To Heart フル3Dリメイク版 part16 松原葵 【Steam】
では始めます。 今日はね、 あれですわ。 あ井ちゃん、 あ井ちゃんルートで ニューゲーム。あ、それで 蒼井ちゃんは新1年生なんで序盤出てこ ないんすよ。序盤出てこないんでもう途中 から 途中からスタートしちゃいます。この4月 9日から これで行きます。 これホームルームだな。これ飛ばしちゃい ますわ。 よす。藤田雪っす。部活は帰宅部で趣味はごめ。以上よろしく。まだしばらく出ないかな。 い。 どこで出てくかわかんねえかんな。お昼休みに出てくんだよな。まずなんつがやっと進学器の実感が湧いてきた気がするな。 これは彼女も 彼女もシ1年生だ。 ちょっと待った。 これ設定で 何なってる?これ 青い。レガシー。レガシー。あ、いいんだ 。いいんだ。レガシーでいいんだ。 超能力だってすごい。 お昼休み出くはずなんだよね。 ぞ。あ、出てきた。やべ、やべ。知った。おい、なんで? あ、あの何か 女の子は顔をあげていった。 話の続き待ってんだけど。 話の続きですか? さっきエクストなんたらって言いかけてそこで止まってるだろ。 エクスト。 あ、エクストリームのことですか? そう、そう、それ、それ。 あ、えっと、エクストリームというのはですね、一旦口を開きかけた彼女だが、なぜか途中で言葉を切った。 あの、1つ聞いてもいいですか? え、 さっきの私の話ずっと聞いてくださってたんですか? ああ、まあ、後半からだけどな。たまたまそこを通りかかったら面白そうな話をしてたからさ。 え、面白そう。 その瞬間女の子の表情はパッと明るくなった。 もしかして格闘技を好きですか? おお。まあどっちかといやかな。 本当ですか? 大きく目を見開いて言う つっても全然詳しくはないぜ。プロレスとかたまに見たりする程度だから。 プロレスって言うたびにさ、藤田幸の名前は藤田和幸に見えんだよね。 いえ、それで十分です。 君は俺なんかよりも随分好きそうだけど。 それと女の子は強く大きくついていった。 はい。大好きです。 ちょっぴり防衛師のす々しく爽やかな笑顔だ。 いろんな技を研究して何度も何度も実践して少しずつ体がそれを覚えていく喜びはとても一言じゃ言い表現表せないほどの感動があります。そういう時格闘技やっててよかったって心から思います。 まっすぐこっちを見つめを乗り出しゴ 1 個はっきりとした口調で言うなんとなく迫力があった とことはやっぱ実際にやる方の格闘技なんだな。 え? いや格闘技の同会って言っても実際にやるのと見るのじゃ 180°違うだろ。 あ、はい。そうです。こっちはやる方の格闘技です。実際に自分たちで格闘技をやります。 へえ。 あのいい男子がウザストレーションの発散所を求めてのなら分かる気もするけど、こんな小柄な女の子がね、ほら確かに珍しいな。 あの、すみませんけど、お名前は? ああ、俺。俺は 2年の藤田博幸。そっちは、 あ、私は 彼女はこと咳払いして切除を伸ばすと元気を改した。 先日入学したばかりです。 1年C 組松原蒼井と申します。よく頭を下げる。今の時珍しいくらいの礼儀しい。 あ、そうそう。エクストリームについての質問でしたよね。 ああ、 エクストリームというのはですね、昨年度から開催された全国総合格闘技選手権のことを言うんです。 全国選手権。 去年の試合はテレビで中継もされましたし、今はビデオになってレンタルもしてますよ。ご存知ないですか?ビデオになってレンタルもしてますってのはやっぱ時代感じるね。 いや、聞いたことないな。 うん。一応格闘技議会では大メジャーなんですけど、一般の認知度はまだまだ低いのかもしれませんね。 で、それって結局どんな格闘技の大会? え、一は拠トんとした顔する。 だからそのエクストリームってやつはどんな格闘技で戦うのか。 あ、すみません。根本的なことの説明が抜けていました。エクストリームは総合格闘技なんです。 当時で言えばライトとかがね、今で今で言つか昔からあるけど UFCが総合格闘ゲ はい。エクストリーム大会公認のルールで行われる打撃あり、投げあり、関節技ありの総合格闘技選手権なんです。 バリトルール。 はあ。 大まに言うとルールはこうです。試合は 5分間の1 本勝負。大会指定のウレタンナックル及びレックの着用義務。 KOもしくはTKO で負け。肘期待の使用禁止。顔面に対する膝の使用禁止。倒れた相手への打撃技の禁止。目を狙った攻撃やその他 危険を伴うくの技の使用 禁止。 一方が寝技を仕掛けている限りレフェリーによるブレイクはなし。極力危険を抑えた上で多種多様な技術を必要とする格闘技。それがエクストリームなんです。 結局多種な技術つってもさ、基本的にやることって全部一緒だね。なんかキックにしても、あの関節技にしても大概なんか腕十字固めとかそういうのばっかだよね。おお。 その瞬間蒼いちゃんの背中から燃え上がるこの斧を吹き上がったかのより面 ところで先輩は何か部活動はおやりになられてますか? 唐突に蒼いちゃんはそんなことを聞く。 え?いや、別に何も 俺は正直に答えた。すると そうなんですか。 蒼いちゃんの表情がさらに明るくなった。 じゃ、じゃあもしよろしかったら、 あいちゃんツっと 1歩近づくと このクラブに入って私と一緒に格闘技を学びませんか? 輝く1でそう言った。 格闘技ってこの俺が はい。 私の度新しくエクストリーム出場を前提とした同行会を作ろうと思ってるんです。 ですが許可をもらうにはまだまだ部員数が足りなくてですから格闘技に興味のある方を探してたんです。 ちょ、ちょっと待った。格闘技なんて俺ごっこ遊び程度しかやったことがないんだぜ。 