CV:木村良平 / 加隈亜衣 【漫画】『二度目の異世界、少年だった彼は年上騎士になり溺愛してくる』1巻2巻3巻4巻 #1~20話まとめ

2度目の異世界。少年だった彼は年上騎士 になり出来る。 3年前10 歳だったはずの彼は私の知らない大人の男性になっていた。 ルークなの?ついさっきまで部屋でテレビを見ていたはずなのに気がついたら知らない森の中にいただなんてそんなこと信じられる?おそれがた 自分の身に起きたことだとしてもさらちゃん森でキゴを取ってきてくれないか?デザート用のが切れちまって。 [音楽] はい。モニカさん。 1 ヶ月前森の中にいた私はこの食堂を経営するモニカさんに助けられた。 [音楽] 今では彼女の行為でこの食堂で働かせてもらいながら隣にあるアパートの一室で暮らしている。 [音楽] よろしくね。 はい。そしてしばらく過ごしているうちに気づいたこと。どうやらここは魔法が存在する異世界らしい。と言っても使えるのはごく一部の人間だけ。 [音楽] [音楽] その中でも使えるものが町に数人いるかい ないかという魔法。 それが地魔法。 なんと私にその貴重な魔法が使えてしまっ たのだ。そのことにすぐに気づけていたら 、ここに来た時に肌して森を歩いた足が数 日間痛むこともなかったんだろうな。 いきなり森に飛ばされるとは。 お、あれ? 子供が倒れてる。 よかった。まだ息はあるみたい。私の地 魔法まだ理解しきれてないけど。手をかし て念じれば大抵の怪我は直せた。 ここまでひどいのは初めてだけど。 目に見える傷は治ったけど見えてない部分 もあるかもしれない。 仕事中だけど モニカさんならこの子を見捨てる方が きっと起こる。 ちょうどお隣さんが表にいてくれたから食堂に戻れないってモニカさんへの伝言を頼めて助かった。ギルバートさんお願いが。 どうしたんだいさらちゃん。 まずはひどい汚れだけでも落としてあげよう。タオルの準備しなきゃ。あ、うん。 宝石みたいな黄金の瞳。こんなにボロボロでも分かる天使みたいに綺麗。あ、あの、驚かせてごめん。 [音楽] 君が森で倒れてたから血油魔法をかけて うちへ連れてきたの。嫌がることは何もし ないから大丈夫だよ。 どこか痛いところはない? [音楽] よかった。ちゃんと地魔魔法が聞いたんだ 。 どうぞ。よかったら食べてね。驚いたことにお粥ゆを作ってる間にお風呂に入った彼はさらに天使度が増した。ガリガリでやれててこれだもん。 健康的になれば間違いなく世界を取れるよ。お、美味しかったです。可愛い。うわあ。本当良かった。そういえばまだ自己紹介してなかったね。私はサラっていうの。 [音楽] そら。 うん。よろしくね。君の名前は何ていうの? ルーク。 ルーク?すごく素敵な名前。君にぴったり。 あ、まだ体が辛いかな?食べちゃったならまた休もうか。ベッドシーツ変えなきゃ。 あの、 どうして助けてくれたんですか? 私も覚えがある。 1 人で不安でいっぱいなその気持ち。元々私は世やきな方ではない。 正義感が強いわけでもない。それでもこの 世界に来た時に1人ぼっちの怖さも寂しさ も知った。 そして 人の温かさも 私もね、1人で急に知らない場所に来 ちゃって不安で苦しかった時助けてもらっ たことがあるの。 ほら、もう寝よ。ルーク。お、えっと、もしかして一緒に寝る? 可愛い。 こんなに小さな体であんなにボロボロに なって倒れていたなんて。 一体 どんなに辛い思いをしたんだろう。 おいで。 おやすみ。ルーク。 いい夢を見られますように。 ルーク。 う [音楽] 、 [音楽] この世界に来て1ヶ月、もしかしたら急に 元の世界に戻ってしまうかもしれないし、 一生ここにいるままかもしれない。 先のことなんて何も分からない。こんな私でもルークが望んでくれるのならば時間が許す一緒にいてあげたい。これが私とクの 1度目の出会いだった。 ルーク サ に暮らすようになったルークはだんだん心 を開いてくれるようになり、今ではだいぶ 懐ついてくれている。可愛い。 今日は何の本を読んでるの?魔法に関する 本です。そうなんだ。 くも魔法を使いたいの? はい。サラみたいになりたいんです。 訂正世界一可愛い。魔法は 10 歳前後で使えるようになるらしい。ルークって今いくつだっけ? [音楽] 7歳くらい?お、10歳。 あ、え、あ、そうなの? うん。 10 歳だったか。もっと食べさせて成長させねば。 ルークをしょぼくれさせてしまった。望み通りにも近い将来魔法が使えるようになるといいな。 さらちゃん。 あ、モニカさん。 あの子すっかり元気になったみたいで良かったね。 はい。本当に。 それにしてもあの用姿で読みかけができるし動きにも品がある。あの子はもしかしたらいい家の子なんじゃないか。 あ、そのことについては本人に聞くつもりはないんです。辛いことなら無理に思い出して欲しくないから。 ルークにとってこれでいいのか不安もありますけど。お、 さらちゃんはよくやってるよ。 私は幸運なしてしまったけど、この世界でモニカさんともルークとも出会えたんだから。お疲れ様でした。 よし、お夕飯買って帰ろうか。 はい。ルークは何が食べたい? 皿が食べたいのがいいです。 天使。 おい、随分探したぞ。 何この人?探したって に兄さん。え、 こんなところにいやがったとはな。 小綺麗なま生きててくれて助かったよ。 この人がルークのお兄さん。ほら、帰るぞ。 やめてください。怯えているじゃないですか。 時間がねえんだと置いてくれ。 兄様、やめてください。僕がちゃんと行きますから。さだけは。 あ、よく見るとこいつも綺麗な顔してるな。ルークと一緒に売ってやろうか。 ふる。 知らなかったか、こいつ。金持ちのババーに売り飛ばそうとしたら逃げたんだよ。最近もらってたから困ったわ。 は、 あの時ルークがどれだけ思いをして、どれ だけ必死に逃げてきたのか。 兄弟なのにこんなことするなんて許せ ない。 あら、行くぞ。空兄様 を話。 嫌だね。お前が逃げた分の利士だと思えよ 。 でも売る前に俺が少し遊んでやってもいいな。その後召喚にでも売れば小遣い程度になる。 黙れ。うルーク。 これって氷魔法がやったの?う、ルーク、もうやめて。死んじゃう。さらに手を出すな。 ルークも魔法を使いたいの? サみたいになりたいんです。 ルークには未来がある。人殺しになんてさせない。 そろ、 私がルークを守らなきゃ。 ソロ、もう大丈夫だからね。 サラ違う。大丈夫。こんなのすぐ直しちゃうから。 ごめん、 ごめん、 ごめんなさい。 大丈夫、 大丈夫だから 助けてくれてありがとう。 死ぬほど痛かったし、ものすごく 怖かった。それでも ルークが無事で良かった。 重症だったルークの兄は病院へと運ばれ、 やがて逮捕された。後から聞いた話による と、ルークは没落寸前の断釈家の末えっこ だったそうだ。金遣いの荒い一家は借金 まみれで美少年だったルークに目をつけた 貴族の女性に彼を高値で売り付けようとし ていたらしい。 そんなところから命から逃げ出してお金も 食べるものもなく生き倒れていた時ルーク は私と出会ったのだ。 苦しかったね。ルーク。今まで誰よりも 辛い思いをしてきた分、これからは私が ルークを支えるから。 だからルークが幸せになるお手伝いを私に させてね。 ただいま。ルーク。 今日もいい子でオ留ス番してた。 サら、お帰りなさい。 今日もルークを見ててくれてありがとうございます。 お掃除の手伝いしてました。いいんだよ。お疲れさらちゃん。 ちょっと疲れました。 あの事件の後、私は食堂の仕事が休みの日の午前中にオトの病院で地油湯魔法を使うアルバイトを始めた。 魔法には火、水、火星など様々な種類が ある中、地魔法の分類は光。私はその 光魔法のかなりの使い手らしい。 魔力の量が尋常じゃない上、チスピードも信じられないほど早いらしく、 下手したら国内で 5本の指には入りますよ と教えてもらった。自由魔法は高額だけど治療を求めてくる人は尽きないなのでった半日の仕事でも十分な稼ぎになった。 [音楽] 俺も働きます。 おえ、急にどうしたの? サがずっと働いているのは生活が苦しいからでしょ。 そんなことないよ。私がどうしても欲しいものがあるの。そのために頑張って働いてるんだよ。だから気にしないで。 間違ったことは言ってない。私がこうして 働いているのには理由が2つある。オート には魔法が使える貴族の子供が12歳から 通う学院があり、そこで魔法の力をつけれ ば将来は安泰だと言われてる。 貴族社会ではあるが実力があれば平民だっ て重宝してもらえる。 せっかくルークも魔法が使えるようになっ たんだもん。どれだけお金がかかっても 学院に行かせてあげたい。 そしてもう1つは 私がいつ元の世界に戻い に。 さらちゃん 本当にいなくなるのかもしれないのかい? いつかは分からないんですけど。 おそらくルークには 話しました。急にいなくなったらきっと傷つくから。そんな話聞きたくないって言われちゃいましたけど。 [音楽] モニカさん、 こんなこと頼むのは心苦しいんですけど、 私が稼ぐお金を預かってもらえませんか? そして 私に何かあった時にはルークのこと よろしくお願いします。 さらちゃん、 顔をあげとくれ。 旦那に先立たれた私にとって 2 人がもう家族みたいなものなんだ。ルークのことは安心してくれ。 [音楽] こうして着々と準備は進んでいき。 [音楽] よろしくね、ルーク。 [音楽] 元の世界のネックレスは高く売れたし、ピアスもきっと高いから保険としてモニカさんに預けよう。 私がこの世界に来て半年。じゃーん。今日はルークの好きなシだよ。 [音楽] サのご飯は何でも美味しいです。 本当いいお嫁さんになれちゃうね。 あ、お嫁さん。 ルーク ソロどんな人が好みなんですか?う、好み。うーん。 [音楽] 顔がかっこよくて背が高くて頭が良くて強くてお金持ちな人かな。そんなハイスペックな人 2次元にしかいないだろうけど。 かっこよく背が高くて頭が良くて強くてお 金持ち。 もし もし俺がそういう大人になったらさらはお 嫁さんになってくれますか? えなぬ 何この天使? え?あう。 じゃあ、大人になった時にもそう思ってたらプロポーズしてくれる? プロポーズ? 大きなダイヤのついた指輪を差し出して結婚してくださいって王子様みたいに言うの。 分かりました。 よし。かっこいい大人になるためにはたくさん食べなきゃね。はい。本当にルークは可愛いなあ。 [音楽] うあ、ルーク、朝からずっと勉強してるけど疲れない。 [音楽] もさが言ってた学院に通うためにできることはやっときたくて。 そっか。 でも休憩も大事だからほどにね。 ルークは最近とても頑張っている。 学院そんなに楽しみなのかな? 邪魔しないように私は掃除でもしてるか なあ。 う、 大丈夫ですか?ごめん、ごめん。時計 落としちゃ。 この世界に来た時につけてたやつ。この時計だけはまだ残してたんだっけ?ルークの誕生日が近いし、これを売って何か買ってあげるのもいいかも。時間ずれてるや。直しとこう。この感覚私知ってる。 ソロ。 なんでサの体が透けて ごめん、ルーク。私消えちゃうみたい。 なんで嫌だ。触れない。もう本当に時間がないんだ。 ルー君、前にも話したよね。すぐモニカさんのところに行くんだよ。 やだ。サラ行かないで。 1人にしないで。 ルークごめん。ごめんね。大好きだよ。 そら。 帰ってきた。あ、 夢だったとかじゃ 1ヶ月しか経ってない。 向こうでは半年。確かにルークと一緒に 過ごしてた。 そんな たったの半年だって ルークは 大切な家族だった。ごめんね、 ルーク。 ごめん。こうしてルークの未来がどうか 幸せであることを祈りながら不思議な異 世界生活は幕を閉じた。 そして3年の月日が経ち、当時就活中だっ た私も無事に就職先が決まった。 幸なことに就活で忙しいと周りに言ってあったおかげであの 1 ヶ月間のことはさほど大事ごにはなっていなかったねえ。治く帰ってゆっくりしちゃおう。 これ、この感じ まさか なんだこいついきなり出てきたぞ。魔法か 変な服装だな。でも玉だ。俺らと遊ばね。 とりあえず服脱すか。売ったら高そうだ。待て。 見覚えのある服装。待ち並み。もしかして私また異世界に来ちゃったの?大通り。 あそこに行ってられるれば な。 おい、あいつ あの制服は騎士か。ちょ、行こうぜ。 大丈夫ですか? はい。ぶつかってしまってすみ。 すごく綺麗な男の人。あ、 [音楽] サ、 [音楽] サラ、 [音楽] どうして私の名前?あれ?ちょっと待って。宝石みたいな黄金の瞳にそのピアス。サラ モニカさん。 これざという時金にルークルークなの? [音楽] はい、ルークです。この [音楽] 15 年ずっとあなたの姿を探していました。 この15 年ずっとあなたの姿を探していました。 私が知ってる彼はたった 10 歳の子供だったはず。本当にこの人がルークなの? [音楽] サラ 大丈夫?さっき転んだ時に足をくじいちゃったみたい。 あ、 そうだ。ここが本当に3年前と同じ世界 ならもしかしたら 治った。魔法使えちゃった。 私には3年、ルークには15年。 前回急に元の世界に帰った時のようにきっと今回も時間の流れがずれてるんだ。本当にさらなんですね。 あのルーク はい。何でしょうか。 うわあ、イケメン。本当にルークなんだろうけどまだ慣れない。 [音楽] 私の家なんてもうないよね。 [音楽] お、ありますよ。 え、 サが消えた日からそのままです。 あ、でも家賃とか 俺が払ってます。さらと過ごした大事な場所ですから。 ルーク、 一緒に過ごした時のことそんなに大事に 思ってくれてたの? 見た目はだいぶ変わっているけど中身は相 変わらずルークのままなんだ。 ありがとう。あのね、私そこに止まっちゃ だめかな?サがうん。 本当についさっき戻ってきたばかりでお金も何もなくて。 それなら俺の家に泊まってください。 ルークの家。 [音楽] はい。あのアパートは掃除などはしてありますが生活用品などは置いていないので。 でもルークに迷惑じゃ。 迷惑?俺はあなたに返しても返しきれない音があるんです。 一生面倒を見たって足りないくらいですよ。行きましょう。さら、 昔とは全然違う。大きなって。きっとルークの私に対する感情はあの頃と変わっていないのかもしれない。今も姉のように思ってくれてるんだろう。 [音楽] [音楽] けどそうだって分かってても少し緊張しちゃう。さら着きました。お手をどうぞ。お帰りなさいませ、ルーク様。 ここが俺の家です。 こんな大きな家に1人で住んでるの? そうですよ。これからは 2人ですけど。 2人か。でも今度は私。 そちらの方は大切な客人だ。手厚くも出なすように。あとはレイヴンに連絡を。 一体この世界にいられるんだろう。 [音楽] すごいよ、ルーク。あんなに小さかったのに本当に立派になったんだね。 そうですか。 うん。圧倒されちゃった。