【VAR】日髙のり子のボイスアクターズRadio #3 ゲスト:千葉繁
[音楽] 日高のり子のボイスアクターズレディオ。 この番組は東京大阪コミコンコミコン チャンネルでの人気コンテンツから生まれ たラジオ番組です。私日高の子がMCを 務めアニメ声優業界を長く支えてこられた レジェンドの方々をゲストにお招きして今 残すべきエピソードをお届けしていきます 。え、今回のゲストは千葉しげさんです。 はい、どうも。はい、レジェンドの千葉しげるです。イエ、 自分で言ってらせないですね。すいません。 でもね、千葉さんのお名前はあの、前回ゲストの林原恵からたくさん千葉さんのお名前が出てきていっぱいエピソードをね、あの、伺ったので、後ほどそのお話なんかもさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 まあ、たくさん色々なことをね、あの、お聞きしたいことあるんですけれども、まずは番組恒例の 7つの質問コーナーから参りましょう。 はい、 よろしくお願いします。 お願いします。何聞かれるんだろう。 え、まずは声優になったきっかけは? えっと、ちょっとした気の迷いですね。 おお。アフレコの時の羊品は 赤いボールペンですかね。 はい。好きな言葉は? 今を生きるですかね? おお。嫌いな言葉は? できない。 はあ。 吹き返してみたいムービースター、またはやってみたいは うーん、ま、やってみたいというか、こんなものをやらしてみたいなと思われる、え、役者でいいたいなと思うんで、この人を当てたいとか、このキャラクターをやってみたいっていうのはない。 うん。はい。じゃあ、声優でやってみたい。職業は やっぱ宇宙飛行士ですね。宇宙行きたいですよ。 [拍手] 行きたい。なるほど。 ええ、 それでは天国についた神様に何と言われたい? はい。そうですね。お疲れさん。よく頑張ったねと。 あ、言われた。 そうですね。わかります。やっぱりみんな頑張ってますよね。 もう頑張ってんですよ。命がですよ。もう そうですね。やっぱ私もそうです。お疲れ様。よく頑張ったねってそこでなんかちょっと慰められて褒められたみたいなありますよね。 そうですね。そう、そう。あ、やってよかったなと思いますもんね。そんな風に言われたらね。 わかります。うん。 いや、あの、声優になったきっかけが気の迷いっていうことなんですけど、この木の迷いにたどり着くまでに 色々なあれ、あれありますよね。あの、役者さん劇団に入られていたりとか。 あ、そうですね。 ね。で、私びっくりしたんですけど、あの、千葉さんは、あの、最初に入った劇団はどちらですか? うん。劇団っていうかね、ま、最初僕スタントマンだったんですよ。 はい。 え、スタントマからね、え、スタートして、ま、あの、時代劇の、ま、女性のね、 [音楽] ま、僕はかめ子さんとか子さんの衣装を来てうん。 あの、ま、大立ち回りやったり、あの、ま、爆やったりとかして、爆弾にぶっ飛ばされたりとかして、 そういうのやってたんですよね。 そうですよね。 なんかあの確かあのタッチの頃にそのあのさんが江戸であの千葉ちゃんは中してんのよってあのすごく言われてどういう繋がりってその時も思ってたんですけれども ま元々あのなんかあの僕の友達が あの歌手になりたいっていうねあのえ鹿児島のイスキの人だったんですけどでオーデションがあるからねついてきてくれないかって言われてでもあなたの人生なんだからもう自分で行ってきな [音楽] う だけどその頃横浜に住んでたんですよね。 ええ、ええ。 で、あの、いや、でも東京は怖いところだからついてきてくんないかなって言って。 うん。でもゲームだめだよ。もう今からそういうね、気の弱さ持ってちゃだめだよってさ、 言ったんだけど、やもう昼飯奢るからさ。行く。 そうだった。 その昼飯に釣られて、 で、その方は歌手のオーディション。 で、その時は歌手俳優、え、合道のなんか新人発博発掘みたいなものだったんですよね。で、ま、分かった。じゃあしょうがない。ついていくよってついていったんですよ。 ほんで、ま、すごい早々たる方がもう審査員で大イスターですよね。もう千葉新さんとか、あ之助介さんとかもうすごい人たちがわー男に並んでてうん。うん。 なんだみんな見たことある人ばっかなんですよ。 うん。うん。うん。 で、ただ僕はもう受けるつもりなかったんで、ま、ちょっと外でね、 こうやって待てたん だ、ま、休憩時間になって、あの、成田美夫さんというね、あの、俳さん ね、あの方がトイレ、トイレ休憩行かれて、で、帰りがけに、あれ、君何やってんのって言われて、 あ、いや、僕ちょっと突き添いできたんですけど、せっかくまで来たんだったら君も受けなって言われて、いやいや、僕はいいから、いいからって [音楽] 会場連れていかれて、 で、気がついた 東京には空がないというとかで恵こ僕読んでて 俺何やってんだろうみたいな でそれで1 週間後に僕んとこに合格通知が来て はい。 それで友達っこっちゃって ええ。 で友達は室位の中ね号泣しながら田舎へ帰っちゃったんですよ。 うわ。いやでもなんか私よくそういうエピソードってあるじゃないですか。突き添いで行ったら友達が落ちちゃってやりたかった。友達が落ちちゃって受かっちゃった。 みい。 そうですね。そうですよね。なんかそのだから千葉さんにとってはその人生を切り開くきっかけを与えてくれたのはちょっと友達にお昼ご馳走するよといった。あの野菜ためがなかったらね僕はこの業界にいいないです。 だからそういうのがすごく不思議だなと思うし、あとはやっぱり突き添ってあげようって、ま、ご飯に釣られたとはい、そういう優しい気持ち、優しい気持ちに対するなんかなのかな。いや、いや、ただの欲 いやいやね。それで結局そこからで受けたオーディションは知恵書を読んだってことは役者のオーディションですよね。 ですね。 で、あの、ま、妖精上、ま、せっかくだからじゃあ行ってみるかなつって言ったんですけど、 なんかこう拙車親方ともさ、ま、されたりとか その妖請所が 東京法、 東京映です。 で、劇団フ士っていう劇団がありましたよね。 あります。あります。だから松田けさんとかはね、ずっと後輩に当たるんですよね。 そうか。 千葉さん。 え、 私も東京法へ劇団フ士なんです。 ええ、そうなんですか。 そうなんです。 あららら。の4 年生の時にオーディションを受けて妖精所に通って 5 年生の時に劇団フ士に入った。 ええ、大先輩だ。 違う、違うと思います。だって松田けさんが後輩ですよね。だからその後その頃ですよ。だから私けさんがあのまだ 20 十歳そこそこぐらいの感じでいらっしゃってで私自動部だったんです。