【今年1番の名局】藤沢里菜七段 vs 黄翊祖九段【十段戦】【囲碁】
今回は10段戦の予選の対局見ていきたい と思います。黒番が藤沢7段、白番が 高一段ですね。 で、斜めのね、布石から始まりましたね。 で、こちらに、ま、これ定石ですけども、 え、白に打ちまして、これ戦いですね。 これはもう白からね、戦い仕掛けていき ましたね。で、ここね、本手ですね。この 受けないとやっぱここにで打つってか やっぱりま、すぐには白打ってこないん ですけど、こ次切りますよっていう手がね 、ちょっと嫌ですから なんかこうやって例えばですけどね、なん かこんな感じで風呂がなんか受けてると やっぱこうや 、ま、別に繋がってるんですけどちょっと 嫌な形にされますから、 ま、それから受けられてね。 じゃ、ここを 受けとくのね、本手なんですね。 で、こちらに打ちました。ま、これは状況 によってはこの白3つ捨てますよっていう 手ですね。 やっぱ逃げてばっかりだとやっぱどんどん 受けられて黒字がどんどん増えてくのが嫌 だということですね。逃げようと思えば 簡単に逃げれますけども、黒字が増え ちゃうんで、そ、状況によっては捨てます よと。 で、ここに打った手で、え、これで白石が 軽くなりましたね。ま、取られるにしても かなり小さく捨てることできましたね。ま 、ここ単にこうやって全体攻めてく。頭 出してくては上がられる手でしたね。これ どうしてこの瞬間白石が軽くなったかと いうと、え、例えばですけど、 ま、取りまして、ま、黒がと、ここに出れ ば取れるんですね。取れるんですけど、 ここに羽出して出る手がありましてね、 抑えることできない ですから。で、ま、でき、抑えれるんです けど、ま、こう切られてこうやって、 ま、これちょっとすごい嫌な形になります から黒切断されてしまってなので、 ま、取って だ、これ緩めるという形になるんですね。 で、こう出て、ま、霧まで入りますので だいぶ だいぶ黒が取れるんですけど、小さく 捨てることで成功しますから。炭も得して 辺も得できるので、これは軽くなりました ね。ま、白の 、白は不満ないのかなと思います。 で、こうやって取って、 え、今度は下片で戦いですね。 ま、下片はね、結構白石多い場所での戦い ですから、この戦いは白歓迎かなと思い ます。 ま、やはりね、以後のね、基本的な考え方 として、ま、相手の石の数が多い場所では ね、戦いを避けて、やっぱ自分の石数多い 場所では戦ってく。のがね、いいのかなと 思いますね。で、ここで、ま、こちらに 打った手、これ冷静というか足早ない一手 でしたね。これ一旦攻めやめますよって いう手なんですね。 ま、例えば そうですね。うん。何か、ま、ここら辺に 打って、ま、これ多分先定で効くので、 先手で渡りを阻止するっていう手はあるん ですけども、 ま、これはもう直接攻めても相当厳しい ですけどね。ま、これも考えられる進行 でしたね。ま、ただちょっとコスみつけ 伸びの交換がやっぱあんま白としては打ち たくないっていうことなんですかね。これ やっぱりね、攻めである程度必ず 線下出さないといけないですので、ま、先 にやっぱそうなって白打っますから、 やっぱちょっとあんまり白としては攻め たくないってことなんですかね。だったら もう、ま、字としてはっきり大きい手打っ ちゃおうということで、で、ま、プロに1 手かけさせてもやっぱ2000のね、あの 低い渡りですから、ま、これ1手かけて もらえるんだったらもう1白は好きなとこ 打ってますから不まんないっていう判断 ですね。で、この判断正しかったですね。 これは白が結局 白が足早になんか 大きいところ2手打てますから、これ白 特したかなと思いますね。 黒としてやっぱ 打った割にはちょっと低いのでこの形に やっぱり うん、 ま、結構薄いまだ味悪い渡り方ですからね 。薄いというここの左辺2連打大きいので 白は不まんないかなと思いますね。で、 こうやってで、この時にこちらに打った手 が黒を工夫した手でしたね。 これ そうすね。