そういえばルークって今くつになったの? [音楽] 25歳になったばかりです。 大丈夫ですか?サラ 25 サラそっか。 普通に考えて10に15を足せば25 ルークが年上になってしまった。あの女性に年齢を聞くのは失礼だと分かってはいるんですがは今おいくつなんですか? [音楽] え?あ、えっと、 [音楽] 23歳になりました。 え、 そりゃびっくりするよね。姉のようにしってたのに突然年下になっちゃったんだもん。あの、ごめんね。なんか変だよね。 [音楽] そんなことありません。俺は 俺はサがサなら年齢は関係ないと思います。 ルークでもたった 2 つしか違わないのにこんなに立派になってるなんてやっぱりすごいよルー おさのおかげです。 あなたがなくなって初めて俺のために色々な準備をしてくれていたことを知りました。そのおかげで今の俺がいます。 あなたは俺の御人だ。 そ、そんな全部ルークが頑張ったからだよ。ていうかルークはこんなにかっこよくて何でもできるんだもん。恋人とかないの? いませんけど。さらから見て俺はかっこいいんですか? もちろんルークが一番かっこいいと思うよ。 むしろこんなイケメンがあちこちにいたら困る。 さら、俺の話をしてもいいですか? ん? あなたが消えた後、俺は言われた通りモニカさんのところに行って学院を卒業して、今は騎士団で仕事をしています。身長も伸びて今は 185cmあります。すごい。 そんなに伸びたんだね。 学院も主席で卒業しましたし、国で 1番の氷魔法使いにもなりました。 そうなの?さすがだね。 騎士団の中でも上位の強さで団長も任されていません。 え、本当にすごいね。 弾爵のくらいも頂いていますし、お金もかなり稼ぎました。これからも稼ぎます。 さすがにすごすぎて言葉が出ない。 アニメの主人公みたい。 あの、これだけではまだダめですか? え?あ、えっと、どうしたんだろう?ルークなりこんな質問。あ、もしかしてルーク私に褒めて欲しいの?きっとそうだよね。 [音楽] [音楽] ルークを親目線で褒める人ってモニカさんしかいなかったから。 サラ ダメなんてことないよ。ルークは理想の男性像だよ。 それなら良かったです。 [音楽] ルークっては少しだけ年上になっても可愛いところは変わらないんだな。 [音楽] 失礼します。ルーク様。 レイヴァン様よりお品物が届きました。 うわ、綺麗なドレスがたくさん。 全て買い取ると伝えてくれ。かしこまりました。 大人がいい。 さら、どれに着替えますか? え?私のなの? 他に誰がいるんですか?これとかさらに似合いそうですね。 う、 いや、俺も ちょ、ちょっと待って。ありがたいけどたくさん受け取れない。 さら、あ、服なんて毎日着るんです。くらあっても足りませんよ。 ありがとう。うん。 彼女の着替えを頼む。 かしこまりました。 お待たせいたしました。ルーク様。 あのルーク変じゃない? 綺麗です。とてもよく似合ってます。 本当?ありがとう、ルーク。こんな素敵なもの初めて来たからすごく嬉しい。お金は今はないけど、また働いたら返すからね。 あなたが俺に残したお金いくらあったと思ってるんですか?いい加減気にするのはやめてください。 でもそんなことは でももだってもないです。分かりましたか? わ、分かりました。 残りの服は全てさの部屋へ。 私の部屋。 はい。でも必要ないのなら俺の寝室を一緒に使ってもいいんですけど。ありがとう。お部屋使わせていただきます。 そうですか。 うん。 もう一緒に寝てはくれないんですか? え、だって 俺少し期待してたのに。 ルーク期待って。 サのあまりうまくない小もり歌好きだったんです。う、ルークひどい。辛かったの? [笑い] ごめんなさい。 もうきっと色々大変な思いもしたんだろうけど、ルークが幸せそうでくれて本当に良かった。 [音楽] [音楽] サラ、 [音楽] これから俺人生をかけてさらに恩返ししますから。 [音楽] この時の私はまさか本当にルークが人生をかけて恩返ししてくれることになるなど知るよしもなかった。 [音楽] [音楽] あの頃俺にとってサは世界の全てだった。 ルークモニカさんからお菓子もらったよ。一緒に食べよう。 はい。美味しそうだね。ルークはどれがいい?先に選んでいいよ。 [音楽] [音楽] あの、サはどうしていつも俺によくしてくれるんですか?ええ、そんなの。ルークが可愛くて大好きだからだよ。ぎゅーってしちゃえ。 [音楽] 明るくて優しい皿。そんなが大好きだった。早く大きくなって皿の力になりたい。 [音楽] そう思っていた。でも [音楽] あのね、ルーク大切な話があるの。 話? 私ルークとずっと一緒にはいられないかもしれない。うまく言えないんだけど。私は本当はこの世界の人間じゃないの。 いつか元の世界に戻されちゃうかもしれなくて。だからね、ルーク何かあったら聞きたくないです。 [音楽] ルーク わけがわからなかった。 サがいなくなるなんてそんなことあるはずない。 だけど思いも虚しくサは本当に俺の目の前で消えてしまった。 [音楽] [音楽] 人し切り泣いたださらに言われた通りモニカさんの元へ行った。 そうか。さらちゃんが。ルーク聞いておくれ。さらちゃんがお前のために残していったものを預かっているよ。 [音楽] 俺にソラゴ ああ、お前の学費と生活費。ルークの魔法はつかルーク自身と大切な人を守れる力になるからその準備だけでも整えてあげたいって。サは忙しそうにつも働いていた。幼い自分は何もできなくていいつも歯がゆかった。 [音楽] お仕事を行ってきます。 でもそれが全部俺のためだったなんて。大切な人なんてそんなの。 [音楽] [音楽] 俺にとって皿が全てだったのに。 それからの日々はさらにはない人間になる ために必死だった。誰よりも勉強したし、 魔法の訓練もした。18歳になり騎士団に 入ってからはより強くなるためにひたすら 戦い続け、気がつけば使わない金と地位を 手に入れていた なあ。せ、お前って女に興味ねえの? なんだ急に。 だってお前昔からモてるのに絶対誘いには乗らないだろう。ルークならより取り緑だろうに。ほら様方に見られてるぞ。 [音楽] 別に興味がないわけじゃない。大切な人がいるんだ。 俺は一生その人しか好きになれないと思う 。 さらと過ごした町 いないと分かっていてもつい足を運んで しまう。 あれから15年もう25歳になった。今頃 サは35 歳だ。をしてもいるかもしれない。時がっちを思い出と呼ぶような日が来ても俺にとって皿が 1 番大切なことは変わらない。寂しいけれどうか幸せでほしい。は恋いだった。 そう、ようやく優しい過去の思い出になったと思っていたのに。お、 [音楽] ルーク 本物現実も姿もあの頃と何ひつ変わらない。 あ、 あ、もう何でもいい。サが帰ってきた。 初恋いだったなんてもう言えない。思い出 になんてできるはずがなかった。 俺は今もあなたのことが おはよう。 おはようございます。さらよく眠れましたか? おかげ様でルークこそ早起きなんだね。ちゃんと寝た。 おそうですね。 失礼いたします。美いし。そう。 とりあえず朝食にしましょう。 うん。あ、ルークニン参ン食べてあげようか。苦手だったよね。今は自分で食べられます。 [音楽] そうなんだ。偉いね。 あ、さら、朝食を食べたら出かけましょうか。 ん?どこか行くの? はい。お、 モニカさんに会いに。街が見えてきたよ。ルー君。 もうすぐつきますよ。 懐かしい景色。 モニカさん、私の御人元気にしてるかな? モニカさんいますか? おやルーク、また来てくれたのかい?そちらはあ、ちゃん、 モニカさん。 本当に驚いたよ。全然変わってないんだから。 私も驚きました。特にルークなんて年上になっちゃってるんですから。 不思議なこともあるものだね。 でも少し残念だったな。 [音楽] 何がだ? 食堂畳んじゃったんですね。モニカさんとまた食堂で働けたらって思ってたんですけど。 え、さら働くんですか? だって働かないと生活できないよ。 大丈夫です。俺が面倒見るので。さらは家で俺を待っていてくれたらいい。 そ、それはさすがにダメ人間になっちゃうよ。 是非そうなってください。 え、いいじゃないか。面倒見てもらえば。 [音楽] モニカさん、 ルークも男前になったろ。さらちゃんにいい人がいないならどうだい?こんないい物件にいないと思うよ。 [音楽] モニカさんまでそんな冗談。あんまり言うとルークも困っちゃう。 はい。 可愛い孫を見せますよ。もう [音楽] また2人で遊びにおいで。 2人して私をからかって。 からかってなんていませんよ。 ほら、またそういうこと言う。 あ、今だけはそう思っていてください。 ほら、着きましたよ。機嫌を直してください。どうです?昔のままでしょ? 3 年ぶりの私の部屋。うん。本当に全然変わらない。ていうか、むしろちゃんと生活用品も揃ってるし、今すぐ住めそうだよ。 掃除などはしてありますが、生活用品などは置いてないので。 ルークすみません。ようやく再開できたサと少しでも一緒にいたくて嘘をつきました。皿のためなら何でもしますからどうかこのままそばにいてください。 キュン。 しょうがないなあ。そんな子犬のような目をされたら よかった。嬉しいです。そろそろオートへ戻りますか? うん。そうだね。 あ、そういえば前回元の世界に戻った時 確か腕時計の流に触れたら時計が光った ような気が あの時計戻った時には手元になかったもし かしたら サラねえルークピンクのベルトの時計とか 見てない? すみませ 記憶にありませんね。 そっか。まあ、また時間がある時に探しに来たらいいかな。行こっか。ルーク いつもしたら ルーク様よ。 ねえ、ルークつもこんな感じなの。 何がです? 何がって?すごく女の子たちからの視線を感じます。ク様素敵ね。お隣の方はどなたかしら?私が思ってる以上にルークって有名なのかも。 [音楽] あの、手は繋がない方がいいんじゃない?ちょっと今は サは俺と手をつぐの嫌ですか? またその目犬。 う、 嫌ってわけじゃ なら良かったです。行きましょう。 [音楽] そういえば3 年前の私は働いてばかりでやって 2 人でゆっくり街中を歩くなんてことなかったな。ルークが楽しそうだからいいか。 [音楽] え、あれ?マジか?ルークが楽しそうだからいいかなんて思ってた数時間前の私。 [音楽] そのカトラリーと皿も2 セットずつ。あとグラスもそこからそこまでセットであの椅子も 2つ色違いで頼む。 椅子取ってきます。 今この楽しそうに爆害中のルークを止めた方がいいと思う。 あとあれもそれもこれも全部ペアで [音楽] 昨日のドレスの時も驚いたけどルークの買い物って豪快というかね。ねえ、ルークそろそろ [音楽] なあ。 俺夢でも見てる?ルークが笑顔で女性とデートしてるようにしか見えないんだけど。レイヴン、 [音楽] さっき町で見かけた時は見間違いかとも思ったが、お前本当にルークか? 他に誰がいる? 昨夜なんていきなり女者の服を大量に持ってこいなんて言うから驚いたぜ。 ああ、その件は急に済まなかった。 へえ。 え、何な? あまりさらに近づくな。 さらちゃんって言うんだ。可愛いね。 [音楽] う、 初めまして。俺はルークの親友のレイヴントレス。この店をやってるんだ。よろしくね。 [音楽] ルークの親友。 早速だけどサラちゃんってルークの何なの?え?わ、ルークとの関係。ずっと姉のようなつもりでいたけど、今はさっぱりそんな感じじゃないし、かと言って友人という感じでもないか。 家族ですかね。 え、ルーク、お前妹なんていたの? ナチュラルに私が妹。 サラ、そう言ってくれるのは嬉しいですけど、俺たちはまだ家族ではないので誤解を招きますよ。 ごめん。なんて言えばよかった? そうですね。恋人と言っておけば大体うまくいきます。おすめです。 それこそ誤解では。 はあ。すごいな。さらちゃん。学院時代からルークと仲いいけど女性と話してるところなんてほとんど見たことがないのに。 お、そうなんですか。 おい、 ルーク。こんなにかっこよくなって、さっきも女の子の注目の的だったのに。 話すらしてないって。あ、そうだ。ルークは昔お金持ちの女性に売られそうになったんだ。きっとその時のトラウマで女の人に苦手意識が さら表情で何を考えているか大体分かりますが別に女性が苦手なわけではないですからね。興味がないだけで。 あ、そうなの。よかった。 でも興味がないってならルークは今まで誰ともお付き合いしたこともないの? それは あ、ごめん。身内にはこういうの話辛いよね。 いや、あの氷の騎士がそんな顔するなんて。これを見たらお前の同僚たちは気絶するんじゃないか。 [笑い] 氷の騎士。 あれ?さらちゃん知らない。ルークはそう呼ばれてるんだよ。 最年勝で騎士団の団長になった時からね。こいつは氷魔法が得意だろ。 へえ。ルークが氷の騎士。なんだかものすごくかっこいい呼びな。 あと本人の態度も氷のように冷たいし。レイヴン本当のことだろ? ルークの態度氷。 えっと、お、 ルークはいつも笑顔だし優しいですよ。お、そうだな。悪かった。ルークはいいやつだねえ。さらちゃん、今度 [音楽] 3 人で飲みに行こうよ。君が知らないルークの話たくさんしてあげる。 え、いいんですか? レイヴン。あまり余計なことを言うな。 さらちゃんは聞きたそうだけど。 聞きたい。聞きたい。 [音楽] 変な話だけはしないでくれ。どうだろうなあ。 着やすい空気を感じるな。この [音楽] 2 人は本当に仲がいいんだ。お店見て回っちゃおう。 さらちゃん可愛いね。いい子って感じで好きだわ。 さらに手を出したらお前でも殺す。 こわ。落ち着けって。お前本当にあの子のこと好きなんだな。ま、なんだろう。 もう好きとか嫌いとかそういう話じゃない んだ。お化粧品可愛いけどいいお値段。 やっぱり早く働かないと。ルークに頼むと ちょっと大変なことになりそうだし。 あなたは本当に私を驚かせるのが得意です ね。 お久しぶりです、エリオット様。エリオット様。渋みが増してさらにかっこよくなりましたね。 ありがとうございます。サは何も変わりませんね。 やっぱり引きますよね。 15 年前と変わらないなんて。普通なら渡しても怖い。 前に働いていたオトのナサニエル病院。なぜ私がここに来ているのかと言うと、もちろん食探しです。ルークは働かなくていいなんて言うけど、 無理に仕事を探そうとせず明るいうちに早く帰ってきてください。あと知らない人にもついて行ってはだめです。それからルーク様お仕事に遅れます。 やっぱりお金をもらうのは気が引けるし。紹介所も覗いてみたけれど、あまり引かれる仕事がなく結局ここを頼りに来てしまった。 仕事ですか? はい。もう一度ここで働かせていただけないかと。 なるほど。そうですね。 ちょうど良かった。先日 2 人ほどやめてしまって困っていたんです。どのような事情があるにせよさが働いてくれるなら文字通り 100人力ですよ。 