小学生だったから。 で、それで公にも出てその子供たの芝居を松田けさんが見てくれたりとかしてたんです。 だからあら だ千葉さんはずっとだってその話は合格したの何年のお話ですか? うん。いや、もうなん僕がだから 19 歳か 歳はそうです。 10そうですね。19 ぐらいですね僕がね。 そうですよね。 だからもうもう前世ですよね。相当古いです。 いやあ、で、でもそんなに長くいらっしゃらなかったです。 えなかったんですよ。ほで、あの、ま、たまたまその妖精上が、あの、僕者なかったんですよね。 [音楽] はい。あ、免所だ。 いや、で、わかんないから僕は。で、他のスタジオの子たちに聞いたら、いや、もう授業が大変でさ、もうて言ってるから、え、授業があんのここって言ったら当たり前じゃんって言われて、 ほんで次の日にあの署長のとこ行って うん。 あの、すいません。 この前別のあのスタジオのね子たちとあのご飯食べたんですけど あのなんか授業量がどうのかのってお話が出たんだけども僕は 1 円も払ってないんだけどどういうことなんですかって言ったらや特体性と言いましてね。 そうですか。 これから売り出す方のグループに入ってるので あの事業例が免除になってますって言われて え僕今日限りやめさせてもらいますって。 なんで いやだって知恵書読んだだけで人の才能分かるわけねえだろうって思って 思ったんだ。 いや、それでもうもうやめますって言って。 え、その特性のそのクラスの名前か山ゼミじゃなかったですか? いや、もう名前すらわかんない覚えてないですけどね。 覚えて。そうですか。 ただま、その授業何回かね、受けさせてもらってなんとなく、あ、面白い世界ではあるなと思ったんですよ。 うん。 うん。 うん。で、ただま、そのままだ役者本当になろうかどうかって全然そのなんか確信があってやろうと思ってたわけじゃないのでで、たまたまうちに帰って週刊誌ピラッと開いたらスタントマン募集という あの記事があったんですよね。 うん。で、時代劇の うん。 で、あ、スタントマンで僕はあのが、ま、中学時代というかあの学生時代体大部だったんですよ。 そうなんですか。 うん。 最速部の僕キャプテンやっててだで爆点とか爆中とかそういうのはもう日曜半やってましたから あ、だったらま、この特技生かしてとにかく現場を見ないことにはプロの現場を見ないことにはわかんないから でスタントマンやるとまその毎日撮影上なわけですよ。 で、そこでま、スターさんが有名なね、あの俳優さんたちが僕の目の前で演技やってるわけじゃないですか。 で、スタントマンだからカメラの横にも行けるわけですよ。 で、じっと見てたりできるんで、あ、これはいいかもしれないと言って、 あの、応募したんですよ。 で、あの、ま、こういったことやってました。あ、明日から来てくださいって言われて、 もう、もう喉から手が出るほど惜しかったんだもん。爆 爆点爆切れる人がね、1 人しかいなかったですよ。たまたま。 へえ。 で、ま、僕はね、じゃあちょっとちょっとやってみて。はい。 パパパパパンって爆点切ったらわもうもうオッケーやろうと言う すごいなんかあのその千葉さんがあの入られたそのスタントマンのその事務所はあの当時ってジャックとか ええ僕はね噂権木会という 逆てことは盾も えて時代劇はどっちかというと多かったんですよね師匠があの岩け太郎さんと言って ま時代劇が多かったんですよね太郎さんの番組とかには だからあの杉さん 次、り太郎さんがやられる大体番組には僕ら全部出てたんですよね。 ええ。 うん。 そう。 ただまだスタントマンってただずっとやってくと、 あの、あんまり長くやるもんじゃないなて僕は思ったんですよね。 それは体がきついからとかっていうことではなく、 ま、ちょっとね、こう怪我したりとかしたらもうそれで終わっちゃうし、 僕あの、立ちまりやってて目をこう刀でさして、ぶっ刺したことあるんですよ。右目を。 あ、 で、もう完全する、説明するかと思ったんですけど、ま、たまたまなんかこう刀が眼球の下に入ってたらしくって うわ、 失明は免がれたんですよね。 良かった。 うん。ただ、ま、そういったことも当然ありますよね。そういうスタントですから。 あります。いや、スタントマンの方たって うん。 どれだけ高いところから飛び降りる仕事が来たかとか はい。はい。 こないだひになったとかなんかあのそういうことする。 だからちょっと話飲み会とかに参加して話聞いてるとも恐ろしくなるようなことがもう当たり前の世界ですもんね。 ま、というかね、そういったことにやっぱり誇りを持ってね、やってるん。ただその当時は どんな危険なことやってもその保険が適用されてなかったので そう。あ、しっかりしてなかったんですね。まだ はい。で、その後、ま、千葉慎さんとかがもすごく頑張ってくださって保険適用するような、ま、今はもうどんなことでも保険適用があるんですよね。 でも僕らの頃はそういったもの一切なかったん でまでもこれずっとやってるわけにかないよなでやとまそのうまい俳優さんばっかじゃないですか と芝居見てるああさすがにうまいなとやっぱこれはちゃんとお芝居の勉強をね ちゃんとやんなきゃだめだと 思ってあのま僕の師匠で女優さんだったんですけど ええええ 師匠に あの師匠の劇団に入れてって言っ バカ、お前みたいな、バカたれを。お前入れられるわけないだろ。うちの劇団はね、東大の入より難しい劇団なんだ。バカたれがて言われて でもでも師匠として呼ばせてもらって弟子としては認められてたんですよね。 そうなんです。あのもうね、息子のように帰りがっていた、あ、女優さんでね、もうチャがないなって言ってね、色々こう可愛がっていただいたんですけど、 で、ま、あの、ま、こういう話でするとちょっと長くなっちゃうんですけどね。第 4日ぐらい喋りますから僕はね。 そうなんだ。 あの、あの、ま、たまたまその緊急司令 10点、 ま、相当古い、え、テレビドラマなんですけど、そのゲスト、悪役のゲストが森山一郎さんだったんですね。 はい。 で、僕は、ま、その 隊員の、え、このスタントやってて、ま、その岩場で爆点切ったりとか、アクションやってうん。はい。 で、その日撮影終わって帰ったんですけど、で、その森山さんがうちの師匠にあの劇団に帰ってね、 あの、今日面白いこと出会ったんだけどさ、 ああいう若い子がうちにいたら面白いと思うんだよね。 うん。ええ。 え、どういう子なの?いやいやい、こういう子でどの子のたら結局僕だったんですよね。僕のことを 師匠に 話してくれた。 え、え、だってあいつバカだよ。 