怪魚にホウボウ 笑顔の再開 元アングラーズアイドルのアナ、1年ぶり釣行 東北放送・西村美穂アナ - スポニチ Sponichi Annex 社会 - Moe Zine

人生初のホウボウを釣り上げ満面の笑み
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 【釣夢中】東北放送の西村美穂アナウンサー(22)がマダイ五目釣りに挑んだ。一昨年、14代目アングラーズアイドルとして釣り業界の発展に貢献。今春に大学を卒業し、同局に入社して以来初めての釣行となった。(牧 元一)

 海上で釣り始めから約1時間。掛かったのは奇妙な魚だった。

 「3分の2がマダイで、3分の1がクロダイみたいな見た目。船長さんも周りの人たちも“こんなの見たことがない”と驚いていました」と西村アナは振り返る。

 宮城・閖上の港から航程約2時間。狙うポイントは宮城と福島の間あたりだった。

 「タイラバで釣りました。アングラーズアイドルの時に初めて釣ったのがマダイでしたが、これまで餌でしか釣ったことがなかったので新鮮でした。タイラバの色によって釣れ方が違うので、近くの人の意見を聞いたりして、餌とは違う楽しさを感じました」

 アナウンサー業は多忙。午前3時起床、5時出社でニュースを伝える過酷な日もある中で、海に出ることを決意したのは釣りへの強い思いだった。

 「アングラーズアイドルは自分を形成する上でのかけがえのない経験で、私の核になっています。東京育ちの私が仙台に来てまず感動したのが海鮮のおいしさで、せっかくこんなに良い所にいるのだから釣りに行きたいとアナウンサーになってからずっと思っていました」

 奇妙な魚の後に掛かったのがサバ。周囲からは「マダイはサバと一緒にいるから頑張って」と励まされたが、次もまたサバ。その次はイナダだった。

 「イナダは引きが強くて重たかったです。40センチくらいあって“イナダが釣れたのだから大きなマダイも釣れる”とまた励まされました」

 ところが、その次も別の魚。人生で初めて見るホウボウだった。

 「愛嬌(あいきょう)があって可愛いなと思いました。鳴く魚だと聞いたので、試しに“鳴かないの?”と聞いてみたら“ボウ”と答えてくれました」

 マダイに挑み続けること計約6時間。結局、本命を手にすることはなかった。

 「難しかったです。タイラバに慣れていない感覚がありました。釣れている人は潮の流れを理解していて、キャストがスムーズ。私はその域に至っていませんでした。絶対にリベンジしに行きます」

 しかし、約1年ぶりの釣行で、改めて釣りの魅力を実感した。

 「海は素敵な場所です。釣っている時は日常の全てを忘れ、無心になることができます。定期的に来たいと思いましたし、これからアナウンサーとして、もっと若い人や女性が行きたくなるような発信をしていきたいと思いました」

 釣りを語れるアナウンサーは今後も業界の発展に貢献していくことになるだろう。

 ≪食べて「生命のありがたみ」≫釣ったホウボウは周囲から譲り受けたハナダイ、マゾイ、メバルとともに仙台の飲食店に持ち込み、料理してもらって食べた。「ホウボウは刺し身でいただきました。脂がのっていておいしかった。鳴いていたあの魚が自分の口の中でとろけた時、生命のありがたみを感じました」

 ◇西村 美穂(にしむら・みほ)2002年(平14)9月2日生まれ、東京都出身の22歳。立教大学卒業。現在、東北放送でテレビ・ラジオの定時ニュースや情報番組「Nスタみやぎ」のスポーツコーナーなどを担当。

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