ここに打って、 ま、繋げば 、ま、黒いい形で渡れてますよね。そう いう意味なんですけども、この瞬間こちら に出た返し技がうまかったですね。ま、黒 が打った手もうまかったんですけど、白が 打った手もうまかったです。お互い 手筋の欧酬で、これはもうちょっと黒 受けれないですね。なんで受けれない かって言うとこれ受けてしまうと出られて 、ま、単に跳ねですかね。単に跳ねられて 、ま、次に ここ、ま、ここ切れないですよね。ここ 切るとダちゃうので、これなんか受けない といけなくて、 で、受けると切断されちゃうんですよね。 黒が受けれもこれ切断されたらやっぱ急に 黒厳しいというか危なくなりますからこれ 受けれないということでこれ振り返りに なりましたね。 でここに打った手がねえふした1手でした ね。これ先手で打つことできるんですよ。 これ先手で打つことはできますね。こう 先手で決めてからこの手順は白選べたん ですけども、ま、先手で打ってるんです けど、こうやってあんま打ちたくないと いう判断ですかね。ま、一応この図は選べ ましたけど選びません。ま、単に打ったの ですかさず黒こちらに打ちましたね。ま、 ただ一応ここに跳ねれてこの連打も大きい ので、ま、これは別に 、ま、白としては作戦通りというか予定 通りの進行かなと思いますね。で、ここに 繋いだんですけど、この手がめちゃめちゃ ちっちゃくてここで白がはっきりポイント 取ったようですね。ここまでいいシブだっ たんですけども、 ま、黒が打っとかないといけない手があり まして、ここ左下めちゃくちゃ大きたん ですね。これ黒が先手で打つことできたん ですね。ま、先手で打っつうのは形を決め ないといけなくて、ま、これは切りぐらい ですから 跳ねて当てまで先手で打てたんですね。 これ取ぐらいになりますから。これを先手 で決めてからで、ここ意外とその1かけ るってめちゃめちゃちっちゃいので、 ま、ここも手抜きましてなんか打ち込み ぐらい ですかね。どっか 。ま、打ち込みぐらいですかね。打ち込み ぐらい打ってれば全然いいだったかなと 思います。これ全然まだその 切断の方法つけ越しなんですけども結構 切断する形があんまり良くないんですね。 なんか こういう手だと 、ま、一応 うん、全然黒が戦えそう。ま、一応ここ 切ってくても、ま、伸びてても全然やれ そうですし、 ま、白が切断するのはこういう形ですけど 、これね、切断してもね、こう白が弱いん ですよね。外側が白の方が弱いので、 あんまり白うまく切断できないんですよ、 ここ。プロが手を抜いてもなのでちょっと 1かけた手がかなり全的に遅れてますから 字としてめちゃめちゃちっちゃい手を打っ てるのでここ白はっきりポイントを取り ました。ここまこの隅の出入りが めちゃくちゃ大きかったです。これ黒から 先手の権利みたいな場所だったので、ま、 字として出入れがでかすぎたんでね。 で、33ということで、 ま、33はこれはもう最低限度ではあると いうところで、 ま、これであればやっぱ隅結構字が大きい ので白としては不満ないかなと思いますね 。で、ここで、え、こちらに打ちます。 で、跳ねて 、ここに打って、え、ま、ただね、ここ黒 打ったんですけど、やっぱここに打って、 そうすね、これで一応抑える形があるので 、ま、黒切れるんですけども、ま、結構白 も大きな字を持つことができますので、ま 、この辺別に生きられても白やっぱ左下と かで結こう白G特白は不まんないのかなと 思いますね。 ま、ただ一応黒も左辺入ることには成功し ましたいうところで で、ま、ここはね、あの白が打たなかった ので黒が打ちましたね。 で、これは 、え、これ隅のね、味守った手ですね。 これ打たないとですね。ちょ、33入 るってか、ちょっとめちゃくちゃ気持ち 悪いんですね。ここに、ここに入られると めちゃめちゃ気持ちが悪いので、なんか ここら辺の桂マの具合とかがあって、う、 なかなか取れませんので、この黒っていう のは味悪すぎるので、ま、1体守ったと。 味悪いっていうか、ま、手になっちゃうと 思うので、ま、隅の具合守りました いうとこ。