By
Reuters
掲載日
2025年11月19日
アソシエイテッド・ブリティッシュ・フーズ傘下のファッションチェーン、プライマーク（Primark）は水曜日、数年にわたる削減と再編を経て、新たなアプローチでドイツでの成長を再び目指すと発表した。
プライマークは手頃な価格のファッションとライフスタイル用品で知られる – REUTERS/ Shannon Stapleton
同社は同日、ドイツで5年ぶりとなる新店舗を開業した。ドイツ・オーストリア担当セールスディレクターのサンドラ・ルクセム＝ブレーメン氏は、同日公表された記者団との電話会見で、売上減少に歯止めをかけるべく、さらに2店舗の出店を計画していると述べた。
同社は、フランス、イタリア、ドイツなど欧州各国における厳しい競争と低迷する消費者需要に対応するため、商品力、価格設定、顧客とのオンラインでのエンゲージメントの強化に投資してきた。
ABFの年次報告書によると、特にドイツでの売上低下が響き、9月13日までの会計年度におけるプライマークの北欧州の売上高は1%減少した。プライマークは、新店舗をより小型で地域ニーズに即したフォーマットとすることで、ドイツにおける効率性と収益性の向上につなげたいとしている。
近年、同社はSheinやTemuなどのオンライン小売業者との競争が激化するなか、ドイツ国内で5店舗を閉鎖しており、来年第1四半期にはさらに1店舗の閉鎖を予定している。
一部の店舗は規模が大きすぎたり互いに近すぎたりした一方で、地域によってはブランドの展開がまったくなかったと、ルクセム＝ブレーメン氏は述べた。
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