【後発地震注意情報】車避難で“渋滞”ホテルは宿泊客“夜間の避難”に苦慮「ふだん考えていたことが何もできないことがわかった」冬の発災で見えた課題

8日夜に発生した青森県東方沖地震。東内 でも函館で震度5橋など各地で大きな揺れ を観測。太平洋沿岸中部に一時津波警報が 発表され、住民たちは真冬の夜に避難を 泳ぎなくされました。 たまたまその10 名ぐらい、ま、私含めてですけど、急いで駆けつけることができたんですが、それもたまたま来れた状態だったので、 普段考えていたことが何もできなかったっていうことが分かりました。 積凍結で移動が困難になり、停滞症のリスクも高まる冬の避難。課題も見えてきました。 もう1堀川 町内の高台に私は今、え、民家の敷地内なんですが、え、ご覧のように多くの車両が、え、避難をしてきています。 8日の地震で震度 5弱を観測した日高の裏川町。 一時津波警報も出され 50cmの津波を観測しました。 3mで うん。 予報 だったんでさすがにちょっとまずいなと思ってみんなで批っとなって川町に住む佐藤さん隣の家に 1 人で暮らす小林さんに声をかけ一緒に避難しました。 されてるから帰ってきてもう慌てて何も持たなくてもいいからおばさんとにかくねあの避難なしましょうって言ってくれたもんですから私ももうパニック状態になってしまって津波のあれでもう本当に感謝の一言しかないんです。 2 人は佐藤さんの車で高台の避難所に向かいましたがそこで目にしたのは避難する車による渋滞でした。 確かに渋滞ですよね。その渋滞にはまって津波に巻き込まれるのだけは避けないと。 やはり車の方が早いってすぐ頭にやっぱりね、頭で思っちゃうから 難しいですね。きっとま、冬だったら余計ですし。 裏川町は津波避難について原則歩での避難を推奨していますが、改めて避難の難しさが浮き彫りとなりました。 こことあとはこちらの温泉前に大きい入り口が 2 つあるので外部からその外来の方がいらっしゃってここに大流してます。 震度5を観測した函館のホテルです。 当時ホテルには外国人観光客を含めて 200人以上が宿泊していましたが、夜勤 のスタッフは3人だけ。津波避難ビルに 指定されているため、避難してくる地域 住民60人以上の対応にも追われました。 ホテルの従業員は非常階談を登ってきた人 たちに渡り廊下のスペースや開いている 客室を待機場所として提供しました。 踊り場で、えっと、杖ついた外部の方もいらっしゃったので、あの、疲れてスピードダウンしたりとか、ちょっとここでお休みなられる方がいて、普通のスピードで上がれない方っていうのはもう、あの、怪我人と同じように、あの、補助が必要だからそこを見極めてあの、お手伝いできるようにしなさいとは言っていたんですが、どうしても詰まってしまうので、 また外国人観光客への対応などもあり、スタッフ が少ない夜間の避難には宿泊客の協力も欠かせないと話します。 もし余裕があったら少しお手伝いただけると助かるかなっていうお声かけはさせていただきます。できる限りのあのみんなで協力して最は乗り切ったいなと思ってます。 そうですね。ホテルは日本人だけじゃないですからね。いろんな言語で伝えなきゃいけないので、ま、英語で伝えられる、 ま、国だったらまだいいですけど。 はい。それがい人もかしたらいいかもしれませんもんね。 そして外部からもね、こうやって避難してるから。 そう。ちなみに避難ビルに指定してますからね。一般の方も来ます。それ岡さん、本当夜間のホテルやること多いですね。 いや、そうですね。まだ23 時ぐらいだったんでギリギリ起きてるぐらいの時間じゃないですか?これが本当 23 時だったらもっとパニックになっててでもやっぱりこういう風なホテルがそういう風なねのとこに指定されてんだったら北海道って結構資源が多くて観光客いらっしゃるねところなのでやっぱりそういう対応っていうのはすごく大事になってくるんじゃないですかね。 しかも決め細かいね。 ま、今回のねこれを教してほしいなと思いますよね。はい。 で、今回裏川町では避難する際に渋滞が 発生していたということでしたが、車での 避難について専門家に聞きました。交災に 詳しい日本十字北海道看護大学の根本正博 教授は車避難について渋滞が起こり信号機 の停止や液場化現象などで安全走行が 極めて困難なため津波避難の場合は原則車 は使わないとした上で車中泊を考える際の 注意点を次のように上げています。 長時間足を動かさず同じ姿勢でいることで 足に決戦ができ肺の血管が詰まる エコノミー症候群になる危険があると こまめな運動と水分補給を心がけて くださいということです。そして車の マフラーが雪に埋まることによる一化炭素 中毒にも注意が必要です。マフラー周辺を 除雪して寝る時はエンジンを切るようにし てください。ただその場合かなり冷えます 。 A証にならないために冬用の寝袋を準備してダを取るようにしてくださいということでした。 社中泊もあのものをだから備えておかないとってことですけれども井戸さんこの冬の日なんですけれども本当注意点いっぱいありますね。 はい。そうですね。 これを言われた時に冬用の避難の段を取るとかってできてるかなって思ったらちょっと正直できてないなって言ったところが今もう反省として胸に刺さってるのでちょっといち早くま、週末にでもこう家族がま、どんな状況であれこう引けすぎない段を取れる何かね、ちょっと用意したいなって思いました。 ま、根本先生よく本当いろんな啓発してくれるんですけども、よくあの段を取るって言ってもみんな上着のことだけ考えんですけど、足元から寒くなってくるんで、靴下とかあのオーバーズボンってものも大事ですし、あと水分こまめに取るってことはそれだけ排泄しなきゃいけないんで、車の中にも家族分のあの携帯トイレ で一般的に人って 1日3回4 回あの用を足しますんでやっぱ我慢するともっとね、それ決戦とかエコノミ小行なってくるんで実はちょっとあの考え出したら霧りがないんだけれ もいろんなものを実は用しておかなきゃ ならないで、それが特に冬の場合は プラスアルファで、え、準備するものが 多くなるということですけども、あの、 改めてですが高発地震注意情報です。え、 今日の深夜0時まで、え、続く見通しです 。え、対象地域の皆さん改めてですがね、 備えを確認してください。もちろんこれ 対象地域じゃない方もですね、これを気に 、え、こういうものが家に揃ってるん だろうか、家族分、人数分あるだろうか、 ちょっと考えてください。

