
演劇ユニット“TEAM NACS”のメンバーであり、数多くの映画・テレビ・舞台作品で活躍中の大泉洋。俳優業だけでなく、2025年8月には自身が出演するコマーシャルのCMソングをリリースするなど、マルチに活動している。10月からはドラマ「ちょっとだけエスパー」の放送、12月には映画『ラストマン FIRST LOVE』の公開が控えるなど、活動の勢いは増すばかりだ。今回は、そんな大泉の魅力について紹介していこう。
●実力派俳優の華々しい経歴とは
バラエティ番組の印象が強い大泉だが、コメディ作品はもちろん、ドラマや時代劇など幅広い作品にも出演。NHK大河ドラマ「真田丸」では“真田信幸”を、同じくNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では“源頼朝”を演じている。
大泉の演技力の高さは折り紙付きで、2023年公開作『月の満ち欠け』で日本アカデミー賞優秀主演男優賞、『こんにちは、母さん』では優秀助演男優賞を受賞するなど、俳優としての快進撃は留まることを知らない。
また、2021年にはミステリー小説「罪の声」などで知られる塩田武士が、大泉を主人公にあてがきした映画『騙し絵の牙』も公開。『騙し絵の牙』は崖っぷち出版社を舞台にしたベストセラー小説が原作なのだが、あてがきされた本人である大泉が主役を務めたことでも話題になった作品だ。
さらに2023年公開のファンタジー・ミュージカル映画『シング・フォー・ミー ライル』では、ワニの“ライル”の吹き替えを担当し、劇中の歌唱シーンで見事な歌声を響かせた。大泉の優しくも力強い歌声に、感動した視聴者も多いのではないだろうか。
様々なメディアに爪痕を残している大泉の原点とも言えるのが、大泉の地元・北海道から全国区へと人気が広がった伝説的番組「水曜どうでしょう」だ。
2023年には、出版流通では初の番組公式本「『水曜どうでしょう』スペシャルブック 2013-2023 特別編集版」を発売。大泉を含めた“どうでしょう軍団”へのインタビューや、“水曜どうでしょう祭”の詳細レポなどが収録されている。10年分の情報が詰め込まれた1冊を読むことで、ますます大泉の魅力にハマってみてはいかがだろうか。