これは、え、あの、千葉さんは森山さんと何か話されたんですか? いや、そん時はあの、ま、ずっと森山さんのお芝居見てて ただ、ま、僕、あ、絡みますから。アクションのとこでね。 うん。ただそれしかやってなかったんですけど。 なるほど。 で、ま、監督が何、え、これやってって入っててポンとやっちゃうからで、なんかそういうね、で、若い子で その、その劇団にちょっと若い子いなかったんですよ。うん。うん。 で、ま、あの、若い子であるだけ体の動ける子がいたら重歩するからちょっとうちに入れようよって結局、ま、その劇団に入ることにえなったんですよね。 で、それで進撃もずーっともう舞台やってましたね。 はい。うわあ。じゃ、そこで初めてというか、そのセリフを喋るっていうこと。 そうです。 どうでした最初? あのね、ひどいんですよ。あのね、 入った当日に会議室に呼ばれてちば君、ちょっと来てくれる。 で、すごいそうそうたもの方とかプロデューサーとかバーン並んでんですよ。なんだろうと思ったら君ちょっとこれ読んでみてって言われておはいつってセルを読んだんですよね。 うん。 で、ちょっと待ってねつって 12分なんか向こうで うん。 話をしてていいんじゃないかこれで。 うん。うん。うん。 そうですね。どのこのやって よし。分かった。君ね集役のこの役やって。 ええ、どうす? 舞台の ええ え。 あ、僕やるんですか?そう、そう、そう。うん。いや、ぴったりだと思うよ。うん。ただね、 明日から立ち稽古子だからセリ全部覚えてきて。 いや、すごい。 いや、さっき頭 そんなう ね。そんなセルボなんですよ。 むちゃぶり でももうま、そう言われたからね。しょうがないし。師匠もね、言われない。頑張んなさいよとか言うから分かりましたよとか言って うん。うん。うん。 で、台もらって帰って、もうずっともう 暗証しながらこうでもそういう風になってくると演じるというよりも覚えることに一生懸命になっちゃいますよね。最初はね。 とにかくもう明日から立ち稽古だから台本持ってやらんないわけですよね。 だから覚えるしかないので、もうトイレ入るんでも何するんでも台持ってと。 で、なんとかね、たまにま、その頃はまだあの頭のメモリーももうちょっと新しかったんで。 いや、でも1 日でって結構入ったんですよね。 いや、1 日で主役のセリフを覚えるってすごいことですよ。 あ、大変でした。もうね、耳の穴から変な汁が出ましたね。本当に。いや、それでもう立が始まりました。 [笑い] はい。はい。はい。 誰も覚えてないんですよ。周り 脅された。 脅されたんですよ。結局進撃なめんじゃねえわみたいなことでなんだよつって。 ま、でもそのおかげでセルフはね、ちゃんと入ったわけだから良かったんですけど。 へえ。え、 まあまあ、そういったことやったりとかもうもう こう色々あります。ただもう舞台ばっかりやってるとね、もう間違いなく貧乏になるんですよ。 あ、もうそうですね。もらえないからね。 1 円もね。うん。うん。バイトしながらですよね。は。 で、バイトもやはりその芝居の稽古があるからで、どうしてもこう休まなきゃいけなくなっちゃう。うん。そうですよね。昔みたいに深夜のコンビニのバイトとかないですからね。 ないです。ないです。 うん。ただそうだよな。これま、お芝居はね、すごく大事だと思うし、やらなきゃいけないと思うんだけど、ただこれじゃちょ生活に成り立たないからと思ってた矢先に そこの劇団の先輩が千葉君さ、新しいプロダクション作るんだけど 君来るて言われて、 [音楽] 行きます。 プロダクションだもんね。お仕事になる演技が もう即頭した。行きます。 はいはいはいはい。 で、その次の日からテレビドラマとか すごい ちば君やってねつってパッと台本渡されるんですよ。 へえ。 ではい。で、明日フテレビだからよろしく。 すごいすごい。その芝居だけの期間っていうのは何年ぐらいあったんですか? えっとねか 3年。 そう、3、34年ですか? 年、34年こでもって鍛えられて、 もうきっとどこのその曲とかに行っても大丈夫っていう風に思われたんですね。 いや、まあもう君劇団にいたんだから芝居大丈夫だよねみたいな感じでだってそのマネージャーだって僕の芝居見たことないんだから。 すごい。まだここまで来てもまだ声優には繋がっていない。繋 そうなんですよ。それであの、ま、番組ね、出させてもらってああ、なるほど。 そう、それまで言いたその撮影所の世界と はい。 そのテレビスタジオの世界でね、あの、て全く違うシステムで作ってますよね。 これはこれで面白いなって。ただ 空がない、土がないってやっぱなんか気持ち悪いなっていう。 それまで実際の土があってね、空があって、そん中で立ちまりやったりとか。 うん。うん。うん。 色々やってたけど そういう、ま、空間じゃないので。 で、ワンシーワンカットでだ。 とこう取っていきますね。 すごい緊張感もあっていいんですけど。 うん。なんかちょっと居場所としてちょっと違うな。 が悪かったんだ。 はい。で、色々考えてる矢にたまたまテレビ見てたらあのもなんか 6 歳ぐらいの男の子が流日本語喋ってんですよ。で、 お、この子すげえな。こんなちっちゃいの日本語ベラベラだな。 ただ僕見たら口とセルが合ってないんですよ。なんかあれ なんか違うな。口があってな。あ、これ誰か違う人が喋ってんのかな?僕それまで うん。 そういう見方をしたことなかったんですよ。画をね。 うん。はい。 ほんでマネージャーにあの電話してい実は今こういう番組見てたらそのちっちゃい男の子が理由長の日本語喋ってんだけど、 え、ただよく見たらね、口、口パクて合ってないんだ。 あれ、あ、どういうことなのったら、あ、あれ進撃の俳優さんがね、喋ってるんだっていうわけですよ。 ああ。 うん。で、ちっちゃいあ子供の男の子の場合は大体女優さんがね、喋ってる。ええ、すげえな。 あ、そんな世界があるんだと思って、あ、じゃあもしオーデションとかね、なんかそういったものが、ま、すごく大変な世界でなかなか入れる世界ではないと思うんですけど、ま、そういった機会があれば、ま、是ひ教えてくださいよつって。明日あるんだけど行く。 [音楽] ええ、明日ですか?そ、それがドカ弁のオーデションだったんですよ。 え、で、アニメだったんですね。 アニメで、あの、ディレクターがしばさん。 うわあ。出会っちゃったこで。 で、いや、それでもわかんないじゃないですか。 はい。はい。 ほ、で、あの、神ペラ渡されてた一行のセリフだったですね。なんかセリフはもう忘れちゃいましたけど。で、これね、あの、スタジオ入って赤いランプがピッとつくからね、喋ってみて。 うん。そこからちさん。 はい。 ああ、そうなんですか。 え、そっか。初めてだから。 はい。