後発地震注意情報の発表から、まもなく1週間。冬の避難に課題も見えてきました。

8日夜に発生した青森県東方沖地震。道内でも函館で震度5強など、各地で大きな揺れを観測。太平洋沿岸中部に一時、津波警報が発表され、住民たちは、真冬の夜に避難を余儀なくされました。

ホテルの支配人
「たまたま10名ぐらい、急いで駆けつけることができた。たまたま来れた状態だったので…」

浦河町民
「ふだん考えていたことが、何もできないことがわかった」

積雪や凍結で移動が困難になり、低体温症のリスクも高まる「冬の避難」。
課題も見えてきました。

福井秀一カメラマン
「浦河町内の高台にいます。民家の敷地内なんですが、ご覧のように多くの車両が避難をしてきています」

8日の地震で、震度5弱を観測した日高の浦河町。

一時、津波警報も出され、50センチの津波を観測しました。

浦河町在住 佐藤さん(47)
「(津波が)3メートルって予報だったので、ちょっとマズいなと思って、みんなで避難しようとなった」

浦河町に住む佐藤さん。隣の家に1人で暮らす小林さんに声をかけ、一緒に避難しました。

浦河町在住 小林さん(76)
「もう慌てて『何も持たなくてもいいから、とにかく避難しましょう』って。津波注意報でパニックになってしまって。本当に感謝のひと言しかない」

