みなさま、こんにちは。日中はまだまだ「暑っ！」となることもありますが、朝晩はかなり涼しくなってホッとしている中川です。
この秋、ファッションはブラウンがトレンドのようですが、メイクの世界でもブラウンは注目カラー。人気ブランドがこぞって魅力的なアイテムをリリースしていますし、雑誌などのでも、ブラウンのメイク企画が目白押し。
そんな中、個人的にmi-mollet世代におすすめしたいのが、アップデートされたブラウンのアイパレットです。
定番アイテムゆえ、「ブラウンなら既に持ってるよ！」という方も多いと思うのですが、同じように見えて、これまでとは全く違うメイクができるのが今シーズンのブラウンアイパレ。
発色、透け感、マットやラメの組み合わせ。最新アイテムを使えば、より簡単に今年らしいブラウンアイを作り出すことができるのです。
この秋、個人的に推したいのが、コスメデコルテとb idol
右から、スキンシャドウ デザイニング パレット 07 ￥7700／コスメデコルテ b idol THE アイパレ R 08 ￥1980／かならぼ（※写真はライター私物）
コスメデコルテのスキンシャドウ デザイニングパレットは、肌に溶け込こんで自然な彫りを作り出す発色が秀逸。繊細なパールが上品かつ華やか。粉体をクリアゲルでコートすることで、くすみを防いでいるのも大人世代には嬉しいポイントです。全色好きなのですが、顔色が冴えない日や雨の日（なぜだかめちゃくちゃ顔がくすむ）、血色感が欲しいときには07についつい手が伸びます。
b idolもプチプラとは思えないクオリティ！ こちらモノトーンなど、ちょっとモードなファッションの日に投入するパレット。赤みを感じさせないブラウンベージュが洗練された目元を作ってくれます。中でも「あかりん天才！」と感心したのが、ブラウンのグリッター。ぷにぷにとした触感で密着力もバツグン。飛び散らないので、ライン状にのせることもできるのです。左下の明るいベージュは、マットなハイライターとしても使えます。
コスメデコルテ
HOW TO
パレットの③をアイホールと下まぶたに淡くのせたら、同じ範囲に④を重ねる。上まぶたの目頭側に②をのせて立体感を引き出したら、上まぶたのキワをブラウンのアイラインで締め、目尻を長めに延長する。目尻にのみ④を重ねる。目頭の横と下に①を狭く、濃く入れて目元に明るさを。
パールシャドウをまずのせてから、上からマットシャドウを重ねるのがポイント。マットシャドウの下から覗くパールの光が、さりげない華を演出してくれます。赤みを感じるブラウンなので、肌色も冴えます。目元がぼやけやすい大人にとって、目のフォルムを際立てるアイラインは心強い味方だと思うのですが、ラインにシャドウを重ねることで強すぎない、まろやかな目ヂカラが叶います。
全体はこんな感じ！
b idol
HOW TO
パレットの④を上下のまぶた全体に淡くのせたら、①と②を１：１で混ぜて二重幅よりやや広くのせる。目尻側が濃くなるように塗ると、横幅が広いアーモンドアイになる。ブラウンのアイライナーで上まぶたのキワを締めたら、3をチップで上下のまぶたのキワに２〜３mm幅のライン状にのせる。
マットで彫り深な目元に仕上げつつ、目元をブラウンのラメで締めることで大人の華やかさを実現。黒やブラウンでがっつり締めるよりもさりげなく、デカ目効果が狙えるところも推せるポイントです。もし、目元の血色感のなさが気になるならば、目尻だけに赤みのアイライナーで短いラインを入れるとじんわりとした温もり感が宿りますよ。
全体はこんな感じ！
「ブラウンは目元がくすむ」と敬遠される方もいらっしゃいますが、今年のブラウンアイパレはかなり優秀！ くすむことなく、透明感のあるブラウンメイクが叶います。また、特別なことをしなくても、目元を際立てつつ、旬なムードが楽しめるところもおすすめポイント。皆さんもぜひ、トライしてみてくださいね。
撮影・構成・文／中川知春
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