韓国高麗人蔘社(本社=東京都中野区)は、2011年より韓国コスメの輸入代理事業を開始し、数多くのブランドを日本に展開することで、近年の韓国コスメブームを牽引してきた。翌年には韓流カルチャーの中心地である新大久保に直営の韓国コスメ専門店をオープンした。現在は「COSME Re:MAKE」として首都圏や関西を中心に全国11店舗を展開している。

 フラッグシップである新大久保本店の特長や注力する戦略、人気ブランドについて、店長を務める朴英愛(パクヨンエ)氏に話を伺った。

幅広い客層から高い支持、

常連客からの紹介も多数

 新大久保駅の周辺には、韓国コスメを取り扱う店舗が密集している。COSME Re:MAKE新大久保本店では、スキンケアからメークアップまで包括的に取り揃えている点が特長だ。取扱ブランド数は約100、SKU数は約1500にのぼる。

 来店客を地域別でみると、都内客が中心だが、週末には国内旅行客の来店も増加する。首都圏だけでなく、仙台や新潟といった地方からの定期的なリピーターも存在している。

 年代別では、10代などの若年層の来店が多い一方で、同店は40代以上の中高年層の支持も厚いのが特徴だ。親子での来店や、既存の常連客からの紹介で来店する新規顧客も多くという。

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