本当ですか? はい。まずは来週から週 4回ほどお願いできますか? もちろんです。ありがとうございます。 お仕事決まって人安心。何も聞かずに採用 してくれたエリオット様のために もしっかり働かなきゃ。 まだ時間はあるし、少しお店でも見ようか な。ルークから借りたお金もあるし。 町に行くならお金を持っていって。で、 多い。俺の金はさらの金なので。 いやいやいやいやいよ周りを見ずに走るから。あの、大丈夫ですか?お姉ちゃんが直してあげる。もう平気だよ。あ、うあ。 お姉ちゃんすごい良かったね。 ありがとうございます。あのお金をいえいえ。お金なんていらないです。 え、でも君も次からは気をつけて歩くんだよ。じゃあね。 もう走っちゃだめよ。 うん。さっきの親子の反応。 私からすればあれくらい大したことではなかったんだけど、やっぱり魔法って普通は高価なものなのかな。うん。 そもそも私なんとなくで魔法使ってたから色々わからないことばっかりだ。この機会にちゃんと魔法のこと勉強してみるのもいいかも。 失礼。 ここ座ってもいいかな? え、空席あるのにここ? えっと、どうしてこんなイケメンがわざわざを?まさか高い壺でも売り付ける気じゃ。イケメン詐欺師。 ごめん、ごめん。急に驚くよね。怪しいものじゃないんだ。 顔に出てるな。俺はカーティス騎士団に所属している。 騎士団確かによく見たらルークと似た大福着てる。お、 どうぞ。ありがとう。 騎士団の人が私に何の用事だろう? ここのお店は初めて。 はい。 注文これからならここはコーヒーとこのランチセットがおすすめだよ。 じゃあそれを 俺も同じもの。名前聞いてもいい? サラです。 サラちゃんか君魔法が使えるんだね。 さっき道端で男の子の怪我を直してるところを見たんだ。地由魔法は貴重だ。 だからこそく止まってる魔法使いが多い。普通は道端の怪我人なんて目にも止めないだろう。そんな中君みたいな人は初めて驚いた。さらちゃん、今仕事は? 来週からナサニエル病院で働く予定です。 ナサニエル病院か。 ねえ、さらちゃん、担当直入に聞くけど騎士団で仕事する気ない。 俺たち騎士団は魔獣を倒すために旅々遠征に出ている。その遠征には中魔法使いは必須なんだ。けど彼らは正確的に俺たちとかなり相性が悪くてすぐにやめてくから弟困ってて。 なるほど。 でもさっきのを見て君とならうまくやっていけそうだと思った。遠征は月に 1 度だから病院で働きながらでもできる。店員魔法が使えるものと後方にいてもらうし、危ない目には合わせないと約束しよう。この数十年ヒーラーが怪我をした霊はない。どうかな。 月に1度か。だいぶ困ってるようだし、 それならできないこともないのかな。 騎士団の人々はみんなの平穏な暮らしの ために日々命がけで戦ってるって昔モニカ さんが言っていた。 そんな人たちの助けになれるのは嬉しい。 あとヒーラーって響きもちょっとかっこ いい気がする。 魔獣と戦う場に行くのは怖いけど 多少の怪我なら自分で直せるし。それに あの 騎士団ならルークの助けにもなれるかも しれない。まず1度だけ行ってみてもいい ですか? 2度目の異世界。少年だった彼は年上士に なり出出来る。 どうしてそんな仕事引き受けたんですか? あれ? 帰宅したルークに病院で働くことを伝えたまでは良かった。問題はその後。お帰りなさい。あのね、今日ね、ちゃんとお仕事決まってね。 [音楽] そうですか。 それでね、騎士団のヒーラーのお仕事も受けることになったの。カーティさんすごくいい人でね。 ここでの知り合い少ないならお友達にもなってくれるって。 [音楽] はあ。友達? え?どういうことです? 今に至る。えっと、騎士団のお仕事ならルークの役にも立てるかなって思いまして。 何?なんでルークちょっと怒ってるの?まずカーティス団長の体と俺の体は別です。 カーティスさんって団長だったんだ。私失礼な態度取ってなかったかな? それに俺のタには専属ヒーラーがいるのでサラと一緒になることはありません。 そっか。 ルークは別なのかねえ。ルークの鯛のヒーラーさんってどんな人なの? 別に普通の女性です。 あ、女性ヒーラー。 ナサニエル病院にいるチ魔法使いはみんな男性だった。女性ヒーラーさんがいるなんてすごく気になる。 [音楽] もしかしたら同じヒーラーとして初めてこの世界で女友達ができるかも。ねえ、ルーク、その女性ヒーラーさんに会ってみたいな。紹介してもらえたりとか [音楽] 会わなくていいと思いますよ。 う、サラとは正反対ですし。 [音楽] 正反対そうなの?でも私女の子の友達欲しいな。 [音楽] それならレイヴンにでも頼んでおきます。 うん。 なんだろう。私とその人を合わせたくない のかな。そんなことより遠征に行くのは その1度きりにしてくださいね。絶対に その1度だけです。どうして 怪我も絶対しないし危なくないならいいと 思うんだけどな。 給料もいいし人のためになるならいいことめじゃない。 この世の中に絶対なんてものはありません。それにあんな無さ苦しい男だらけの中に行くのも問題なんです。 むさ苦しい。まあ確かにみんながみんなカーティスさんみたいに爽やかで素敵いなんてことはないかん。 あれ?ルークス団長が好みなんですか? え、あの、それはもちろんかっこいいと思うけど、 やはり遠征は断ってください。 さは1度切りって 言いづらいのなら俺から断っておきます。 どうしたんだろう?急にこんな そういえばルークが子供の頃客に食事に 誘われたって言ったら同じように起こたっ け絶対に行かないでください 。 ルーク大丈夫だよ。 何がです? 私にとってはルークが [音楽] 1番だからこの先もずっと。 あ、 きっと姉が取られちゃうみたいで寂しいんだな。そもそもカーティスさんみたいなハイスペックイケメンと私なんかが釣り合うわけないのに。 [音楽] 心配しちゃって可愛い。 それは本当ですか? もちろん。何があってもルーク優先。 俺の1 番もずっとサラです。それは今も昔もこの先も絶対に変わらない。一生あなただけです。 [音楽] ソロ。 あの、私眠いの忘れてた。何これ?これはダめでしょ。ルークの案顔初めて見た。いや、でも深い糸はないんだから。 [音楽] 落ち着け、私。 行ってらっしゃい、ルー。 行ってきます。さら。 え、あれから 2日。ルークもいつも通りだし、私も少し だけ動揺していたのがだいぶ落ち着いた。 なんだかとても心臓に悪かった。よし、 今日は魔法の勉強でもしようかな。ルーク が昔使ってた本とかあるとありがたいんだ けど。 ん?あれって?ルーク、それ何? 仕事の書類です。市団長は魔獣の討伐だけというわけにもいかなくて。 [音楽] あの時の書類だ。持っていくのを忘れちゃったのかな?重要そうだったしないと困るかも。あの [音楽] はい。 ルークに忘れ物を届けに行きたいんですけど。第 5団までご案内いたします。 はい。ここが騎士団本部。ルークが働いているところずっと気になってたんだよね。なんだか授業産館の気分。 こちらになります。 [拍手] 次来い。 すごい。ルーク魔法だけじゃなくて現実まで強いんだ。 つい こうなるまでに一体どれほどの努力をしたんだろう。 もうかくて小さいルークじゃないんだね。 あのお、第5段に何かご用ですか? あ、これをルークに渡してもらいたくて。 ルーク市団長に。 はい、よろしくお願いします。ルークすごくかっこよかったな。 [音楽] なんだか胸がいっぱいになっちゃった。今日ルークが帰ってきたらくさん褒めていたわろう。よし。 あれ?サラちゃん。 [音楽] カーディさ。 何その呼び方?サマーなんてやめてほしいな。友達なんだし。 いいんですか?もちろん。 ところでどうしてここに? 知り合いに用事がありまして、もう帰るところです。 [音楽] なるほど。ちょうど良かった。紹介するよ。彼女はうちの段の店員魔法使いティンカだ。ティンカ、彼女が霊のヒーラーだよ。 [音楽] 可愛い女の子だ。 ああ、初めまして。ティンかです。よろしくね。です。 よかったら遠征前にお茶でもしましょう。 是非行きたいです。 いいね。俺も混ぜて欲しいな。 カーティス団長はダめです。女の子の会なので。 ティンかは俺に厳しくないか?ちゅ。 [音楽] ティンカちゃん同い年くらいかな?仲良くなれそう。 [音楽] サラ、ルーク、どうしたの?どうしたって?俺のセリフです。どうして声をかけてくれなかったんですか? ルークが忙しそうだったから さより優先することはありません。 ほら、お仕事中でしょ。 今は休憩時間です。 全く。 書類ありがとうございました。 でもこういうのは使用人に任せてもいいんですよ。さらに会えるのは嬉しいですが。 あ、それは私が仕事中のルークを見てみたかったんだ。すっごい強いんだね。かっこよかった。 ああ、ありがとうございます。 えっと、さらちゃんの知り合いってルーク? はい。 ああ、 なんかこんな顔の前も見たの? お前本当にルークか? カーティス団長、お疲れ様です。 うん。お疲れて。なんでそんな怖い顔してんの?さらから遠征の話は聞きました。 仕方ないので1 度は許可しますが、それっきりにしてください。 あ、 もし彼女に何かあったら絶対に許さない。 え、ちょ、ちょっとルーク、 あと全員必要最低限の会話でお願いしますね。 何言ってるの?カーティさんは誘ってくれただけで受けたのは私なのに失礼にも程がある。 [音楽] もちろん。 怪我はさせないよ。けど今後についてはさらちゃんが決めることだね。 [音楽] さら門まで送ります。 え、行きましょう。 ちょ、ちょっと待ってよ。ルーク。ルークってば。カティさん、ティンカちゃん、すみません。 [音楽] また一体何考えてるの? それ何?そうじゃなかったか? ルークは今度カーティスさんたちに会ったらちゃんと謝ってよね。こな間だのは本当に失礼すぎる。 さらちゃん行けるね。ほらもういっぱい。 [音楽] いよいよ私も病院での仕事が始まって数 日絶対 に謝る気ない顔してる。ロックの ウイスキーが似合うのがまた悔しい。 私の仕事終わりを待っていたらしい レイバン様に誘われ3人で飲みに来ている 。まあまあ せっかくの席だし楽しい話しよう。 例えばさらちゃんの好きな男のタイプとか タイプですか?それは楽しいのでしょうか? [音楽] うん、楽しいよ。 お、急に聞かれると サラが好きなのは顔が良くて背が高く賢くて強い金のある男です。 ルークったらいつの話を結構強欲なんだ。 [音楽] まあ、そんな人なんて実際にはいないんですけど。 俺がいます。さらも先日理想の男性像だと言ってくれたじゃないですか。 [音楽] それは言ったけど、ルークは異性というより家族のようなものだから、また違う話だよね。うん。 [音楽] 随分余裕がなさそうだな。ルーク うるさい。 じゃあさあ、さらちゃんの好みは分かったとして恋人は欲しいとか思う? それは欲しくないわけではないですけど、元の世界に戻った時 1度恋人ができた。 彼のことはそれなりに好きだったし、 優しくて尊敬もしていたけど、それ以上に 心が動くことがなくて、結局うまくいかず に終わってしまった。私にとって恋愛 分からないことが多いんです。わからない 。 恥ずかしながらというか付き合っていた時彼のことを考えるよりもルークのことを思い出す方が多かった気がする。 勉強頑張ってるかなとかちゃんとご飯食べてるかなとか 何ですか?うん。なんでもない。 今ならもう少し恋愛に集中できたりするのかな?もしそうなら、まあ、憧れはしますね。誰かを好きで好きで胸が苦しくなる。そんな恋 いいね。そのうちできるんじゃないかな。 だといいんですけど。 これでも乙女なのでそういうレイバン様こそ恋人は 今はないかな。色々大変で パリもすごく さら大丈夫ですか? 待ってて。今すぐ直すから。 ふい。 帰りますよ。さらふーく。 [音楽] ああ、さらちゃん面白かった。また誘うわ。さらちゃんが飲んだ分だけ昔のルークの話してあげる。 本当ですか? やめろ。お前は飲ませすぎだ。レイヴン。 [音楽] ルークがいるから安心して飲ませたんだろ。 向こうに馬車を待たせてあるけど、お前はどうするよかったら送っていこうか。いや、大丈夫だ。少し夜風に当たった方がさの酔いも落ち着きそうだ。屋敷まで相当遠くないし歩いて帰るよ。 了解。じゃあまた。 あ。 [音楽] ルーク 目が覚めましたか? あれ?レバン様は? [音楽] さっき別れましたよ。サは飲みすぎです。 私は大人だからいいの。ルークはまだ 10歳だからダめです。 いつの話をしているんですか?今はもう 25ですよ。 そうだっけ? そうですよ。昔とはもう違います。小さくて軽い。こんなさらに守られていたのかと思うと不思議な気持ちになる。 [音楽] ルーク。 はい。 頭痛くなってきた。人間やめる。 やめないでください。大丈夫ですか?サラさ、下ろしますよ。何か俺にして欲しいことはありますか? [音楽] して欲しいこと? はい。 何でもいいの? はい。どんなお願いでも聞きますよ。 だいぶ具合が悪そうだ。水が欲しいのかも しれない。 幸せに ルークに 幸せになってほしい。 ずっと それだけなんだ。 それがお願いですか? うさ、お願いね。 いつだってそうだ。自分よりも俺の心配をして心を砕いてさはいつだって俺のことばかり。 あなたは本当に ずるい人だ。 お願いですから、これ以上好きにさせない でください。 好きになるだけ好きにさせて肝心な俺の 気持ちには気づいてくれない。 でも もしいつか サが俺のことを1人の大人の男だと意識し てくれる時が来たら その時は さら 大好きです。 サラ、こっちの治療を手伝ってくれ。 はい。 サラ。うん。少しお時間いいですか? すみません。仕事終わりのところ呼びつけてしまって。 あ、いえ、大丈夫です。 騎士団の遠征の話聞きましたよ。 そういえばカーティスさんがエリオット様に取り継いでおいてくれるって言ってたっけ?あ、はい。 なんだかすみません。 あなたが行きたいというのなら私は反対しません。けれど最近のあなたの様子を見ていましたがその中能力はもう私の知る限り国随 [音楽] 1です。次元が違う。 いいですか?サラ。行きすぎた力を持つというのは良いことばかりではありません。 [音楽] それが知れ渡ればよくも悪くもその力を利用したがる人間が出てきます。薄う気がついてはいた。私の能力はおかしいのかもしれないって。周りの血魔法使いの人たちと同じくらい。それ以上の力を使っても私はまだ限界を感じたことがない。 [音楽] [音楽] 私はサラとの付き合いは長くありませんが 、あなたのことを少しは分かっている つもりです。騎士団で働くのならその力は セーブした方がいい。彼らは限りなく王国 に近い存在だ。国に露見したならあなたの 自由は確実になくなります 国てあなたの知人のルーク ハワードもそうです 。 