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東京では今も次々と新しい感性をもった店が生まれ、街のファッションの地形は少しずつ更新され続けている。大量の情報が一瞬で流れ去る時代に、ショップという場所でしか感じ取れない価値がある。本企画では、訪れる理由がある東京のニューショップを訪ねる。今回紹介するのは、東京・中目黒に店を構えるディソナンス( DISSONANCE)。アーカイブの知性と、現代的スタイルの温度を併せ持つ一軒だ。

2024年10月に中目黒にオープンしたディソナンスは、スタイリストの森下リョウジと、モデル、フォトグラファー、さらにWebデザイナーとしてもマルチに活動するモハメド・アズハリ・アフメドが手がける。 はじまりは「撮影のポートフォリオで集めた服をどうする?」という会話だったという。職域も感性も同じふたりだからこそ生まれる視点が重なり、ショップはクリエイションの延長線として自然と立ち上がった。

東京ニューショップ:DISSONANCE──特集:ファッションの“いま”知る10のこと

店頭にはヨーロッパのアーカイブ品と、オリジナルレーベル Ntrul(ニュートラル) を軸に構成されたアイテムが並ぶ。渋谷のマンションからスタートし、アポイント制からポップアップを経て、2024年10月に中目黒へ移転した。この場所を選んだ決め手となったのは、静かに佇む重厚なシルバーのドアだったという。無機質なトーンでまとめた空間に、レースカーテンやチェアで柔らかい質感を足す。そのバランスを楽しむように、内装は数カ月に一度アップデートされている。

飽きのない一着を選ぶということ東京ニューショップ:DISSONANCE──特集:ファッションの“いま”知る10のこと

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