転売問題がもたらす企業リスク【日経モープラFT】
ここからは特集です。テーマこちらです。 転売問題がもたらす企業リスク です。ゲストをご紹介します。E専門の 企業弁護士で転売問題に も詳しい法人ファースト &タンデムスプリント 法律事務所代表の小野智さんです。よろしくお願いいたします。 お願いします。 さて転売と言いますと最近話題になったのが日本マクドナルドが提供する子供向けのハッピーセットです。 え、これにおまけとしてついていた ポケモンカードの転売を目的に大量の 買し目が起きまして購入できない人が続質 。え、さらに食べきれない商品が捨てられ フードロスの観点から消費者長が マクドナルドに対して販売方法の回線を 求めるまでになりました。マクドナルドは 混乱を受けてその後予定していた人気漫画 、ワンピースのカードがついたハッピー セットなどの販売を見送っています。ただ 一方でマクドナルドの先月8月の既存点 売上高は1年前と比べて5.3%増えてい ます。ハッピーセットの大量購入が売上を 押し上げる結果となったと見られます けれども小野さんあの企業にとってそれで も転売の対策をしなければならない理由 さらに放置することのリスクどころにある んでしょうか はい大きく3つのリスクがあると思います 。1つ目はブランドの既存リスクです。 ハッピーセットは本来子供たちの顔を笑顔にするための商品ですよね。それが転売のせいで本当に欲しい子供たちの手に渡らなくて悲しい思いをさせてしまった。 これはマクドナルドだけでなくてポケモンというブランドのイメージも傷つけてしまう可能性があります。 2つ目は社会的信用のリスクです。 これはフードロスが大きな社会問題になっている中でカードだけ抜き取って食べ物を捨てるような時代を招いてしまうと企業の社会的責任いわゆる CSR の観点から批判を受けて社会的信用を損うリスクにつがります。 3 つ目は事業機会の損失リスクです。ワンピースカードのキャンペーンを見送ったように将来得られたはずの売上とビジネスチャンスを失ってしまうリスク。 このようにブランド信用ビジネスリスクというビジネスチャンスですね。 え、企業にとってとっても大切なものを失ってしまうリスクがあるんです。 うん。ただマクドナルドもあの対策をしていなかったわけではなくてですね、人気を見越して商品も多めに用意していたようですし、購入数を制限するなどをしていました。ただ混乱は防げなかったということで、今回何が問題だったんでしょうか? はい。まず1人5 セットまでという制限は機能しませんでした。 今のは組織化されていますので、単純な個数制限は人を変えたり並びすれば簡単に突破されてしまうんですね。ただまたですね、モバイルオーダーとかデリバリーという手段もあるんですが、制限が徹底されたシステムでなければこれも抜け道になってしまいます。 うん。 マクドナルドは大量購入や食べきれない量の注文は控えるよう公式に呼びかけしてましたけどもそれもお願いベースだったので機能せず、え、結果として、え、避けたかった食品の廃棄が起きてしまったと報じられています。なので、え、結果を見るとこれらの対策では不十分だったと言えるかもしれません。 うん。 ただこうした中、マクドナルド、あの、今日から販売を開始するハッピーセットでは初日は対面販売に限定、それから購入も 1人3 セットまで、また売目的と見られる公式アプリのアカウントを停止したりとまさにね、対策を強化すると発表しましたといった効果が出るのか注目ですね。 そうですね。 はい。 小さん、この、ま、マクドナルドはですね、事前にこの転売を防ぐためにメルカリと連携して対策を取るという風にアナウンスしてたわけですよね。 でも結果的にはね、ポケモンカードがメルカリのこの画面上にですね、たくさん出てしまったと。これなんで連携は機能しなかったんでしょう? はい。まず大前提として買ったものを再び売るという転売そのものは一部の例外を除き違法ではありません。メルカリのようなプラットフォームは個人の自由な取引の場を提供するネスなので全てのテ売を一方的に禁止するというのは難しいんですね。 今回はマクドナルドからの情報提供を受けてメルカリが利用規約違反を確認して出品を削除するという流れだったと考えられますが、これだと出品されるスピードと量に追いつけずモぐ叩きみたいな状態になってしまい、十分な機能を発揮できなかったのではないかと思います。うん。 うん。一方で6月に発売された Nintendo堂の次世代ゲーム機、 Switch2 も同じく転売が心配されたんですが、あの人気でね、なかなか手に入らないっていう方もいたとは思うんですけれども、転売に関してはあまり大きな問題にはなりませんでした。マクドナルドの場合と何が違ったんでしょうか? はい、任天堂は初代の Nendos イッチを販売した時の反省があったんだと思います。 長い間しナウ状態になって、え、低下で買うことが困難な状況が続きました。 あ、この問題は株主総会でも指摘され転売策をしなければならないということが会社の方針としてっかりあったんですね。
2025年9月12日放送のBSテレ東「日経モーニングプラスFT」より、特集の一部をYouTubeで配信します。
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マクドナルドのハッピーセットなどで話題となった転売問題。企業に起こるリスクや効果的な対策などについて専門家と考えます。
【出演者】
山田幸美(キャスター)
豊嶋広(BSテレ東解説委員)
佐藤美樹(キャスター)
桜庭薫(FTキャスター)
小野智博(弁護士)
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