【写真】休業中の小津玲奈も含めた11人での飛躍を誓って…台北の夕空にランタンを飛ばす
乃木坂46の6期生が出演する旅バラエティー番組「乃木坂46 6期生稼働中」の第9回が、12月5日にLeminoで配信された。第9回からの舞台は台北。これまで日本各地でPR活動を頑張ってきた10人が集結し、最終日の路上ライブに向けて台北の各地で足跡を残していく。(以下、ネタバレを含みます)
■超高層ビルをバックに「台北に来ました～！」
同番組は、全国各地で飛び込みの企画にチャレンジしたり、土地のオススメスポットを巡って同期の絆を深めていくメンバーの様子をドキュメント風に捉えていくバラエティー。チームごとに行先をくじで決め、乃木坂46が過去にライブを行った土地で6期生のことをPRしていく。
乃木坂46は、2019年と2020年に台北でライブを開催したことがある。その台北のランドマークとして知られる超高層ビル「台北101」をバックに10人で「台北に来ました～！」と元気いっぱいにあいさつする6期生たち。今回は2泊3日で台北のことを知り、日程の最後には路上ライブを行う計画だ。
最初の訪問地は、台北郊外の懐かしさたっぷりの街・十分。「乃木坂、逃避行。SEASON2」で先輩の梅澤美波と小川彩も訪れたことがある。スリルたっぷりのつり橋を渡り、十分の名物である線路脇にレトロな商店が立ち並ぶ十分老街に到着。ここで5人ずつの2チームに分かれ、アポなしでグループのこと、そして台北での路上ライブをPRしていく。
愛宕心響、大越ひなの、川端晃菜、長嶋凛桜、森平麗心のチームは、偶然メンバーに左利きが多くなったので十分の街を左回りで行ってみることにする。まずピーナッツとアイス、パクチーをクレープ生地で包んだピーナッツアイスクリームの店を見つけ、森平がライブのビラも渡すことに成功。新潟・古町でのPRの際は緊張し過ぎて終わりがけに泣いていた森平だが、今回は堂々とPRできた。アイスの冷たい食感にピーナッツとパクチーの風味がマッチした、独特の味わいを5人で楽しんだ。
海邉朱莉、鈴木佑捺、瀬戸口心月、増田三莉音、矢田萌華のチームも十分の街歩きからスタート。このチームは、「頑張っていきましょう」と元気っ子の瀬戸口が先頭になって引っ張っていくようだ。そんな中、「海邉朱莉はどこを見てるんでしょうね」と矢田にツッコまれた海邉は、「ランタンが飛びましたよ」と空を眺めていたりして、いつも通りマイペースに楽しんでいる。そこに列車が通りかかって5人の目の前を通過すると、その迫力に一同驚いていた。
こちらのチームはマグネットなどを売っている雑貨店に入ってみる。「肉まんのグッズが大好き」という矢田は、肉まんの柄が刺しゅうされたがま口を見つけ、さらに瀬戸口が見つけてくれた肉まんの絵が描いてあるグッズに「かわいい！」を連発。思い思いに土産を購入し、店員にビラを渡してグループとライブのこともしっかり伝えた。
次は通訳が勧めてくれたアイスの店に行ってみるが、ここがもう一つのチームがさっき訪れた場所だった。アイドルが好きだという店員にもう一度ビラを渡して、ライブに来てくれるように念を押した。
■飛躍を誓ってランタン飛ばし
夕方には全員で十分名物の、願い事を書いたランタンを空に飛ばすことに。みんなが思い思いの願い事を書いていく中、「11人でまた台北に来られるくらい頑張ります」(長嶋)、「11人でもっとたくさんの景色を見られますように」(鈴木)のように、休業中の小津玲奈も含めた11人での飛躍を誓うものも多かった。思いを込めたランタンは真っすぐ空に飛んでいき、その光景をみんなで台北まで来られた感慨に浸りながら見つめた。
十分から移動する車の中では、買ってきた土産をカメラに向けて見せ合う。かわいいものが好きな海邉は猫がレトロなポストの上に乗っている絵柄のしおりを買い、食べることが大好きな矢田は台北の多彩な料理が描かれたクリアファイルを選んでいた。
そして車は提灯がノスタルジックな街を彩る九フンに到着。夜には提灯の優しい光が街並みを飾って、一面に映画のような光景が広がっている。晩ご飯の目的地に向かうが、坂道や階段が続くので意外と体力を使う。鈴木は6期生の中では“どんくさキャラ”で知られる増田と一緒に手をつないで階段を登っていく。途中、提灯が空いっぱいにつるされた広場に着いたところで、このSNS映えする光景をバックに10人で写真を撮り合った。
現地の食材をたっぷり使った夕食は、しっかり者の長嶋が乾杯の音頭をとって始まった。ここでは増田が森平にクラゲを勧めたり、器用に料理を分けたりして、機転が利くところを見せる。それを鈴木が「三莉音最近大人っぽくなったよね」と見とれていた。
初めての海外ロケ1日目は、台北らしいオリエンタルなムードにあふれたスポットを楽しめた10人。「6期生でご飯食べるの久しぶりじゃない？」(長嶋)と、同期だけで久々に水入らずで過ごせ、翌日からの活動に向けていっぱい元気を蓄えた。
◆文＝大宮高史
※九フンの「フン」は、にんべんに「分」が正式表記
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