秋元真夏 32歳誕生日にフォトブック発売 脳内にいるもう一人の自分が「背中を押してくれる」 - スポニチ Sponichi Annex 芸能 - Moe Zine

柔らかな笑顔を見せる秋元真夏(撮影・大城 有生希)
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 元乃木坂46キャプテンの秋元真夏(32)は、自分のことを「2人で1つ」と表現する。20日の誕生日にフォトブック「淡淡(あわあわ)」(幻冬舎)が発売。書中でエッセーに初挑戦しているが、家族やグループのことや結婚観などを執筆するうちに、引っ込み思案な素の自分のほかに、前向きな自分が脳内にいることに気がついた。スポニチ本紙の取材に「私を肯定して背中を押してくれる存在」と明かした。

 「もう一人の自分」の存在に気づいたのは約6年前。グループの2代目キャプテンとなった時期だった。当時は「メンバーへの物事の伝え方など、正解が分からず、人生で一番迷っていた」という。グループはアイドル界でトップクラスの人気を誇り、率いる重圧は大きかった。「必死にもがく中で生まれたのかも」と振り返った。

 それ以降、悩み事があっても心は安定した。卒業の時期なども脳内の“2人の会話”で決めた。最近では、前向きな自分に押されて英会話教室に足を運んでみたが…。「いざ教室に行くと、本来の人見知りな自分になっちゃって、あまり通えてない」と苦笑い。だが「行動に移せたことは成長」と胸を張った。

 23年のグループ卒業後、ドラマなど女優業にも進出しマルチに活躍。同じ乃木坂1期生の白石麻衣(33)、西野七瀬(31)ら、かつての仲間の多方面での活躍も刺激になる。「テレビ画面にいると、思わず手を止めて見ちゃいます」とうれしそうに話した。

 32歳を迎えたが、30代の目標は「和」とした。「自分を見た人が和む存在になれたら」という思いだ。まさに秋元自身を支える前向きな自分のように、多くの人を和ませて明るくする存在になることを誓った。 (山内 健司)

 ◇秋元 真夏(あきもと・まなつ)1993年(平5)8月20日生まれ、埼玉県出身の32歳。11年の乃木坂46オーディション合格後、学業専念のために一時活動休止。翌12年に4枚目のシングル「制服のマネキン」で復帰。必殺技は銃を撃つポーズでファンの心を射抜く「ズッキュン」。日本テレビ「ヒルナンデス!」の水曜レギュラー。特技は料理。

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