構いませんよ。この私でよければ基礎から応援しますから。こう見えても私小さい頃から空手の道場に通ってまして。 そういう問題じゃ。 俺は小声で呟いた。 あの、こんなに真剣に話を聞いてくれた人は先輩が初めてで私 そ、それはたまたま俺は苦笑いした。 先輩は格闘技にもかなり興味が終わりになりそうですし、入してくださればすごく心強いです。 参ったな。なことをいきなり言われても とにかく一度遊び気分で結構ですから練習を見学に来てください。あちゃ必 物質や体育館はまだまだ使えませんけど、放課後月曜日と水曜日以外は毎日学校裏の神社で練習していますから。 この学校裏の神社って許可取ってんのか? こんなとこでかよ。 見学だけで結構です。お願いします。 蒼いちゃん深く頭を下げた。 ひ向きさはビリビリと伝わってくるし、 一生懸命なのはよく分かるがだからって俺 に書く時なんてできるわけないし。 マシティはそのエクストリームって大会に 向けての同行会なんて意気込みがすごそう じゃないか。あいちゃん以外にもごっつい 連中が何も集まそうだし。さて、ここは どう答えたものか。 まあ、見学ぐらいなら、 まあ、見学くらいなら 来てくださるんですか? あ、ああ、 俺は頷いて答えた。 本当ですか?ありがとうございます。お待ちしてますから。 蒼いちゃん嬉しそうに笑った。確かに少しでは興味もあるしな。遠するくらいならいいだろう。どうせ暇だし。 大かゴら 今日は掃除登板だったりする。 適当放規で入ってはい。終わり。 何のイベントもなかった。 そうだな。あ、何日に誘ってくれたんだ。 せっかくだからあいちゃんのクラブ見学で も行くか。 実際に入るかどうかともかく活動内容を見 ておくのもいいだろう。どうせ暇だし。 どうせ暇だしって。さっきも言った俺は 蒼いちゃんが行っていた練習場所へ向かっ た。 学校の裏手に古い神社がある。何を祭って あるのかもよくわからない寂れた小さな 神社だ。でも結構綺麗な神社だね。今じゃ ほとんど誰も寄りつかずすっかりただの 空地と貸している。Aの格闘技少女青 ちゃんはもうこ毎日ここで連勝してる らしいがというわけで来ては見たもののを 見回してもどこにも青いちゃんの姿はない 。うん。おかしい。彼女より先に来ちまっ たか。しょうがない。もうちょっと待って みて。それでも来ないなら解除しよう。俺 お道の階段に腰下ろししばらくそこで待す ことにした。 で、クラブのメンバーって全部で何人 ぐらいいるんだろう?あの時ちゃんが同会 を作るための規定数に満ちない。満たな いって言ってたからかなり少ないってこと だよな。あと話の内容からすると彼女が クラウの代表みたいな感じだけど 本当のところはどうなんだろう。うーむ。 実は詳しいことはほとんど何も聞いてない んだよな。こんなことを考えてると ズバン 何か思いっきり叩いてな。そんなはのいい 音が当たりたいに響った。 相当な音。 相当体重が乗ってないとこんな音出ない。 音は一定の感覚で繰り返される。うん。 一体何の音だろう?僕から聞こえてくるん だろう。 誘われるようにして音の発生と思える方向へ歩いてくとそこには あいちゃんめっちゃ体重そこではサンドバックを相手に 1 人蹴りの練習をする蒼いちゃんの姿があったの音は蒼いちゃんの蹴りがサンドバックに叩き込まれる音だったのだ。 ズばら ちゃんから想像もつほど凄まじい白ピに なった。 後ろ足による冗談しり の伝えるだろうか。早い上に切れもあるか あんなに強く蹴ってるの全然バランスを 崩さない。おワンツー 治療と綺麗なホームになることはあ すっげえ。 俺の口から自然と簡単な息がもれる。 正直空をやってるなんて聞いた時も女の子 だし大したことはないだろうなんてをくっ ていた。 とんでもない間違いだ。彼女は小心照正面 の格闘だぜ。 の蒼いちゃん 驚かさないようにちょっと抑え気味の声で首がけてみただが蒼いちゃんは気づかない。かなり集中してるみたいだ。もう一度呼んでみよう。 蒼いちゃん。声が激しいけるの音にかけ、感情の耳には届かない。じゃあ今度はもっと大きな声で。うん。と思ったがやっぱりやめた。あんな真剣にやってるんだし。ジャするもなんだな。落つくとして待とう。 サンドバックのチェインシム。 蒼いちゃんはゆサンドバックに抱きつくと 動きを固定して深く息を吐いた。 肩が激しく上下している。そして1駅つく と足元のスポーツタオルを拾っての汗を 眠った。どうやら人休みするらしい。よし 、声をかけよう。 すげえ蹴りじゃん。 さすがに今度は気づき。蒼井ちゃんこっちを振り返った。 あ、俺を見てちょっとびっくりしたような顔する よ。 俺は片手を上げて挨拶した。 田先輩。 あいちゃんはこぼれるような笑顔を浮かべ小ばにかき寄ってきた。 来てくださったんですね。 はあ。ブラッド見物にね。 ありがとうございます。嬉しいです。 あいちゃんは額体の汗をっていった。 実は見学者は先輩が初めてなんですよ。 あ、マジ? はい。ですからとっても嬉しいです。できれば見学だけとは言わず練習にも参加してみてください。ただ見ているのと実際に参加するのでは受ける印象も違ったものになると思いますよ。 まあね、俺は苦笑いして裏づいた。 でもまあ今日は見てるだけにするわ。 そうですか。 だから蒼井ちゃんは俺に構わず練習を続けなよ。 はい。でもちょうど今から休憩しようと思っていたんです。 そうなんだ。 はい。 あいちゃんはそういって歯にかもと腰しお下ろした ところでさ、 俺は聞いた。 はい。 蒼いちゃん以外他には誰もいないみたいなんだけど。 俺は周りを見渡しながら行った。 