キム・カーダシアン(Kim Kardashian)による米国発のシェイプウェア&ライフスタイルブランド「スキムス(Skims)」が、中東市場への進出を果たす。
カタールやサウジアラビアなどを含むGCC(湾岸協力会議)地域では、これまで一部のECサイトを通じてスキムス製品のオンライン購入のみが可能だったが、今回ドバイの高級ショッピングモール「モール・オブ・ジ・エミレーツ(Mall of the Emirates)」に旗艦店を構えることで、初の実店舗展開となる。
現地メディアによると、8月6日(現地時間)にモール・オブ・ジ・エミレーツの館内でブランドのプロモーションバナーが確認されており、出店場所は映画館付近になる見込みだ。公式なオープン日は現時点で発表されていないが、すでに地元消費者の期待は高まっている。
スキムスは2019年にキム・カーダシアンが共同設立し、包摂的なサイズ展開と多様なスキントーンカラーで急成長を遂げてきた。シェイプウェアに加え、ラウンジウェアやスイムウェア、メンズウェアまで幅広く展開し、ボディコンシャスドレスなどSNSでのバイラルヒットも多い。現在の企業評価額は40億ドル、年間売上高は10億ドルに迫る。
直近では、就寝中にフェイスラインを整える“顔用シェイプウェア”を発売し、女性のコンプレックスを利用していると、その是非を巡って議論を呼んだほか、2024年にはスキンケアブランド「SKKN by Kim」を買収。アパレルとビューティーの統合によるブランド価値強化を進めている。
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