦略から見えてくると いう、ま、どういったメッセージを 受け取ればいいんでしょうか?あの、ま、 1つには通常戦力に関しては、あの、これ まで以上に日本自身の努力が必要になって くるということだと思います。その核抑に ついてトランプ大統が今、え、それを 弱めるということにはないはないと思い ますけれども、基本的にはそれぞれの地域 の国がそれぞれの地域の平和と安定を守る べきだというのがあの今回の安保戦略の メッセージですので、え、日本としては あの他のえ、有効と一緒にこのアジアに おいて自分たちがもっと役割を果たすと いうメッセージを出しつつ、え、 しかしアメリカが引いていかないように あの引き止めると 一緒に試練を守る、え、劣戦を守るということをやっていく必要があるんだと思います。 はい。 え、アメリカでは来年中間選挙を行われますが、実はですね、トランプ大統領弱気な姿勢も示しているそうです。 そのわけとは アメリカでは来年中間制御を行われますが 、トランプ大統領はウォールストリート ジャーナルのインタビューに経済政策の 一部が完全に効果を発揮していないために 会員で下半素を維持できるか不透明との 見方を示してます。いやの状況ということ ですが中林さん今後のアメリカの様子どう いう風にご覧になりますか?はい。 の中間選挙に向けては何としても物価高を抑えなければいけないです。しかし大統領になってからトランプ氏はまだまだ成功していませんよね。で、ここにかなり懸念が残っているんだと思いますけれども、もし国内の問題に話が集中してしまうとなかなかこう外交とか安全保障で、え、ま、一貫したきちんとした立ち位置を示すことができなくなる可能性がありますので、そこも中間請求に向けて不安が残りますね。 うん。 こさん、トランプ政権のどういったところに今後注目されますか? はい。あの、ま、これまでそのマガと呼ばれてきたトランプ氏の指示基盤の中からですね、あのアメリカファースト、アメリカオンリーというグループがあの分離し始めています。 は。 で、彼、彼らはあのトランプ氏があまりにもそのガザやウクライナの問題に集中しすぎだと 外国のことばっかりやって国内を無視してるということを言ってますので、あの、来年にかけてはますます向きになっていく可能性が高いと思います。 え、今夜アメリカの国家安保戦略から見えるアメリカの実造に迫ってまいりました。どうもありがとうございました。

(2025年12月16日放送 BS 日テレ「深層NEWS」より)(c)NTV
深層NEWSは月~金曜 よる6時58分から生放送
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【ゲスト】
中林美恵子(早稲田大学教授)
小谷哲男(明海大学教授)

【キャスター】
右松健太(日本テレビ解説委員)

【コメンテーター】
飯塚恵子(読売新聞編集委員)

【アナウンサー】
後呂有紗(日本テレビ)

#国家安全保障戦略 #アメリカ #トランプ大統領 #深層NEWS #日テレ #BS日テレ #読売新聞 #中林美恵子 #小谷哲男 #右松健太 #飯塚恵子 #後呂有紗

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41 Comments

  1. 軍事費が倍増するのは仕方ないと思うけど・・・給料が上がっているのは議員と公務員と裏金利権大企業だけ

    その他の国民の手取りは年々減っており貧困化している💢💢💢 おかしいだろ‼‼議員給料減らして歳出削減&法人税増税して消費税廃止❗❗❗❗

  2. 民主主義が揺らいでいる。
    民主主義は定期的に選挙があるから、戦略においてどうしても時間軸が短くなる。
    一方権威主義は多少の人権等無視して国家が拡大する方向に10年20年と長期的な戦略に基づいて作ることがてきる。

  3. このまま台湾を取られると、もちろん尖閣も取られる。そして次は沖縄だ。沖縄を取られたら、日本は中国寄りの政権になると思う。日本が中国寄りになったら、覇権トップはアメリカから中国に移ると思う。

  4. 欧州はイスラム移民に飲み込まれつつあるし、アメリカも国力衰退している。一方で、ロシアもボロボロ、中国も経済大崩壊中。
    日本は台湾や周辺アジア諸国と協力して、自分で自国を守れるように頑張るしか無いです。高市政権には、国力強化、防衛力強化を頑張って欲しいです。
    アメリカの裏切りというより、アメリカ自体が移民に食害されスパイだらけで、借金漬けでもう限界だから仕方がない。