え、 他のメンバーは? あ、 休み。 い、いえ、そうじゃなくって、あの、 お、 まだ私1 人しかいないんです。この同行会。 1 人って蒼井ちゃんだけってこと? はい。 蒼井ちゃんは恥しそうに裏た。 ああ、俺はまたてっきり元々そういうのが好きな連中が何人か集まってできた同会なんだと思ってた。 だったら良かったんですけど。 そうか。1 人か。そりゃにも気合が入るわな。 ええ、学校に同行会を認めてもらうには最低 5人のメンバーが必要なんです。 だからうちは 青い、広雪、明り、司法、あと正か。 あと4人必要ってか。 はい。そうなんですけど、そのたったの 4人がなかなか集められなくて、 おいちゃんは上を向いてふーと息を入った。 学校からの許可さえ降りれば物質や練習場所が借りられるらしいんです。 そしたら雨の日だって練習できますし、部ヒで練習用の器具とかも変えますし、体操に着替える行為室だって。 そういえば行はないの。蒼いちゃんどこで着替えてるんだろう。やっぱこの配信の中でだろうな。 うん。 いや、宝ってどうってわけじゃないけど。 とにかく1 人じゃダメなんですよね。せめて 2 人いれば片方がキックミットを持ったりとかもっと有効なトレーニングができるんですけど。 おお。 でも おいちゃんすっと深くすると木を取り直したようにニニコって笑った。 私1 人でもなんとかやっていくつもりです。 なんかその映画ちょっと疑い感じがした。 よし、休憩終わり。 え、もういいのか? はい。汗が完全に引いちゃわないうちに始めた方がいいんです。 ああ、 それじゃあ今日はせっかく先輩が来てくださったんですから空手の型を通じて基本の技を色々披露したいと思います。 おいちゃん。そう言うと後ろ下がった。一気をす構を取る。 では始めます。 その後蒼いちゃんは素人に分かりやすい解説交ながら色々な技を披露してくれた。 そが見えないのね。最初は適当に見物してからすぐに帰ろうと思ってたんだが結局その日はずるずると夕暮れまで戦き合ってしまった。 藤田先輩今日はわざわざありがとうございました。 もう6 時ぐらいまでやってとっても楽しかったです。 ああ、そう。 はい。もしよければまた来てください。月曜と水曜は個人的な都合でお休みですがそれ以外は毎日ここでやってますから。 真っ赤を浴びながら蒼いちゃんは笑顔で行った。ああ、 その笑顔を前にしてはとても断りきす。俺曖昧な返事で答えた。 うん。 待っててくれよ、俺の勝さん。 あ、今日も色か。 おいちゃん、今日も霊の霊の神社の裏で 頑張ってんのかな?俺はサンドバックを 相手に1人黙々と練習に仕込む蒼井ちゃん の姿を思い出した。素直で一生懸命の青い ちゃんはついつい応援してしてあげたく なる女の子だ。知り合ったのも何かのだし できれば霊の同行会設立に何らかの形で 協力してやりたいもんだ。 そういえばこの前の別れはあいちゃんは俺 にまた来てくださいねって言ってたよな。 やっぱりあれば俺がクラブに入ることを 少なからず期待してるってことだろうな。 いや、もしかしたら今も練習しながら俺が 来るの待ってるかもしれない。うん。だ から言ってどうしよってんだ。 前みたく見学して帰ってもいいが、あれて結構彼女の練習のたげになってるんだよな。 1 番いいのはもちろん俺はブに入ってやることなんだろう。まずは同行の規定人数を集めることがおちゃんの第一目的だしな。入部するのは簡単だとしてその後が問題だよな。俺には格闘技なんてできるわけないし気もない。 一方のおいちゃんはエクストリームという 大会を目指し、毎日ものすごい意気込みで 練習に励んでいる。一生懸命やってる横に 俺みたいな半端なやつがいたら書い てっぱりになるのがうちだろうし。という わけで入部はなしで入部するべきがない なら思わせぶりな態度で顔出していたずら に期待を抱かせるのもやめた方がいいよな 。そんな行くのもやめてな。なわけで ごめんな。蒼いちゃん。力になってやり たいのは山々だけど、俺たちは住む世界が 違いすぎる。同行会のメンバーはこんな俺 みたいな素人より実力のあるやつを見つけ た方が無難だぜ とかなんとか言いつつもやっぱり気になっ てきてしまうんだな。これが ちょうどあの紫色のが見えるね。紫色のが ここにあります。 蒼いちゃんの魅力が操作せるのか、それともただ単に俺がお切か開なのか。ま、せっかく来たんだし、ちょっとだらけあ蒼いちゃんの顔でも見ていくとしよう。俺は練習場所へ向かった。 は? あいちゃんは前回と同じ場所にいた。相変わらずすごい迫力で練習に打ち込んでいる。 冗談増えり 熟足のつ先膝星の回転を生かしたスピード のあるらしい。嫌率は高く試合でも多様さ れるという青いちゃんの得意技だそうだ。 当たる寸前までキルガーの足の膝を曲げ 当たる瞬間に逃すのが威力を高めるコツだ よな。 近づくとこっちは声をかけるより早くあちゃんが振り返った。俺の顔見た途端大きな目を見開いて表情を滅せた。 藤田先輩 よやってるね。 あいちゃんは練習を中断しこちらへ寄ってきた。 また来てくださったんですね。 本当に嬉しそうに言う。までずっと俺も待ってたかのような笑顔。もしかするそうなのかも。 だからこそ俺が来たことにもすぐ気がつい たのかもしれない。 もしそうなら嬉しいよな。ま、別にこの俺 がというわけじゃなく、蒼いちゃんは クラブのが増える喜んでるだろうけど。 しかしこの嬉しそうな目やっぱり俺が クラブに入るの存だろうな。 いつまでも期待をいかせたまじゃあ悪いし、他が 1つはっきりと とりあえず先に行っておくけど俺はこのクラブに入る気なんてないからって言うべきなんだろうけど、この目を見てると言いづらいんだよな。 