「ナイキの新しい顔になる一足」革新的でファッション性も高い“ナイキ エイバ ローバー”のあふれる未来感にやられた!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.124の画像一覧
モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回の「コレ買いです」は、ナイキから登場したアーバンライフにおける新提案「ナイキ エイバ ローバー」の魅力に迫ります!
都市生活におけるフットウェアテクノロジーの未来を体現!
街を歩いていると、本当にいろいろなシューズを目にするようになりました。ビジネスシーンも含めてスタイルの多様化が進んでいることもありますし、次々に意欲作を投入しているメーカー側の勢いも背景にあるんだと思います。今回ご紹介する「ナイキ エイバ ローバー」も、そうした今の時代感を象徴する一足です。
ナイキ スポーツウェア
ナイキ エイバ ローバー
¥19,030(税込)
「ナイキ エイバ ローバー」は今年6月に登場した期待の新作。“革新的でファッション性の高いスニーカー”を生み出しました。
この新作スニーカーは、変化の激しい都市のストリートに対応した設計で、スマートなアーバンライフにふさわしい次世代のフットウェアを体現しています。
「エイバ ローバーは、履いているシューズ、自己表現、そして都市の生活環境とのつながりなど、日々のあらゆるシーンでアスリートが自信を持てるようにデザインされました」と、エイバ ローバーのデザイナーであるエドウィン・クルーズは語ります。「長時間履き続けるための快適性、サポート性、安定性、軽さを備え、毎日、一日中履けるように設計されています」(公式webサイトより)
見るからにアーバンスタイルに映えるデザイン。さらにはランニングシーンで培われたテクノロジーも集約されていて、満足度の高い一足に仕上がっているんです。
ランニングシューズの先進テクノロジーを採用!
まずはスペック的な視点から「ナイキ エイバ ローバー」を見ていきましょう。
今作がただのファッションアイテムではなく、ライフスタイルを根底からサポートしてくれる所以は、ランニングに着想を得たフォルムと機能性を備えていることです。
一番のポイントは、ナイキのランニングシューズで多用されている「リアクトX フォーム」のクッショニングとイノベーションを取り入れていること。これは柔らかくて弾力性があり、かつ軽量性や耐久性も持ち合わせ、高効率のエネルギーリターンをもたらしてくれる最新の機能素材。実際に履いてみると、接地するやいなや心地よく弾むようなリターンがあり、次の一歩をスムーズに出せました。
ちなみに「リアクトX フォーム」はランニングシューズへの搭載が基本で、今作のようなスポーツウェアカテゴリーのアイテムに採用されるのは極めて稀とのことです。
アッパーは軽量性や通気性に優れたウーブンタイプ。フィット感もいいですし、蒸れにくいから長時間使用しても快適に過ごせました。特有の質感も個人的に好みです。
ランニングシューズ由来のディテールは、シュータンにも。先端部のクッション芯材を抜いたり、V字の切り欠きを入れたりして甲へのフィット感を向上。これも履いてみて、かなり心地のいいディテールでした。
インソールは、部分的に硬軟を切り替えた仕様。足裏をしっかりサポートしてくれます。
ラバーアウトソールはシンプルながら、優れた撥水性やグリップ性、柔軟性を実現。濡れた路面や滑りやすい床など、“都市部における悪路”に対応します。
フローモールドTPUオーバーレイによる新感覚デザインがかっこいい!
機能もすばらしいのですが、個人的にはデザインの優秀さも声を大にして伝えたいポイントです。
特徴的なのが、フローモールド(流動成型)されたTPUオーバーレイです。ミッドソール側面からアッパーの一部にまで覆われたTPU素材は、ドットパターンで逆ピラミッドのような凹凸を表現。TPUの厚みが薄い部分はアッパーの色が透けて見えていて、立体感を強調します。
全体的なシルエットはクラシックなナイキ ランニングシューズを思わせるのですが、細部のつくりや色合いには未来感があり、新しさを感じます。また、今回は“化石粘土”を意味する「フォスルクレイ」カラーを選んだのですが、これがまたGood。けっこう斬新なカラーリングだと思うのですが、シンプルなカジュアルウエアともなじみやすく、難なく合わせられるんです。
カラバリも豊富で、ブラックカラーもおすすめ。こちらは韓国のファッションデザイナーであるヘイン・ソとのコラボレーションによる限定モデルです。
【総評】新しいナイキ像をもたらす一足だ!
「ナイキ エイバ ローバー」、インパクトがあって見た目にも新鮮ですし、実際に履けばランニングシューズ由来の機能性に驚きました。これを履いてサッカーもしてみたのですけど、下手なサッカーシューズよりもグリップ力があり、ポテンシャルの高さを感じました。
これまでにない、新しいナイキ像をもたらしてくれるような一足だと思います!
問い合わせ:NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77
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文/奥家慎二 構成/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/小林知典