艶めく肌が主役のパリ・ファッションウィークデビュー

2025年秋冬パリ・ファッションウィークでのメーガン妃の登場は、今シーズン最大のサプライズのひとつだった。10月4日(現地時間)、ピエールパオロ・ピッチョーリが手がける初のバレンシアガ(BALENCIAGA)のショーに出席した彼女は、旬のファッショントレンドを完璧に着こなす一方、その“みずみずしく輝く肌”がSNS上で話題をさらった。

ランウェイ前列に姿を見せたメーガン妃の肌は、健康的なツヤと透明感に満ち、まるで内側から発光するようなナチュラルなハイライトが印象的。ほかのメイクはあくまで控えめで、ピンクリップとトースティブラウンのアイカラー、やわらかく陰影を添えるブロンザーで仕上げられていた。

メーガン・マークル、2026年春夏パリ・ファッションウィークで披露した艶めくグロウ肌の秘密|ダニエル・マーティンが明かすツヤ肌メイク術

Arnold Jerocki/Getty Images

メーガン・マークル、2026年春夏パリ・ファッションウィークで披露した艶めくグロウ肌の秘密|ダニエル・マーティンが明かすツヤ肌メイク術

Pierre Suu

長年にわたり、ミニマルでクリーンなビューティルックを自身のシグネチャーとしてきたメーガン妃。その原点は、2018年のロイヤルウェディングで見せた自然体のメイクにある。そして今回のパリ・ファッションウィークでも、あのときと同じく、彼女の信頼するメイクアップ・アーティスト、ダニエル・マーティンがそのルックを手がけた。

SNS上での反響を受け、マーティンは自身のInstagramリールで使用アイテムを公開。彼によると、メーガン妃のファンデーションには、よりジューシーでグロウなツヤを与えるためにタッチャ(TATCHA)の「ザ・ロンジェヴィティ スキン ストレングス&エイジディレイ セラム」をブレンドしたという。タッチャは、メーガン妃とマーティンがともに長年愛用するスキンケアブランドで、ロイヤルウェディングの際の肌づくりにも使われたアイテムだ。

ベースメイクには、オアセ コスメティクス(ORCE COSMETICS)の「カム クローサー セラム ファンデーション」をチョイス。マーティンはこのファンデーションをブラシやスポンジではなく手でなじませ、スキンケアの延長のようにマッサージするように塗布したと語る。「ファンデーションはスキンケアのようにマッサージしながら塗るんです。そのあとにブラシでカバー力を加え、最後にスポンジでブレンドして仕上げます。ただし、最初からスポンジで塗ったり、ブラシに直接つけて顔にのせたりはしません」と彼は明かしている。

完璧なツヤ肌”をつくる仕上げテク

メーガン妃の輝きをキープするために、マーティンが取り入れたのは、計算し尽くされたツヤとマットのバランス。まず、パリ ベルリン(PARIS BERLIN)の「プードル ミネラル プレストパウダー」をTゾーンのみに使用し、額の中央や鼻まわりのテカリを抑えるために軽くのせたという。あくまで自然な質感を保ちつつ、光沢をコントロールするのがポイントだ。

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