2026年ゴールデンウィークに公開される映画「劇場版名探偵コナン」シリーズ第29弾の超特報が公開。あわせて同作の登場キャラクター・萩原千速役を演じるキャストとして、声優の沢城みゆきさんが発表された。
『名探偵コナン』の劇中において神奈川県警に所属する萩原千速は、TVシリーズでは2024年8月に亡くなった声優の田中敦子さんが担当していた。
劇場版『名探偵コナン2026』超特報
解禁された超特報映像は何かのカウントダウンが進む中で、原作コミックスにおける神奈川県警メンバーの登場シーンが登場。カウントゼロになると「あの日、お前は、何を伝えたかったんだ」という萩原千速と思しきキャラクターのセリフが流れるという内容だ。
新たに萩原千速役に決まった沢城みゆきさんは、前任者である田中敦子さんへの想いを明かしつつ「TVシリーズで、映画で(!?)皆様にお会いできる日を楽しみにしています」とコメントしている。
興収146億円『名探偵コナン 隻眼の残像』ラストに聞こえた“風の女神様”
2025年4月に公開された劇場版28弾となる映画『名探偵コナン 隻眼の残像』は興行収入146億円を記録。3年連続100億円突破および2年連続で観客動員数1000万人突破しており、邦画初となる新記録を打ち立てた(興行通信社調べ)。
興行収入146億円を突破した『名探偵コナン 隻眼の残像』 ©2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
シリーズを重ねるごとに記録を打ち立て、日本を代表する映画になりつつある「劇場版名探偵コナン」シリーズの最新作が早くも始動。まずは『隻眼の残像』の公開時点から注目を集めていたキャラクターとそのキャストが発表された形だ。
というのも、『隻眼の残像』のラストに流れる2026年公開の劇場版29弾の後付け映像では、高速道路を駆け抜けるバイクと、白い羽、そして毛利蘭がつぶやく「風の女神様…」というセリフが登場。
ファンの間では早くも、「来年のメインキャラクターは神奈川県警の萩原千速ではないか」と期待の声が上がっていた。と同時に、同映像には萩原千速らしき人物の声もあったため「萩原千速役は沢城みゆきさんなのではないか」と予想する声も多かった。
田中敦子から沢城みゆきへ──神奈川県警の白バイ小隊長・萩原千速とは?
萩原千速は『名探偵コナン』の世界における神奈川県警の白バイ小隊長。原作漫画はもちろん、TVシリーズにも登場済みだ。
コナンがスケボーで追跡中、逃走車の体当たりによる落下のピンチに、白バイで颯爽と現れジャンプキャッチ。それを目撃した蘭が、美しい見た目も含めて風の女神様のようだと感じたというエピソードがある。
ちなみに、爆弾解体中に殉職した萩原研二は弟で、その友達の松田陣平は千速が初恋の相手と、過去放送されたスピンオフ作品『名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』の登場人物との関わりも多い。
「劇場版名探偵コナン」は、『隻眼の残像』が長野県警の大和敢助と諸伏高明という幼なじみ2人が物語の鍵を握っていた。
今回、神奈川県警の萩原千速役の新キャストが発表されたことで、2026年公開の最新作では萩原千速とともに、同じく神奈川県警の横溝重悟警部を中心とした物語が展開されるかもしれない。
萩原千速役の沢城みゆき「やれることはなんでもやりたい」 バイク免許取得に挑戦
沢城みゆきさんによる萩原千速は、前述した通りファンの間では予想する声も多かった。前任者である田中敦子さんは『名探偵コナン』でメアリー・世良と萩原千速という2人のキャラクターを担当していた。
その後、メアリー・世良は本田貴子さんが後任に。そのため、残る萩原千速に関しては、本田貴子さん以外の声優であり、かつ『隻眼の残像』のラストに流れた後付け映像に聞こえた声から、「新たな萩原千速役は沢城みゆきさん」という説が囁かれていた。
新たに萩原千速役として『名探偵コナン』に参加することになった沢城みゆきさんは、 「田中敦子さんが大好きです。思い出す事はあまりありません。忘れる日がないからです」と田中敦子さんへの想いをコメント。
その上で「青山先生の原作を丁寧に拝読して、声の入った千速も愛していただけるように、やれることはなんでもやりたいなと思いました。バイクの免許を取りに行ってみることにしました」と明かしつつ、「倒れたバイクを起こすことができず入会できませんでした。筋トレからスタートです」と告白した。
最後には「TVシリーズで、映画で(!?)皆様にお会いできる日を楽しみにしています。皆様にも楽しみにしていただけたら、これ以上心強い事はありません。どうぞよろしくお願いします」と呼びかけている。
ポップポータルメディア「KAI-YOU.net」編集長。1985年生まれ。東京工芸大学アニメーション学科卒業後、エンタメのマーケティング・コンサル会社で業界誌やフリーマガジンの編集/記者として従事。2017年からKAI-YOU inc.、2020年1月から現職。アニメや声優といった領域を中心に、取材・編集・執筆を行っている。KAI-YOUフットサル主催。