今日も見学ですか?それとも あいちゃんから聞いてきたし。 もしかしてこのクラブに入ってくださるとか? え?いや、今日はちょっと蒼井ちゃんの顔を見に寄っただけなんだけど。 俺は疑くながら言った。私の顔ですか? そうそう。練習してる蒼井ちゃんの一生懸命な顔が見たくってさ。 え? 大きを開きひょトンとするあちゃん中でじわっと方を染め背落とす。そりゃそれなかなかこんなこと言わんからね。 かからかわないでください。 え、そんなつもりじゃないって。単純に純粋に蒼いちゃんの練習してるとこが見たくなったんだ。 ちゃんです。 そ、そんな私の練習してるところなんか見ててつまんなくないですか?蒼いちゃんを節めがちに目を向けて開いた。 そりゃ面白いよ。 あ井ちゃんの練習見てるだけで飽きないし。 え?どうしてですか? おお。蒼井ちゃんって滅ったにいないタイプの女の子だし興味あるっていうか。 滅たにないタイプですか? だってさ、実際珍しいだろ。つも日がくれるまでサンドバック相手に格闘技を練習してる子なんて。 言うと。 そ、そうですよね。普通の女の子はこんなところでサンドバックを蹴ったり殴ったりなんてしませんから。 あいちゃんは気なく笑った。 確かに私変わってますから。 おお。 おまず言葉に詰まる俺。 まった。余計なこと言ったか。しかし蒼いちゃんはそんな俺をフォローするかのように明るく覚えんだ。 私自分が変だってことよく分かってるつもりです。周りのみんなとは考え方がずれてるっていうか。 え、いや、そんなことは だけどそれでもやっぱりこういうことが好きでやめられなくて。 あいちゃんゆっくり視を落とした。 私普通の女の子が知ってるような楽しいことってほとんど知りません。 クラスの子たちの話題には半分以上ついていけないし、友達からもよく蒼いは色々損をしてるって言われます。 そう言うと蒼いちゃん再び顔をあげ でも まっすぐに俺の目を見た。 それでも私は普通の女の子たちの知らない喜びをいくつも知ってるつもりです。 毎日少しずつ強くなっていく充実感やその努力の成果で試合に勝った時の喜びって普通の子には決して味わえないことですよね。 だから自分が変だって分かっていても間違ってるとは思わないようにしてるんです。私は私らしければいいってそう思うように努力してるんです。 きっと格闘技をやっている時の私が 1番私らしい気がしますから。 うん。 なんていうか蒼いちゃんの2 つの瞳には光が宿っていた。夢と目標をまっすぐ見つめてる強い石の光だ。それが眩しく輝いて見えた。俺はそんな青いちゃんをかっこいいと思った。 あ、すみません。私たらいいきなりこんなことを。 あいちゃんは両手を組んで恥ずかしそうに目をせる。私を私らしければいいか。うん。よくわかる。 いつも一生懸命なおいちゃんが言うからこそすごく説得力のある言葉だ。さ、何かてください。 そんない黙らないで。 いやあ、輝いな。 え、 人間ってさ、やっぱ何目標に向かってる時が一番輝いて見えるよな。 先輩、もう、 もう蒼いちゃんの方がさらに赤く染まっていく。こ れは好きだな。 その瞬間おいちゃんびっくりさ表情になる。あ、いや、そういう意味じゃなくてちょっと誤解されそうな言い方をしちまったか。 いや、そ、つまり言た方かったのは 自分らしくするという考え方が好き。 自分らしくしたい。 その方が好きってさ、 俺は言った。 本当はさ、どんなやつでもみんな持ってるんだよな、そういう気持ちって。 え、 みんな自分だけが持つ価値観ってやつがあってさ、本当はそれを大切にしたいんだけど、周りからはみ出すのが嫌ではっきりそれを認めることができなかったり。でも蒼井ちゃんにはそれが言えるんだよな。 そう言えたか。羨ましいよ。 そ、そうですか。 うん。俺も真似したいって思う。 そ、そんな私はただ おいちゃれた風に笑った。結局その日もまた夕暮れまで練習に付き合ってしまったという話です。 あいちゃんと中が深まってくよ、だんだん 。 ととと。 あ、マルチェだ。 ああ、 落ちる。 す、すすす、す進すみません。 あ、ま、私たら本当に閉じていつもいつも 失敗ばっかりしちゃってその上人様にまで ご迷惑を まあまあ少し落ち着けよう。あ、はい。 あ、今日もいる。 よし、ちゃんのとこに行くか。 はーい。そこの暇をとこ。 その日はまた夕暮れまた蒼井ちゃんの練習に付き合った。夕やけ空の真っ赤な炎を解けながら蒼井ちゃん本日最後のスパートを行っていた。サンドパックをけるちゃんの鍵が長く伸び、木の下に腰しかけておるまで届いてる。を流し一生懸命頑張らちゃん。 さて、何もせずただぼっとその姿を眺めてるだけの俺。 おお。お前もそうやっていつまでもフラフラしてねえで。何かこうビシっと 1つのことに打ち込んでみたらどうだ? は? もっと青春を眩しく光り輝いてみろ。眩しく光り輝いてみろっか。一体どの口が言ったのやら。 にくまいちゃんの姿を見ながら俺はぼんやりと呟いた。 俺の青春でくつぶってるよな。 先輩。 を蹴らせた蒼いちゃんが俺を呼んだ。 あ、 考え事をしていたせいでバカ丸の顔で返事する。 あの、そろそろ紐落ちてきましたし、今日はこのくらいにして帰ろうと思うんですけど。 あ、ああ、そう。 俺は表情を引き締めながら立ち上がり、 尻りについた砂をパンパンと払った。 いちゃんは後片付けを始める。タオルを きちんと畳んでスポーツばっかにしまうと 木の枝に吊りしたサンドバックをドスンと 下ろした。木の枝にさあでも太い太い木の 枝か。 サンドバック結構重いもんね。練習が 終わった後サンドバックいつも神社のお道 の遠したり 俺が持ってくよ。