「GQ MEN OF THE YEAR 2025」受賞者たちのファッションに焦点をあて、当日の様子をプレイバック。

日本での開催が20回目となる節目の年。2025年12月2日(火)、『GQ JAPAN』はこの1年を代表する8組を招き「GQ MEN OF THE YEAR 2025」授賞式を開催した。会場には、各界の受賞者たちがそれぞれ異なるアプローチでフォーマルウェアをまとって登場し、スーツのフォルムや色使い、アクセサリーの選択に至るまで、多様なスタイルが見られた。本記事では、その装いを前編・後編に分けてお届け。前編に続き後編を紹介する。

受賞者たちのファッションを振り返る! 「GQ MEN OF THE YEAR 2025」ファッションレポート(前編)

吉沢亮(ベスト・アクター賞)

2025年、空前の興行収入を記録した映画『国宝』で圧巻の演技を残し、ベスト・アクター賞を受賞した吉沢亮。当日も、その評価を裏付けるような端正な佇まいで授賞式に姿を見せた。彼が選んだのは、トム フォードのタキシード。シャープなカッティングと無駄のないラインが、ブランドらしい精度の高いシルエットをつくり出す。

スタイリスト・荒木大輔 ヘア・KANADA メイク・uda

RIPSLYME(アチーブメント・アーティスト賞)

今年メジャーデビューから25年目、RIPSLYMEが約1年間の期間限定で再結集。授賞式では2曲を披露し、往年の空気をまといながらも、いまのシーンにしっかりと返り咲いた存在感を見せた。そんな5人はそれぞれのキャラクターを反映したフォーマルスタイルで登場した。

ILMARIは、ウールの千鳥チェック柄セットアップで登場し、端正なシルエットにさりげない遊び心が加わって都会的なムードに。PESは、特徴的なボウタイにベストを合わせ、フォーマルながらもどこかリラックスした空気感が本人らしさを演出。RYO-Zは、オールブラックにハットを合わせたスタイルで、シンプルなスタイリングの中にほどよいワイルドさがアクセントに。SUは、ベルベットの表地とシルクラペルのコントラストが目を引くセットアップにペイズリーのシャツを合わせ、素材の表情が重なって独特の雰囲気を生み出す。FUMIYAは、繊細なストライプ柄のダブルブレストジャケットにシャイニング仕上げのレザータイを合わせ、フォーマルの枠を軽やかに広げるようなスタイルに。

スタイリスト・金光英行 ヘアメイク・高草木剛

小島秀夫(ベスト・クリエイター賞)

コジマプロダクション設立から10年。『メタルギア』シリーズ、そして世界で累計2000万人がプレイする『DEATH STRANDING』を手がけ、ゲーム表現の可能性を更新し続けてきた小島秀夫。その揺るぎない創造性が評価され、「ベスト・クリエイター賞賞」に選ばれた。当日の装いは、プラダのイヴニングスーツ。端正なサテンの縁取りラペルが静かな気品を添え、プラダらしい構築的なムードが漂う。ミニマルでありながら確かな存在感を放つ一着が、小島の持つ知性とダンディズムをより引き立てる。

スタイリスト・荒木大輔 ヘアメイク・青木理恵

小田 凱人(ベスト・アスリート賞)

パリ・パラリンピックでの金メダル獲得に続き、2025年の全米オープンを制して生涯ゴールデンスラムを達成した小田凱人。今年のスポーツ界を象徴する存在として選出された彼は、受賞者の中で唯一となるオーダースーツで登場した。昔ながらのスーツ像をイメージして、ピンストライプを探していたと語る小田が選んだのは、ホワイト地にシルバーゴールドのストライプが走るドーメル社の服地。これを仕立てたのはテーラー「Wisdom Tool」で、シャツも同店でオーダーしたもの。クラシックなドットタイがアクセントとなり、伝統と若々しさが共存する装いに仕上がった。授賞式という特別な場にふさわしい、端正で凛とした一着だ。

ヘアメイク・辻本悠斗

受賞者たちのファッションを振り返る! 「GQ MEN OF THE YEAR 2025」ファッションレポート(前編)「GQ MEN OF THE YEAR 2025」受賞者たちのファッションに焦点をあて、当日の様子をプレイバック。写真・大江裕貴文 編集・文 高杉賢太郎 伊藤稜大

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