K-POP最大級の音楽授賞式「2025 MAMA AWARDS」が、今年は11月28日・29日に香港で開催された。香港開催は7年ぶりだったものの、26日に高層マンション群で大規模火災が発生、現在も行方不明者の捜索が続く壊滅的な被害をもたらしたことでイベントのレッドカーペットは中止となった。授賞式は「Support Hong Kong」のメッセージを掲げて開催し、パフォーマンス・演出の一部変更や冒頭での黙とう、出演者は黒い衣装や追悼リボンを身に着けてステージに登壇し、受賞コメントでは哀悼の意を表すなど厳粛な空気の中で進行された。
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K-POPアーティストやパク・ボゴム、香港映画界を代表するスター チョウ・ユンファらホスト & プレゼンター陣はどのような言葉を送ったのか? 授賞式・パフォーマンスでの注目トピックスとともに振り返っていく。
パク・ボゴム
CHAPTER 1のホストを務めたパク・ボゴム。「7年ぶりの香港公演を多くの方が心待ちにしていたと思いますが、とても痛ましい事故が起きてしまいました。事故によって大切な日常、愛するご家族やご友人を失われたすべての方に深く哀悼の意を表します」と述べた上で、冒頭で黙とうを捧げた。続けて「Support Hong Kong」のメッセージを伝えるとともに、「『MAMA AWARDS』は被害者支援のための寄付を通して、力を添えたいと考えています」と述べ、会場にも支援を呼びかけた。
CHAPTER 1の最後には韓服(伝統衣装)をまとってステージへ。「今日、音楽を通じて分かち合った共感の瞬間が、少しでもみなさんにとって大きな慰めになっていることを切に願っています」とコメントし、大歓声の中1日目を締めくくった。
チョウ・ユンファ
CHAPTER 2で、大賞 VISA ARTIST OF THE YEARのプレゼンターとして登壇した香港の国際的映画スター、チョウ・ユンファ。「授賞に先立ち、みなさんにお願いがあります。火災で被害を受けた住民の皆さんに励ましとお見舞いの気持ちを込めて起立していただけますか」と述べ、黙とうを捧げた。中国語と広東語で「ありがとうございます」と声をかけると、会場からは大きな拍手が起こった。「慰めと励ましの手を差し伸べてくれたMAMAに感謝します」
公演の終盤だったことから「時間がありません、早速発表に入りましょう」と韓国語でコメントし、再び会場から歓声が。
