2025/08/20 12:00
⼩河 ⼼優(紫陽花は降らない)
Free Live Tour 2025「夏に揺れる」を完走し、勢いをつけているアイドル・グループ、「紫陽花は降らない」(通称:あじふらい)のソロ・インタビューシリーズの第5弾は、⼩河 ⼼優。自身のこれまでのヒストリーから、理系の趣味、そしてアイドルをはじめてからの自身の変化までじっくりと話を訊きました!
紫陽花は降らない、ハイレゾ配信中!!
INTERVIEW : ⼩河 ⼼優(紫陽花は降らない)
⼩河 ⼼優
理系で数学が得意、PCゲームや家電にも強い。それが、紫陽花は降らないの小河 心優だ。姉の影響で飛び込んだアイドルの世界で、自信をつけ、仲間と支え合いながら成長を重ねている。激辛好きで大食い、そしてヘアアレンジまで得意。そんな意外性あふれる彼女の素顔を覗いてみよう。
インタヴュー&文 : ニシダケン
撮影 :大橋祐希
高校時代は理系で、コンピューター系の資格も持っています
──⼩河さんはこの紫陽花は降らないが、アイドル初挑戦なんですよね。ここまで活動してみて、いかがですか?
⼩河 ⼼優(以下、⼩河):歌もダンスももともと得意じゃないので、振り入れでいつも苦戦しています。振りを全然覚えられなくて、先生の動きと自分のイメージがかけ離れていて、「変な動きしてる」とメンバーからよく言われます。
──そもそも、なぜアイドルをやろうと思ったんですか?
⼩河:小さい頃から目指していたわけではなくて、私が大学生になるタイミングで1つ年上の姉がアイドルになったんです。姉はもう卒業しちゃったんですけど、ずっとアイドルになりたいと言っていました。姉がアイドルとして頑張っている姿を見て「やってみたい」と思ったのがきっかけですね。
──⼩河さんはもともとアイドルにすごく興味がある、というわけではなかったんですか?
⼩河:そうですね。でも高校生くらいから徐々に「可愛いな」と思って見るようになりました。最初に好きになったのはGirls²さんというグループで、ライブにも通っていました。あとは、高嶺のなでしこさんも好きですね。もともとHoneyWorksさんの曲が好きで、「病名恋ワズライ」とかが大好きでした。あとは姉が聴いていたから、HEROINESに所属しているアイドルさんの曲も自然に耳に入っていましたね。
──子どもの頃はどんな性格でした?
⼩河:中学生の頃は自分で言うのもあれなんですけど、優等生だったと思います。学級委員長やイベント実行委員長を務めるような生徒でした。でも高校に入ってからは人前に立たなくなり、おとなしくなりました。
──得意科目は?
⼩河:数学です。高校時代は理系で、コンピューター系の資格も持っています。パソコンを触るのが好きで、エクセルで式を組むのも苦にならないですね。
──部活動とかもやっていましたか?
⼩河:小学校では陸上を3年間、中学では卓球を3年間、高校ではサッカーを1年間やっていました。サッカーは唯一楽しいと思えた球技です。でも他にやりたいことができて、部活を辞めたその後は地域のイベント作りなど、ボランティア活動に参加しました。
──なぜボランティアを?
⼩河:人と関わるのが好きで、普段会えない人と交流できる場に興味があったんです。高校生が主体で地域の方とイベントを作る活動をやっていました。
──もし、アイドルになっていなかったらどんな人になっていたと思いますか?
⼩河:普通に大学に通いながらバイトしていたと思います。以前は子ども向けのアミューズメント施設で働いていました。子どもが好きなので楽しかったです。いまでもたまに、リリイベに小さなお客さんが来てくれると嬉しいですね。
──アイドルになって変わったことはありましたか?
⼩河:ポジティブ思考になりましたね。以前は何事にも不安だったんです。前髪を切ったら心配すぎて、お姉ちゃんに一回写真を見せて「大丈夫かな?」って聞いたり、ミニスカートを履くのもちょっと恥ずかしくて家を出たあと、わざわざ帰って着替えることもありました。でも今はアイドルをやったおかげで、自信を持てるようになりました。
──お姉さんと仲が良いですね。
⼩河:はい。年子ですが、私のほうがしっかりしているとよく言われます。メイクや髪型などいろいろアドバイスをもらっています。
──アイドルを始めてから、ご家族の反応はいかがですか?
⼩河:母と姉はもちろん知っているんですけど、父にはまだ内緒です。見つかるまで隠しておこうと思っています。テレビやSNSでバレる日が来るかもしれませんね。
今でもプリキュアみたいな存在になりたい