こんなんでもなんと 40km もだった。さすがに女の子には重たいのでこれだけ前回も俺が運んだ。 すみません。いつも いいっていいっていよ。 2 人で運めばいいんじゃねえの?俺は重たいサンドバック持ち上げて踊り運んだ。ライロン袋に入れての下に担つける。 これでよし。40km ってね。相当重いよ。地ほどで 40kmぐらいの運ぶね。 俺は蒼いちゃんのところへ戻った。 怪しに戻ると何やらちゃんが立ったまま木 の影でモゾモゾとやっていた。見ると スカートの下に手を入れて体操を抜いてる ところだった。友を通って片足ずつ足首を 通過する。青いちゃんはネイがそれを パックにしまうとかと思って肩物は蒼いだ 。 そしてようやく俺の視点に気がつく。あ、 やだ。み見てたんですか? 結構遠いな。鉄と抑さえ困ったような恥ずかしい恥ずかしいような必殺の表情で俺に見る。かい。 いや、その 俺は笑ってごかす。 そうだよな。やっぱ履いたままじゃ無れちゃうもんな。ああ。 何を言っとるんだ俺は。あ、そうだ。 よりも青いちゃんに言っとくことがあったんだ。俺は気をし取り直し度咳払した。 なあ、蒼いちゃんところでさ、 実にない真面目な顔で はい。何でしょう? あいちゃんは筋を伸ばして俺の顔を見た。 実はさっきからずっと考えてたんだけど はい。 俺も一緒に練習やってみようかと思う。 え、 おいちゃんとんどする。 ほら、やっぱ俺も男だし、体がうくっていうか、見てるだけじゃつまんないし。 ほ、本当ですか? ああ、俺はとなついた。わずか曲がって はあ。 まるでパッと鼻が開くように蒼いちゃんの表情が明るくなった。 そ、それってつまりこのクラブに入っていただけるってことですか? いや、まだ入るって決めたわけじゃないけど、体験入部ってのはなしかな? ありです。はい。もちろんありますよ。 体験入会。 じゃあ1つその体験入ってことで活動に おいちゃんは深い息と共に胸元に手を当てた。 次からは先輩も一緒に練習してくださるんですね。嬉しいです。 脱用が書かれて まあ足引っ張りだろうけど頼むよ。 俺は苦笑いしながら言った。 でもどうしてそんな突然やる気に何か理由でも 理由かそうだな。 C て言えばやっぱり格闘技をもっと詳しく知りたくなったからかな。 俺は言った。 元々格闘技は好きな方だし実際に技を覚えるのもいいかなって思ったんだ。 ま、見てるよりやった方がいいね。 そうですか。 あいちゃんにっこれと笑った。 あいちゃんもう言ってたろ。格闘技は本当に多くが深いって。やればやるほど面白いって。 毎日自分が少しずつ強くなっていく充実か。努力が実った時の喜び。そういうの少しでもいいから俺も感じてみたいと思ってさ。 先輩。 あいちゃんは村元に手を当ててじと感動したようについた。 はい、わかりました。少しでも格闘技の面白さを分かっていただけるよう私も努力します。 というわけでよろしくな。 はい。 ちゃんは元気に裏付いた。 今日の1発目 猫っちゃさんからのおはきです。ちゃん、 こんばんにゃ。はい。こん 。 ひゆき あ、今日もいる。 よし、クラブに行くか。 おかしいな。神社に来たが、おいちゃんの 姿はない。どうしたんだろう。 あ、そうか。忘れてた。月曜と水はクば ない日だった。しょうがない。空でも眺め て帰るか。 雲を見てると落ち着くな。そうやって しばらく無意味な時間を過ごしてから帰っ た。 何もないんだ。 その前に蒼いちゃんいたけどね。 そいはいない。 蒼いちゃんクリアしたらこちゃんだな。次 に これもさっさと帰りますか。さて、これ からどうしようか。 あいちゃんに会いに行きます。 よし、クラブリって練習だ。今日から俺も 参加するんだよな。 前回の約束通り、その日から俺は実際に 格闘技の練習を始めることになった。指導 するのはもちろん蒼いちゃんだ。練習初日 の今日は新たにおけ基礎的なことから教え てもらうことになった。今でこそ色々 混ぜ混ぜのオリジナルスタイルの格闘技 やってる青いちゃんだが、幼い頃から習っ ていたという空手がその基本スタイルに なってるという。 あいちゃんは体操服に俺はジャージ姿に着替え練習上へ。 いいですか?まずは正しい拳の握り方から説明します。 拳の握り方? あったな。拳の握り方。親指入れるか、親指出すかみたいな。 はい。ボクシングでは拳はインパクト時にだけ握りますが、空手は拳や手を痛めないように最初からしっかりと握るんです。 全然親指の花じゃなかった。 ほう。 ではまず小指から順に指先で付け根を押さえるようにしっかりと握ってください。 付け根を押さえるように。 そうです。そして最後に親指で人差し指と中指をぐっと押さえます。 こう。 はい。そんな感じです。 自分の指を握るような感じだな。 実際にパンチを当てる部分は人差し指と中指の付け根部分です。拳の中で 1番硬い部分ですよね。 なるほど。 あと打つ時は決して手を曲げないようにしてください。負担がかかって首を痛めてしまいますから。 分かった。 その他にも基本な立ち方や構い方ないちゃんは自分の練習のけで 1から10 までこと細かに指導してくれた。 上達への近道はまずは基礎をしっかりと身につけることです。同じことを何度も何度も繰り返して無駄のない効率のいい動きを体覚えてください。 何度も繰り返しね。 あの基礎練習をつまらないとは思わないでくださいね。熟連車でも行きつくところは基礎練習なんです。基礎にこそ色々と学ぶことがありますから。 分かった。 今日の立ち方と構え。 