2022年にJFWO(一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構)が発足したブランドサポートプログラム「NEXT BRAND AWARD」。JFWOのミッション “日本から世界に向けたデザイナーの創出とサポート” のもと、受賞ブランドの認知向上およびメッセージを強く国内外にへ発信して参りました。
第4回目となる今年度においても、2026年S/SおよびA/Wシーズンにおいて、ブランドの成長及びグローバルな認知向上のチャンスを広げ、次のステージへ前進する機会となるよう、JFWOとしてサポートを行います。
その一環として、特別賞を受賞したJun.y (山本 淳) の2nd Collection Exhibition Press P review
が会期:2025年10月28日(火)– 11月2日(日)
11:00–19:00 ※最終日11/2のみ18:00まで
資生堂銀座ビル2F ホワイエ 東京都中央区銀座7-5-5 にて開催されています。
“紙に一本線を引く”
対談で得たメッセージから始まる服づくり
手の動きから形が生まれる、
内省的コレクション。
今季コレクションのテーマは
“DRAW A LINE BLANK PIECE OF PAPER”
デザイナーは“まず手を動かす”という行為を出発点に、白と黒を基調とした静かな世界観を展開しました。
装飾を削ぎ落とし、「作ることそのもの」に焦点を当てた作品です。
デザイナーとパターン担当の2人だけで、型紙づくりから縫製までを一貫して担当。
「再現性よりも、その瞬間にしか生まれない服」を目指しています。
独自素材の開発と職人との協働
開発したオリジナルジャガード生地は、柄をあえて裏使いすることで控えめな表情に。
さらに、大阪のプリーツ職人と共同制作で一度開くと元に戻らない「クラッシュプリーツ」を発見。
偶然から生まれたこの素材は、今季の象徴的な要素となっています。
Profile|Jun.y(山本 淳)
https://www.instagram.com/_jun.y/
1995年 東京生まれ。
国内ブランドでの勤務を経て、2023年に独立。
2024年6月に1stコレクションを発表。
同年『装苑』feature mode 巻頭企画にて5ルック
掲載。12月には『VOGUE JAPAN』企画でジョン・
ガリアーノ氏との鼎談に参加し、
同誌25周年記念パーティーにて作品を展示。
2025年8月、JFW next brand award 特別賞 受賞。
