志村けんと松本伊代のコント ㊙夫婦の浮気
[笑い] ただいま。なんだ、まだ起きてたの?うん。どうしたの? 随分遅かったのね。 ちょっとほら今日あの残業だって言ったでしょ?残業で。 うん。残業。 うん。残業。何?何怒ってんの?今日本とこ目くじら立てて。 何を? くじみっぺ。 うるさいな。 あ、どうした?何? これ読んで。 は、は巻き。 はがき。 は、それ新宿。 おう。そっちじゃなくて こっちだよ。全部読んでよ。 だから男子お病申し上げますてでしょ。 全部読んだっつってんでしょ。 なんだよ。全部 字が呼ばないの。 残しお見舞い申し上げます。またお会いしたいわね。じこ 何これ? あ、あの、あの 何よこれ。 あの駅前にできた。スナックジュコだよ。スナックジこのマ。 じゃないの?うん。ほらまマたてもう 50 過ぎたね。何心配すんの?何?俺はきたってのか?なわけねえよ。大丈夫だよ。本当によちゃん。 [笑い] [音楽] はい。もしもし。 あ、はい。ごめん。今帰ってきちゃったの。またね。ごめんね。バイバイ。な 誰から電話だよ。ん? 誰から電話よ? あ、あのお母さん。 お母さんだったらこそこそ喋ることねえだろ。俺電話出たのに。お前 こそこそ喋ってた。 今帰ってたからどうのこのつってなかったか。 お母さん。あ、なんかね、なんかみそよく使ってるって心配でってく。 こんなお掃除がもう食べてたの。 はい。はい。もしもし。はい。ちょっと待しください。 あなた。 あ、 電話こさんから。ああ、もしもし。シですけど。ああ、どうもど。え、なんだ今カ野郎お前。うん。後で、後で。うん。うん。あ、本当に。あ、うえ。うん。え、うん。うん。うん。うん。あ、はい。はい。じゃあ、また行くからよろしくって。はい。はい。はい。 [音楽] [笑い] 誰よ? 誰って?じこって自呼んでったろ。あのママだよ。ママ。さっきのほら、あの初中おハぎのママがね。 何を? いや、あのなんかカラオケが新しいお店でカラオケが入ったから今度よろしかったらあの来ませんかって。 あんたカラオケ嫌いなんじゃないの? いやさ、あのさ、最近ちょっと付き合いで一応打たなきゃいけないからね。多少多少やってんだよ。 何失敗してんの? そんなお前 どうかしらね。 お前だってさっきの電話なんだあれ?お前怪しいんじゃないか?俺がお前会社行って一生懸命仕事する時になんかお前怪しいことしてんじゃないのかお前?よりは怪しくないわ。 あ、待 えますけど。はい。て言わない。 私 男の声だよ。 もしもし。あ、はい。 あ、あ、あ、うん、分かった。はい。はい。じゃあね、どうも明日ね。はい。バイバイ。 [音楽] 誰から電話よ? え?咲夜? え? ここば俺の、俺がお前でもらってんじゃないか。お前気持ち買ったんだよお前。 [笑い] あれ?そうだったかしら。 誰だよお前? ああ、ちゃう。魚屋さんだったかな? 大家だと魚屋わかんない。行けるんだけど。 なんだってほ、あのお魚さん元気ですかってやな。早く行かないでよ。 私ことしないわよ、あなたに比べたら。 あ、そうい。ああ。し、 [音楽] あなた。 おし。おしい。ああ。ああ。 あ、あ、あ、うん。あ、うん。はい。あ、じゃ、今度そっち行くよ。うん。はい。はい。はい。どうも。あ、 誰よ? 死んだおばあちゃんだよ。おばあちゃんだったがってくるわけじゃないでしょ。 ばそっちはどうだってから。いや、今度そのうちそっち行くよっつったんだ。今よ。なんで俺がすんな。お前何怪しい女とお前付き合わけねえじゃねえか。お前 わかんないじゃないよ。何がよ 何もそっち行く用意してんだよ。 してないわよ。やだやだ。 座れお前 座れよ。何よ。な んでもねえよ。な んでもねくねくねくねえよ。な [笑い] んだろうな。な んでもねえよ。 赤い顔して ほっよ。 ほっけねえよ。 なんだろうな。 もしもし。はい。お前だ。 ずるいわ、あなた。 はい。もしもし。お電話変わりました。はい。もう大変なんですよ。ええ。はい。それじゃまたどうも。 [音楽] 誰よ? え、あのほら授業の先生。あのお料理の先生。 [音楽] お前料理学行ってんの? うん。 本当か?お前 本当よ。 どな。 あ、本当よ。あんたじゃね。怪しいの。 何を? なんでもねえよ。何見てんだ?俺のこと 見たいから。 今日も寝よな。今日寝よ。 本当に誰でもないの? 誰もない。間違いない俺。 本当 寝るよ。 いい。俺が出る。俺が出る。い いや、私が出る。 [音楽] 俺が出る。いいってば。 俺が出るっていって。 あ、 俺が出る。俺が。 [笑い] 1 番痛い状態だ。これ 出るにも帰るにも変えないし。 そのままいなさい、あなたは。 いてえ。 大丈夫じゃねえよ。 [音楽]
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