ほんで赤いもピつっからセリフラてた。 でもなんか絵はなかったですよね。セリフだけですよね。で、そのキャラクターのそのなんかこう設定表とか漫画が置いてあってみたいな感じで。 いや、何もなかったです。 何もない。 ただ神紙髪1 枚ではい。これ喋ってみてっていう。 このでスタジオ入ってあこあいたとこで撮ってんだつって。 で、赤いランボついてでセリフ喋ったらはい。ありがとう。はい。 疲れさんてすごい冷たい声だったんですよ。その声が。 あ、やっぱそりそうだよな。こんなね、こんな世界なかなか入れるわけないよなと思って。どうもありがとうございましたつって。うん。 [音楽] で、ま、僕は落ちたと思ってはい。 はい。はい。 だ、夕方、千葉君レギュラー決まったよ。 へえ。 へえ。 あの、その当時は 番組レギュラーっていうのがあったんです。 あ、ありました。 バンレギって言って、そのあの毎回行っていろんな役をやるんですよね。 いろんな役をあのまそういった意味ではあのシステムはすごくいいシステムだと思うんですよね。やっぱ若い子たちのこう、 [音楽] ま、なんつうんかな、こう実験、ま、こんなことやってみたい、あんなことやってみたいっていうその実験をできる場でもあるし、そこで鍛えられるし、 鍛えられますよね。 だから、ま、それやらしてもらってるうちにそのキャプテンの山岡というあのパンダちゃんみたいなこしたキャラクターのね。うん。 で、彼やその、ま、声を担当なさってた、あの、え、佐藤さんって方が、 あの、とにかく年中舞台やってる方で、で、舞台が大好きな俳優さんだったんですよ。 で、その方が地方人形業もあるのでということで降りちゃったんですよ。 うん。途中で はい。 はい。はい。 なかしたらね、どうしてもその収録に戻ってこれないって言んで降りちゃって。 ほで千葉君やってくんねえかなって言われて うん。そ、山岡 をやらせていただいたのがアニメの 1本最初ですね。 ああ、でもなんかあのよくその進撃の俳優さんがやってらっしゃっていうのは画の世界の方で聞きますけれどもアニメーションもそうだったんですね。その声優で声優だけやってらっしゃるっていう方がでもいらっしゃったことはいらっしゃったのかしら。 はい。いや、もうほとんどがやっぱ舞台の出身の方ばっかりで へえ。 そうですね。 だからま、え、ま、その収録の時はもうすでにもうその劇団から離れて、あの、声の、え、世界だけでやってらっしゃった方もいましたけど、その前はずっと舞台やってたんですよ。で、舞台で鍛えてた人、人たちばっかだったんですよね。 [音楽] そう、そう。なるほど。だからなんか、あの、私もあのし葉さんの作品でお世話になってちょっと舞台と重なった時に声がガラガラしちゃった時に、あ、今舞台の本番中仕方ないねってなんかしさん割とだったんですね。 え、 それは慣れてた。ま、柴さんもね、あの、元々劇団にいらっしゃった方ですからね。いい声してますよね。 [音楽] そうです。 割り飛んで そうですね。 バン来ますよね。 でもそこでさんとの出会いっていうのが後の千葉さんのその声優人生において大きかったんじゃないですか? いや、だからそのオーデションに参加しなかったら多分ないですね。 [音楽] その後なんか、ま、僕は当然その長くその業界で受け入れてもらえるとは思ってなかったので、 ただ実写の現場で、ま、色々経験しますよね。 で、実写の現場って結構アドリブ多いんですよ。 うん。うん。うん。 あのあ、ここからここまであのアドリブで繋いでくださいみたいなことあるんで。ま、そういったことも アニメの世界でこれね、実験したらどうなるんだろうなと思ってて、ま、どうせ長くいる世界じゃないからいいや、もうやっちまえと。 て、もう、もう最初からも台本削ってもう勝手に好きなこと書いたりとかしてい のでやってたんですよ。 え、ええ、ええ、ええ。 たらもう周りがちょどどこだ? そう、そうですよね。だってだって千葉さのセリフをきっかけにようと思ったのに全然違うこと言うから。 どこやってんだあいつ? ええ、それっていうのは別にあの音響監督さんから注意されたりとかしなかったんですけど認められちゃった。 いや、それで先輩たちからお前いい加減にしろよ。 もちゃんとやれよって大たちから怒られて、あ、すいませんとか言 でも千葉さん長くいる世界じゃないからってそんなのびノびとされてましたけれども 先輩当時厳しかったでしょ? 厳しかった。もうちょっとそれを閉じるとね後ろで聞こえるんですよ。あいつはどこの劇団だよ。た、今日は時間かかんぞとか言ってね、なんかね、これ見しに放一新聞広げてんです。こうやって後ろで [音楽] はいはいはい。 いつかけの野郎 なるほどなるほどお前見てろみたいなそうそうでもでもそういう人たちがいるのにセリフ書いちゃってたんですよね。だから分からないそのあの千葉さんのなんて言うんでしょうね。普通そんなとこにいたら縮み上がっちゃってセリフ買いようなんて思わないし。 そう。 いや、でもね、あの、ほら、セリフって、あの、ま、アメリカみたいに、あの、プレスコの場合は役者が自由に喋って自分のその感情の流れでね、喋って、それを何パターンか取ってそれを組み合わせて絵を作っていくじゃないですか。 で、日本の場合レコーディングだからもう絵ができちゃってるわけですよね。 [音楽] で、その絵にこのセリフがどうしてもこれ尺的に合わないとか 当然出てきますよね。 でもそれを無理やりそのブレスに合わせるだとかして皆さん先輩たちは うん。うん。 事実でうん。 やってるんですよ。 はい。 でもそれが僕は気持ち悪くて なるほど。 だそういうやり方だとやっぱり なんつうんですかね。生の子の派として出てきてないから うん。 うん。どっかこう超じれ合わせをするためにそのブレス感をそのセリフを伸ばしてみたりとか早く行ってみたりとか になるじゃないですか。うん。 だからそれはね、なんか本物のセルじゃないって気がしてて、だったらこういう同じ意味合いだったらこの言い回しの方がぴったりくるし、 [音楽] あの、自分の、ま、役者としても腑に落ちるからと言って返てたんですよ。 うん。すごい。 だから、あの、千葉さんって例えば居心地が悪いとか、そんなね、知恵書を呼んだぐらいで分かるわけないとか、その自分自身の中のその判断力というか うん。 そうやってこう自分の身をいろんなところにこう置かれてきてだけどそれが うん。 ちゃんと一歩1 歩積み重ねていって階段登ってってますよね。 あのほら、ま、人って誰でもそうですけどその瞬間瞬間というその点を点がこつらって実は後で 000にななりなりなりますよね。 