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EFE

掲載日

2025年11月27日

ケイト・モス、カイリー・ミノーグ、リアーナらの衣装を手がけたことで知られるスコットランドのファッションデザイナー、パム・ホッグが死去したことが、家族が水曜日にソーシャルメディアで発表した声明で明らかになった。

パム・ホッグパム・ホッグ – Courtesy

「愛するパメラの逝去をお知らせすることになり、ホッグ家一同、深い悲しみに暮れています」と、デザイナーのインスタグラムに綴り、最期の時間は「穏やか」で、「親しい友人や家族の愛情深いケアに包まれていた」とも説明した。

「パメラの創造的精神と作品は、あらゆる世代の多くの人々の心に触れました。彼女は、私たちにインスピレーションを与え、喜びをもたらし、既成概念の枠を超えて生きることに挑み続けるよう促す、かけがえのないレガシーを遺しました」と声明は続けた。

ホッグは生前、年齢の公表を望んでいなかったが、複数の英メディアによれば、66歳で亡くなったとみられる。

死因も公表されていないが、同日付の声明で家族は、ロンドンにある終末期医療施設セント・ジョセフ・ホスピスのスタッフがホッグに提供した「手厚い支援」に感謝の意を示した。

スコットランド出身のホッグは、グラスゴー美術学校で美術を学び、1981年に初のファッションコレクションを発表した。キャリアを通じて、2007年の「2 Hearts」のミュージックビデオでカイリー・ミノーグが着用したキャットスーツなど、数々の著名人の衣装をデザインしてきた。

また、リアーナ、レディー・ガガ、ジェシー・Jといったアーティストに加え、ナオミ・キャンベル、クラウディア・シファー、ケイト・モスなどのモデルの衣装も手がけた。

彼女のウェブサイトによれば、ホッグは自らを「パンクのアイコン」と称し、デザインにおける主な影響源の一つとして音楽を挙げている。2016年には、英国の音楽賞ブリット・アワード(BRIT Awards)のトロフィーをデザインした。

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