掲載日
2025年11月4日
CP Brands Groupは火曜日、Thomas Pinkの公式マスターライセンシーとしてBespoke Fashionとの新たなパートナーシップを発表し、英国のラグジュアリー・メンズウェアレーベルであるThomas Pinkの進化における次章の幕開けを告げた。
CP Brands Group、Bespoke FashionがThomas Pink再始動に向け提携。 – Thomas Pink
同ブランドは当初LVMHの所有下にあったが、CP Brands Groupは2024年後半にプライベート・エクイティ企業からThomas Pinkを買収した。Bespoke Fashionとともに、同社は新たな商品カテゴリーの拡充と小売網の拡大を通じて、Thomas Pinkを総合的なラグジュアリー・ライフスタイル・デスティネーションへと再定義する計画だ。
CP Brands GroupのCEO、Eli Yedid氏は次のように述べた。「Thomas Pinkは、世界で最も高く評価されるラグジュアリー・メンズウェアブランドの一つとして、豊かな歴史を誇ります。私たちのビジョンは、その伝統を受け継ぎながら現代の紳士に響く新たな視点を加え、デザインからリテール体験に至るまで、細部に至るまでブランドのヘリテージが息づくようにすることです」
マスターライセンシーとして、Bespoke FashionはCP Brands Groupと協働し、ファッション、アクセサリー、ホームの各分野にわたりブランドを再構想する一方、欧州の一流テキスタイルパートナーとの長年にわたる関係と自社の専門性を生かして、高品質な製品を提供していく。
生まれ変わったThomas Pinkは、2026年春にBloomingdale’sとDillard’sの店舗でデビューする予定で、さらなる小売拡大も計画されている。
「CP Brands Groupとともに、Thomas Pinkのマスターライセンシーとして協業できることを大変うれしく思います」と、Bespoke Fashionの創業者兼CEO、Danielle Mandelbaum Anderman氏は付け加えた。
「私たちは、DNAの中核に質の高いパートナーシップ、デザイン、プロダクトを据え、メンズのドレス用品を次のレベルへ引き上げることを目標にBespokeを設立しました。私たちの理念はThomas Pinkのそれと完全に一致しており、独自の視点によって、同ブランドを米国市場に再導入するにあたり、新たな高みへと押し上げられると確信しています」
