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Reuters
掲載日
2025年9月17日
目も眩む宝石やシルクの靴から、彼女の豪奢なガウンの現代的解釈まで――18世紀の悲運のフランス王妃マリー・アントワネットのスタイルを探る新たな展覧会が、今週、ロンドンで開幕します。
「マリー・アントワネット・スタイル」展が開催されるロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館の外観。 – DR
ロンドンのV&A博物館では、英国で初めてとなるマリー・アントワネットに特化した展覧会「マリー・アントワネット・スタイル」を開催します。オーストリアの王家に生まれたマリー・アントワネットは、フランス王ルイ16世と結婚し、瞬く間に当時最もファッショナブルで、同時に物議を醸す存在となりました。彼女の豪奢な嗜好と華美なイメージは、のちにフランス革命へとつながる社会的緊張の高まりに拍車をかけました。1793年、革命派により夫とともに処刑されました。享年37歳でした。
「(本展は)歴史上最もファッショナブルな王妃とされるマリー・アントワネットが形作ったスタイルについてのものです」と、展覧会キュレーターのサラ・グラント氏。「1770年から彼女の死に至るまでに彼女が築いたスタイル、そしてその遺産を見ていきます。」
薔薇を持つマリー・アントワネットの肖像、エリザベート・ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブラン。写真クレジット:ヴェルサイユ宮殿、Dist. グラン・パレ RMN / Christophe Fouin
約250点が展示されており、マリー・アントワネットの履物や宝飾品、オー・デ・コロンのボトル、磁器のディナーサービスなどの私物が含まれます。
当時のファッションに加え、王妃の肖像画や調度品も展示されています。これらの中にはヴェルサイユ宮殿からの貸与品も多数含まれます。中でも胸を打つ展示として、獄中で着ていたシミーズや、処刑直前にしたためられた最後の直筆のメモが並びます。
コンテンポラリー・セクションでは、マリー・アントワネットがファッションや映画に与えた影響を示す、デザイナーによる多彩なガウンや靴を紹介しています。ソフィア・コッポラ監督の2006年公開の映画『マリー・アントワネット』のために制作された衣装も含まれており、同作ではキルステン・ダンストがタイトルロールを演じました。
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Moschino – 2020-21年秋冬 – ウィメンズ – イタリア – ミラノ – ©Launchmetrics/spotlight
「驚くべきことに、彼女の影響は途切れることがないのです」とグラント氏。「彼女の死後から今に至るまで続いています。」
「マリー・アントワネット・スタイル」は土曜日に開幕し、3月まで開催されます。
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