あの、振り返ると000 になってるんだけど、 その時点ではテトしか捉えてないということは その点しか捉えてない時にどういう判断をするかと言ったら直感しかないわけですよね。 確かに 要するに考えても分からんこといくら考えてもわかんねえんだから だったら直感の赴くまにこっちだって言った方が うん。 うん。 ね。そこにもまたすごく苦労はあるかもしれないけど多分自分が直感で選んだものの世界だからきっと面白い世界が広がってるだろうと。 [音楽] 僕は思うんです。 いや、でもそれがね、その19 歳ぐらいからもうそういう考え方がちゃんと自分の体の中にあったっていうのがすごくって 私結構なんかあの色々となんか流されて生きてきたがあのあるのででなんとなくねあの歌詞でデビューしてあんまりうまくいかなかったからでもなんと何かこのずっと劇団に入ったぐらいだからあのお芝居がやりたいっていう気持ちはあったんですよね。 [笑い] だからんとか世界きたいと思ってたからでもそんな私と千葉はタッチで出会うんですけの私って千葉さんから見てどんな風に映ってました? もう可愛かったですよね。 可愛かったって過系にしちゃいけないんですけどいです。いいです。 いや本当にね、もうあの輝いてましたよね。だからスタジオに入ってくるとオーラがこうバーっとこう空気変わるんです。 本ですか?本当冗談じゃなくて、あの、何人かそう言った方いらっしゃいました?あの、ナマ子さんがそうでしたね。 うん。 ナメさんがやっぱスタジオ入ってきたり、リアサレに入ってくるとね、僕後ろ向いてても分かるんですよ。あ、 なんだ空気変わるから。 へえ。 ふっと見るとナめ正子さんに、あ、おはようございますんですけど、そういう空気感も [音楽] いや、光栄すぎる。出てきた名前がすごすぎる。 でも、でもね、そうやって空気は変わったかもしれませんけど、セルは喋るとちょっとでしたよね。もう本当に いや、ぴったりな役だったじゃないですか、あれ。 本当ですか? もう僕はあの、あんてね、もう犬で ですけど、お父さんもやってらして。 あ、お父さんたまにね。まし、そうです。 うん。 だけどなんか私はちの中でそのお父さんってあのなんか普通のお父さんのところもあるんだけどなんとなくあのお母さんとチャれたりとかする時のそのテンションがすごく高くて千葉さんがでもそれをねあのお母さん役の小宮和さんとすごく楽しそうにされていたので あえ なんか千葉さんは自由だなって当時から思ってました。 そうですよね。 あの、自由というかね、ま、せっかく頂いたご縁で、ま、頂いたその現場じゃないですか、やっぱそん中で目一杯楽しまないとやっぱそこに守りに入っちゃ僕はダメだと思って。だからつ首になってもいいと思いつも思ってるんですよ。 で、それででもそういう風に演じられていた千葉さんがやっぱりあのかやがなくなるといったそのお父さんのタバコがね、もうざもぎっぱなしになってってもう燃えていっちゃうっていう あのシーンの時のガラっと変わったところが私はすごくびっくりして うんうんうん 千葉さんすごいなって思った瞬間なんですよね。 ああ、そうですか。いや、そう思っていただけたら嬉しい。 アニメの絵の中のあの重たさっていうか、あいう時にでも声優って何か声を入れなくちゃいけなかったり、アドリブを求められたりとがあって、ま、私はそれが本当にわかんなくて頭の中にクエスチョンマークがありながらもなんか走しちゃってで、それでみんなに笑われるみたいなことがたくさんあったと思うんですけど、千は的確にそのここだっていうところをちゃんと あの選んで うん。 うん。ためだったり入れられてたのが私すごく印象的で。 うん。そうですよね。あの、僕アニメ会社の、ま、社長さんにこう提案したことはあるんですよね。で、 [音楽] ま、当然、ま、アニメーションだから全て手作りなわけですよ。シナリオを書いてね、さらにそのエコに起こして作画してというね。うん。 で、そのエコって書いて作画するにあたって、あの、演さんがね、あの、ストップウォッチ持ってセリフをね、なんだかななってこう、そうすると、ま、これが [音楽] 4 秒、え、何個マとかこう書き込まれるわけですよ。 で、うん、 ただ役者が演じるとやっぱ感情が入りますから、 そうすると当然伸びたり縮んだり、え、感情によって変わりますよね。 うん。うん。うん。 で、ただ演出さんはただあの、ま、事務的にこう呼んでる i差しってやってるだけですから、その秒数では 演技はできないはずなんですよ。 ああ、分かります。 はい。だからその進撃や、ま、劇団の若手でも構わないし、あの、声優の若手でも構わないけど、 1人ね。うん。うん。 あの、その作、作画の前に、 あの、呼んで実際にその横でね、 そのセリフを読んでもらって、その病数を 1回切ってみると、 あの、やっぱ役者もすごく喋りやすいまになるし、ま、ブレスもそうです。 0.4秒で息できませんよって。うん。 やっぱりうん。 呼吸っていうのはすごく大事なものだと思うんですよ。あとその無音というのもすごく大事でうん。うん。うん。 [音楽] あの、やっぱりそういったことをやっぱ実際の役者がやってみたものを測って うん。 絵作りしてみると うん。 全然違った作品に仕上がると思うんですよね。ま、言ってみればうん。 あの、アメリカでやってるプレスコと全く同じような、え、ま、発想としてはそういうことですよね。で、そういったことをやってみたらどうですかって言うんだけど、やはりその 絵と音が同時進行で進んじゃってる日本の場合はうん。 もうなかなかそれができないんだよねとおっしって。そこに改革する余地があると僕は、 ま、未だに思ってはいるんですよね。 うん。だ、ま、うん。 あの、こんなね、ちっちゃな個人がああだこうだ言ってもそのシステム自体を変えることはすごく大変なことなので、 ま、難しいことだとは思うんですけど、ただそういった試みを、ま、テレビシリーズだときついかもしれないけど、 あの、例えば劇場用とか別なものだと その時間その何月何日までどうのね、ま、その放送穴開いたらや勤だみたいなね、そういった世界じゃない作品 で、ま、そういった試みをやって少しずつその変えていくとだって収録の現場でセリフをキャットしたりうん。 付け出したり うん。 してるわけじゃないですか。 そうですよね。 ね。で、 で、その当時あのフィルムだったから その線画だろうが色付きだろうが何だろうが撮影しなきゃいけない。 [音楽] で、撮影費、フィルム台現造費も全部かかる。うん。 で、それがなんかできたからと言って、またそこの撮影をやり、プリントをやりということをやってるだ。そう、膨大なお金がそこで無駄なお金が そうですよね。 うん。ま、無駄ではないんだけど、ま、僕が言うそう。