高市早苗新首相は21日の会見で、自身が首相に就任したことで日韓関係が悪化するとの懸念が出ていることに対し、「韓国のりは大好き。韓国コスメ(化粧品)も使っている。韓国ドラマも見ている」とアピールした。写真は会見を終えた高市氏。10月21日、東京の首相官邸で撮影(2025年 代表撮影)
[東京 21日 ロイター] – 高市早苗新首相は21日の会見で、自身が首相に就任したことで日韓関係が悪化するとの懸念が出ていることに対し、「韓国のりは大好き。韓国コスメ(化粧品)も使っている。韓国ドラマも見ている」とアピールした。「日韓関係の重要性は今いっそう増している」と強調した。
高市首相は就任前から歴史認識などを巡ってタカ派的な発言をすることで知られており、この日の会見で韓国メディアの記者から対韓国外交について質問を受けた。
高市首相は「いろいろご懸念があるようだが」とした上で、「韓国は日本にとって重要な隣国。国際社会の様々な課題に対応するためにも必要なパートナー」だと説明。「日韓関係を未来志向で安定的に発展させたい」「大統領との間でも会談を希望している」とした。北朝鮮への対応という点から、日米韓で連携することの重要性にも言及した。
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