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日本一オシャレな人を決める講談社の人気企画「オシャレ王決定戦」。

今回はそんな大会に出場した中で、特段アメカジが好きな人を集めた「オシャレ王 アメカジ部」の4人それぞれにジーンズの歴史や育て方について教えていただきました。全員が違った角度から、ジーンズとは何かについて熱く語っていく。

そもそもリーバイス501とはなにか?

まずそもそもとして、リーバイス501とは何なのでしょうか?解説してくれたのは、東大でデニム論文を書いたダルマ。

501ができたのは1873年、最初はブルーデニムではなくブラウンのダック生地で作られていました。その後さらに年代は進み1886年、馬が引っ張っても壊れないという意味のロゴが作られ、やがて商標登録されました。

150年以上の長い歴史のあるリーバイスですが、最古のものから現行のものまで共通する部品が存在します。それがリベットと呼ばれるポケットの端についている留め具のような物。

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当時炭鉱夫の作業着として着られていたジーンズですが、リベットが無かったころはすぐに破けてしまっていたそう。それを見た仕立て屋のヤコブ・デイビスさんが補強するために作ったのがはじめだったんだとか。

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つまり501とは破れ防止の特許を取った頑丈なズボンだったのです。

年代別ざっくり地図

リーバイスの歴史について語ってくれたのは、オシャレ王予選のランウェイにもデニムを履いてきたKen。

最初にリーバイス社ができたのが1853年。初期の頃はバックポケットが1つだけの4ポケット、サスペンダーが主流だったためサスペンダーボタンがついています。

その後1901年から1921年にかけて、現在主流であるバックポケット2つの5ポケットになっていく。それと同時に、リーバイスのトレードマークともいえるアーキュエイトステッチというカモメ状の刺繍が入ることになります。

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このアーキュエイトステッチ、当時のリーやラングラーなどの他社がまねをし始めた結果、1943年にリーバイスがこれを商標登録しました。

その後、ベルトが少しづつ主流になる1922年から1935年にかけて、ベルトループが搭載され始めました。そして1936年から1941年の間に、LEVI’Sと書かれた赤タブが生まれ、同時にサスペンダーボタンも少しづつ無くなっていきます。

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この赤タブ、時代によって微妙に文字が違っているため、年代を判断する材料としても使われているんだとか。

時代は進み、第二次世界大戦中の1942年から1946年にかけて、物資統制の影響で生地や細部が大きく変化しているため、当時のモデルはプレミアが付き、時には数百・数千万で取引されることも。

そして物資統制のなくなった1947年から1952年にかけては、パーツもちゃんとしたものが使われるようになり、現代でも主流になっているデニムの形になったと言われています。

ジーンズの育て方

次に現れたのは、自他ともに認めるジーンズ大好き人間かとうまお。かとうが教えるのはジーンズの育て方。

そもそもジーンズを育てるというのはどういうことなのでしょうか。

ジーンズは穿けば穿くほど、色が落ちてヒゲやハチノスと呼ばれる模様が現れます。他の服は新品が最もカッコいい状態なのに対して、ジーンズは穿くほどカッコよくなっていきます。

ではジーンズを育てるためにはどうするのか。もっとも大事なのは洗わないこと。ジーンズは洗いすぎると、模様が現れる前に色が薄くなりすぎてしまいます。洗わずに着用頻度を上げることで鮮やかな濃淡を生み出すことができます。

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基本は3か月から半年ほど洗わないのが理想ですが、どうしても気になる場合は除菌スプレーをかける、ジーンズ専用の洗剤で洗うといった手段があります。

ジーンズへの向き合い方は人それぞれですが、自分の歴史が刻まれていくことに魅力を感じていると語るかとうは、自然な色落ちを楽しんでいるそう。

オススメの501

最後に出てきたsugiは初心者におすすめの501を紹介。

本家アメリカ製だが値段の高騰していない90年代を古着屋で狙うのがオススメなんだとか。

2003年からアメリカ製ではなくなってしまった影響で、アメリカ製の501は高くなっているため、1万円以下と比較的安く買える90年代が初心者向き。

それと同時にオススメなのが702。

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1930年代モデルを1997年に復刻させたこの商品は、現在でも多く作られている復刻版シリーズの先駆け的な存在だったそう。比較的数も残っているものなので初心者も買いやすい。

アメカジ部の501

ダルマの一本は1953,54年あたりに作られた501XX。

論文掲載のご縁で青田充弘先生に譲りうけたこの501、裏側のレザーパッチなど古い年代の者であることを予感させる特徴がいくつかあるそう。なんとお値段400万円ほどらしく、スタッフ・アメカジ部共に驚きを隠せませんでした。

かとうの一本は同じく501XXの1955年モデル。

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立派なヒゲなど十分に育てられたことが分かるこの一本は、特に膝の色落ちなど、綺麗にでた模様はまるで絵のようと絶賛されていました。

Kenの一本は501 Big Eの1967年から1969年製のもの。Big Eというのは赤タグのEの部分が大文字になっているものを指しています。

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オシャレ王のランウェイで穿いたという想いでの一着は、色落ちがとても良いと、かとうが大絶賛。ヴィンテージながら自身にジャストフィットしており、自慢の一着だと語っていました。

最後sugiの一着は501の1999年モデル。

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これまでの人とは打って変わってシンプルな一本ですが、10代の頃から共に連れ添い、長く穿いたということがパッと見でわかるほどのすばらしい色落ちでした。

リーバイス501について熱く語り、多くを学んだ一行は次なる服を求め、またしてもオシャレ沼へと沈んでいくのであった。

動画本編はコチラから!

 

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