直木賞作家・今村翔吾氏の小説をアニメ化「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」2026年1月に放送 / (C)今村翔吾/祥伝社/ぼろ鳶組一同
テレビアニメ「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」が2026年1月に放送される。この度、新たなキービジュアルと主要キャラクターの声優陣が公開され、声優陣よりコメントが寄せられた。
■「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」江戸の大火事に立ち向かう火消侍を描く
直木賞作家・今村翔吾氏の小説を原作とした本作は、明和の大火という史実を元に、江戸の大火事に立ち向かった火消たちの姿を描いた一大スペクタル。かつて、江戸随一といわれた火消侍・松永源吾と、彼の元に集った一癖も二癖もある仲間達が、火事という災害に悩まされた江戸の人々を救う物語となっている。
■イントロダクション
その大火をくいとめた火消侍を人はこう呼んだ……火喰鳥。
かつて「火喰鳥」と呼ばれた江戸随一の火消侍・源吾。訳あって火消を辞めていたが、突然新庄藩から仕官の誘いが来る。新庄藩の火消組は、金も無く、人材もおらず、周囲からさげすまれていた。妻・深雪の後押しもあり、源吾は頭取として崩壊した火消組を再建することに。一癖も二癖もある仲間を集め、“ぼろ鳶”とやゆされながらも「どんな命も救うのだ」と奮闘する源吾たちだったが、江戸では「狐火」という謎の連続不審火が続いていた。迫りくる災いに、諦めの悪い火消たちが奔走する、エンタメ活劇が開幕する。
■松永源吾役・梅原裕一郎コメント
松永源吾は、過去の苦悩を持ちながら火消として再び歩んでいく姿が、見ている人を魅了するキャラクターだと思います。普段はクールな彼ですが、人助けとなるとグッと体温が上がる瞬間が演じていてとても楽しいです。仲間を集め、自分の信じる道を進んでいくという熱い展開は、アニメーションにぴったりだと感じました。
また時代小説が原作というのは珍しく、せりふ回しなど、とても刺激を受けています。時代劇のエッセンスを取り入れつつ、アニメーションとして見やすいものになっていれば幸いです。原作ファンの方々もアニメから触れる方にも楽しんでいただけるよう、全力で演じさせていただきます。松永源吾役、梅原裕一郎 / ※提供写真
■鳥越新之助役・梅田修一朗コメント
時代によって描かれるヒーロー像はさまざまだと思いますが、「火喰鳥」は江戸で大火と闘い、命を守る「火消」たちの物語。新之助はまだまだ火消として未熟ながらも、源吾さんの隣で奔走する、調子のいいムードメーカー(?)な青年です。彼の活躍する場面もお楽しみに。鳥越新之助役、梅田修一朗 / ※提供写真
■寅次郎役・木村昴コメント
燃えています。誰よりも心優しいからこそ、誰よりも強くなれる。そんな寅次郎をお届けできるように精一杯演じますので、ぜひご覧いただけたらうれしいです。お楽しみに。寅次郎役、木村昴 / ※提供写真
■彦弥役・島崎信長コメント
まず原作小説を拝読して、これは面白いぞ!と。だからこそプレッシャーも感じておりますが、それ以上に作品に携わることが、彦弥と向き合い歩んでいくことが楽しみで仕方ありません。ほんと彼の粋なこと粋なこと。「天掛ける色男」、腰を据えてしっかりと演じて参ります。何卒よろしくお願い致します。彦弥役、島崎信長※「崎」の正式表記は「立つ崎」 / ※提供写真
■加持星十郎役・小野賢章コメント
僕自身、江戸時代や歴史物がすごく好きで、お話を頂けてすごくワクワクしたことを覚えています。当時の人たちが、現代の技術もない中、命を懸けて、命を張って、人々を火事から守るというドキドキするお話になること間違いないと思いますので、当時に思いをはせながら、熱く演じていけたらと思います。ただ、星十郎の最初の登場はおそらく、だいぶ人を突き放した、熱さとは無縁のところから始まっていくと思いますので、これから彼がどういう風に成長していくのか、人との関わりや出会いからどう変わっていくのか、ということも楽しみながら演じたいと思います。加持星十郎役、小野賢章 / ※提供写真
※島崎信長の「崎」の正式表記は「立つ崎」