「マクロス」シリーズの河森正治監督初のオリジナル劇場長編アニメーション『迷宮のしおり』に、「timelesz」の寺西拓人が参加していることが分かった。

女子高生・前澤栞はある日突然、手にしていたスマホが割れ、気が付くと誰もいない異世界の横浜にいた。目の前に現れたウサギの姿のしゃべるスタンプ・小森から、「あなたはスマホの中に閉じ込められた」と告げられる。

一方現実世界では、もう一人の「SHIORI」が現われ、自分こそが本物の「栞」であると言い、自由奔放に振る舞っていた――。

本作は、歌と映像で彩る異世界青春脱出劇。主人公・栞をSUZUKA(新しい学校のリーダーズ)、小森を原田泰造が演じるほか、伊東蒼、齋藤潤が出演する。

今回新たに発表された、本作で声優に初挑戦する寺西は、数々の舞台に出演し、2月には「timelesz」のメンバーとしてデビュー、主演映画『天文館探偵物語』の公開も控える。

本作で演じるのは、スマホと人間の脳を直接繋ぐ研究をしている大学生であり、国際的に注目される若き起業家の架神傑。栞に近づいていくミステリアスな傑は、奇妙な異世界で奮闘する栞、そして物語にとってもキーパーソンとなっている。

そして、キャストボイスが初披露となる特報映像も到着。異世界に迷い込んだ栞、ウサギのスタンプの小森が出会う一方、もう一人の「SHIORI」は現実世界でスターに。また、2人の栞の存在を知る傑が意味深な発言を残し、幼なじみの希星、クラスメイトの山田も巻き込まれていく。

コメント寺西拓人

架神傑役を務めました、寺西拓人です。
いつかは…と思っていた声優のお仕事に、今回初めて挑戦させていただきました。
初めてのアフレコで右も左も分からない状況の中、体当たりでぶつかってみたところ、監督はじめスタッフの皆様がたくさん褒めてくださり、危うく勘違いしてしまいそうでした。架神傑の、どこか掴めない雰囲気を感じてもらえたら、と思います。ほとんどの人がスマホを持っているこの時代で、スマホと、そして人との関わり方について考えさせられる作品になっています。ぜひ劇場でご覧ください。

河森正治監督

寺西さんは今回が声優初挑戦でしたが、以前から舞台でのご活躍を拝見しており、その演技の幅広さに感銘を受けていたので楽しみでした。
傑はミステリアスな野心家で、栞とSHIORIを翻弄する難しい役どころです。その複雑な心情を魅力的に表現してくださいました。
ここでしか聴けない甘いささやきや、強烈な雄叫びも、ぜひご期待ください!

『迷宮のしおり』は2026年1月1日(木)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。

Write A Comment