『Lula Japan Issue23 Autumn/Winter 2025』が2025年10月10日(金)にルラジャパンより発売される。
【画像】Lula Japanが魅せる瑠璃色のファッションストーリー
Lula Japanは、毎号、日本の伝統色をテーマに特集されている。Issue 23のテーマは「瑠璃色(るりいろ)」。創刊11周年を迎える今号では、世界的に活躍するアーティストViviane Sassenの作品を表紙に起用し、巻頭26ページにわたり特集されている。
鮮烈な色彩と身体性、構図における革新性で知られるSassenは、近年ではパリ市立近代美術館やICAロンドン、また「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真展2024」などでも個展を開催し、国際的な評価を確立している。「瑠璃色」をテーマに彼女の象徴的な色彩感覚と身体性をたたえたビジュアルストーリー「Soothing Universe」に加え、国内独占となる最新インタビュー、さらに京都で学生たちを捉えた瑞々しい初公開ストーリー「At the River」を掲載。その他、ロンドンで撮り下した2つのファッションストーリーや、科学的視点をもとに制作を続けるフランスのアーティストCaroline Corbassonによる描き下ろしのドローイング、静寂と揺らぎが響き合うワードローブのストーリー、4名のクリエイターによる「瑠璃色」にまつわるエピソードなど、多彩なコンテンツでテーマカラーを表現している。
今号より、雑誌サイズが判型を天地303mm×左右230mmへ拡大。ビジュアルの迫力とともに、アートブックとして“手元に置いておきたくなる”魅力を一段と高めている。
「Soothing Universe」特集はオランダ出身の芸術家Viviane Sassenの鮮烈なイメージに刻まれた記憶、探求、死生観。彼女の写真の中に生きる「瑠璃色」が、痛切なほどに美しい癒しの物語を広げていく様子を掲載。「a step aside」は日常の光や街の気配を背景に、揺らぐ瞬間を切り取ったファッションストーリー。ロンドンを拠点に活動する写真家Mark Shearwoodが映し出す、幻想と現実が交差する装いの表情が切り取られている。「Serene Node」では軽やかなフォルムと重厚な素材が響き合い、対照的なムードから新たな調和が生まれる。東京を拠点に活動する写真家Shota KONOが捉えた、静謐に漂うファッションストーリー。
■書誌情報
『Lula Japan Issue23』
価格:2,640円(税込)
発売日:2025年10月10日(金)
出版社:ルラ ジャパン
詳細:https://lulamag.jp/
小説や漫画をはじめとする「本」に関する最新情報とともに、その魅力を深く掘り下げるコラム&インタビューをお届け。読書の楽しみ・書籍から得られる知的体験の価値を、現在のメディア環境の中で広く伝え、さらに盛り上げていくことを目的とした「本をめぐる新しいメディア」です。
リアルサウンドブック編集部の記事一覧はこちら