ま、字として大きいですね。 形成はやっぱ白が リードしてるかなと思います。 で、今白、ま、白リードしてるんですけど 、かなり細かい形成ですね。めちゃめちゃ 細かい。やっぱ黒もなんだかんだ巻き返し てますから。 ま、え、白はリードしてるけど細かいって 感じで、ここに打ったがね、ま、黒の勝負 手なんですけど、めちゃめちゃいい手です たね。で、ここに打って 黒狙ってたのが右上の甲だったんですね。 これがめちゃくちゃいい手でした。これ 部分的にはあんまうまくいかないんですよ 。だから一応部分的には持ち込みになっ ちゃうんですね。こう出られてけられて 、ま、こうやって 一応部分的にはこれ、あの、なかなか 生きれなくて持ち込みになっちゃうんです ね。これなかなかちょっと黒いきれないん ですがあれ目が全然ない部分的には 持ち込みになっちゃうんですけども右上の 高材作りだったんですね。それでいい手に なったと。 これ右上の甲で例えば白に謝らせることが できれば、ま、全部、ま、1回1回白取る んですけど謝らせることができればこれ すごい字が得なんですね。 で、これですね。 この手順がうまくて先にここのこう、これ 、これ打つ前に先にここのこう仕掛けると で、それからここに打ちますとね、これ 解消されちゃうんですね。この解消の出り も字がめちゃめちゃでかいので、こう 仕掛けてから打っても効いてくれないん ですね、なかなかこの手は。 というわけで 先に様子切ってからこうこれこうこれ 口材作りうまかったですね。 で、ま、これを口材で打つとこれが うまかったですね。で、ま、白が全部受け となりまして、やっぱ右上の子、これはね 、勝てたのですごい曲できたので、ここで 形成不明になったかなと思いますね。この 後はもう決成互角ですので寄せうまい方が 勝つという 合計になったかなと思います。やっぱ白の 、え、黒の勝負手ですね。この右下の 口材作りの勝負手めちゃめちゃうまかった かなと思います。 ま、この後は本当に反目勝負になりまして 、寄せがうまい方が勝つという合計になっ たんですけども、 ま、やっぱりその藤沢7弾の寄が めちゃめちゃ うまいですね。やっぱ細かい5になれば 勝てるっていう自信が相当あるのかなと 思いますね。で、ここまでで、え、 めちゃめちゃ細かい反目を争う勝負して まして、ま、ここで こうなって切られて すがれて 当て打たれて、ま、こちらに打たれた ところで白が投して黒の中押しがちとなり ました。ま、最後どうなってるかですけど 、まあ砂なんか 開けフとかすかここ出られて切られてこれ 取られちゃうんですね。 えっと、ま、 こういう振り返りなんですけど、ここの白 が全部取られちゃうんですね。で、白は ここの黒取れるんですけど、ま、これを 振り返りはっきり 、え、 黒が特から、ま、大体結構大差になっ ちゃうので仕方ないという判断ですね。ま 、白はこれ勝負手で 反目負け読み切って勝負手。ここで当てた のが反目負け読み切っての勝負手だったん ですね。ここに受けてたら別に何もないん ですけども、 ま、このままだと反目負けということを 読み切ってのね、勝負手だったかなと思い ますね。ま、例えば普通に寄せたらこんな 感じの ことには なるんですけども、 ま、これはうっぷり、え、 そうですね。 ま、こんな感じで決戦判断ですけどもね。 う、ま、このまま、ま、次白番ですから 、ま、ま、こ、ま、ここで判断すかね。 これで、ま、これで判断して、ま、 めちゃめちゃ細かいんですけど、黒が半目 とか1目半ぐらい残るということでの勝負 手だったのかなと思います。で、最後は、 ま、黒の勝ちとなりました。というわけで 今回ここら辺で終わりにしたいと思います 。よかったら 高評価とチャンネル登録もよろしくお願い します。ありがとうございました。
囲碁、第64期大和ハウス杯十段戦予選A、藤沢里菜七段 vs 黄翊祖九段の対局を解説したいと思います。
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