二人は佐藤さんの車で、高台の避難所の向かいましたが、そこで目にしたのは、避難する車による渋滞でした。

浦河町在住 佐藤さん(47)
「確かに渋滞しますよね。渋滞にはまって津波に巻き込まれるのは避けないと」

浦河町在住 小林さん(76)
「車の方が早いって、すぐ頭で思っちゃうから」

浦河町在住 佐藤さん(47)
「(徒歩避難は)難しいですね。冬だったら余計に…」

浦河町では、津波避難について原則、徒歩での避難を推奨していますが、改めて避難の難しさが浮き彫りとなりました。

ホテルグローバルビュー函館 小川有史 総支配人
「ここと温泉前に大きい入り口が2つあるので、客と外来の人が来てここに滞留している」

震度5強を観測した函館のホテルです。
当時、ホテルには外国人観光客を含めて200人以上が宿泊していましたが、夜勤のスタッフは3人だけ。

「津波避難ビル」に指定されているため、避難してくる地域住民60人以上の対応にも追われました。

麻原衣桜記者
「ホテルの従業員は非常階段を上ってきた人たちに、渡り廊下のスペースや空いている客室を待機場所として提供しました」

ホテルグローバルビュー函館 小川有史 総支配人
「踊り場で杖をついた外部の人もいたので、疲れてスピードダウンしたり、普通のスピードで上がれない人は、けが人と同じく補助が必要だから、『見極めて手伝えるようにしなさい』とは言っていたんですが…どうしても詰まってしまう」

また、外国人観光客への対応などもあり、スタッフが少ない夜間の避難には、宿泊客の協力も欠かせないと話します。

ホテルグローバルビュー 函館小川有史 総支配人
「もし余裕があったら少し手伝ってもらえると助かる。みんなで協力して災害を乗り切れたらなと思う」

堀啓知キャスター)
ホテルは日本人だけではないですからね。いろんな言語で伝えなくてはいけないので、英語で伝えられる国ならばまだいいですが、それが伝わらない人もいるかもしれないですもんね。

鶴岡慎也さん)
まだ23時くらいと、ぎりぎり起きている時間じゃないですか。これが午前2時、3時だったらもっとパニックになっていたかもしれない。でも、こういうようにホテルが避難場所に指定されているのなら…。
北海道は資源が多くて観光客がいらっしゃるので、そういう対応はすごく大事だと思います。

世永聖奈キャスター)
浦河町では避難する際に渋滞も発生していましたが、車での避難について専門家に聞きました。

防災に詳しい日本赤十字北海道看護大学の根本昌宏教授は、車避難について、渋滞が起こり、信号機の停止や液状化現象などで安全走行が極めて困難なため、津波避難の場合は原則、車は使わないとしたうえで、車中泊を考える際の注意点を次のように挙げています。

・長時間、足を動かさず同じ姿勢でいることで、足に血栓ができ肺の血管が詰まるエコノミー症候群になる危険性があります。こまめな運動と水分補給を心がけて下さい。

・マフラーが雪に埋まることによる一酸化炭素中毒にも注意が必要です。マフラー周辺を除雪し、寝るときはエンジンを切るようにして下さい。

・また、低体温症にならないために冬用の寝袋を準備して暖を取るようにして下さい。

堀キャスター)
車中泊も、いろんなものを備えて置かなければならないですね。

伊藤順子さん)
冬用の避難の(準備として)暖をとるなど、できているかなと思ったら正直できていないなというところが反省点として胸に刺さっています。
いち早く週末にでも、家族がどんな状況でも暖を取れるものを用意したいなと思います。

堀キャスター)
よく暖を取るときに上着のことだけ考えがちですが、足元から寒くなってくるので、靴下やオーバーズボンなどが大事です。

そして、水分をこまめにとるということはそれだけ排泄しなければいけないので、車の中に家族分の携帯トイレを。一般的に人は3~4回用を足しますので、我慢するともっと血栓ができたりエコノミー症候群になりやすくなってしまいます。

考え出したらきりがないですが、いろんなものを用意しておかなければなりません。特に冬の場合はプラスアルファで準備するものが多くなります。

後発地震注意情報は、15日の深夜0時まで続く見通しです。対象地域の皆さん、改めて備えを確認して、お過ごしください。

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