年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」の結果を発表する。今回は全14部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師159人に、各カテゴリーで「2024年下半期～25年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。
スタイリング剤部門は、ジェイドジャパンの「ロア ザ オイル（LOA THE OIL）」が初めて1位に輝いた。同ブランドはヘアオイル部門でも1位を獲得しており、これで2部門を制したことになる。同オイルはもともとスタイリングオイルとしての機能も有しており、それが正しく評価される形となった。2位にも、同社による香りコンセプトの生バーム「ロア ザ バーム（LOA THE BALM）」がランクイン。昨今のヘアバームの使われ方として、フォルムを作るというよりも、毛先にニュアンスを加える程度が主流で、そこに好きな香りをのせる提案がサロンユーザーの心をつかんだ。3位には、前々回もランクインした「リンク オリジナルメーカーズ（LINC ORIGINAL MAKERS）」の“ヘアバーム”が返り咲いた。（全てサロン専売品で、価格は編集部調べ）
なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師159人に各カテゴリーのベストだと思う製品を選んでもらった。選んでもらった各製品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した（製品以外に“サロンモデル部門”も有り）。
1位
“ロア ザ オイル”
「ロア ザ オイル（LOA THE OIL）」
ヘア・ボディーオイル、フレグランスとして使用できるパフュームオイル。人気の香り“ネロリスモークティー”は、ネロリの気品に満ちた華やかさと、ベルガモットやレモンが織りなすシトラスの煌めきが魅力の香調。アンケートの回答には、「香りもいいし、適度な束感を作ることができる」「お客さまに使うと『ほかの香りも試してみたい』と興味を持ってもらえる」といった声があった。（30mL、3520円／100mL、5500円）
2位
“ロア ザ バーム”
「ロア ザ バーム（LOA THE BALM）」
人気の「ロア ザ オイル」シリーズから登場した、練り香水としても使用できる生バーム。ヘア、ハンド、ネイル、ボディーまでと多用途で使用可能。人気の香調“ブランシュ”は、自然の純粋さとエレガンスが融合した洗練された香り。アンケートの回答には、「テクスチャーがのびやすく使いやすい」といった声があった。（40g、4950円）
3位
“ヘアバーム”
「リンク オリジナルメーカーズ（LINC ORIGINAL MAKERS）」
オリーブ油を主成分としたヘアスタイリング剤。オリーブ油を含む8種の天然オイルが頭皮・髪に潤いを与える。適量を手の平の温度で温めると伸びがよくなり、髪のボリュームアップ・ダウンや、まとめ髪などさまざまな用途で使用できる。アンケートの回答には、「部屋をおしゃれにしてくれるボトルデザインが人気」といった声があった。（70g、4290円）
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