北海道大学長に宝金氏再任
今日は2025年11月11日(火)です。
寒いです。
今日も雪マークです。
自転車通勤はあきらめました。
札幌市の円山動物園にクマが出ています。
付近の住宅地にもクマが出て学校が休校しています。
人間が襲われる前に駆除してほしいです。
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今日の北海道新聞の記事です。
北海道大学長に宝金氏再任へ 選考会議が選出
北海道大学の宝金清博学長(71)の任期満了に伴う学長選で、選考・監察会議(議長=杉江和男・公益財団法人産業教育振興中央会理事長)は10日、宝金氏を次期学長予定者に選出した。近く文部科学相の任命を経て再任される。任期は2026年4月から4年。
学長選は宝金氏、新人の阿部弘特任教授(67)=副理事=、長谷山美紀教授(62)=副学長=の3氏で争われ、経営協議会の学外委員らでつくる選考・監察会議が同日、合議で決定した。
宝金氏を選考した理由として「学内外の関係者とのコミュニケーション能力にたけ、高い行動力と責任感に基づく大学運営能力に優れている」などとコメントした。
10月29日~11月4日に講師以上の教員と課長補佐相当職以上の事務職員ら約1500人を対象にした投票では、宝金氏が「経営目標」と「実行戦略」の主張を通じて最多得票を獲得し、長谷山氏と阿部氏を上回っていた。(芝垣なの香)
再選の北大・宝金学長、財政基盤強化など課題山積み 経営改革訴える新人に薄氷の勝利
北海道大の学長選で現職の宝金清博氏の再選が決まった背景には、前学長解任の混乱から経営を立て直した5年間の実績などへの評価がある。ただ、得票数では3候補のうち同大の経営改革を訴えた新人候補の一人と互角の戦いを展開し、薄氷の勝利となった。国からの運営費交付金は減少傾向が続き、教育研究環境が厳しさを増す中、財政基盤の強化など課題は山積している。
2020年度に学長に就任した宝金氏は、半導体に関する教育研究の推進や、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指すサステイナビリティ推進機構の設置など改革を進めた。国立大学協会副会長としての発言力への期待からも支持を集めたとみられる。
国立大学は2004年度の法人化以降、研究費や人件費などに充てられる運営費交付金が20年間で約13%削減され、北大も2024年度は369億円と約18%減少。物価高騰で財政難に拍車がかかっている。
大学では設備更新の延期など影響が深刻だ。水の安全性などを研究する同大の教員は、水の分析機器が老朽化しており、更新に数百万~1千万円かかるという。「業者から『部品が壊れると直せない』と言われているが買い替える余裕はない。日々、不安だ」と話す。
学長選では新人の長谷山美紀氏が北大の2期連続赤字による教育研究活動への影響や優秀な研究者の相次ぐ退職などの問題を訴え、票の4割以上を集め宝金氏との差を縮めた。長谷山氏陣営の教員は「現職への批判票が相当集まった」と話す。
来年、開学150年を迎える北大。地域貢献や人材育成など「知の拠点」として果たす役割は大きい。選ばれる大学をつくるため、財源を安定的に確保し教育と研究の質を向上させるなど、宝金氏は難しいかじ取りを迫られそうだ。(芝垣なの香)

再任が決まった宝金清博氏
(以上、北海道新聞より引用)
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寳金清博先生が北大学長に再任されて、
とてもうれしいです。
道新には、
薄氷の勝利
財政難深刻
…と書かれています。
私は寳金先生ならできると確信しています。
2020年に学長に決まった時も大変でした。
道新の【社説】に、
『北大新学長 体制立て直しが急務』
…と書かれました。
寳金先生お身体に気をつけてがんばってください。