  5. トランプは長くてあと3年だから3年耐えればいいという考えは危険
    世界の警察やるのもうしんどいので仲間のみんなはもっと協力してよいうのをトランプの文法で言ったらこうなってるだけの話で、恐らく他の大統領になっても文法は変わっても姿勢はそんなに変わらない可能性がある
    ヨーロッパや日本韓国台湾にあえて冷たくして中露にすり寄る態度を見せればみんな不安になって勝手に親離れ(アメリカ離れ)して自立の方向に行ってくれるだろうと思ってるのでは。だとしたらトランプが気に食わないアメリカ人にも理解できることで、いやむしろトランプというユニークなカリスマが勝手にいろいろ自分たちができなかったことを突破してくれるのだから好都合とも思っているのでは。

  6. 社会主義と民主主義は相容れることはない。
    いずれ社会主義国家が全てを飲み込んでくる。

  7. 防衛増税にインフレ増税・・・
    トランプはモンロー主義丸出しで中国へ接近。
    こんな状況で、何の意味も無く日中関係を悪化させた高市。
    ほんとお先真っ暗だね・・・

  8. トランプとその支持者は孤立主義
    海外に金を使うな!アメリカにだけ金使え!
    って思想だからな

  9. バンスはトランプより嫌いだけど、小谷さんがおっしゃる通りコネは作っておいた方がいいね。それにしても小谷さんは米政府の内情に詳しく、他の追随を許さない。

  10. 目先の金しか見てないな
    安全保障が崩れれば結局出費がかさむことになる

  11. 欲に限りは無い三分割統治などあり得無い、いずれ一人が世界制覇の欲望に進む事は間違いない。まるで映画やマンガの世界の欲望に取り付かれているとしか思え無い、とにかく早く三大権力者がいなく成って欲しいです。

  12. トランプ政権とは距離を置くべき…
    ウクライナを売り渡して利益を預かろう、分け前を分割しようとしているが、こうなるともうアメリカ大統領ではない…

  13. EUは国家を超える権力を持ちつつ有り腐ってる。言論の自由は無くなり不法移民受け入れなければならないなど最早分裂状態なのを日本人は知らない。ロシアの凍結資産をウクライナ戦に使いたいEUの官僚達もしもこれを許せば2年間で軍備を整えてロシアと直接対決を考えている。選挙で選ばれた人では無い委員長達が戦争継続を望んでいるからトランプの和平の邪魔をする。アメリカは戦争を終わらせ中露を引き離し露を取り込み中国に備えたい

  14. 問題児を集めて責任感持たせる、負の震源コア5。
    今や問題はヨーロッパの植民地主義には無い。とても考えこむ良いテーマだったと感じます。

  15. 日本としてはアメリカの影響力が国際社会に対して弱めると言う事は、国際秩序の価値観を共有出来る友好国との連携と理解する国を増やしていく積極的な活動、自国の強化、日米同盟において他国による分断工作を避けるために齟齬も誤解も起こさせないより一層の日米の緊密な連携が必要であると思いましたね。

  16. あれ俺が見たのと違うなコア5確かポーランド、イタリアとか入っていた様な

  17. 欧州を信用していないので、トランプの戦略・思惑は一定程度支持する。

  18. 海外に金を使わないアメリカファースト
    中国とロシアに近づくトランプ
    もはや悪夢やね

  19. 副大統領が誰にお世話になって今の地位に付けたのか一番影響力がある人は一人だけ

  20. サミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」の世界に近づいてきたな・・・ 力のあるものが総取りして何が悪い!!・・あまりにも現実的な思想だが・・・近視眼的でもある。長期的にこれでうまくいくかな?

  21. うん~~いくらあがやいても、アメリカファーストのアメリカ1国主義を変える事は出来無い。・・理屈では無い、当たり前です・・

  22. C5って米中露印日だよね。トランプさんに言われたら日本は入るしかないけど微妙だね。

  23. 中露は、トランプ信用してないでしょ。

    陰謀論者は反中親露の傾向。

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