米国ファッション協議会（CFDA）は、2025年度の会員申請受付を開始した。応募期間は9月19日まで。
1962年に設立されたCFDAは、アメリカのファッションデザイナーの地位向上と国際的影響力の強化を目的に発足。これまでCFDAファッションアワードやCFDA/Vogueファッションファンドなどのプログラムを通じて、数多くの著名デザイナーや若手クリエイターを支援してきた。現在は400名以上の会員を擁し、サステナビリティや多様性の推進にも力を入れている。
CFDAは、アメリカファッションの世界的な影響力を高めることを使命に掲げ、創造性の卓越性、ビジネスの持続可能性、そして業界における前向きな変革を推進している。会員には、これらの価値観を体現し、誠実さ、独創性、そして明確な目的意識をもって事業を行うことが求められる。
応募資格は以下の通りだ。
米国市民、または米国内に本社を置く正式な法人であること
アパレル、アクセサリー、ジュエリー、テキスタイルのいずれかの分野で、独自の作品をデザイン・製造・販売してきた実績が最低5年間あること
小売店またはDTC（Direct-to-Consumer）での販売実績があること
メディアでの掲載実績や、強い発信力を持つソーシャルメディアでのプレゼンスがあること
なお、申請書の受け取りを希望する場合は、Membership@CFDA.com まで連絡する必要がある。
CFDAの会員になることは、ファッション業界での信用やネットワークを拡大し、国際的な舞台で活躍するための大きなステップとなるだろう。
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