乃木坂46の瀬戸口心月(20)と矢田萌華(17)が、2週連続で「坂道の火曜日」に登場する。6期生として今年2月に加入し、11月26日発売の40枚目シングル「ビリヤニ」で、初選抜にしてダブルセンターを託された新星だ。大きな期待を背負い、1つずつ壁を乗り越えて進んでいる2人が、普段の様子やお互いの印象を語った。【寺本吏輝】

ダブルセンターを務める乃木坂46の矢田萌華(左)と瀬戸口心月(撮影・滝沢徹郎)ダブルセンターを務める乃木坂46の矢田萌華(左)と瀬戸口心月(撮影・滝沢徹郎)

-ともに初選抜で、2人でセンターを務めます

矢田 自分のタスクがいろいろある中で、1人でセンターという立ち位置を背負うには乃木坂46というグループが大きすぎるので、2人で良かったと思う場面がたくさんあります。最近は帰り道に褒め合ったり、明日も頑張ろうねって連絡したりして、心の支えです。

瀬戸口 私も、1人だったら全部は乗り切れていなかったな。萌華とは仲がいいですし、一緒にたくさん学ぶこともあるんですけど、楽しく話したりしながら過ごせているのがうれしくて。連絡を取り合って、それだけで本当に気持ちが全然違うんです。

矢田 うんうん。

瀬戸口 2人で支え合っていこうね、って話しているので…ね?

矢田 この期間、もっと2人で支え合っていきたいなと思います。

-普段、どんなやりとりが多いですか

矢田 例えば、雑誌に出ていたら「この心月めっちゃかわいい!」とか。心月は元々、褒めてくれたり、明るいことを言ったりしてくれる性格で、「今日も大変だったと思うけど頑張ったね」「明日も頑張ろうね」って言ってくれて。心月も同じくらいスケジュールが詰まっているはずなのに(前向きに)言ってくれるから、私ももっと頑張らなきゃなって。

瀬戸口 萌華もたくさん褒めてくれます。ちょっとしたことでも「今日はこのご飯があるから楽しみに頑張ろうね」とか。

矢田 そうそう(笑い)。

瀬戸口 楽しい目標を作ったりしながら一緒にやっていて、すごく支えになっていますね。

矢田 そうですね。この間もちょっと空いた時間、かき氷を一緒に食べに行って、リフレッシュしてきました。

ダブルセンターを務める乃木坂46の矢田萌華(右)と瀬戸口心月ダブルセンターを務める乃木坂46の矢田萌華(右)と瀬戸口心月

-いつ頃から言葉をかけ合う関係に

瀬戸口 2人でセンターです、って言われた時に「頑張ろうね」って言葉で伝えました。最初から、一緒にいいシングルにできるように話をしていた気がします…どうかな?

矢田 うん。乃木坂46に入ったはいいけど、私たちはまだただの2人の女の子というか。先輩たちに及ばない部分とか至らないところがたくさんあるので。お互いに最初から「本当に死ぬ気で頑張らないとね」ってずっと言っていました。

-お互いにキャッチフレーズをつけるとしたら

矢田 「実は縁の下の力持ち、月のような存在」。前は心月のことを太陽だって言っていたんですけど、最近一緒にいて思ったのが、みんなを明るく照らす、まぶしい明るさというよりは、夜に静かにみんなを見守って照らしてくれる温かい光だなと思って。やっぱり(名前も)心月だし、月かな。

瀬戸口 なんだろう…萌華は私にとって「華のあるインフルエンサー」。萌華には一番刺激をもらっているんじゃないか、ってくらいもらっていて、私が持ってないところをめっちゃ持ってる。こういうインタビューでも、私が思っていたことを言ってくれて「あ、それ!」ってなるんですよ。影響を与えてくれるインフルエンサーだなって思います。

矢田 ありがとうございます(笑い)。

ダブルセンターを務める乃木坂46の矢田萌華(右)と瀬戸口心月ダブルセンターを務める乃木坂46の矢田萌華(右)と瀬戸口心月

◆瀬戸口心月(せとぐち・みつき)2005年(平17)7月16日、鹿児島県生まれ。高校時代はチアリーディング部、甲子園で野球部を応援したことも。今年2月加入の6期生。愛称は「みつき」など。153センチ。血液型A。

◆矢田萌華(やだ・もえか)2008年(平20)1月27日、秋田県生まれ。今年2月加入の6期生。愛称は「矢田ちゃん」など。食べること、アニメを見ること、人と話すことが好き。161センチ。血液型B。

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