ロレアル 2025年度「Big Bangプログラム」受賞企業が発表 世界から19社が選出 - Moe Zine

 ロレアル(L’Oreal)グループが、第8回中国国際輸入博覧会(CIIE)に参加し、オープンイノベーションプラットフォーム「ロレアル Big Bang ビューティーテックイノベーション(以下、Big Bangプログラム)」の2025年度の受賞企業を発表した。今年度は、世界中のスタートアップ企業や中小企業などから過去最多の700社を超える応募を集め、複数段階にわたる選考を実施。最終的に、AI技術と材料科学の融合を強みとする Matlantis(リサーチ&イノベーション部門)と接客AIエージェントなどを手掛ける ZEALS(マーケティングイノベーション部門)の日本企業2社を含む19社のスタートアップを受賞企業に選出した。

 Big Bangプログラムは、2020年に中国で開始。過去5年間で北アジア全域および世界各国における、地域・市場間のシナジーを促進してきた。第8回中国国際輸入博覧会でロレアルは、「未来のためのイノベーションを推進する」をテーマに掲げ、ビューティ業界全体のイノベーションを加速する取り組みやアイデアを紹介。日本を含む北アジア地域のスタートアップとの協業を強化し、美のリーダーとして業界を牽引する姿勢を発信した。

 ロレアルグループ 副CEO兼リサーチ&イノベーション テクノロジー担当 バーバラ・ラヴェルノ(Barbara Lavernos)氏は、「われわれにとって『イノベーション』は単なる流行語ではありません。オープンイノベーションは計り知れない力を持っていると確信しています。『Big Bangプログラム』は、その信念を形にするための重要な架け橋です。活気あふれるスタートアップ企業とロレアルを結びつけることで、異業種間のコラボレーションを促進し、革新的なソリューションの開発を目指しています。美の未来を拓くのは、画期的な製品だけではなく、画期的な協働が必要であると確信しています。オープンイノベーションが、ロレアルのパーパスである『世界をつき動かす美を創造する』を可能にするのです」と語った。

 選出した日本企業の1つ、ZEALSは、東京とサンフランシスコを拠点し、マルチモーダル接客AIエージェント「omakase.ai」や、LINE向け接客AIエージェントを通じ、真にパーソナライズされた会話体験をオンラインサービスとして提供することを可能にするプラットフォームを開発。特にピッチでプレゼンテーションされた音声AIエージェントの「自然な会話」の水準の高さが、注目を集めている。

 ZEALSのCEO兼創設者である清水正大氏は、「私たちは、音声AIを活用して『おもてなし』という日本のホスピタリティ文化をオンラインストア体験に浸透させたいと考えています。イノベーションとは説明するものではなく、届けたい人に感じてもらうものだと思います」とコメントした。

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