無駄なお金が なくなってしまうわけじゃないですか。 だったら花からその修正しなくてもいいようなうん。うん。 え、ものにしとけばね、そういった支出も少なくなるから、 あの、会社にとってもいいことだから と思ってね、あの、ま、断ることにこんなことをやってみたらどうですかということをね、ま、未だにね、諦めずに言い続けてるんですけど、 私なかなかこの長年やってきたものをこうひっくり返すの難しいですよね。本当にね。 さ、夜お話伺ってきましたけどメールもいいてるんでちょっとね、あの紹介してくれないのかさんて思われちゃうかもしれないから。はい。ちょっと、え、こちらはですね、松本もさんですね。毎回楽しく拝長させていただいております。私の中では日高の典子といえばトップを狙いの高の子、千葉しげさんといえばパトレイバーのしげ夫というはい。お名前が近い。ほぼそのままのキャラが [笑い] 1番の位置付けになっております。 千葉しげ夫はほとんどそのまま千葉しげさ本人じゃないかなと思ってますって言いますけど、この はい。え、あの柴しげ夫という役名はですね、 その音響監督の柴さんの はい。はい。柴 と、え、千葉しげのしげをこう合体させたその名前なんです。 2人で1つのみたいな形で。はい。 そうなんですよ。あの で、それを千葉さんが演じられて でキャラクターは僕なんですよ。 はい。はい。はい。元々 あ、ええ、あの、絵も千葉さにの顔ってことですか? それはすごい だってあのパトレイバーって原作のあるものでしたっけ?ゆ 正さんのね。 そうですよね。てことは原作に出てこないキャラクターをアニメに登場させたっていう。 あの、整備がいっぱい出てくるんですけど、ま、そん中の、ま、ただのた 1人だったんですよ。ビのただのね。 で、なんか色々、ま、あの、監督のおさんとか、ま、色々もう遊び倒して、 ま、しげをあそこまでこう持ち上げて、ま、最終的に繁長にしちゃうという、 あの、ところまで持っててくれたんですけど、なんかその当時やっぱりそういったその、ま、あのゆきさんと、ま、あの監督の、ま、さん、脚本の伊藤和典さんとか、ま、うん、うん、 [音楽] 昔からね、一緒にこうやってらっしゃった方なんで ね、息が合う。うん。ちょっとこんなことやってみたいんだけど、あ、いいですよってことで。 うん。 で、ま、石茂という役を作ってもらって、で、最初に A 見た時にだって僕その、え、なんか台本も事前にもらえなくて、 昔ほら、 あの、現場スタジオでもらえませんでした。 そう、当日、当日でしたね。ありました。うん。 あの、入り口のとこに積みて、 はい。積み上げたって で入って代表見て見たでしばしげ夫ってなんだこれと思ってそれで初めて投しみするわけじゃないですかにもらえないから であの投しみしてたらおじゃんって あもう見て分かるぐらい あれ俺じゃん。 へえなんかそれ羨ましい嬉しいですよね。 そうだったんです。 で、ま、あの、結構、ま、作品自体もね、あの、すごく、ま、僕好きな世界で [音楽] すごく楽しかったんですけどね。ま、最終的に実写版にもね、その、ま、ま、僕出たんですけど、 そうですよね。キャラクターがだってアニメの中にいるわけですから。実写だったらやっぱ千葉さんがやんないと。 そう。だからそのしげ男という名前に関してはそういうもの。 なるほど。でもなんかすごくなんだろうな、千葉さんと同じように遊び心を持った方たちね。で、組めたっていうところが素晴らしいな。 みんな本当に学生のノりみたいな感じでなんか遊び倒してましたよね。 へえ。まっちゃうさぎさんからもメールいいていて、私が好きだったアニメキラリンレボリューションの音響監督をされていたと知り、後からとてもびっくりしました。ご自身が声優として演じられるのと音響監督では違いはありますでしょうか? ていうことで、お元気で今も現役で勢力的に活動しておられて本当にすごいなと尊敬しております。 これからもお体に気をつけて元気でお過ごしくださいっていうことなんですけども はい。音響監督とる方の違いまこういう、ま、役者さ、やりながら言うのもおかしなことなんですけど、 僕どっちかというとね、裏方が好きなんですよ。 そうなんですか。 だから、ま、音響監督とか舞台、今も舞台、あの、ずっと演出やってるんですけど、あともう 1 本同時平行で映画監督もやって、今映画撮ってるんですよ。 はい。はい。はい。 で、その、ま、映画撮影やって、で、その後編集、ま、絵の編集から、音の編集から、 あの、ま、全部僕はやる。最終のまとめは全部僕はやるんですけど、 なんかこの自分の作業場にこもってね、なんかこう、 なんかこう細かいことをね、うん、あの、こだわりながらなんかこう、あ、こだい考えながら作ってるというのがね、大好きで [音楽] うん。うん。 だから、あの、音教監督やってる時は結局、ま、役者やってる時は自分の演技だけに集中してればいいことなんですけど、音響監督の場合はやはりそのまずその場の空気をどのように演出するかっていうそっからまずスタートしないといけないし、特に新人さんが多い場合はいかにリラックスさせるっていうか、 あの、な んですかね、居場所をちゃんと与えてあげる、 あの、空気感がまず必要じゃないですか。 [音楽] ま、それとその後ろに監督がいますからで、監督の意向っていうのがありますよね。こういった風にあの表現してもらいたい。あ、いった風に表現してもらいたいて。 ま、そういったものをこう 聞きつさらにこのその上にプロデューサーがなんかあのわけのわからんこと言うんですよ。 うん。わかります。 はい。そのわけのわからんこともなるほどね。はい。分かりました。 え、そうに頑張りますって聞いたふりしてく視するんですけど、あの、それでそれを、ま、色々聞いて集約したものを役者に伝えていくんだけど、結局その通り伝えてもしょうがないんで。 うん。例えばさ、こんなことやってみたらどうていや、その普通にやったらさ、そうなるよね。でもそこはいつでもそこに行けるじゃんて。 うん。うん。 だ、つでも行けるとこをね、何度も何度もやってたってさ。 だって君の中にはもっと幅広いもがね。 潜んでるし、あるし、普段の生活の中ではすごい表現してるはずだよって。でもアニメのこの現場に来るといい声出してみたり、可愛い声出してみたりね。 うん。 例えばあの女子生徒 ABCといたとしてABC がいてなんだかきね同じ声出すわけですよ。同じトンの黄色い声を。 で、黄色でも例えばそのオレンジによってるのか 色々緑に違うじゃないですかね。 そこの違いがあの欲しいんであって要するにキャラクター性要するに人生の違いが欲しいんであってその同じ色だったら うん1 人でいいんだよねって3 人を呼ぶ必要はないわけじゃん。