Straight Angeli インタビュー|スターダストの新アイドル始動、“Kawaii Rock”を歌い届ける6人の個性を探る - 音楽ナタリー 特集・インタビュー - Moe Zine

ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学、超ときめき♡宣伝部をはじめ、多くの人気アイドルグループを輩出してきたスターダストプロモーションから新たなガールズユニットが誕生した。その名もStraight Angeli(ストレートアンジェリー)。グループのコンセプトは“Kawaii Rock”で、BiSHを筆頭に数々のグループにエモーショナルかつキャッチーなロックナンバーを提供してきた松隈ケンタがサウンドプロデュースを手がけている。

音楽ナタリーではグループの始動に合わせてStraight Angeliの6人にインタビュー。各メンバーの個性や特徴を探りつつ、2026年1月1日にリリースされる初のCDシングル「STARlighT」の注目ポイントを聞いた。

取材・文 / 土屋恵介撮影 / 上野留加

初対面したときは緊張でガッチガチでした

──最初に、Straight Angeliがどんなコンセプトを持ったグループなのか簡単に紹介をお願いします。

松元寧音 Straight Angeliは“Kawaii Rock”がコンセプトで、かわいいビジュアルでロックな楽曲を歌うグループです。Straight Angeliというグループ名には、「どんなときもまっすぐな想いと天使のように愛にあふれる笑顔であなたのそばに寄り添います」という思いが込められています。愛称はストアンです。

織田ひまり 11月2日に横浜アリーナで開催された「バズリズム LIVE 2025 -BUZZER STAGE-」でステージデビューさせていただきました。

松元寧音

松元寧音

織田ひまり

織田ひまり

──メンバーと顔合わせしたときはどんな感想を抱きましたか?

織田 もともと4人(松元、吉田、大山、織田)は同じグループで活動していて、星良のことも別のお仕事で知っていたんですけど、杏ちゃんとははじめましてでした。

大山蒼生 まず杏ちゃんと顔合わせしたんですけど、すごく大人っぽいのに年下と聞いてびっくりしたのを覚えています。

高嶋杏 4人と初対面したときは緊張でガッチガチでした。

松元 でも、会ったその日に一緒にごはんに行って、すぐに打ち解けて仲よくなれました。

織田 杏ちゃんがチーズ好きと聞いて、みんなでチーズナンを食べに行きました。杏ちゃんはチーズナンを頼まなかったんですけど(笑)。

高嶋 普通のナンにしちゃって(笑)。でも蒼生がチーズナンを一切れくれました。

吉田有梨沙 そして後日、星良とも会って。

相羽星良 私は1カ月くらい遅れて合流したんです。それぞれとは面識はあったんですけど、これから同じグループで一緒に活動していくんだと思うと、新鮮な気持ちでした。レッスンを重ねるにつれて、みんなの個性や性格がどんどんわかってワクワクしました。

吉田有梨沙

吉田有梨沙

相羽星良

相羽星良

──デビューまでの準備期間はどのように過ごしていたんですか?

松元 ひたすら歌とダンスのレッスンをやっていました。サウンドプロデュースをしてくださっているのが松隈ケンタさんで、ロックな楽曲を歌うには歌唱力が必要ということでとにかく歌をがんばっていました。

大山 デビューの数カ月前に楽曲をいただいて、初ステージでお客さんを前に披露する光景を想像しながら練習してました。

織田 パフォーマンスをしっかりお届けできるように、ステージデビューの日まで事務所のスタッフさんが見てくださる発表会が毎月あって、それを経て課題をクリアしていく、というのをずっと繰り返してました。

「バズリズム LIVE 2025 -BUZZER STAGE-」での初ステージを振り返って

──実際に「バズリズム LIVE 2025 -BUZZER STAGE-」で初パフォーマンスを披露して、どのような思いを抱きましたか?

織田 今までがんばってきたことをステージで発揮しなきゃって、みんな直前までガチガチだったんです。でもいざステージに立ったら、ただただ楽しくて。ダンスの先生にも「すごくよかった」と褒めていただきましたし、お客さんの温かい応援のおかげでいいデビューライブになった実感があります。

相羽 みんなでたくさん練習してきたからこその緊張がありました。普段は「しっかり練習してきたから大丈夫」と自信を持てるタイプなんですけど、あのときは「絶対に失敗できない」という気持ちのほうが強かったです。でも、ステージに立ったらホントに楽しかった。アイドルになった実感が湧きましたし、お客さんが温かく盛り上げてくださってうれしかったです。でも、最初から最後まで自分でもびっくりするくらい手と足が震えていました(笑)。終わったあとも緊張と興奮が抜けませんでした。

高嶋 私はアイドル活動もステージに立つことも初めてで。練習期間に先生から「お客さんの目線を想像しながら練習しましょう」と言われていたんですけど、ステージからの景色を見たことがなかったので、正直そこまで鮮明に想像はできなかったんです。本番でステージに立ったら想像以上の景色が広がっていて、ペンライトや照明の光が素敵でした。私もずっと緊張していて、挨拶のお辞儀をしたときに自分の足が震えてるのがわかりました(笑)。でも、ライブ中は楽しいという気持ちが勝ってました。

大山 私も練習期間は必死でしたし、本番直前は楽しさと緊張が人生の中でマックスになってしまって。でもいざステージに立ったらたくさんのお客さんが温かく迎えてくださり、緊張がゼロになって楽しさが100%になりました。最初のステージがこんなに楽しいなら、これからもすごく楽しい日々が待ってるはず!と思いました。

大山蒼生

大山蒼生

高嶋杏

高嶋杏

吉田 先ほど話に出た最後の発表会がデビューライブの2日前にあって、メンバーみんなすごく緊張してたんですよ。ライブ当日のリハーサルも緊張で頭がうわー!ってなって、本番が不安でした。でもいざ本番のステージに立ったら、みんなが言ってるようにホンマに楽しさが勝って。「なんなんだこれは!」と思うくらいでした(笑)。踊っているときに、メンバーみんなの顔が輝いていて、それを見て「ホントにデビューしたんだ!」と実感しました。

松元 私はリーダーなので、初ステージではみんな緊張するだろうし、自分だけでも冷静でいなきゃと思っていたんですね。表面上は「みんないけるよ!」という感じで振る舞っていたんですが、心臓がバクバクでした。でもいざステージに立ったら、緊張しすぎている自分がだんだん面白くなってきて(笑)。ジェットコースターに乗る前みたいな感覚になり、そこからはすごく楽しめました。メンバーみんなのびのびと歌っていて頼もしかったですし、自分も心からデビューステージを楽しめました。

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メンバー内で考えた6人のキャッチコピー

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