参戦立ち前屈だオークスだヒョの剣上受け 外球宇中継の攻撃すぶり中段付き上段付き まさに超地味な練習だった音師を言うと やっぱり俺もビシビサンドバックをけ殴 蹴ったり殴ったりするような派手なレチが したかった。だが一方で基礎が最も大切だ というよりつも分かるのだ。 おいちゃんも一生懸命教えてくれてるし、こうに下がって人を受けよう。結局その日は俺に来を教えるだけで夕暮れを迎えてしまった。あと片付きは住んで入り時が整ってから青いちゃんが笑顔で俺に行ってきた。 先輩ってセンスがいいんですね。 う、 基本の1つ1 つがすごく綺麗です。とても初めてとは思えないくらい。 そう。 はい。 シフトウェイトとか力の抜き方とかよく分かってるっていうか。 いやあ、いおせでも褒められば嬉しい。照れながら俺は言った。蒼いちゃんの教え方がいいんだよ。 あいちゃんの教え方がいいんだよ。ポイントが的確で分かりやすいよ。 私はただ以前自分が習ったことをそのまま教えただけで、 またまた謙遜して。 そ、それよりもやっぱりこういう体を動かすことは本人のセンスですよ。 うーん。センスとか言われてもいいまいピンとこないな。 具体的に言うと運動神経とかリズム感がいいと思います。 ああ。 まあ一応昔から興味のあることだけは割と飲み込みが早い方だったけどね。 それはセンスのいい証拠ですよ。羨ましいです。私なんかセンス最悪ですから。 そうかな?そうは見えないぜ。 一応努力でフォローしてるつもりですから。 絶対にそれが蒼いちゃんのポイントだって。よし、俺も蒼いちゃん見たく努力するぜ。 はい。 しっかり基礎トレーニングを積んで筋力とスタミナをアップさせれば私なんかはすぐに追い抜きますよ。え、そりゃどうかな? いえ、絶対です。ただ技術やセンスだけではダめですよ。基本の体を鍛えないと強くなれませんから。 そうだな。よしゃじゃその辺も頑張るよ。 はい。一緒に頑張りましょう。 16時 なんか時間の流れが微妙になんか変じゃ ない?16時 あれ なんか時間の流れが微妙だったな。15日 何時から何時まで練習してたの?あれ? あ先輩。 そこに偶然青いちゃんが現れた。手にお弁当袋を持っている。 先輩1人でお食事ですか? うん。まあ、蒼井ちゃんも はい。一緒の友達が今日はお休みで、あの、ご一緒してもよろしいですか? ああ、もちろん。どうぞ。どうぞ。 じゃあ失礼します。 あいちゃん俺の役に故障した。 いつもここで食べられてるんですか? いや、いつもは教室で食ってるけど、今日はたまたま良かったからさ。 そうですね。せっかくこんなにいい天気だし、外に出ないともったいないですよね。 おいちゃんは膝の上に弁当置いて広げ始めた。弁当箱の歯蓋を開ける。蒼いちゃんの弁当か。卵焼きのやつ。 おかつのご飯が半分ずつ入っていた。俺がしげしげつめていると あ、あんまり見ないでください。い恥ずかしそうに言った。 なんでいいじゃん。すげえうまそう。それってお母さんが作ったのか? はい。 おくんとなく 合成じゃん。隠す必要なんてないだろ。 私のお弁当箱って多分普通の女の子のより大きいから恥ずかしくて。 伝統は大きい。 このセルが何ともほましく俺はおまず 吹け出してしまった。 おいちゃんの顔がカくなる。俺は どっちもハートだね。運動してるから 当たり前だという。それ多いな。太るぞと いう。 下選んでみくっか。セーブしとこう。 セーブしといて。そりゃ太るぞ。 そりゃ多いなあ。太るぞ。 腹かうように裏行った。 あ、 あいちゃん恥がしそうにないしまう。 1 度太っちまうと後が大変だぞ。 特に女の子のダイエットは難しいって言うからな。 銀って何だっけ?まか任命に普通に伏せてまうか。 と太っちまった後が大変だぞ。 俺のセフじゃなくて やっぱりそうでしょうか。 詳しくは知らないけど。そ、蒼いちゃんは何やら深刻な表情で考え込んでしまった。少しして顔あげると あ、あの先輩 お ももしも好きなおかずとかがあったら食べていいですよ。 おかずっていうか炭水物だろうね。ごめだよ。ごめん。 マジやそれ。嘘、嘘。情報弾だって。 え、 それくらいちっとも多くないさ。蒼いちゃんは運動やってんだから少ないくらいだろう。 え?あ、 なんだ?蒼あ蒼いちゃん。 本気にしたのか? あ、あの、 しょうがねえな。大体青いちゃんは格闘家なんだから、もっといっぱい食べて体力つけなくちゃいけないだろ。 そ、そうですけど 大丈夫。運動してりゃ早そう太ったりしないって。さっきはちょっとから辛かっただけさ。 から辛かった。 あいちゃん大きな目をパチッとまたかせた。 ようやく俺の言葉を理解する ももう先輩ひどいです。 コンコンコンってしてる。あ、目を叩いてるような音がする。ポコンポンって青いちゃんを照れたように怒ったような照れた照れたような怒ったような笑ったような複雑な表情でポクポクと俺の胸を叩えた。 あ、ごめん、ごめん。 う、 笑っていたが、あいちゃんのポクポが実は結構痛かった。さすがだ。この後俺とあいちゃんは楽しく一緒に昼飯を食べた。しばらくして。 ところで先輩はいつもパンなんですか? 俺の手のものを見てあちゃんが聞く。 ああ、俺んちって両親友働きだから母親も忙しくってさ。大体これかな? そうなんですか。 ちょっぴり同場するような目をする彼女。よし、ここは 1つ。 そりゃ俺だってさ、たまには愛情のこもったうまい弁当が食べたいさ。 俺あれ誘う声で言った。 先輩。 パンはもう飽きたよな。 ちょっとわざとらしく横目ちゃ見た。 あ、あの、じゃあもしでよければ今度 弁当を作ってきてくれるか。 キラキラ輝いた目です。さず俺が言うとかいちゃんは言葉をやめた。 よく考えたら私お料理とかあんまり得意じゃないんでした。 