でもせっかく 3人呼ばれてんだから 1人1 人さね爪跡残そうぜってだからうん。 あの、最初の人が高い木使ったとしたらね、 2番目の人はなんか昨日あのほ、 叫びすぎちゃって声がガラガラになっちゃってる女の子でも構わないし でもう1 人はね、ちょっと地方から出てきたばっかりでちょっとなってますみたいな何でもいいから、ま、自分で考えて うん。 あの、自由にさ、好きにやってくなって うん。うん。 うん。面白くてさ、採用されたら君のもんだよって。 うん。うん。うん。 うん。 言われてやるんじゃなくて試してさ。で、あの、色々やってみてダメだったら元に戻しちゃいいんだから。 でもそこにはいつでも行けるじゃんか今聞かしてもらったけど、 でもそれだともったいないから、それさ、それで取っといていいじゃん。うん。 で、それ以外のその触れ幅のところを せっかくのなんとかテストでさ うん。うん。 実験したら、あ、なんか面白い声出すなとか、あ、発想はにユニークだよね。 あの子いいかもしんないって後ろが うん。 ね、注目してくれたらもしかすると今はね、女性と ABBC かもしんないけど役好きのキャラクターを考えるかもしれないじゃない。 そうですよね。 プロデューサーもディレクターも。で、そういったそのなんつうの役者ってさ、そのなんだ先行投資がでかいじゃないですか。 専門学行ったり、行ったり、ずっとお金払って、舞台もずっとお金払ってやってて、それで未回収のまんまやめてしまう人がいかに多いかっていうことですよね。 うん。うん。 だからせっかくそういった才能があるんだから、あるし、またそういった膨大なお金をかけてね。 うん。 あの、親御さんにご迷惑かけながらやってきたんだから ね。だから、あの、やはりその業界にやっぱりちゃんと食らい込んでで、自分の才能を出して初めてね。うん。 あの、今までの苦労が報われるわけだし、ま、そっからもちろんスタートにはなるんだけど うん。 ね。で、ま、スタート時点にまず立たないことにはだってどうしようもないよって。昔はストルゲームでもさね、いっぱい余った椅子があったけど、今はさね、 [音楽] そうですね。 てさ、10個くらいのさ、椅子をさ、3 万人が狙ってんだからさ。 うん。 それはね、普通のみんながやってることをやってたってダメだし。 もうこの業界はもうどうでもいいと。 うん。 うん。いいんだ。私はもう田舎に帰るんだとか何でもいいから。ただね、もう最高ペじゃないですけどもやり倒してね。 うん。うん。 やってみたらどうって。 そ、それ千葉マインドですよね。 そうです。だからあのもうそれを緊張してああってやってること。 あのさ、 あの後ろあの監督たち見てるからこっちよろて。 で、ここのセルさ、こういう風に変えてさ、で、君さ、こ書いて、 こういう、もうここ全部アドロで行こうつって。 へえ。いいですか? へえ。 いいね。やってみようよ。向こうが笑ったらオッケーだから。 なるほど。 そう。 すごいや。すごい やると、ま、本人も緊張しながらもでも面白いじゃないですか。 そう、そうですよね。 で、バーっとやると監督もとね、最初思いながらって吹いたりでプロデューサー笑ったりするわけですよ。うん。うん。うん。うん。 [音楽] で、あんな感じどうでしょうかね。僕なんかこういうシーン、こういう風にした方が面白いと思うんだけど。 [音楽] うん。 それで行きましょうてなるわけです。 いや、それはもう千葉さんもやったって感じですよね。 お出役者でああ ああ、すごい。なんかあの千葉さんの番組に出るとあの仕事をしながらなんかこうあの授業も受けてるような気持ちになりつつね作ってるなっていう感じがすごく [音楽] やっぱね しますね。 みんなで作ってるわけですよ。だからそのうん。うん。 あの、ま、僕ら、ま、生徒たちよく言うんですけど、僕らがね、作ってんのうん、実態がないものだと言ってみシャボン玉みたいなもんな。 うん。 で、シャボンダも表面ってすごい綺麗じゃないって、こう常に動いてね、キラキラキラけいろんな模様があって、 [音楽] でもさ、うん。 この中にエゴの強い細胞が 1個あったらパーン割れちゃうんだよね。 ああ。 だからこのシャボ玉の表面の絵をみんなの力をこう入れて うん。 協力し合って うん。 で、綺麗なこの綺麗な模様を うん。 子供たちとか周りに うん。 見せるのが僕らの仕事。 だからそこにうん。 あ、役者としての変な英語があったりとかすると緊張が [音楽] うん。うん。 変な緊張がかかってパーン割れちゃう。 そうですよね。 うん。だから、あの、そういう繊細な仕事だと思うんですよね。 [音楽] うん。うん。 うん。 ただそのなんか、ま、時間が何時から何時って、ま、特にコ中禍の時は大変だったですよね。やっぱり 1人1人で。 うん。さんでそうでしたね。 ねえ、みんなでまとまって取れないからね。うん。 [音楽] うん。だからみんなが誰 1人かけてもダメなんですよ。 わかります。 うん。 やっぱその子は現場に入るだけの力を持っててね。その現場に入るチャンスももらえてるわけだからその子は必要なんですよね。 うん。うん。そうですよね。 うん。だからつでにそこにいるわけじゃなくて。 そう、そう、そう、そう。私なんかがって思わないであなたも大事なピースなんだからっていうことですよね。 そう、そうですね。 ね。 うん。 いや、でもなんかあのお話を今日ずっと伺って、あの千葉さんがその熊本から出てらっしゃってね、 10 代での時に心に持っていたもの。それがなんかあの変わらないまま どんどんどんどんピカピカになってる感じがしますね。 あのね、僕杉り太郎さんにね言われたことは未だにもう胸にもう染み入いってるんですけど [音楽] 元々杉太郎さんが車でね、僕の自宅まで送ってくれたんですよ。 はい。 あの、ま、夜間撮影だったもんですからね。ま、相当遅くて、ま、当然電車もないし。 うん。 うん。で、お前うちどこだ?て言ったら、ま、僕はあの、瀬戸谷の千歳船橋とこに住んでたんですよ。フロヤパートにね。 うん。じゃあ乗れとか言われて、 で、ま、その時杉さんが乗ってらっしゃった車って日本に 5 台しかないっていうすごい会社なんです。 ええ。 で、いや、僕歩いて帰りました。 いいから乗れって。 ええ、 もうド金長ですよ。 そりゃそうですよね。だって支援俳優ですよね。 そう。俺、俺、ま、ちょっと細かい道わかんないからちゃんと教えろよ。あ、分かりましたつって。 で、ま、帰り師の色々こうお話を聞かせてもらったんですけど、そん時 お前と俺はな一緒なんだぞって。 うん。 うん。