彼もあれほどの力を持つ限り一生騎士団から離れられないでしょう。 ルークか。 はい。ここはそういう国だということを覚えておいてください。権力や金に執がある場合は別ですが、そうでなければ辛くなるのは目に見えていますから。 [音楽] ルークが騎士になったのは私が魔法学院に 行くことを進めたことが大きいはず。 騎士団に入ったことがもしルークの意思 じゃないとしたら 私 この国のことも自分のこともルーク のことすら教えてもらわないと何1 つ分からなかった サラ どうしましたかルーク は騎士団をやめたいと思ったことある? どうしたんです?いきなりやめたいと思ったことはないですよ。自分にあった仕事だと思っています。 本当に? はい。給料もいいですしやりがいもありますから。 そっか。それならいいんだ。よかった。 お ねえ、ルーク、もう 1つ質問してもいい? どうぞ。 遠征ってどんな感じなの?結構怪我する人も多い? その時々で全然違いますね。魔獣の強さにもよりますし、過去には全滅したらだってあります。 全滅。 私の考えが甘かった。 想像以上に危険な仕事なんだ。私だけじゃ ない。ルークにとっても。 ルークお願い。これからも気をつけてね。 俺は大丈夫です。さら気をつけてください 。 絶対に店員魔法使いのそばを離れないように。 [音楽] うん、分かった。カーティスさんには申し訳ないけれど。ルークの言う通り遠征に行くのは約束した [音楽] 1 回だけにしよう。リスクを犯して続ける勇気は私にはない。 [音楽] でもせめて約束したその 1回だけはしっかり仕事をしなくちゃ。 [音楽] この間は本当にびっくりしたんだから。あんなルーク市団長初めて見たよ。 ルークが失礼なタイトとって本当にごめんね。 [音楽] そんなのは全然いいの。それよりもだよ。ルーク子団長はどんな美人に話しかけられても はい。いえ、 くらいしか話さないって有名なんだよ。そこもいいって言われてるけど。ルークが意外と普段一緒にいる時はよく喋る方だと思ってたけど。 [音楽] だからね、サラとルーク子団長って実は恋人だったり?え、違うよ。 [音楽] 仲がいいだけというか、なんというか、で も向こうは絶対サのこと好きじゃない。 ルーク団長本当に本当に人気なんだから ウカウカしてると他の人に取られちゃうよ 。 う、本当にそういうのじゃないんだって。 そういうティンかこそカーティス団長 が好きだったりとか。 え、ない、ない。あの人絶対性格悪いもん。え、カーティさんすごくいい人じゃない?あ、サラって悪い男に引っかかりそうだよね。う、そうかな。絶対そう。 [音楽] 他の人になんてそんなこと言われても そもそもルークは私のものってわけでは ないし。 ここからは徒歩で素穴を目指す。今回の 遠征の目的はジャイアントスネークという 魔獣の討伐だ。 魔獣としてはかなり危険な部類に入るけど、この遠征人数なら問題はないらしい。さらちゃん、 カーティスさん、 今日はよろしくね。 こちらそよろしくお願いします。 さらちゃんにはティ下と後方にいてもらって、運ばれてくる怪我人をどんどん直してもらうよ。 私がずっと皿の隣にいて、危ないと思ったらすぐに王情に飛ぶからね。ありがとう。よろしくお願いします。 じゃあ俺は前の方にいるから。 はい。 さらちゃんっていうのか俺の娘と同じくらいだな。こんなところに来て怖いだろう。偉いな。 [音楽] あ、ありがとうございます。 マイクさんの娘さんは来月結婚するんでしたっけ? ああ、屋の息子とな。 寂しいよ。 僕は娘が生まれたばかりですけど、嫁に行くって考えただけでもう寝込みそうです。いない会話がありがたい。緊張している私を気遣ってくれてるのが分かる。あ、ついたみたい。私たちはここで待機。うん。うん。あの煙は [音楽] ジャイアントスネークをおびき出すための応行だよ。 え、 員構えろ。 来るぞ。 サラ大丈夫? 思ってたより数大きい。 みんないつもこんなのと戦っているの。 ヒーラーを頼む。 はい。おじけついてる場合じゃない。 動け、動け。あ、 さらすごいね。こんなに腕のいいヒーラー初めて見た。第 5のリディア様よりすごいかもしれない。 第5段ってルークのだよね。リディア様。 おい、こっちも頼む。 あ、すぐ行きます。ちょっと気になるけど、今はそんな場合じゃないや。 は、 何?今の音まさか た倒したぞ。 うわー、 倒した。 本当に [音楽] さらちゃん少し手こずっちゃったけどさらちゃんの治療のおかげもあって全員無事だ。ありがとう。 [音楽] 君のおかげで安心して戦えたよ。 よかったね。よかった。本当にみんな無事に帰れるな。 [音楽] も、もう1 体だろ?そんなの報告にはなかったぞ。 [音楽] 落ち着け。動けるものは子宮前線食い止めろ。 [音楽] 嘘でしょ?なんで足が動かない? [音楽] 危ない。 カーティさん、 ティンか。 さらちゃんを連れて早く戻れ。命令だ。早く。 分かりました。サ行くよ。何これ?どうして?さっきまでみんな笑ってたのに。 [音楽] マイクさんの娘さんは来月結婚するんでしたっけ? ああ、とこやの息子とな。 さっきの戦闘ですにみんな限界が来てる。このままじゃ。 [音楽] 過去には全滅したってあります。 [音楽] だめ。 空だめだよ。 何してる?さらちゃんてか早。 みんな大事な人がいて未来がある。絶対にみんなで生きて帰らなきゃ。イメージするんだ。ここにいる全ての人の怪我が治るようにみんなが大切な人の元へ帰れるように。 [音楽] お願い。あ、嘘だろ。みんなの怪我が治った。 [音楽] よし。今の光でジャイアントスネイクの動きが止まっている。今が後期だ。 [音楽] 全員でかかるぞ。 [音楽] すごい。すごいよ。皿、これならきっと行ける。よかった。もう誰も倒れてない。ティンかの言う通り。 これならきっと サラ [音楽] サラ 何これ?全身が痛い。 苦しい。 あ、まさか魔力切れ。魔力切れ。そっか。 [音楽] これが ナサニエル病院で働き始めた頃、魔力の 使いすぎは命に関わることもあるって ヘリオット様に注意されたことがあったっ け? ヘリオット様きっと すごく怒るだろうな。 多分 [音楽] ルークの ルーク団長本当に本当に人気なんだから ウカウカしてると他の人に取られちゃうよ 。 本当はさっきもし本当にそうなってしまったらとても寂しいなって思ったの。 [音楽] さらちゃん、 今の私にとって 1 番の支えは間違いなくルークだから。あ、これ本当にやばいやつだ。 ねえ、ルーク、 ルークがいてくれたから私。この世界に来 てから1度も寂しいと思ったことはなかっ たんだ。あら 、 誰かが泣いてる。 の声はルーク そら ルークどうしたの?どこが痛いの?転んだ 空がいなくて。 ルーク、私ここにいるよ。ルークが泣くと私まで悲しくなっちゃうよ。お願いだから。 [音楽] 無理です。 あなたがいないと笑えません。 だから早く起きてさらう 。何これ?頭引いた。 サ、目が覚めたんですね。よかった。本当に。 そっか。私魔力切れで倒れたんだ。ルごめん。 起きられますか?水を用意するので飲んでください。 ルーク疲れた顔してる。ずっと突き添ってくれてたのかな?心配かけたよね。 もう絶対にこんなことはしないでください。俺本気で怒ってますから。 うん。ごめんなさい。 約束してください。 約束する。 生きていてくれてよかった。 ルーク サラ ルークの体温かくて安心する。 [音楽] [音楽] 今になってようやく実感してる。 サラ本当に本当に怖かった。 [音楽] こうして子供みたいにワンワン泣いた後、目を覚ました私の診察のためにルークがエリオット様を呼んでくれた。 こんなに怒りを覚えたのは何年ぶりでしょうか?力をセーブするどころか使い切って。 すみません。ものすごく怒られた。 ルーク市団長に感謝した方がいいですよ。 ルークにですか? はい。彼があなたに魔力供給をしたんですから。え?魔力供給は魔力切れを起こし命の危機にある患者に対して行われる治療だ。 特別な魔法により無理やり魔力を吸い出し移すという行為は魔力提供者にとって危険なのはもちろん地獄のような苦痛も伴う。 [音楽] 当初はカーティス団長が名乗り出たのですが、ルーク団長が絶対に自分がするとなのでさらにとって身内に近い彼に頼みました。 [音楽] タの大人でも泣き叫ぶような苦痛の中、彼は声 [音楽] 1 つ出さず耐えていました。あなたのことが本当に大切なんでしょうね。 [音楽] ルーク、そんなこと一言も言ってなかったのに。ルークは私に優しすぎる。 [音楽] 優しすぎてこのままじゃ [音楽] ルークがいないとダメになりそうで 怖い。 翌日私が目を覚ましたと聞いたティンがお 見舞いに来てくれた。サ本当 に良かった。 ルーク出てっちゃった。気を聞かせてくれたのかな? [音楽] 本当にすごく心配したんだから。 ちなみに昨日魔力供給についてお礼を言ったところ 当たり前です。 なんてさらっと返されて不確にも少し解きめいてしまった。今も毎日来てくれてるし退員したら何かお礼をしないとな。 [音楽] ねえ、サ、あ、サのおかげでみんな無事 だったんだよ。本当にありがとう。 あの時の 神様みたいだった。神様 こそ倒れた私をティンがすぐに運んでくれ たんでしょ。ありがとう。そんなの 当たり前だよ。 もう体調は大丈夫なの?うん。もうすぐ退員もできそうだよ。それに一度からになったからか、ようやく魔力送もなんとなく分かるようになって。 そうなんだ。ていうか今まで分からなかったの? あ、ねえ、カティさんも大丈夫だった?うん。本当は 1 番さのお見舞いに来たがってたんだけどね。 ルーク団長がいない時に来るって。ルークがいない時? あ、もしかして聞いてない?えっと実はね、サが倒れた後、ルーク団長が第 [音楽] 3 手段に乗り込んできて、カーティス団長に掴みかかったんだよ。 ふサ があんな風になったのはお前のせいだって 。あんなに怒ってるルーク団長は初めて見 た。カーティス団長も抵抗しないし、その 辺にいた隊員じゃ止められないしですごく 大変だったんだから。 騎士団は厳しくて隊員同士の揉め事は ごハットなんだ。 ルーク市団長じゃなきゃ今頃首だったと思う。確か今は [音楽] 1ヶ月の謹慎中だよ。 そんな あれから騎士団はこの話題で持ち切りなの。冷静で有名なあのルーク子団長かって。私の頭まだちゃんと働いてなかった。普通に考えたらルークが仕事も行かずっとここにいるのはおかしかったのに。 [音楽] [音楽] ルーク手段長も来週から復帰だろうし、 それ以降にカーティス手段長とお見舞いに 来るよ。その頃にサラが退員してたら家 までお見舞いに行くし。 う、ありがとう。 この流れでルークの家に住んでるなんて とても言えないな。 そういえばお土産にプリン買ってきたよ。 本当大好き。 第3手段の方変えられたんですか? うん。 サの好きなジュースが売ってたので買ってきちゃいました。どうぞ。 ありがとう。ルーク謹慎中だって本当? はい。 はいってどうしてカーティスさんに掴みかかったりしたの? さらに何かあれば許さないと以前言いましたから。 カーティスさんはむしろ私をかかって逃そうとしてくれてたの。だから何も悪な。 悪いです。今回の原因は間違いなく調査不足です。ジャイアントスネークは年に 1回、それも冬の前にしか巣を変えない。 数が少ないと決めつけて1体だけ確認して 戻った第3手段の調査員の見落とし でしょうね。 そしてそれはカーテ市団長の責任です。 その知りで死にかけたんですよ。許せる わけないでしょ。ルークルーク の言ってることはきっと正しい。でも ごめんね、ルーク。私のために怒ってくれ てありがとう。 それでもルーク の立場が悪くなったり人に悪く思われるの は嫌だよ。お願いだからもうそんなことは しないで。 [音楽] それはサラ以外にはと思われてもいいんです。 う し。ふ。いいや、だめ。ほされるな、私と。とにかくもう揉め事はしないようにね。 [音楽] あとルークにはたくさんお世話になったし。退員したら俺礼に何でもお願い事聞くから考えておいて。 [音楽] 何でもですか? うん。あ、よかった。嬉しそう。そうして [音楽] 1 週間後、私は無事に退員することになった。 お帰りなさいませ。 体調は良くなったもののしばらく魔法は使わない方がいいということで仕事は愚か。魔法の本を読むことすらヘエリオット様に止められている。 [音楽] いいですか?日常生活でも魔法は絶対禁止ですよ。 完全に信用を失ってしまった。ルークは謹慎が解け今まで通り仕事に行っている。 [音楽] 隊員後のお願い事については まだ悩んでるので らしい。難しく考えすぎて以前のハードルが上がってませんように。まあ単位して何を [音楽] 1番言いたいかと言うと暇な何です? [音楽] さらこれを 手紙はい。え、ティンガからだ。 サの家が分からないから渡して欲しいと預かりました。ここにいることは言ってないんですか? うん。一応ね、ルークの評判に関わるし、前に浮かれて忘れ物届けに行っちゃったし、今更かもだけど、 俺としては言いふらして欲しいんですけどね。 え、着替えてきます。あ、うん。 お手紙読んでこよう。ティンかの手紙は嬉しいことに食事のお誘いだった。私はもちろん即省のお返事を出して明後日の夜ティかとご飯食べに行ってくるね。 わかりました。あまり遅くならないように。 当日ティんかサラお誘いこそ来てくれてありがとう。今日はおりだからちゃん食べてね。 え、おりって [音楽] こんばんはさらちゃん。 カーティさん、 なんだかすごく高そうなレストランの個室 に通されてしまった。 ティンカは奢りだなんて言ってたけど食事 に誘われて奢ってもらうなんてそんなこと 。ルークが念のため多めのお小遣いを 押し付けあや持たせてくれて助かったさら ちゃん。 急にごめんね。さらちゃんと食事に行くって聞いてさ。一緒に行きたいってかに頼んだんだ。邪魔じゃなかった。 [音楽] とんでもない。邪魔なんかじゃないですよ。カーティスさんと会うのはあの遠征以来だ。 [音楽] ならよかった。 元気そうでよかった。 さらちゃん、この度は本当に助かった。ありがとう。 君がいなければ俺たちは間違いなく全滅していた。君は命の御人だ。 いいえ。お力になれてよかったです。 そしてあの時のさらちゃんの力のことについてなんだけど、エリオット先生からの指示で隊員には口止めをしてある。みんな命の御人のためだから絶対に多言しないと誓ってくれたよ。 え、エリオ様。 もうエリオット様に足を向けて寝られません。こんなにお世話になって。 やれやれ。世話の焼ける。それとこからが本題。本当に済まなかった。 カーティさん、顔をあげてください。むしろもルークが迷惑をかけましたし。 [音楽] いや、ルークも怒って当然だ。俺が悪い。 随分と思い詰めた表情。 お詫びとお礼と言ってはなんだけど、俺にできることなら何でもするから言ってほしい。