あいちゃんそう言って苦笑いした。 あ、なんなら私のお母さんに いいや。 あいちゃんの言葉を遮っている。 うまい下手は関係ない。料理は心だよ。 料理は心。 料理やって誰だっけ?料理やって誰だっけ?顔は思いかぶんだけど名前が出てこない。 そうさ。誰かに食べてもらいたいというその心が肝心なんだ。その心が料理を最高に引き立てるんだ。 少しの間考えてから。 そうですよね。じゃあ私が作ってきます。 あいちゃんは笑顔できった。 本当か? はい。 やった。 どこかでファンファーレが鳴ったような気がした。 でもあまり期待しないでくださいね。私手先がぶきっちょで。 いい。蒼いちゃんが作ってくれるってだけでもオッケーだから。 武器ちょ久しぶに聞いたわ。ちょ、武きちゃってほぼほぼ死だね。そう言うと蒼いちゃんは照れ笑いした。 おら、おめえらどん の練習かな? 休みだよ。 ガの練習です。 よし、今日も蒼いちゃんのとこに行って 格闘技の練習だ。 ジに着くとすでにもう体操儀に着替えた青いちゃんがいて円の下からサンドバックを引っ張り出してるとこだった。 えっす。あちゃん 声がけそれを手伝う。 あ、先輩おはようございます。 よっしゃ。蒼いちゃんも早いな。 はい。短い練習の時間ですから少しでも早く来たいと思って。 さすが練習熱心だな。関心関心。 そ、そういうわけじゃ。 懐かしそうに笑う蒼いちゃん。俺はサンドバックを担いていき、大きな木の下で下ろした。の枝には野が巻き、巻かれていて、そこにフック付きの金が取り付けられている。このフックにチェーンを引っ掛けサンドバックを吊るす。結構あるがいさではない。 よって。 これでよしっと。 どうもありがとうございます。 何言ってんだ。一緒に練習するんだぜ。ありがとうねえだろ。 あ、そうでしたね。 そうそう。あいちゃん 1 人の時どうやってあれするんだ。俺が頷いて言うとあいちゃんは何やら嬉しそうな子がんだ。 どうかした? あ、いえ、その、 お、 なんていうか、やっぱり楽しいですよね。誰かと一緒に練習ができるっていうのは。 そう。 はい。と、 俺がいて嬉しい。 はい。 そりゃよかった。実はさ、俺結構気にしてたんだよ。帰って蒼いちゃんの練習を邪魔してんじゃないかって。 そんなことないですよ。 おいちゃんきっぱり否定した。1 人より2 人の方が断然楽しいです。やっぱり 1人は寂しいですから。 そっか。 喜んでくれんなら俺も嬉しいぜ。 よし、じゃあ練習始めっか。 はい。それじゃ先輩は前回の復讐から。 よし。 そして練習が始まった。俺は前回った基礎練習を反復しておい。 おいちゃは基本トレーニングで体を温めた 後、サンドバックを使ったアタック トレーニングを始めた。 あげるともに青いちゃんのマシエ入りか サンドバックを聞き出す。相変わらず すげえ迫力だ。 祠の青いちゃんのどこにあんだパーがある のか全くもっとしていた。そこが格闘技の 奥の深いところだよな。 アタックトレーニングは実践を想定した 闘技には欠かせない練習法だ。実際に技を 当てた時の感触が身につき体重の乗せ方や ホムの研究にもなるし、引いては技の威力 向上にもつがるらしい。いくら基本傾向や シャドウトレーニングを積んで綺麗な ホームやスピードを身につけたとしても 実際に技を当てた時に大きなダメージを 与えなければ何の意味もない。 精神鍛錬を重要視する伝統武道ならともく 実際にあえてと殴り合う実践格闘技では技 の威力カップはとても重要な意味を持つの だ。パンチや回し切りなど反発の技を何本 かずつ練習してから今度は コンビネーションの練習する。実践を連想 させるコンビネーションの練習は見てる だけでこっちまで熱くなってくる。 左右ワンツー。上下振り分けてワンツ ジャブからアッパーワンツからのフック 前蹴りから回し蹴り前蹴りから後ろ蹴り 回し蹴りから回し蹴りの理由だワンツから ローキク上回し切りからローキクロー キックからワンツさらに回し切り コンビネーションは技を打ちける限りを 止めて行う連の無酸損だ。 しかもシャドウトレーニングと違って実際 にサンドバックでスタミナの消耗も激しい 。日頃から列車を積んでいないともの積ん でいないものだと最初に1回目はともかく 2回目3回目と繰り返すそういうに息が 上がりでも動かなくなるだからおいちゃん は1分1分休みと永遠とそれを繰り返し 練習するコンビネーション自体も徐々に 激しく複雑になっていく。 れば自分の練習そっちのけでその光景に認めちまう。くう。俺も早く基本学んでサンドバックを蹴って殴ったりしてみたいぜ。 え?サンドですか?あ、いいですよ。どうぞやってみてください。 う、 試しにやれたよ言ってみたら糸も簡単にオーやってぞって少々食らった。 俺みたいな素人がいきなりやってもいいのかな? ええ、実際に当てる感覚を身につけるのはとても重要なことですから、前回教えた基本を思い出して 1発ずつ正確に打ち込んでみてください。 というわけで俺はサンドバックの前に立ったシングローブを渡されそれを手にはめる。いつも蒼いちゃんが練習中に使ってるレタン素材の赤いやつだ。 エクストリームルール用で掴み技もできるように指が出るようになっている。オープンフィンガーグロブ。これをしないと拳を痛めてしまうらしい。 じゃあ私が後ろから支えますから。 おいちゃんは揺れるサウンドバックを後ろから抱えてことにしたわ。 いつでもどうぞ。 どうぞか。俺ただ殴るだけなんだよな。ういざサンドバックを前すると殴るという単純な行動が妙に難しいことに思えてしまう。 えっと、 正しい内からってどんなだっけ?確か教えてもらったはずなんだよな。 