東京の銀座中央通り沿い、銀座1丁目に「ヴァン クリーフ&アーペル」の新店舗がオープンした。ファサードには、メゾンの象徴的な“ロザンジュ模様”を日本で初めて採用。黒をベースにゴールドのグラデーションが施された外観は、メゾンのモノグラムを想起させるデザインに。

260平方メートルの広さを誇る店内の1階、エントランスホールの中央には、「アルハンブラ」「ペルレ」「フリヴォル」などの象徴的なコレクションが展示されたショーケースを設置。金箔(きんぱく)があしらわれた壁には、メゾンを象徴する花や蝶(ちょう)などの自然のモチーフが手作業で描かれている。

1階 ブティック エントランス ホール

2階には、厳選された宝石のみを使用したマリッジリングやソリティアリングがラインアップ。ジュエリーのサヴォアフェールと時計制作の技が融合した「ポエティック コンプリケーション」コレクションなどのタイムピースもそろう。

2階 店内

また、このブティックには二つのVIPルームを備えている。1階の「アールデコ サロン」は、大胆な幾何学模様やゴールドを取り入れたデザインが特徴。2階の「ポエティック サロン」は、明るく柔らかな色調で、メゾンのポジティブなビジョンを体現している。

2階 VIPルーム

店内の奥には、メゾンの物語を伝える書籍やオブジェが配されたプライベート空間も。自然やクチュール、ダンス、空想の世界から着想を得て創り出される「ヴァン クリーフ&アーペル」の歴史とその世界観を、全身で感じられるはず。

text: Tomoe Tamura

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