欲しいものがあるなら全力で用意する。 [音楽] あの時私は自分が後悔しないよう動いただけなんだからカーティスさんが自分を責める必要なんてないのに。ティンか。 [音楽] お、そこにあるメニューを見せてもらってもいい?あ、うん。カーティスさん。 ここで1 番高い幻のステーキ頼んでもいいですか? [音楽] え、いいけど。 [音楽] それとこのものすごく高いワインも もちろん構わない。 じゃあお礼はこの 2つでお願いします。 この2つってそんなことでいいの? そんなこと?見たことないお値段の高級料理ですよ。それにこのワインだって下手したら死ぬまで飲めませんってねえ。カーティスさん、 [音楽] [音楽] みんなが無事で私ももう大丈夫なんですからこれ以上気にしないでください。 [音楽] さらちゃん、ありがとう。 さあ、食にアイスもつけちゃおうよ。いいね。 いくらでも食べてくれ。 はあ、お腹いっぱい。じゃあ私馬車の手配してきますね。 よろしく頼む。ティか。 [音楽] 本当にご馳そうさでした。 [音楽] すっごく美いしかったです。 喜んでもらえてよかったよ。 カーティスさん、私と同じくらい飲んでたはずだけど、全然酔ってる気配がないな。ルークと言いはお酒に強いんだろうか。そして女の子がみんなカーティさんに見取れていく。 [音楽] 向こうのベンチで座って待とうかねえ、さらちゃん。 うん。 よかったらまた一緒に食事に行ってくれないかな。 もちろん。ガーティスさんいい人ですし。 そんなことないよ。ありますよ。 じゃあその時は 2人だけでも言ってくれる? え?大丈夫ですけど。 本当?ありがとう。近いうちにまた誘うね。 うわあ、イケメンオーラ眩しい。俺は彼女の言うようないい人ではない。貴族社会の打産的な考え方が嫌いで両親の反対を押し切って騎士団に入った。それなのに彼女が怪我を直してるのを見た時に思ったのは使いやす。 [音楽] [音楽] だった。 友達になろうと言ったのも自分の利のため 優しく接して囲い込んでうちの体のものに して彼女を利用しようと。 俺がしていることは 結局 彼らと変わらなかった。 そんな中 あの遠征の日。 彼女は命がけで俺たちを救ってくれた。 それだけじゃない。あの後魔力切れで倒れた彼女は相当な苦しみや痛みを感じていたはずなのに。 さらちゃん、なぜこんな無茶を?ティンカすぐに天をよく 全てが持っていかれた。 俺の自尊心なんてくだらなく思えるほどサ という女性はあまりにもまっすぐで きっと俺はずっと彼女のような人間になり たかった。尊徳を考えずに好きなように 生きてみたかった。 誰かのために一生懸命になってみたかった 。 そういえばさらちゃんにティ貨を紹介した時 カーティ団長あの子すっごいいい子そうでしたけど絶対に手を出さないでくださいよ。ルーク市団長もなんだか怖いですし [音楽] 俺が誰にでも手を出すみたいな言い方やめてよ。 それに俺はもっと物分かりの良さそうな大人の女性が好きだな [音楽] とか言って本当はさらちゃんみたいな子に本気になるのは怖いだけだったりして。 え、そんなこと絶対ありえないと思うよ。今はそれが少しだけ怖いと言ったらティかはどんな顔をするだろうか。 [音楽] いらっしゃいらっしゃいらっしゃいよ。どうだ? これ朝だね。 鶏肉も玉ねぎも安く変えたし、今日はシチにしようかな。 [音楽] いいですね。楽しみです。 ルークの好きだったマリネも作るね。 サラのご飯は何でも美味しいです。 それ昔もよく言ってくれてたよね。 [音楽] 当たり前みたいにつがれる手にも少し慣れ てきた気がする。今日は約束していた ルークのお願い事を叶える日。今朝起きて すぐルークが部屋に来たので何かと思えば 保留にしてあるお願い事なんですが今日1 日皿と昔みたいな生活をしたいです。 仕事休みなので。もちろんいいよ。 大人になっても再現したいと思うくらい楽しい思い出にしてくれてるなんて。なんて言うから可愛くて涙が出るかと思った。だから今日は全力で [音楽] 3 年前の休みの日の生活をルークに満喫してもらうんだ。 マダーりあいよ。あり ありがとうございません。 俺が持ちます。 お、でもルーク他の荷物も持ってくれてるし。 これくらい平気です。 [音楽] 他にも何か買いますか? ルークなんだかとても頼もしくなったな。 2人で半分個して持ってた頃が懐かしい。 お似合いの夫婦だね。これはおまけだよ。持っていきな。 ありがとうございます。 妻が好きなんです。ちょ、ルークったらまた私をからか。 昔は可愛らしい兄弟だねって言われてたのに、今は夫婦に見えちゃうんだ。 また負けた。 サラは顔に出やすいんですよ。あの、ルーク離れてくれませんか? 昔はよくこうしてたじゃないですか。 う、それはそうだけど、 確かにあの頃いつもくっついてきてくれる ルルークが可愛かったけどでも今は こんなの料理どころじゃない。 さの邪魔になったらいけないので座ってみてますね。 え?あ、う、これはこれでなんだか落ち着かない。 今日はすごく楽しかったです。 本当に良かった。 久々の皿の手料理もすごく美味しかった。さらさえよければこれからも食べたいです。うん。でも作るよ。任せて。 [音楽] ありがとうございます。俺は本当に幸せ者ですね。今日 [音楽] 1 日なんだかずっと戸惑いっぱなしだった。 そして今も今日の私変だ。そろそろ寝ようかな。ルークも明日はお仕事でしょ。 [音楽] [音楽] そうですね。じゃあ私はルーク では寝ましょうか。 えう、 2人でもちろん。 そこまでが1日ですよ。 ちょ、冗談だよね。 2 度目の異世界。少年だった彼は上騎士になり出来いしてくる。今のルークと一緒に寝るなんて。 さすがにそれは じさ サが早く寝てくれないと俺もつまでも眠れません。明日も朝から仕事なのに。 そんな仕事の話まで持ち出すのは反則。 でもこれが私のために魔力供給なんて苦しい思いまでしたルークのお願い事ならね。 [音楽] おさら、こっちを向いてください。 う、無理です。 [音楽] 昔はこっちを向いてくれていたのに。 う、そんな寂しそうな声 されちゃうと。 さら、今日1日どうでしたか? すごく楽しかったよ けど 全然違った。 当たり前です。俺はもう子供じゃありませんよ。 [音楽] 今日1 日で思い知った。子供の時のルークはどうだったかなんて思い出せなくなるくらい。あっという間に大人になった彼に全て塗りつされてしまった。 [音楽] [音楽] あん。あれ?どこだっけ?ここ私の部屋じゃ。 [音楽] おはようございます。さら、目が覚めましたか? そっか。 昨日はルークと一緒に。お、おはよう。ルーク。なんで [音楽] ぐっすり眠っていて起こすのもかわいそうだったので。 そうじゃなくてどうしてそこで着替えて? これですか?もう仕事の支度をしないといけない時間ですから。 ぐっすりって。 昨夜はこんな状況で眠れるはずないって 思ってたのにいつの間に寝てたの私。 あのルーク私昨日何かそそなはよだれ たらしたり白目向いたりとかしてなかった よね。 いえほど眺め てましたがとても可愛い顔でしたよ。 はい。 本当はもっと見ていたかったのですが、今日は早く出ないといけない日で。 は、恥ずかしすぎてしばらくルークの顔が見られそうにないよ。 サラ、もう出てきて大丈夫ですよ。サ、 見ちゃった。ごめん、ルーク。 走行している間に単員して 1ヶ月。 そろそろ顔見て話せないと死んでしまいそうです。 え、ごめんね。ルク死なないで。 もう無茶はしないというエリオット様との約束のも病院での仕事もようやく再開できることになった。 病院での仕事はやりがいもあるし、人に感謝されるのはやっぱり嬉しい。私ここで働けて本当に良かった。 こんにちは。 さら、今日はお休みじゃ。 昨日忘れ物しちゃって取りに来たんです。 でもなんかすごく忙しそうですね。 ええ、今日は朝から休が多い上にこれから [音楽] 1 人王城へ貸し出す約束なので人手が足りなくて 向こう頼めるかその前に薬の補充を 王城ですか? 先生、こちらの患者はどうしましょう?向こうのベッドが開いてるのでそちらへ。 はい。 ではそろそろ あのエリオト様王城へは私が行きましょうか? え?いや、しかしお休みの人に [音楽] 暇ですし魔力も満タなので。 [音楽] 正直猫の手も借りたいくらいなので非常にありがたい申し出です。 また別の日に大を立てますので、今日はお願いしてもいいでしょうか? え、さ、行ってくれるの?ありがてえ。 はい、じゃあ早速準備して。 待ってください。さ、さは今日王城で何が行われるかご存知ですか? いや、全く。 年1回行われる騎士団の剣術大会ですよ。 ナサニエル病院から来ましたサと申します。ご苦労様です。あちらの被室でお待ちください。 はい。ルークったら健術大会なんてあるなら教えてくれたらよかったのに。一般公開されてるならなおさら。失礼しません。 あ、すごく綺麗な人。あなたがナさぎエ病院からの方ね。 はい。さと言います。よろしくお願いします。 [音楽] 騎士団でヒーラーをしているリディアよ。こちらこそよろしくね。すごい声まで美しい。 [音楽] 俺はアウカレス病院から来たケルビンだ。よろしくな。 さて、揃ったところで配置についてなんだが、 1人は会場の店ト内で待機、 2 人は旧室で待機と言われてるんだが、どうする? はい。あの、場所でお仕事内容に違いってあるんですか? いや、怪我をしたやがいたらとにかく直す。それだけだ。 なるほど。 それなら私が会場に行ってもいいですか?会場ならもしかしたらルークの試合が見られるかも。 俺は構わないよ。リ様は 私は救護室が良かったから嬉しいわ。 じゃあ決まりだな。 ありがとうございません。 よし、じゃあ行くぞ。 サラさん。お、 [音楽] かなり昔にね、ひどい怪我人が続出した年 があって、今は3人もヒーラーが用意され ているけれど、剣は本物を使わなくなった し、近年ほとんど怪我人は出ていないから 気楽にね。 はあ。 綺麗なだけじゃなくすごく優しい人だ。 はい、ありがとうございます。 リディア様って呼ばれてるってことは貴族なんだろうな。話し方も仕草も品があって同せだけど恋しちゃいそうだよ。 早く始めろ。まだかの [音楽] すごい人がいっぱい。 仕事で来たとはいえ祭りみたいでワクワクしちゃう。 [音楽] あれ?うん。さらちゃんどうしてここに? カーティスさん病院から派遣されてきたんです。 [音楽] ああ、毎年ナサニエル病院からだっけ? [音楽] 制服よく似合ってる。可愛いね。 え?あ、ありがとうございます。 俺もさらちゃんとここにいよっと。 お、 俺の番が来たら自分で行くからお前たちは行っていいよ。 ああ、はい。 さらちゃん、座んないの? [音楽] さすが市団長。とても目立つ。 [音楽] あれ何かしら?誰?あの方は痛い。 特に女性からの視線が痛い。 あの、カーティスさんの番はまだ先なんですか? ん?長はシード県があるから出番はまだ先なんだ。特に俺は最後の方まで出番はないよ。 なるほど。ならルークの出番もまだ先ってことかな? [音楽] サラ。 ルーク カーティス団長と女性ヒーラーが仲良さげに一緒にいると聞いて来てみれば今日は休みだったのでは? 病院に忘れ物を取りに行ったら 1 人が足りてなくてだから私が急遽来たの。 [拍手] 今後そういう時は番にでも声をかけて 1番に俺を呼んでください。絶対にです。 分かった。ごめんね。 あ、 ルーク、 俺もここにいます。 え、でも問題ないですよね。 問題はないけど。 え、ルーク様もいらっしゃった。 先ほどからいらっしゃるあの女性は誰? 団長2人の知り合い何者だ? 視線が倍にこの団長たち自由すぎない? ぞ。 大会が始まってしばらく聞いていた通り怪我人が出る気配はほぼなくすっかり感染を楽しむだけになってしまっている。 [音楽] いいのかな? サラ、どうしました? お仕事で来てるのに何もしないで楽しんじゃってるからなんだか申し訳ないなって。 真面目だな。さらちゃんはもっと気楽に構えていいんじゃない? [音楽] 気楽に?うん。 あ、そういえばさっき同じ9の人もそう 言ってくれたんだけど、その人がすっごい 美人で、私あんな綺麗な人生まれて初めて 見たから本当に驚いちゃった。気楽にね、 2人とも知ってるリ様って方なんだけど。 あ、うあ、あれなんだろう、この空気。 [音楽] 確かにリディア城は美人だね。 ですよね。 でも俺はさらちゃんの方が好みだな。 またまた。もうさすがにおせ辞だってわかりますよ。 [音楽] サが世界一です。 う、 ルークまで。 あんな女神様みたいな人と私なんて比べる までもなく月とすっぽなのに。2人とも 優しいから気を使ってくれてるんだろうな 。申し訳ない。えっとリディオ様は 専属ヒーラーなんですよね。うん。第5の ね。 第ってルークのあ、そういえば女性のヒーラーだって言ってたね。なるほど。ルークが前に会わなくていいって言ってた意味が分かったよ。あんな女神と私が友達だなんておましいもんね。 [音楽] ま、あれはそういう意味では 試合終了。 終わったみたい。いいぞ。 今の試合終わったら休憩だったよね。 報告に来てって言われてるからちょっと行ってくるね。また後で。 そら。 よし。特に問題はなさそうだな。 今年も怪我人は少なそうでよかった。 そういやさらちゃん。 あ、 カーティス団長とルーク団長と待機してたんだってすごいメンバーだな。 ああ、なんだか成行きでそうなってしまいまして。 お2人とはどういう関係なんだ? カーティスさんとは友達でルークとは幼馴染しみというかなんというかルーク様の幼馴染みなの? えっと子供の時からの知り合いです。 そうなのね。 [音楽] 羨ましいわ。 羨ましい って。 ディア様もしかして ルークのこと? っていうか、あの女ヒーラーは何なの? あのカーティス様とルーク様と一緒に座っ てた子でしょ。う 、 明らかに間違いなのに私お2人と仲いいん ですって自慢な顔してたわね。あの子たち が言ってるのって私のことだよね。 まあ、私みたいなモブがあの2人に挟まれ てたら品縮を買うのも当然か。あの子たち が通りすぎたらテントに戻ろう。 それに比べて今日もリディア様の美しい こと。リディア様の方がよっぽどルーク様 にお似合いなのにどうしてお2人は別れて しまったのかしら。 本当に素敵な恋人同士だったのにね。 え、 ルークとリディア様が 付き合っていった。 [音楽] だからさっきルークは気まずそうな顔をし てたんだ。 想像するだけですごくお似合い。そういえ ば前に私とリディア様は正反対って言って たっけ。でもそれって私はルークの好みと は正反対ってことじゃない。 それなのにさが世界一なんて ひどいおせ辞。 ま、別に私とルークは兄弟みたいなものだ し、ルークがどんな人を好きであろうが私 に関係ないんだけど、 なんか モヤモヤするのは多分 少し驚いただけだし。 