お前は今絡みやったりとかそういったことやってるけどでも人間としては同じなんだよ。全く同じなんだよって。 うん。 だから俺たちはあの親の七光でも何でもない。そういったものを持ってない。 うん。 だから親の七光の人は金の玉を持ってると。 うん。 で、俺らはそういったものがないから鉄の玉を持ってると。 うん。 でもさ、お前考えろて。 鉄の玉毎日毎日毎日毎日磨いてたらな。金の玉より光るんだよ。 ああ。 金の玉持ってるやつは俺金の玉持ってるからと言ってその玉を磨こうともしない。そのうち錆が出てきちゃう。 うん。うん。 だ、そういうもの。ただうん。うん。 毎日磨いてないとその光はね、すぐくんでしまう。 だからここを忘れちゃだめだぞ。 なるほど。 で、その車の中でね。 へえ。 で、言われてる時はド金長なんで何言われてんのかさっぱりわかんないですよ。 [音楽] そうですよね。なんか返さなきゃって思いますしね。会話をね。 なんかだけどそれは宝物ですね。 宝物です。だ、帰ってうちに帰ってしばらくこう考えてるうちにさあすごい言葉を実はいいたな。 うん。 うん。どこの馬の骨ともわからん俺にね。 うん。 そんな車までね、車に乗っけてくれてね、自宅まで送ってくれて ね。杉さんもだって主演だからもう疲れてるだろうし、それなのにね。 [音楽] あの、そういった優しさをね、かけてくれて、さらにそういったそのすごい言葉までね うん。 なんかいいてうん。未だにここやっぱり残ってますよね。うん。いやあ、本当私も今日はなんか本当いいよ言葉をいいてきっと聞いてくださってる方も立場は違えどね、あの、自分のその鉄のタバコを磨こうっていう風にはい、みんな思われたと思います。 はい。 もう今日は本ともっともっとお話伺いたいんですけれども、最後にちょっとお知らせをしたいと思いますが、千葉さんもあの、 えっと、呪術回線に出演されてますよね。上語役。 あれ役かがでした。 いや、あのね、ジ君はね、本当いいやつで僕大好きで、 あの彼は全然悪い男、悪い人じゃなくって、ただ、ま、戦いたいだけのね、人なんでなんか悪意があるわけでもな、何でもない。ただその俺は強くなりたいっていうね。 ね、 その思いだけでやってるだ。非常にこうすっけところもあるし。 うん。でも弱さも見せるし、でも [音楽] 今ある全力で相手に戦いを挑んでいく うん。で、負けたら負けたで素直に負けを認めるっていうね。なんかあのそういったところそういったジ君が うん。僕は大好きですよね。 うん。ね。 なんか呪術改本当にあの難しいお話であの私もつゆっていう役を演示させていただいてるんですけれどももう本当に悩みっぱなしです。はいはいはいえそんな呪術呪術回線なんですが劇場版呪術回線渋谷自編特別編集版優先行上映から公開になります。 はい。 え、そして、え、テレビアニメ呪術呪術改 3期滅遊全編が 2026年の1 月から放送決定っていうことで、今第 3期のティ公開中。 うん。 はい。 あの、こうやってなんか新しい作品携われるのもすごく嬉しいですよね。 そうですよね。 うん。 で、ま、これなく続いてますからね。まだまだこれ永遠と続くんでしょうかね。この戦いがね。 いやね。でも千葉さんの役は本当にすごくあの出番も多かったですし。はい。 私もあの拝見してましたけど、え、あさん頑張ってるって思ったりとかして。うん。 [音楽] はい。是非皆さんご覧ください。ということでいいや、そろそろ分かりの時間になってしまいました。 ああ、そうなんですか。 そうなんです。もうあっという間ですけれどもね。はい。あの、 ああ、結構喋り倒しちゃいましたね。 いや、いや、いや、そんなことないです。大丈夫です。全然オッケーです。はい。じゃ、あの、最後に皆さんにお聞きしていることなんですけども、千葉さんにもお聞きしたいと思います。 あなたにとって声優とは 声優とはね、やっぱ生きるっていうことですかね。やはりあの存在としても、ま、生きてなきゃ声優はできないし、ただそのセリフも生きてないといけないし、やはりその生きたセリフを聞いて、生きたドラを、ま、見て、 [音楽] え、それにこう、ま、喜びを感じたりね、感情をさらに見てるお客様たちが呼び覚まされるで、その呼び覚まされる感情そのものも生きてるわけですよ。 うん。 だからやっぱ声のはその生きるまけな言い方ですけどうん。 うん。だから やってる側も見てる側もその瞬間瞬間を生きてるわけですよね。で、その生きるということをやっぱり意識しながら これからもねやっていけたらなと。ただ僕はあと 23年で死ぬと思います。 そんなことないですよ。大丈夫です。その話屋を見たら全然大丈夫。まだまだいけます。 [音楽] はい。 あの、また機会があったら是非たくさんお話聞かせてください。 こちらありがとうございます。 はい、ということで日のり子のボイスアクターズレディオ第 3 回のゲストは千葉しげるさんでした。ありがとうございました。 ありがとうございました。日のり子のボイスアクターズレディオ。この番組はまだ知らない好きと繋がろうテーマに様々なアニメグッズを展開するグローバルブランド。 [音楽] キノコップの提供でお届けしました。
『日髙のり子のボイスアクターズRadio』
東京コミコン/コミコンチャンネルでの人気コンテンツから生まれたラジオ番組。
アニメ・声優業界を長く支えてこられた、“レジェンド”の方々を中心に、回替わりでゲストを招き、『今、残すべきエピソード』をお届けして行きます。
第3回ゲストは #千葉繫 さん。
俳優、そして声優になるまでの運命的なお話や、初共演時のお話など、今回もおふたりだから出来るトークが盛りだくさんです!
■前回
第2回 ゲスト: #林原めぐみ
■再生リスト
https://x.gd/reskH
■ハッシュタグ
#ボイスアクターズR
■公式X
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■おたより投稿フォーム
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■スタッフ
企画・プロデュース:井上脩人(株式会社InoCo) / 有限会社ビッグ・マウント
協力:株式会社東京コミックコンベンション / 東京コミックコンベンション実行委員会

4 Comments
のん子さん、千葉さんを呼んで頂きありがとうございます🥹🥹🥹🎉🎉👏👏🎊🎊🎊
嬉しい〜㊗️㊗️㊗️
声優としてもさることながら、裏方としても貴重なお話ありがとうございました。
千葉繁さんとのお話、とても深くて貴重でした、ありがとうございます✨
千葉さんのお話し(千葉マインド)は、ほんとに為になるんだよな😊