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2026年春夏のパリ・ファッションウィークが示したのは明快なメッセージ。――「もっと自由に、自分の魅力を楽しもう」ということ。

カール・ラガーフェルドがかつて所有していた歴史的な邸宅でショーを行ったトム ブラウン(THOM BRWONE)は、その階段の上で「遊びたいんだ。楽しみながらやりたい」と語った。
常に独創的なビューティルックを打ち出す彼は、今季、宇宙的で幻想的な“スペーシー・ビューティ”を披露。パリの空の下で、夢見るような美の世界を体現してみせた。

「僕にとってショーとは、現実ではなかなか見られない何かを生み出す瞬間。見る人にとって“すばらしい”と思えるものであり、さまざまな形でインスピレーションを与えられるものであってほしい」とブラウンは続ける。「もちろん、気に入ったエッセンスだけを取り入れてもらってもいい」。

その言葉どおり、今季のパリコレは多様性と遊び心にあふれていた。クロエ(CHLOÉ)が提案するキャンディカラーの差し色メイクも、ジョナサン・アンダーソンがディオール(DIOR)で披露した、磨き上げたナチュラルネイルも、どちらも“自分らしさを楽しむ”という一点でつながっている。

ここからは、今シーズンのパリランウェイから見えてきた、ビューティーをもっと楽しむための5つのヒントを紹介。

春の光をまとったピンクの進化形クロエ(CHLOÉ)2026年春夏コレクションより。

クロエ(CHLOÉ)2026年春夏コレクションより。

Photo: Courtesy of Chloéトム フォード(TOM FORD)2026年春夏コレクションより。

トム フォード(TOM FORD)2026年春夏コレクションより。

Photo: Armando Grillo / Gorunway.com

「ピンク=ナチュラル」なんて思い込みは、そろそろ手放していい。シェメナ・カマリが新たなクロエ ウーマンに託したのは、“コンフォートゾーンの一歩外へ踏み出す勇気”だったという。「シェメナはクロエ ウーマンを少しだけ進化させたいと考えていたんだ」と語るのは、メイクアップ・アーティストのヤディム。会場となったユネスコ本部のバックステージで、彼はセイ(SAIE)の「デューブラッシュ」ベイビーピンクとスリップティントコンシーラーをブレンドし、バブルガムのように弾けるピンクを作り出した。

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