さら遅かっ たですね。 さら、何かありましたか? おはさ、さらちゃん なんかルークの顔が見られない。 俺何かサの気に触ることをしましたか? [音楽] してないよ。 それなら俺のことを見てください。 なんで見なきゃいけないの? [音楽] あの、今のは [音楽] ルークごめんなさい。何してるの私?ルークにこんな顔させるなんて。 [音楽] 自分でも分からないんだけどイライラしてルークに当たっちゃった。本当にごめん。 [音楽] 俺のことが嫌いになったわけでは ないよ。そんなことはあるはずない。 それなら良かったです。俺はさらに嫌われたら生きていけないですから。 最近の私はなんだか変だ。ルークの一挙種一等作に過剰に反応している気がする。お、 いいぞ。へえ。勝者ルークハワード。 [拍手] 様、 お帰りルー君。試合お疲れ様。やっぱり強いね。このまま優勝目指して頑張って。 もちろんです。さらちゃん、俺も応援してほしいな。 あ、カディさんも応援してますよ。 本当?もちろん。 じゃあ俺が優勝したらデートしてよ。 おで、 カーティス団長、やめてください。 俺はサラちゃんに聞いてるんだけど、サラもこんな話 分かりました。 サラ、 ルークとリディア様の話を聞いて思った。ルークはこの先また誰かを好きになっていつかは結婚だってするはず。 いつまでもルークと一緒にいられるわけじゃない。それに元の世界に戻れる保証もないし。それなら私ももっと視野を広げてこれからのことを考えなきゃ。 ルーク嫌なら俺に勝てばいいだけだよ。 サラ、優勝したら俺のお願いも聞いてくれますか? それは カーティス団長は良くて俺はダメなんですか? そんなことはないけど。 ではいいんですね。 お疲れ様でした。今日はありがとうございました。 [音楽] こちらそ。もうこのまま帰ってもらって大丈夫よ。 ほとんど何もしてなくてなんだか申し訳ないです。毎年こんな感じだから気にしないで。 うん。それにしても今日のルーク団長はすごかったなあ。 [音楽] あの後決勝に残ったのはカーティスさんとルークで結果はルークの圧勝だった。 [音楽] 去年の決勝も同じ 2 人だったが優勝したのはカーティス団長だったし今年もそれが有力と思ってたがなあ。 そうだったんですか? ああサ あルーク よかった。まだ帰ってなかったんですね。 どうしたの? もう仕事は終わりでしょ。何か食べて帰りませんか? うん、大丈夫だよ。リディア様、ケルビンさん、私はお先に行きますよ。 [音楽] さら あ、鈍感だとよく言われる私でもはっきり分かる。失礼しませ。リリア様はきっとまだルークに恋をしている。 ご飯もお酒も美味しかったし、ルークの優勝も見られたし、今日はいい 1 日だったね。満足。何度思い返しても今日のルークは本当にすごかった。 はい。 それにしてもあんなに強いなら毎年優勝しててもおかしくないのにつもはやる気なかったの? いえ、そういうわけではないんですが、絶対に負けたくないという気持ちで出場したのは初めてでした。 [音楽] それはどうして? どうしてって?サラが見ている前で負けられるはずがないでしょ。そんなこと言うのずるい。 ルークは綺麗で強くて本来なら私なんかが手の届くはずのない人なのに。 あのサラ 俺頑張って優勝したのでお願いを聞いてくれますか? お願い?はい。約束しましたよね。 そういえばそうだね。 今日のルークは本当にすごかったもん。何でも言って。 ではキスして欲しいです。キスして欲しいです。 キスって私がルークに はい。ここにして欲しいです。 それはさすがにまずいのでは? どうしてですか? 私とルークの関係では違うような。 俺とサラの関係とは何ですか? 何って?兄弟みたいな。 俺はサを姉だと思ったことはありませんよ。 [音楽] えっと、 ごめん。 な、私、 [音楽] サラ、 俺は 今も昔もあなたを1人の女性として見て いるんです。 こんなことさらにしか言いません。 ちょっと待て。 空は今も俺のことを弟だと思っているんですか?その言い方だとまるでう私は ルークが私のこと姉だと思ってないなら私 ももうそうは言えないって言うか。 [音楽] その言い方はずるくないですか?でもま、いいです。思ってないなら問題ないですよね。 [音楽] う、 落ち着け。私 [音楽] 冷静に考えれば高がほう。海外では挨拶 みたいなものなんだし大したことではない はず。 お邪魔しません。 はい。 これでいい。 あの、何か言ってもらえると、あ、 さっきまであんな涼しい顔してたくせにそんな顔 すみません。 思ってた以上に あまりにも嬉しくて 私までしちゃうじゃない。 やっぱりサは知らなかったんだ。 ミリア様とルーク団長がお付き合いしてた話。 うん。ルークも話したくなさそうだったし。今日はティンかとの女子会だ。ちなみにルークも騎士団の飲み会。そんなの当たり前でしょ。サは鈍すぎて時々ルーク氏団長がかわいそうになる。 え、 あの2人が一緒にいるところは何度も見た ことあったし、仲がいいカップルだと思っ てたんだけど、サラとる時のルーク団長を 見た後じゃもうそうは思えないかも と言いますと、それは私が言うことじゃ ないので。ああ。はい。 うん。 ああ。 ねえ、さらん。 そういえば私先週恋人ができたの。え、おめでとう。もしかして騎士団の人?他のタイの人なんだ?どういう流れで付き合ったの? うーん。少し前に告白されたんだけど悩んでたんだよね。 いいなあとは思うけど、それが恋愛感情か どうか分からなくて、 でも彼のことを他の女の子がいいなって 話してるのを聞いた時に思ったの。 嫌だって。 で、これは恋愛の好きなんだって自覚して 付き合うことにしたんだ。 ティンカすごく幸せそう。 そっか。ティンか前より可愛くなったと思ったら恋の力だったんだね。私まで嬉しくなっちゃった。ありがとう。 いいなあ。憧れるなあ。サラは ん。 もしルーク団長とリディア様がよりを戻し たらサはどう思う? え、 それは 正直どうなんだろう。本来ならルークが それで幸せになるなら祝福すべきこと でも [音楽] いやなんでしょ こ ただ寂しくなるのが嫌なだけなのかもし れないし。もうまだそんなこと言ってるの?認めた。 さあ、まずは飲んで、え、飲んで素直になって考えよ。 え、幼馴染みだかなんだか知らないけど、サラもルークし団長もいい大人なんだし。う、好きになったって何もおかしくないのに。 今日はありがとう。またね。 おかしくないか。 本当はとっくに気づいてる。 10歳も年が離れていた過去と今はもう 違うんだってこと。 変わりつつあるのはそれだけじゃなくて どうしたんだろう。前に何かサ ルークどうして 思ったよりも早く飲み会えが終わったんです。サもここら辺で飲むと聞いてたので会えたらいいなと思って歩いてたら会えた。 少しずつ少しずつ芽えてたもの帰りましょう。さら [音楽] 泣きたくなるくらいに胸が締めつけられてもうごませない。私ルークのことが好きだ。 [音楽] さあ、ラっちゃん、今から休憩かい? タリアさん、 ルークのことが好きだと自覚してからも、私は変わらない日常を過ごしている。 はい。受付も今から休憩ですか? そうなんだ。一緒に行ってもいいかい? 是非。 ルークは変わらず私を甘やかしてくれるけど、この関係を変えるにはまだ少しだけ着かしくて なあ。聞いたか? ドラゴンが降りてきたらしいぞ。 何?今回は早くないか?まだ 70年ほどだろう。 ドラゴンってそんなのがいるんですか? え、サラちゃんはドラゴンを知らないのかい?奴らは [音楽] 100年に1 度人里へ降りてきては大暴れしていくんだ。それなのに殺すことができないから厄介でね。 [音楽] それってものすごく大変じゃないですか? だからその度に騎士団の方々がドラゴンに致名症を追わせて追い返すのさ。奴らは死なない分回復に時間がかかるんだ。そして完全に回復した頃にまた降りてくるんだけど、今回は早かったみたいだね。 [音楽] 前のジャイアントスネークですらあんなに 怖かったのにその上ドラゴンなんて想像も つかない。 それに 騎士団が出るってことは もしかしたら あのルーク 今日病院で聞いたのドラゴンのことなんだ けど。 あ、 もうそこまで噂が広まってるんですね。 それに関しては騎士団ではすでに対策本部 を立て準備を始めています。 準備ってもしかしてルークも行くの? [音楽] はい。俺が指揮官を務めることになりました。 [音楽] 指揮感って本来なら名誉なことなんだろう けど、 それ 危なくないの? [音楽] 危険がないとは言いきれません。ドラゴン との戦いはかなりの被害が出ると聞きます から。 [音楽] いつもなら私を安心させるための言葉を くれるはずせ。 それがないってことは ドラゴンってどれだけ恐ろしいの? 濃い不安が心にこびりついて離れない。 俺が指揮感を務めることになりました。 あれからルークは目に見えて忙しくなっていって、私はずっとそんなルークのために何ができるかを考えている。ルークお帰りなさい。 [音楽] さらよかった。 今日は帰ってこられたんだね。 すみません。着替えを取りに戻っただけでまたすぐに出ないと。 そっか。 ああ。ルーク様。用意していたお荷物表の場所にお乗せしても。 ああ、頼む。 あ、ルーク、ちょっと待ってて。 え、 まだ行かないでね。 サラ、 これ ブレスレット。 うん。お守り。ルークが無事にドラゴンを討伐できるように。 [音楽] ありがとうございます。 だいぶ疲れてるように見えるけど、無理はしないでね。 大丈夫です。たった今ものすごく元気になりました。 う、そう。 はい。今ならドラゴン一撃で倒せます。 調子に乗らない。 1 週間後です。討伐に向かうの。それさえ終われば落ち着きますから。 [音楽] 行ってきます。 行ってらっしゃい。あ、 [音楽] 1週間後。 さらちゃん、それ本気で言ってる? [音楽] はい、本気です。ヒーラーとして私をドラゴン討伐に参加させてください。 [音楽] 色々考えてやっぱりこれしか思いつかなかった。ティンかも一緒に来てくれますし。 [音楽] ティンか? ああ。 おい、もちろん私も止めましたよ。けどこの調子じゃ 1 人でも行きそうで、それならもうついて行ってしっかり連れて帰った方が安心かと。 [音楽] なるほど。ルークには ルークに言うと絶対連れて行ってもらえないので。 そりゃ心配だからね。脅しじゃなくドラゴンは危険だよ。 [音楽] 怖くないの? [音楽] 怖いですよ。でもルークに何かある方が怖いです。 [音楽] あ、 分かった。俺からうまく行っておくから。 6日後の朝5 時にティンかと一緒においで。 ありがとうございます。 ヒーラーが多いのは確かに助かるしね。でも当日は俺も前線にいるから何もしてあげられない。頼むから大しくティ下と後方にいてくれよ。 はい。 こうして私は私なりの準備を得てドラゴン討伐当日がやってきた。 サラ怪しいよ。だって私の顔騎士団の人に はもう結構知られちゃってるしバレ てルークに報告されたら追い返されちゃう 。むしろ堂々としてた方が目立たないって 。 う、それにしても本当にすごい人数だね。 騎士団の主力揃えてるからね。に勝てるといいな。そのブレスレット魔席。 あ、 うん。ルークのつになってるんだ。 私たちに何かあればお互いの石が光るん だって。へえ。 高そう。光魔法様々でして。ちなみに考え たくないけど、 もしも命を落とすようなことがあれば この石は割れる。 ルークにはこのことは内緒でただのお守り として渡してあるんだ。 ルークの石が反応しちゃわないよう気を つけなきゃ。そうだね。 今日は無茶しないで後方キープだよ。 はい。 じゃあ行こっか。うん。あ、 ドラゴンが来たぞ。 嘘だろ。 もうこんなところまでまだ拠点もできてないっていうのに 急いで人を整えろ。支援部隊は離れて さ行くよ。 ルークどうか無事で すみません。こいつもお願いします。 はい。結構時間が経ってるけど、今どういう状況なんだろう。思ってた以上に怪我人が多い。 [音楽] 魔力量はまだ大丈夫だけど、 体力的に少し辛いかも。 [音楽] あの、う、 少し休まれてはいかがですか?ずっと治療され続けているので。 ありがとうございます。ではお言葉に甘えてもいいですか? もちろんです。向こうのテントには飲み物もありますので。 サラ、大丈夫。これお水。ありがとう。 まだ平気だよ。ティンコ、どうかした?お、いいや、私は店員魔法以外何もできないから見てることしかできないのが脅かしくて。ティンか。 ティカがいてくれるから私安心して治療に 専念できてるんだよ。それにここについて きてくれたことも感謝してる。だから そんなこと言わないで。 そろ ありがとう。 さて、そろそろ戻ろうかな。あ、じゃあ コップは私が戻して。ああ 、ティンコ、どうしたの?またそんなこら 、これ石が光ってるって。 サラ。 ルー君、どこ?人が多くて探しにくい。 何かあれば光るってことは 大した怪我じゃないかもしれない。 私のこと見てどうしてここに行って起こる かもしれない。それでもいい。その方が いい。どれだけ光ってくれてもいいから。 ルークサラやっと追いついたルーク団長は 団長ルーク団長 ルーク様ル [音楽] く 何 その大きい毛が すごいし どうして [音楽] 返事がないの? うーくリ様 [音楽] 、もうおやめください。 このままでは魔力が切れてあなたまで いやいやよだってやめたらルーク様はそうだまだ割れてないとは任せて [音楽] さ、 私現状維持しかできなくて十分です。 現状維持でもルークは生きてる。 諦めないでいてくれてありがとうござい ます。 ルークは絶対助けますから。 あとは私次第。 [音楽] ルーク 痛かったよね。苦しかったよね。 絶対に生きて もう少しだけ頑張って。 だって私まだ ルークに好きだって伝えられてないの。 [音楽] うさ さ 。 ル あれから半日 かなりの被害は出たもののドラゴンの討伐 は無事に成功した。 一方ルークは1度目を覚ました後再び気を 失ってしまい、ずっとこの状態だ。 あの、 失礼します。 えっと、ルークの旦の はい。 ルークのお見舞いですか?なら私は席を外して。 あ、え、そうではなく ルーク団長を助けてくださってありがとうございました。 ルーク団長は俺たちをかかってあんな怪我を団長がいなければ俺たちだけじゃない。何十人もが命を落としていました。 [音楽] そうだったの。ルークがみんなを助けたんだね。 [音楽] 私が守りたかった男の子は もうみんなを守る立場にいるんだ。 すごいね。かっこいいよ、ルーク。 でも死にかけたことについてはちょっと だけ文句言っちゃうんだから。起きたら 1番にどれを言おうか。 サラ、少しいいですか? エリオット様。 ああ、じゃあ俺たちはこれでまずルーク氏団長の検査結果ですが、何の異情もありませんでした。つになるかは分かりませんが、時期に目が覚めるでしょう。 