パラダイムシフトの今、「美の価値観」を刷新し続けてきた美容ジャーナリスト齋藤 薫さんが、注目したいある視点をピックアップします。

“自分の顔が一番美しい日”をいつでも再現!必ず「今日、キレイ!」と褒められる謎の美容って?【齋藤 薫・美容医療のいらない未来を考える④】_img0

イメージ画像提供:斉藤オフィス


月に1度、驚くほど美しい顔になるのは一体なぜ?


自分の顔が”毎日同じではないこと”、もちろん気づいていたはずです。昨日はキレイだったのに、今日はなんだか顔がブス……そのくらい極端に、顔立ちの違いを感じる人も少なくないのかもしれません。

でもそれがなぜなのか、多くの人は知らないはず。もちろん単純に、むくみやすい人、くすみやすい人、乾きで肌がごわつく人は、日々の調子で顔印象もくるくる変わるはずだけれど、それ以前に、”女性の生理”が顔立ちを左右していたと言ったら驚くでしょうか。

ズバリ、女性の顔立ちは1ヵ月のうち”排卵期”が1番美しいのです。確かに排卵期は、女性ホルモンの分泌が高まるから、肌の色艶が目立って美しくなるということは昔から言われてきたけれど、肌だけじゃなく、なんと顔立ちまで整うことが、海外のある大学の研究でわかっているのです。

そもそも排卵期は、バストがふっくらするなどプロポーションまでが女っぽいメリハリを生むのは知っていたはずですが、さらに体臭まで美しく艶かしくなるとの論文まであるのです。

ご存知のように生理中は、黄体ホルモンの影響で肌あれやニキビ、くすみ、むくみが一度に現れるから、逆に1ヵ月で1番”残念な顔印象”になるわけだけれども、それとは真逆の現象が起こるのと同時に、じつはそれだけじゃなく、顔立ちの変化までが起きているということ。

 

 

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