まずは手首を痛めないようしっかりと拳を作ってください。ま、作ってる俺を見て蒼いちゃんがアドバイスしてくれる。お、そうだ。まずはそれだよな。お指から順に指の付け根を握るようにと。これでよし。 当てる場所は人差し指と中指の付け根の 辺りです。そこが拳で1番硬い部分です。 人差し指と中指の付け根ここだ。ゴツゴツ 。うん。確かに硬い。 さらに蒼いちゃんは腕の力だけで打つので はなく背骨を中心として横の回転を意識 するようにとアドバをしてくれた。 なるほど。全身の場でグっと回るか。拳が 当たる瞬間肘を下から横へ90°返します 。 手首ではなく必ず肘で返してください。肘から先は固定したままです。剣道の固をつけているのをイメージしてください。 手首を固定したままを返す。 じゃあどうぞ思いっきり打ってみてください。 思いっきりね。めても腕力にはまあまあの自信があったりするのだ。よし。サンドバック越しに青いちゃんを吹っ飛ばすぐらいのすげえパンチってビビらせてやるぜ。 行くぞ。 どうぞ。 俺は今室の力を握り絞り絞りサンドパックを落ち着けた。 あ、いいですよ。とってもいい感じです。初心者とは思えないくらい体重が乗ってます。でもちょっとモーションが大きいですね。もう少しシャープに打つような感じで。 あの、どうしました? い、首を抱え込んで俺は見えた。 そ、大丈夫ですか? 蒼いちゃんが心配そうに寄ってきた。 大丈夫、大丈夫。 俺は疑なく笑って見せた。本当はかなり痛い。 思ったよりも手首に来たっつうか、 多分拳の握りが甘かったせいだと思います。 早いパンチを打とうとするとどうしても握りがうまくなるものですから。なるほど。 初めてサンドバックを叩く人は大体例外なく手首にかかる衝撃に驚くんです。 ってことはあホいちゃんもつもそんなトレーニングやってんの? はい。一応は走ってスタミナをつけたり体を鍛えたりすることは基本中の基本ですから。 でもそんなのやってんの?練習中は走ったりしてないだろ? いえ、帰ってからは特にだからつも朝早起きしてやるんです。 朝早起きゃあ、それってめちゃくちゃしんどくねえか? いえ、でももう日家ですから。 やっぱりこの子の強くなりたい情列は大手のものじゃないぜ。 じゃあ、普段家に帰ってからは何やってんの? 帰ってからですか?そうですね。ご飯を食べてお風呂に入って勉強して。 勉強って格闘技の? いえ、普通の学校の勉強です。私基本的に頭良くないですから、ちゃんと勉強しないと授業についていけなくなるんです。 あいちゃんは恥ずかそうに笑った。 じゃあ練習がない日か。月曜日と水曜日は休みだけど。 月曜日と水曜日は格闘技のジムに通ってるんです。 ジム? はい。最近は総合格闘技系のジムも増えてきましたから女子の部があるところはまだ少ないですけど。 ええ、じゃあ日曜は 今月2 回ずつですけど中国憲法の道場に通ってるんです。 と言ってもまだ始めたばかりですか? めっちゃ金かんじゃねえの?中国憲法に高格闘技の事務にてめっちゃ金かかるよ。中国憲法。 はい。道場まではちょっと遠いんですけど、立派な市範がおられる道場で経緯ってご存知ですか? 経緯?経緯って感じ? そういう憲法があるんです。まだほんのかじった程度ですけど何かの参考になるかと思って。 ああ、色々やってんだなあ。じゃあ日曜日も忙しいんじゃないか。遊んでる時間なんか全然ないじゃないか。 まあでも好きでやってますから全然疲れるとかはないですよ。 なんとまあ思わず俺は言う。あいちゃんやっぱりすごいな。 蒼井ちゃんはやっぱりすごいな。 え、そ、そうですか。 朝から晩まで努力の連続じゃないか。尊敬しちまうよ、本当。俺が言うと王は苦笑いを浮かべた。 私って基本的に才能ないですから。何をするにも人一倍努力しないとダめなんです。だから 才能がないなんて。それは違うな。俺は言葉を遮げて言った。 え、 才能あるって。 努力をくと思わないのは立派な才能だと思う。 努力できるのが才能ですか? よく言われるよね。努力するのが才能だ。 ああ、ほら、中国の講師も言ってんだろ。これを知るもの、これを好むのにかず。これを好むの、これを楽しむものにしかずってさ。 ロジのロングが出ました。 つまり何事も楽しんでやってる人間には叶わないってことだろ。だから本当に楽しんで格闘技ができる蒼いちゃんは格闘技の才能があるってことなんじゃない? そ、そうでしょうか。 格闘技楽しんでやってんだろ。 あ、はい。 おいちゃん大きく頷いた。 それはもう立派な才能だよ。 あ、 だからさ、もっと自信持ってくれよ。俺の先生なんだからさ。 俺は俺がポンと肩を叩いて言うと蒼いちゃん恥ずかしそうに顔を伏せてお水に俺を見た。 はい。私なんだか自信が出てきました。先輩ありがとうございます。 そしてリっこれと笑った。その日も練習は夕暮れまで続いた。木蒼いちゃんは俺に格闘技の方を貸してくれた。 格闘技における基本的なことが一通り書かれているんです。これを読めばきっと何かの参考になると思いますよ。お、サンキュー。読んどくよ。 受け取り受け取って言うとあいちゃん嬉しそうに縁だ。そういった話です。じゃ、今回はここで終了しますか。次回でクリアできっかな。 ま、ちょっとっかな。よし、じゃ、終了しますか。 あ、こんなとこに歯磨き粉が付いてる。 では終了します。ご視聴ありがとうございました。
今回から松原葵攻略です!既読はスキップです。
1997年に発売された人気恋愛アドベンチャーゲーム『To Heart』の3Dリメイク版です。
ネタバレ注意!
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