正直 あんな状態から完璧に直せてしまった なんて自分の力が人間の息を超えてるよう で少し恐ろしいと思ってしまう。 でもそんな恐怖心なんてどうでも良くなるくらい深安心した。よかった。 [音楽] サラは大丈夫ですか? 大勢の人の前で力を使ったんでしょ? [音楽] はい。 私 どうしてもルークの力になりたくて 内緒で遠征に連れて行ってもらったんです 。目立たないようにサポートだけでもでき たらって。 でも 今にも死んでしまいそうなルークを見た時 全力で助けることしか考えられなかった。 ヘリオットも心配してくれていたのにごめんなさい。 [音楽] サはこの先何が起きても後悔しませんか? しません。絶対に。 それなら何も言うことはありません。 ちょっとだけ怒られるかと思いました。 怒りませんよ。 さら、私は昔大切な人をなくしました。 [音楽] 自分の大切な人のために魔法を使えるのはとても幸せなことだと今は強く思います。 [音楽] エリオット様。 [音楽] あ、 では エリオット様の詳しい事情は分からないけど、撫でてくれた手の優しさにまた少しだけ泣いてしまった。 [音楽] おはよう、ルーク。今日もいい天気だよ。 今日は何する?そういえば今日の朝お屋敷 でロイドさんがね。 か。 あ、リディア様。 あ、 サラーさん。はい。 あ、ご一緒してもいいかしら?もちろん です。ありがとう。 あなたはすごいのね。 うん。 今お医者様に聞いてきたの。あれほど ひどい怪我をしていたルーク様がどこも 悪いところがないなんて。 あんなにすごい中魔法初めて見た。 私は結局何もできなかったから。あ、そんなことありません。 あの時も言いましたが、リリアディア様が諦めなかったおかげでルークの命が繋がれたんです。リリア様はルークの命の人です。ありがとう。 [音楽] [音楽] なんて優しい目でルークを見つめるんだろう。サ、私魔法学院で出会った時からずっと彼が好きだったの。 だから両親の反対を押し切って騎士団に入って彼の専属のヒーラーになったわ。 リディア様どうして今そんなこと私に? [音楽] それでも彼が私に興味がないことなんて分かりきっていたのよ。 この人分かりやすいもの。 でも私はずるい人間だからルーク様にお 願いをしたの。 父に苦手な方と無理やり婚約をさせられ そうだからどうか1年私と恋人になって くれませんか?ルーク様なら父も文句は 言わないでしょうからと。 あなたのことが好きだからふりじゃなくて 本当に恋人として過ごしてほしい。もし1 年経って何も感じなければ振ってくれて いい。 そんな無茶もルーク様は優しいから 聞き入れてくれたわ。 もちろん婚約の話は本当よ。 そのおかげで嫌だった婚約の話は無事に なくなって仮とはいえルーク様の恋人に なれて私は幸せだった。 付き合いが長いせいかお互い気楽に過ごせ ていたと思う。 でも1年経っても彼が私を好きになること はなかった。 彼の心の中にはずっと忘れられない人がい て、彼女を超える人はこの先一生現れない 。だから誰の気持ちにも答えられないって はっきりと言われたの。 それはあなたのことだったのね。 ルーク様があなたに向ける表情ですぐに 分かったわ。 恋人だったという話はあなたの耳にいずれ 入るだろうし けれど優しい彼が本当のことを話すとは 思えなかったからこれだけはちゃんと伝え ておきたかった。 リディア様 どうして 私はルーク様に十分よくしてもらったわ。 だからこそ彼には幸せになってもらいたい の。 リディア様のルークへの思いが苦しい くらい伝わってくる。 私にこの話をするのだってとても辛かった はず ねえ。ルーク 強くて優しいリア様の気持ちしっかり 受け取ったよ。 だから早く 目が覚めたあなたと話がしたいな。 2度目の異世界。少年だった彼は年上騎士 になり出来る。 ルークが目覚めないまま1週間が経ち、 私は今 王城内にいる。 う、今朝ルークのお見舞いに行こうとした 時、屋敷の前に豪華な馬車が迎えに来てい たのは驚いたけど、 でも近いうちにこんな日が来るとは思って いた。 初めましてさ。応急魔術市長のスレです。 突然お呼び立てしてすみません。 いえ、スレン様って私でも聞いたことがある。この国 [音楽] 1 番の大魔法使いでいくつもの属性を使いこなせる唯一の人だって。 どうしてここに呼ばれたかお分かりですか? はい、分かっているつもりです。 それなら話は早いですね。 あなたにはこれからいくつか試験を受けていただきたい。 それから数日間、私は王情に泊まり込み、試験というよりもはや実験に近い形でひたすら魔法を使い続けた。 素晴らしい。ここまでできるのか。 次はあの患者を連れてきて。 まだやるの? 魔力量を測るためにギリギリまで魔力を使わされた時だけはさすがに逃げ出したくなった。早急に測定機を開発して欲しい。 [音楽] う、 疲労 。 試験は大変だけど、当てわれた部屋はすごく綺麗だし、食事も信じられないくらい美味しくて、ホテル生活みたいに快適でもう大丈夫かな?に会いに行けない。 [音楽] [音楽] ルークの状況が分からない。それが何よりもかしくて辛い。そうして王城での 5日目の朝。 おめでとうございます。 えっと、 晴れてあなたの王国魔術師の仲間入りが決定しました。 大変名誉なことですよ。 王国魔術師は常に片手で足りるほどしかい ません。平民も貴族も関係なく何らかの 魔術を極めたもののみが選ばれる。 魔法使いとしては最高の役職です。 あなたはその適正を十分示しました。 期待していますよ。 私が王国魔術師 [音楽] 共に頑張りましょう。 あ、はい。勤務は一つき後の就任式後ということでようやく私は王城から出ることを許された。 [音楽] さらちゃん、お久しぶりです。タリアさん よかった。ずっと連絡が取れなかったから。 すみません。ちょっと理由があって。 そんなことより3 日前にルーク様が目を覚ましたんだよ。 ルーク お皿 [音楽] ルーク よかった、大丈夫だって。 寝てるだけだって分かっててもずっと不安でさら。 [音楽] [音楽] はい。 起きてる。 はい。おはようございます。さら、 おはよう。 エリオット委員長から全て聞きました。 さら助けてくれてありがとうございます。俺の心配をしてあんな場所までついてきてくれていたなんて。 [音楽] 勝手なことしてごめんね。 こうしてまたさらに会うことができて幸せです。それにさが無事で良かった。 [音楽] 私もルークが無事で良かった。本当にさらには助けられてばかりだ。 [音楽] そんなの私だって 失礼します。サラが来ていると エリオット様、お久しぶりです。 何も言わずに1 週間も来られなくてすみませんでした。 ええ、何かあったのかと心配しましたよ。 あ、えっと実はずっと王城にいましておさら。 まさか 私王国魔術師になるんだってすごいでしょ。 そういうわけで、もうこの病院で働けなくなってしまうのは心苦しいんですけど、それはいいんですが、それよりサ [音楽] 分かってるんですか?王国魔術師になるということは嫌もなしに危険な仕事に行かなければならないこともあるんですよ。 [音楽] 戦争や大規模災害みたいな友事の時は絶対だって聞いた。でも戦争は数百年起こってないし、私みたいな自由魔法使いは比較的安全だとも聞いたよ。 [音楽] それでもここにいる限りさは一生王国魔術師として生きていかないといけなくなる。俺のせいで。 [音楽] ルークのせいじゃないよ。ちゃんと私が 決めたの。 ルークの命を助けることができたんだもん 。私本当に嬉しいんだから。 多少自由がなくなろうが国に利用されよう がどれも大したことじゃない。 あら、 むしろ [音楽] 王国魔術師としてしっかり働いていれば、ずれ弾爵くらいの身分も得られるでしょう。 スレン様がそうおっしゃっていた。平民と貴族の間にかなりの差があるこの世界でこれからもルークと一緒にいたいのならそれは間違いなく大きなプラスになる。 [音楽] ルークが好きだって気づいたあの日から 少しずつ考えてた。 私の帰るべき場所。 もちろん元の世界の家族も友人も恋しい。 でもルークを失いそうになって初めて深く 思いった。 私は ルークと離れたくない。 不安はあるし、この先何が起こるか分から なくても。 あ、ルークと離れる方が絶対に後悔する。 [音楽] あ、で、ルークの世界で私はルークと一緒に生きていく。 よし。 ルークの単員は3日後。私はその時に とある作戦を結構しようと久々に昔の アパートへやってきた。 その名も完全な状態でルークに告白大作戦 。 名前がそのままなのはさておき懸念事項が 1つ。 うん。あの時計私が思うにやっぱりここにあるはず。前の状況を考えると元の世界に戻るきっかけになったのはやっぱりあれだと思う。こんな元の世界と中ブラリン状態のままで告白なんてしてもいいまいち説得力ないし。 [音楽] やるぞ。だからまずは時計を見つけてどう にかしなきゃ。 だめだ。何見ても懐かしくて全然探せない 。もう夕方。あ、これはルークが使ってた お皿。懐かしい。うくプレゼントしてくれ たお花しおりにして取ってたんだよね。 脱線ばかり。 いや、でも結構探してるのにな。意外と こんなとこにあったり。うん。 お、 見たことない木箱。鍵もかかってない。 なんだろうこれ。 [音楽] はあ、 疲れた。 無事に時計を見つけた後、ずっとそのまま だったアパートの荷物も整理した。 と ルークがずっとこの部屋を大切に残して くれてるのは嬉しいけど、いつまでも借り ておくわけにはいかないもんね。 後やるべきことは 明日ルークが帰ってきたら告白する。 うまく言えるかな?どんなタイミングで言えばいいんだろう?ていうか、私これが人生初の告白では [音楽] れ練習とかしとこうかな。す、好き、好きです。 [音楽] 練習だけでも恥ずかしいし、なんか違う気 もする。 好きだって伝えたらルークはどんな顔する だろう。 う、想像するだけでも緊張して倒れそう。 あ、 そういえばこの時計 どうしよう。 なんか箱封印する魔法とかあるかな?中の 時計をうっかり触って元の世界に戻っ ちゃったりしたらシれにならないし。 それともどこかに埋める? サラルーク、どうして隊員は明日じゃ? もうだいぶ回復してるので 1日早めてもらいました。 家に帰ったらサがここにいると聞いて そうだったんだ。よかった。隊員おめでとう。 何をしていたんですか? ここで一体何を 何ってそれは 答えてください。 そう言われましてもあなたに告白する準備 をしていました。なんてそんなこと? どうにかごまかさないと。 そうだ。ルーク。この部屋なんだけど、 もう解約して大丈夫だよ。 長い間本当にありがとう。 安いアパートとはいえ、15年も維持する のは大変だっただろうな。 私も王国魔術師になるんだし、しっかり 働いてルークに返していかないと。 それにしても ルークが返事をしてくれない。ごまかし 失敗。 ルック 言ってください。 帰らないでください。無理なお願いだというのは分かっています。 俺はサを守るどころか助けられてばかりで王国魔術師になることまで決まってしまって日焼けが刺すのも当たり前です。 あ、ちょ、ちょっと待って。ちょっとどころかなり待って。 ルークは一体何を言っているの? 嫌けどころか私は 状況その1度 元の世界に戻った部屋にいて状況その2 きっかけになったであろう時計を持ち状況 その3さらに部屋の解約を進めている。 まさかルークの状況のせいで勘違いしている。ん?またあいやの。ちょっと一旦落ち着こう。この箱は危ないからここね。私はね、ルー。 [音楽] ルーク。 それでも俺はサラと一緒にいたいです。そのためにもっと強くなります。なんだってしますから。どうしようもないくらいあなたが好きなんです。 ルークの思いが苦しいくらいに伝わって くる。 どうしよう。心臓がすごくぎゅってなる。 何か言葉を返したいのに嬉しくて愛しくて [音楽] 感情がいっぱいいっぱいで 泣きそう。 [音楽] サラは 昔からずっと 俺に幸せになってほしいと言ってくれてい ましたよね。 [音楽] 小さくて細い体に大きすぎるほどの苦しみ や悲しみを抱えて、それでもなおまっすぐ で優しい男の子だった。 そんなあなたがどうか幸せになれますよう にと。俺はもう 今も昔も変わらない。何よりの願い。 がないと幸せになんてなれません。サラ ルークは分かってない。本当に何にも分かってない。私だってとっくにルークがないとだめだよ。 好き。 ルークが世界で一番好き。大好き。 この世界でルークと一緒に生きていきたい 。 [音楽] なんて告白しようとかそんなこと考えてたのが馬鹿らしくなるくらい自然と言葉が出た。私の精一杯の素直な気持ち。 [音楽] サは俺のことが好きなんですか? [音楽] それは家族としてたかじゃなく [音楽] そうだよ。 [音楽] 1人の男の人としてルークが好きなの。 [音楽] 本当に俺が好きなんですか? [音楽] 好きだよ。すごく好き。 [音楽] 俺の方が好きです。 そうだろうね。 サラ何 愛してます?全部俺の勘違いだったんですね。 [音楽] あ、いや、私も紛らわしいことしてごめんね。 あの後一緒に屋敷まで帰ってきて誤解を 解くためにこれまでの経緯を説明したんだ けど 照れてるルルルーク可愛いそれ でね この時計をどうしようかなと思って どうにかして触れないようにできないかな ? ルークの魔法でずっと凍らせたりできない [音楽] できますよ。え、できるの? はい。溶解けない上にかなりの衝撃がないと割れない氷を出すことができます。あまり大きいのは無理ですが、この程度の大きさなら多分大丈夫です。 [音楽] へえ。それなら安心だね。是非お願いします。 [音楽] 本当にいいんですか? 何が? 俺しか溶かせないんですよ。さらがもし後から帰りたいと言い出しても返してあげられないかもしれない。 まだ分かってないの? ルークが私を振ったり浮気したりしない 限り絶対 にそんなこと言わないから安心して な。あ、俺がそんなことするわけない でしょ。 [音楽] なら大丈夫だね。 こうして一緒にいると改めて気づいてしまう。私の幸せもまたルークがいないと成り立たないということに [音楽] からかっているでしょう。 ええ、そんなことしようもないくらいあなたが好きなんです。 ルークのあの告白から半月が経った。 来週末にある王国魔術師の就任式まで のんびりした日々を過ごしていたけれど スレ様からの手紙 何だろう [音楽] サラどうかし たんですか?明日王城に来てほしいって セレ様は 就任式の前に色々と説明をされるのかもしれませんね。う、 両思いになったことでルークとの距離が近づいた気がする。 気をつけて行ってきてください。 う、嬉しいけどやっぱりまだ慣れない。 今日お呼びしたのは仕事内容の説明と職場 案内をしようと思ったからでし。 そうだったんですね。ルークが言ってた 通りだ。 