「ホワイトスペースを制す者が セフォラ を制す」 急成長ブランド・インビューティーが実践した5つの施策

しかし、セフォラに入ること──そしてそこにとどまり続けること──は決して容易ではない。ニューポートビーチで開催されたGlossyの「ビューティ&ウェルネス・サミット(Beauty & Wellness Summit)」2日目のセッションで、インビューティープロジェクトの共同創業者であるアリサ・メッツガー氏は、同ブランドがこの小売パートナーで成功を収めた要因を示すワーキンググループを主導した。以下に、メッツガー氏のセッションから得られたインサイトを紹介する。

1. セフォラ内のホワイトスペースをマッピングする

私たちは文字どおりそれを図に描き出して分析した。すると、10〜30ドル台の価格帯にはブランドが密集しており、また60〜100ドル台にもブランドの集まりがあることがわかった。そしてその間には「ノーマンズランド(誰もいない空白地帯)」が存在していた。私たちは、こここそが他では得られない価値のあるゾーンであり、その価値を競合にも顧客にも納得させることができると確信したのだ。

Write A Comment