「Extreme H」および「Extreme E」は、持続可能な未来を実現する次世代技術の実証・普及と環境意識の向上を図るとともに、男女が公平に競争できるジェンダー平等の促進を目的に開催していると言います。
「Extreme H」では、専用開発された車両「Pioneer 25」が使用されます。同車両は最先端の水素燃料電池を搭載し、最高出力550馬力、0~100km/h加速4.5秒を発揮するとのことです。
2025年はイギリス、スウェーデン、オーストリア、スペインから全8チームが参加し、世界トップクラスのドライバー(それぞれ男性1人と女性1人の混成チーム)が競います。同レースは世界的に高い注目を集めており、北米、中南米、欧州、アジア、中東など世界各地で放送される予定とのことです。
「Extreme E」は「Extreme H」の前身として2021年から開催されており、今回のレースを最後に終了が予定されています。専用開発されたハイパフォーマンス車両「Odyssey 21」が使用され、「Extreme H」に参加する全チームが参戦すると言います。また「Extreme H」同様、男性ドライバー1人と女性ドライバー1人の混成チームで競います。
横浜ゴムは、そんな両レースの活動理念に賛同し、オールテレーンタイヤ「GEOLANDAR X-AT(ジオランダー・エックスエーティー)」をベースにしたプロトタイプ仕のタイヤを供給するとのことです。
同タイヤは、再生可能原料・リサイクル原料比率38%を達成しながら、高重量の水素燃料オフロードカーと電動オフロードカー向けに耐久性をより高めているとしています。