はい。サさんは基本的に王情勤務となり ます。 私の補佐及び怪我人の治療などが基本業務 です。それと討伐への参加、有裕の際の 対応、 そして人の研究にも協力していただきたい と思っています。 私みたいな異世界から来た人間を渡り人と 呼ぶらしい。 まだ私自身把握していない力もあるかもしれないとか。分かりました。精一杯頑張ります。 ありがとうございます。では王城内を案内しますね。 ここが私たちの質務室です。少し汚れていますが気にしないでください。 全然少しではない気がしますが。 そうですか。 スレン様ってすごく完璧な人をイメージしてたけど、もしかして違う? 手の届く範囲にものがあるのは便利ですが。こちらがサラさんの机です。 この書類の山は [音楽] 私の机から溢れた分です。サラさんの初勤務までにはな何とかしたいですね。 人言 [音楽] 片付けが初仕事になりそう。あっちの机は [音楽] なあ。 現在王国魔術師は私とサラさんを含め 4人いまして、他の 2 人のものなのですが、彼らはここには全く来ないのでただの物置きです。 [音楽] なるほど。どんな方たちなんですか? うん。会えば分かると思います。今日も呼び出したんですが来ませんね。 思ってたより緩い職場なのかな。 そういえば騎士団のルークハワード団長と一緒に住んでいるとか。 う、やっぱりそれくらい調べてるよね。はい。 どういったご関係なんですか?恋人です。口に出すの初めてでちょっと恥ずかしい。 [音楽] いいですね。彼も心配でしょうし。討伐遠征はなるべく一緒になるよう手します。 ありがとうございます。 本当は彼も王国魔術師に欲しかったんですが、では他の場所も案内しますね。 はい。 これで一通りの説明は終えたと思います。 何か分からないことはありますか? いいえ、大丈夫です。ありがとうございます。 ようやく王国魔術師になるんだって実感が湧いてきた。スレン様も変わってるけどいい人だし頑張ろう。 [音楽] おや、ようやくお出ましですか? え?あ、すごい美少年。 さらさん、こちらが王国魔術師の仲間であるリアムです。 まだ17 歳ですが、国随ず一の暇法の使い手なんですよ。 そうなんですか。こんな若いのにすごいな。 こちらは先日話した光魔法の使い手のサラさんです。 初めまして。サです。よろしくね。 はあ。 お前バカなの?俺の方が先輩なんだけど敬語くらい使えよ。こらリアム。 [音楽] う [音楽] すみません。口も態度も悪いのですが悪い子ではないので。 いえ、私こそすみません。 職場なのに年下だからって失礼だよね。迂闊だった。リアムさん改めてよろしくお願いします。やっぱ気持ち悪いからやめろ。 [音楽] どどうすらと? はい。 では仲良くなったところで来週からよろしくお願いしますね。 どこが仲良し? そろそろ門の前までお送りします。 [音楽] [音楽] サラ、 ルーく、今帰ってきたの?お帰り。 ただいま。 ずっとここにいたんですか? ずっとではないけど風が気持ちよくて [音楽] ルーク サが冷えてはいけないの [音楽] 出た。恋人モード。今日はどうでしたか? み、みんなすごくいい人でうまくやれそうだったよ。 そうですか。それは良かったです。 ちょっと不安なことはあるけど、 お前バカなの? ルークには心配かけたくないし、そこは内緒で。あ、それとね、スレン様が討伐の時はなるべくルークと一緒にしてくれるって。 本当ですか?今度こそ絶対に俺がサを守ります。 そもそもサを行かせたくはないんですか? でも本当にいいんですか? え? もしさらに嫌だという気持ちがあるなら俺は皿を連れてどこへでも行きます。 [音楽] [音楽] ありがとう。でも自分で決めたことだから大丈夫だよ。私と出会ったこの国が好きなんだ。 それにルークとこの世界で生きていくって 決めた以上、ちゃんとしたいなって。 ルークはこれまでたくさん努力してきた からこそ今の地位があるんだもの。 だから私もそんなルークに見合う人になり たい。そのために頑張りたいんだ。 さら、 ありがとうございます。さらにそう言ってもらえて本当に嬉しいです。 俺は子供の頃から皿の横に並びたくて必死でしたから。 [音楽] さの願いが叶うようにもできる限りのことをさせてください。ありがとう、ルーク。 [音楽] それにしても子供の頃からってルークって一体つからその私のことこういう意味で好きだったの? [音楽] [音楽] 出会ってすぐです。 そんな最初から [音楽] さは知らないかもしれませんが、この国では初恋いの相手に白い小さな花を送るんですよ。 あ、私がしおりにして取っておいたやつ。 はい。 あれも告白の一種だったなんて。可愛すぎてあの時のルー子を今すぐ抱きしめたい。 そっか。素敵な風習だね。 私がいた世界では最初の恋は実らない なんて言われてるんだよ。やっぱり名心は 名心なのかな。 いえ、 案外そうかもしれません。 え、だって私たちは今両思いなのに。 [音楽] さらな、あの、ルーク [音楽] [音楽] 嫌ですか? そ なことないけど意地悪な言い方をしてすみません。さら、あなたがなくなった時俺の恋は 1度終わりました。 [音楽] だ [音楽] [音楽] これはきっと 2度目です。 サラ様、そろそろ気象のお時間です。あ、はい。 [音楽] この異世界に来てからもうすぐ 1年。おはようございます。 さら、 おはよう、ルーク。そしてルークと思いを伝え合ってから 1ヶ月が経つ。国 1 番の氷魔法の使い手で騎士団の団長。その上っこよくて綺麗で人が私の恋人だなんて。 未だに不思議。 あの、何か気になることでもごめん。視線うるさかった。 [音楽] いえ、そんなことはないですが。 ルークの瞳が綺麗で好きだなと思って見ちゃってた。 お、不い打ちはやめてください。 だって本当のことだもん。美味しそう。 サラ。うん。 瞳だけですか? [音楽] こういうとこ可愛いのは本当いなあ。もちろん全部好きだよ。 [音楽] それなら良かったです。サロはこの後すぐ出勤ですよね。 [音楽] うん。 じゃあ俺も一緒に出ます。 え、でもルークの出勤時間まで 1時間以上あるよ。 早めに行って仕事をしていようかと。少しでもサと一緒にいたいので。 [音楽] 不打ち。 お返しです。 こうして笑い合えるようになってすごく幸せだけど [音楽] [音楽] こういうのは正直まだ慣れない。まし ルークそろそろ手放さないね。 [音楽] なんで サは俺の恋人だとしっかり見せつけておかないと [音楽] 悪い虫がついたら困るので 私にはそんな心配らないから大丈夫だよ。 まさか サは世界一可愛いんですよ。心配するに決まってます。 だからこのままちゃんとサの質務室まで送ります。一 気持ちは嬉しいけど 絶対そんなことないってわかるからまれないよ。ルーク そうなんだ。 サーちゃん。 見たよ。今朝もラブラブだったね。 [音楽] カーティさん、こんにちは。私もいるよ。ティンカ、 [音楽] なんか俺とティンカで反応違くない? そんなことはないですよ。私とサは仲良しなんで。 でも本当羨ましいよ。 ルークも毎日幸せそうだし。付き合い立てなんて 1 番楽しい時期じゃない?悩みなんてなくてさ。 [音楽] そうですね。 おお。サら、そろそろお昼休憩の時間だし、その書類届けたら一緒にご飯食べようよ。あ、うん。 じゃあ俺もだめです。女子会なので。 断るの早すぎないか? しん。 で、何があったの?な、何がってあるでしょう?絶対。 分かっちゃう。 分かっちゃう。あんなにルーク子団長に愛されてて何を悩んでるの?うーん。 それはね、ちゃんと分かってるの。 なんせ今朝みたいな行動はしょっちゅだし 、照れ臭いことも多いけど、 ルークが全力で愛情を向けてくれているの はちゃんと感じてる。 でも はあ。 さら眠そうですね。 うん。もうこんな時間か。ああ、 もう寝ますか。 うーん。 [音楽] さらといると楽しくて時間が過ぎるのが早くて残念です。 [音楽] [音楽] 私もそう思う。 [音楽] この雰囲気するのかな? 2度目のキス。 さら、もう行きましょう。早く寝ないと。明日遅刻したらまずいですからね。 え、 部屋まで送ります。 あの、 早く行きましょう。 っていうのが何度かあって、えっと、ちょっと待って。 ってことは 付き合い始めた頃の最初の1回しかして ないの。キス。 うーん。 いや、やっぱ普通じゃないよね。 本当に毎日幸せなのに。 こういうことがあるたびにルークとの関係 が恋愛なのか家族愛を勘違いしちゃってた のかなとか色々考えちゃって いやない。家族愛とか絶対ない。 大丈夫だって。きっとルーク団長はサを 大事にしてるんだよ。そうかな。 この間だってね。 ルーク団長とサの関係を知らないがいて、 そのがサのこと狙おうかなって言ってるの を聞いちゃったもんだから特別に稽古を つけてやるって言ってボコボコにしてた もん。ルークは何をしているの?帰ったら 団員さんいじめちゃダメって注意しなきゃ 。 だからさが心配するようなことは全くない と思う。 ていうかもうさからしちゃえばキス。 え、だってルーク団長がしてくれないなら 空から行くしかないじゃない。 うわ、私から。 そう。それでついでにルーク団長の気持ち まで聞いちゃえばギュってしてちゅってし た後に可愛く聞いてみたら答えてくれるよ 、きっと。ち、 ちょっと待って。ティンか。私 からっていうのはともかく サー [音楽] 変にこじれる前に直接話した方が早い。 悩んでる暇あったら行動あるのみだよ。 うん。 頑張れ。 確かにピンの言うことは最も ひまずできることはやってみよう。 [音楽] やっても張り切って準備しすぎちゃったか な。夜なのにバッチリメイクでいつもより 露出のある寝ぐりジェなんて だめだめだから悩んでも解決はしないん だって [音楽] はあのルーク 少し話さ さら、もちろんです。どうぞ。じゃあ入るね。お。 [音楽] どうしたんです?話って何ですか? [音楽] えっと、その特に友事はないんだ [音楽] ぎゅってして後に可愛く聞いてみたら答えてくれるよ、きっと。とりあえずだけでもぎゅ。あのルーク ああ、そうだ。 失敗さ。 え?え? そんな薄ぎ着では風を引いてしまいそうなので。 はふ。 ありがとう。 ルークの優しさはありがたいけど今はこれ じゃダめなんだよ。 めげないぞね。ねえ、ルーク。 用もないのに急に来てごめんね。ルークと おしゃぶりがしたくなっちゃって。 ルークは今何してたの?本を読んでいました。 [音楽] ええ、面白い。一緒に読んでもいい?こんな格好だからか。 [音楽] ルークの体温をいつも以上に感じて思って たより恥ずかしい。 それでも今の関係を変えたい。ルークに 少しでも意識してほしい。 [音楽] え、今ため息 [音楽] さら、 [音楽] この本ちょうど読み終わったところなんです。おかししますので今日はもう部屋に戻りませんか?でも 明日も仕事ですし、夜はちゃんと休んだ方がいいです。 どうしよう。もしかしてたまで送ります。 [音楽] ルークはいつだって私を 1 番に優先して気遣かって大事にしてくれている。 行動だけじゃなくて態度や優しいマ志し からも ちゃんと好かれているのは伝わってくるの にどうして何もしてこないの? 私なりに精一杯 をしんで頑張ったのに このまま引き下がってない なんていられない。ルーク な。サラ ももう引っ込みがつかないのでこのまま聞いて。私ルークのことが好き。大好きなの。でもルークが何を考えてるかわからない。 [音楽] 私はルークにとって恋人なのか家族なのか 。 ルークはもう 私とはキスしたくない。 [音楽] サラ話してください。だ、 [音楽] サラ 呆れてた息疲れたって。 惹かれたって ルークの気持ち聞くまで離れな。 ういた。あ、ごめん。ルーグ。 [音楽] ああ、もう 大好きで大切な恋人だからこんなに我慢し てるんでしょう。 サのそばにいられるだけでいい。サが幸せ ならそれだけで良かったのに。 サが同じ気持ちを返してくれてからという もの、俺はよく深くなってしまった。 もっと好かれたい、触れたい。俺だけの ものにしたい。 愛しすぎて自分で自分を抑える自信がない 。 ようやく弟 という枠から出られたのに、こんな身勝手 で横島な思いを見せてさらに嫌われたく なかったんです。 ルック 嫌いになんてなるわけないよ。 さ、 渡したいものがあります。 Tコップ はい。 ちょうど今日出来上がって受け取ってきたんです。明日渡して驚かせようと思ってたのですが、この花に見覚えはありませんか? この国では初恋いの相手に白い小さな花を送るんですよ。 白い花。 はい。もう一度さらに花を送りたくて作ってもらいました。どうですか? [音楽] すごく素敵。嬉しい。こんなに思ってくれてるのに。 [音楽] ルークの気持ちを疑ってごめん。 いえ、俺の方さを大事にするつもりが不安にさせてしまって 大好きだよ、ルーク。 俺も大好きです。サラ。 ティンカ。お、 サラ、どうしたの?騎士団のとこに来る なんて珍しいじゃん。近くに書類を届ける よ。 あのね、ティンかのアドバイスのおかげで 無事にルークと仲直りできた。ありがとう 。 そうなんだ。良かったね。 今回の件は喧嘩も減ったくれもなかった気がするけど。 うん。ご心配おかけしました。だからさ、ティンか、今度飲みに行かない?お礼におっちゃん。 え、いいんですか? [音楽] もちろん。なら早めに予定立てなきゃ。これから忙しくなりそうだしさ。 あ、聞いてない。 私もまだ詳しいことは知らないんだけど、 隣獄が今大変なことになってて援助を求め てるんだって。 騎士団だけじゃなく王国魔術師にも連絡が 言ってると思うよ。 そうなんだ。 まあ、まだどうなるかわかんないけどね。 そういえばこないだ気になるお店見つけてさ、サが良ければそこ行かない?うん、いいよ。かメニューがどれも美味しそうでさ。楽しみ。大変なことって一体何だろう。 [音楽]

21~25話まとめ👉https://youtu.be/q3bEhLcRor4

〈チャプター〉
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2:58:27 15話
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3:21:56 17話
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2 Comments

  1. 🆙ありがとうございます
    やっぱりボイス入りだと、の何度聴いてもキュンキュンしちゃう!
    サラちゃんレークのこれからも、コミックもだけど、もっともっとボイスが楽しみ꒰⁠⑅⁠ᵕ⁠༚⁠ᵕ⁠꒱⁠˖⁠♥⁠

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